寶勝寺日誌
令和6年7月14日午前10時半より宝勝寺盂蘭盆会が厳修されたのち、宝勝寺ふれあいパーク霊苑に於きまして「令和6年度 ふれあいパーク霊苑慰霊祭」が修業されました。
慰霊祭では、集合墓「宙(そら)」の御真前にて髙橋友峰住職、大安禅寺髙橋玄峰副住職と宝光寺御住職(富山県氷見市・臨済宗国泰寺派)が読経され、檀信徒並びに霊苑関係者方々が参列され御供養が修業されました。
宝勝寺責任役員総代の北條英俊様、須貝外喜夫様が御焼香されているところ
(株)ココ・プランニング代表取締役社長 中本大資氏
(株)エムエムシー 代表取締役社長代理 久保博政氏
霊苑関係者の皆様・御遠方にお住まいのご親族皆様方にはこのホームページを通じ、御一緒にお参り賜りますれば誠に有難く存じます。宝勝寺檀信徒各家先祖代々霊位ならびにふれあいパーク霊苑各々尊霊のご冥福を心よりお祈り申し上げます。合掌
令和5年7月9日に厳修されました「宝勝寺ふれあいパーク霊苑合同慰霊祭」の様子を編集しました動画です。霊苑御関係者皆様にはこの動画を通じ、ゆっくりとお参り頂けましたらありがたく存じます。合掌
2019年4月に開催されました「アートサクレ芸術祭」の様子をご紹介した動画となっております。髙橋友峰住職が日本の画僧として招待を受け、墨蹟大書を披露し、坐禅会を開催しました。是非ご覧ください。
2023年2月3日に寳勝寺で行いました「節分御祈祷」ならびに、住職の福豆撒きのようすです。ぜひご高覧頂き、御一緒にお参りください。(御祈祷のようすは事務局が編集しました)
謹 奉 賀 新 年
令和5年 新年あけましておめでとうございます。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
今年の元旦は穏やかな晴れ間の見える好天気の朝を迎えました。ふれあいパーク霊苑にも次々とお参りの御家族が来られ、苑内は一日じゅうお正月の御供花とともに御線香の香りがいっぱいに広がっていました。
宝勝寺カフェのモチーフ
本年の寺カフェは1月3日に開始することになっております。今年の干支はうさぎですが、宝勝寺カフェのモチーフもうさぎということで12年に1回の大事な年が巡ってきたような、気持ちを新たにしております。
本堂内陣の奥にある 祭壇の意匠
宝勝寺カフェのモチーフに「うさぎ」が選ばれた理由ですが、宝勝寺の内陣(ないじん:御本尊を安置する場所)のさらに奥に江戸時代からの檀信徒各家の御位牌を祀る位牌壇があり、その祭壇の意匠が「波うさぎ」であることに由来しています。(※奥の位牌壇は、一般参詣者の方の入堂をご遠慮頂いております。何卒ご了承くださいませ。)
のびのびと波間を跳ねる2匹のうさぎ、フワフワとした毛も繊細に彫られており、足の骨格や爪などもとてもリアルで活き活きとしています。
この「波うさぎ」ですが、謡曲「竹生島」の一節『 浦を隔てて行くほどに 竹生島も見えたりや 緑樹影沈んで 魚木に登る気色あり 月海上に浮かんでは 兎も波を奔るか 面白の島の景色や 』に由来するそうです。(湖岸を離れて進みゆくうちに、竹生島も見えてきたではないか。木々の緑の影が湖面に映り、湖底に沈んで、水中に泳ぐ魚はあたかもその木々に登るかのよう。月が湖上に影を映すと、月の中の兎も波の上を走るのかと思われる。なんとまあ面白いこの島の景色であること。)
【謡曲「竹生島」のものがたり】
竹生島参詣に出かけた醍醐天皇(885年頃)の臣下が琵琶湖にて、老人と女の乗った舟に同乗させてもらい竹生島へ着きました。神社に着くとふたりは姿を消しますが、のちに老人は琵琶湖の龍神に、女は竹生島の弁才天となって臣下の前に再び現れました。弁才天は舞楽を奏で神徳を説き、龍神は臣下に宝珠を授けました。ゆったりと穏やかな春の景色のなかで繰り広げられる、清々しい神の物語です。
波間の中央に、波に押し上げられ天に昇っていく船のような彫刻
このほかにも「波」は防災・火除けの守りとして、「兎」は子孫繁栄や豊穣をもたらすめでたい瑞獣として江戸時代には特に好まれた意匠だそうで、宝勝寺カフェとしてもこれまでに色々なウサギの絵柄を選んで使うようになっています。
人気メニュー「焼きおにぎり茶漬け」 九谷焼の箸置き
カフェの伝票を押さえるための ペーパーウエイトも
普段 なにげなく使うメモ用紙
うさぎ の お守り
お寺の中も 住職の干支色紙 や 干支うさぎの飾りでいっぱいです
まだまだコロナ禍が続く中ですが、皆様が日々を心安らかにお過ごしになれますよう御祈念申し上げております。本年も引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。合掌
【令和4年度】
宝勝寺ふれあいパーク霊苑
合同慰霊祭 動画
令和4年7月10日に修業されました、「寳勝寺盂蘭盆大施餓鬼会」ならびに「宝勝寺ふれあいパーク霊苑合同慰霊祭」のようすを事務局が編集しました。霊苑関係者の皆様にはこの動画を通じ、御一緒にお参り賜りますれば誠に有難く存じます。宝勝寺ふれあいパーク霊苑各々尊霊のご冥福を心よりお祈り申し上げます。合掌
2022年5月30日に撮影しました、大安禅寺バラ園のようすです。薔薇の品種の名前や庭園に植えられた季節の花々、ハーブをご紹介しています。動画でご紹介しているほかにも6月からも次々と新たな品種が開花し始めますので、ぜひお寺へ御参詣の上ご観賞ください。【例年6月下旬まで見頃】
令和4年3月20日に修業されました年中行事「寳勝寺春季彼岸会」の様子を編集した動画です。(この度は、新型コロナウイルス感染防止に留意し代表者のみ御参列の上、修業いたしました。)
本年厄年を迎える方ならびに招福を願う方は、動画に向かって合掌し無事を念じて頂ければご利益を受けられますのでぜひ実行してください。
どうかご家族皆様が無事で有ることを心より祈念申し上げております。
令和4年 新年あけましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
快晴の穏やかな正月2日となり、約2年ぶりのお正月寺カフェ開業に清々しくうれしい気持ちいっぱいで新年を迎えております。
奥の院から移植した 枝垂白梅のつぼみ
昨年末には関係者様御列席のもと住職就任十周年慶賀法要が修業され、事務局もまた気持ちを新たにお寺を守っていきたいと思いました。
新年のお参り
寺カフェでは御来寺くださった皆様が少しでも安らいで頂けるように、空間を整えていきたいと思っております。
「 一黙は雷の如し 」
「 夢 」
「無一物中無尽蔵 花有り 月有り 楼台有り」
このお正月は志納所のコーナーを拡げ、干支色紙や越前和紙のミニ屏風作品などを並べました。寺カフェに立ち寄られたお客様も書画をひとつひとつじっくりとご覧になり、住職の禅の書画を堪能されているご様子でした。
まだまだコロナ禍が続く中ですが、皆様が日々を心安らかにお過ごしになれますよう御祈念申し上げております。本年も引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。合掌