寶勝寺日誌
謹奉賀新年
新年あけましておめでとうございます 本年も何卒宜しくお願い申し上げます
晴れやかな元旦の朝を迎えました。一月一日の寺町はとても静かです。時折、近くの神社へ初詣に参られる近所の方が歩いて門前を過ぎて行かれます。寳勝寺では、近くにお住まいの檀信徒様はじめ隣近所のお家の方々が新年のお参りに来られ、また寺内は明日からオープンするお正月寺カフェの設えの準備が進んでいます。
寳勝寺・寺カフェは1月2日よりオープンとなります。(1月6日はお休みです。)お近くへお越しの際はぜひ御参拝下さいませ。お正月の雰囲気いっぱいに皆様をお迎えしております! 本年も相変わらぬ御法縁を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
一昨日、降りしきった雪は瞬く間に溶けてしまいました。あわてて融雪パイプを準備しましたが、まだしばらく余裕がありそうです。今冬は本堂前庭の二本の白椿が蕾を沢山つけており、次々と咲いています。昨年ほとんど咲かなかったのは、今年の準備の為だったのですね。
寺カフェの一輪挿しに、毎日新しいお花を貰っています。
12月も中旬を過ぎ、まもなく新しい年を迎えますが、先日新しいお守りが登場しました。”しあわせを呼ぶ「福おとめ」”です。シンプルな姿形ですが見たり触れたりしていると不思議と心が安らぎます。
いつもおそばで幸福を呼ぶ、福おとめです。
年末年始、御参拝の皆様や寺カフェ御利用のお客様にもおすすめしていきたいと思っております。また寺カフェは年末23日から(元旦を除き)1月4日までオープンしています。初詣に、またお近くへお越しの方はぜひお立ち寄りくださいませ。
日々寒くなり、本日とうとう全室に暖房を設えました。毎年「今頃から暖房に頼っていては冬を乗り切れない」と思うのですが、秋の寒さは身に沁み、なにより寺カフェのお客様には暖かく過ごして頂きたいと思い、朝から石油ストーブを運び出しました。お客様にはお寺ということもありそれほど期待しておられないようですが、「よかったー、暖かい!」と安心されている様子を伺うと、とてもホッとします。
近頃は外国人の旅行者も多く、ある時は「ここは海外では・・・?」と思うほど全席が外国人観光旅行者でいっぱいになる日もあります。皆様、禅に大変興味が有り、展示されている住職の墨蹟について説明を求められるなどしどろもどろになっています。日頃から色々と準備しておかねばと反省しています。
夏のあいだ不在がちだった近所の猫が、寒くなって、また中庭に戻って来ました。先日は六斗の広見あたりで見かけましたので、ずいぶん広域に行動しているようです。霊苑の工事も着々と進み、忙しい毎日ですが、相変わらず縁側でゆったりしている姿にとても癒されています・・・。
今年の初収穫です。
10月となりました。随分涼しくなり、朝顔も少しずつ落葉しています。今年もまた沢山の丸々とした種が実り、初収穫中です。七月から咲き始めた日中友好の朝顔ですが、いまだ名残花が咲き続けています。秋の草花の中に、葉の黄色くなった朝顔が咲いているのもとても素敵です。
白ほととぎすが咲き始めました
今年は丸い鉢にも日中友好の朝顔を植え、玄関に飾って楽しませて頂きました。こちらにも大きな種が実り、収穫を楽しみにしていたのですが、一晩にして、なんと葉っぱが全て無くなっていました…。
夏ごろの様子
今朝の様子
10月1日の朝から思わず「えー…、」と狼狽えてしまいました。油断していた隙に、青虫に食べられてしまったようです。しかし本当に一晩です。なんという食欲の秋。
注)青虫は居ませんでした。
慌てて周囲の植木鉢にお薬を散布しましたが、種は充分結実しているようなので、このまま見守りたいと思います…。
式台玄関にて
雨の寺カフェです。シルバーウィークながら今日は人通りも少なく、しずかな休日となりました。境内に響くのは雨だれとカエルの鳴声ばかりですが、どこから聴こえて来るかと言いますと・・・
看板の上のほうの・・・
ちょこんと顔が見えています・・・
こんなところに鎮座しておられました。
お客様は誰も気づいておられませんでしたが、なるほど雨も適度にあたり、風をしのぐには良い穴場です。今日はお休みでしたが、雨の合間をぬって霊苑の御骨上げも進んでいます。
広小路の大通りより
まもなく歴世塔や歴代住職墳墓の御骨上げが行われます
本日夕方4時、寳勝寺応接室にて
シルバーウィーク初日となりました本日、夕方には地元高校の放送部に所属されている学生さんが来山されました。というのも、高校生放送コンテストの県大会に出品するドキュメント映像作品として、寳勝寺と寺カフェそして住職へのインタビューの様子を取材されたいとのことで、今日はその撮影のための入念な打ち合わせが行われました。
メモを取りながら、熱心に住職のお話しを聞かれるお二人
寳勝寺が創建された当時の縁起や、歴史の変遷、住職が兼務することになった経緯、寺カフェや地域とのつながりなど、お話しは多岐にわたり、学生の皆さんも色々とコンセプトやアイディアが浮かんでおられる様子でした。取材と撮影は明後日行われる予定となっています。良い作品となりますように、ご協力させて頂きたいと思っております!
いよいよ満開となりました日中友好の朝顔です。お盆を過ぎ涼しくなってきたためか、連日大きな花を咲かせ夕方まで元気に咲いています。
丸い鉢に植えた朝顔も、花を咲かせ始めました。山門の前や式台玄関など、あちこちに飾り、寺を訪れる皆様にもとても喜ばれています。七月下旬に植えたものはまだ咲き始めです。九月の中頃まで咲き続ける事と思います。
大きく咲いても小さく咲いてもとても可愛らしく、葉の形も魅力的で毎日楽しみに観賞しています。お近くへお越しの折には、ぜひお立ち寄りください。
写真から飛び出してくるような、鮮明な紫紅色です!
お盆休みも終了し、再び工事が進んでいます。車両用通路として整備された土地では現在、両隣家の壁の修繕が始まっています。
霊苑内では、樹木の伐採や移植が始まりました。
まもなく始まる御骨上げに向けての準備が進んでいます。
鉢植えの天蓋百合が開花
本日は、旅行誌「まっぷるマガジン」に寳勝寺と寺カフェを掲載して頂けるということで、その写真撮影と取材を頂きました。
寺カフェの事やお薦めメニューなど、住職と歓談される担当者の方。以前、お客様として寺カフェをご利用くださり、住職ともお会いになられたのが御縁で、今回の掲載をご提案下さいました。本当にありがたいことです!
室内や外観、御品の撮影とともに、住職のお写真も撮影されました。
今年9月頃に全国で発売される「まっぷるマガジン金沢」に掲載されるそうです! 本日は丁寧な取材をして頂き、誠に有難うございました。本が出版された折には改めてご紹介させて頂きますので、皆様是非ご覧になって下さい。
霊苑改葬工事に伴う新規購入土地の家屋解体工事ですが、一昨日、屋根瓦が外され、隣家と接していた壁の撤去が進んでいます。
現場監督の方に進捗状況を確認されている住職
写真左側に見える青灰色の壁は、隣家のものです。
作業員の皆様と、かつての寳勝寺霊苑の境界を推察され、お話しされている住職。(画像の左に見えている瓦屋根が、寳勝寺です。)
解体は順調に進んでいるとのことでした。工事の進捗状況はまたこちらのページから御報告させて頂きます。