和尚のちょっといい話
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夏休みも終わり 静かな店内 / 白山イオンモール
運動不足を解消するにはウォーキングが一番なのですが流石に外気温度が36℃を超える中での歩行は熱中症が心配されますから、本日は白山イオンモールに出向き涼しいショッピングモール内を速足で約3千歩ほど歩いて日頃の運動不足を補いました。
1階から3階まで ぐるぐると巡りました
勿論のこと必要な日用品も買い求めながらのウォーキングでしたが、ご高齢の方の姿もけっこう多く見受けられ、家の中でじっとしているよりは筋力低下を防ぐためにもショッピングモールは健康管理に於いての格好の場所なのかも知れません。
和尚の大好物 ゴーヤ
さて9月に入ってもいっこうに気温が下がらず老若男女を問わず夏バテ気味となっている方も多いかと思われます。そのような時の効果的な食べ物として沖縄の名物「ゴーヤチャンプル」があります。和尚の得意とする料理でもあり、よく作って食しています。
本日も新鮮なゴーヤを使って作ってみました。食材はゴーヤ・豚肉・卵・焼き豆腐ですが、これらの食材を一緒に食すれば抜群の栄養素となり、なにより胃腸に優しく夏バテ回復には最適の料理だと思います。夏は胃腸を壊しやすく食欲も減退しがちですが、ゴーヤチャンプルは東洋の薬膳の如くに魔法の食べ物なのかも知れません。是非お試しいただきたいと思います。まだまだ猛暑日が続くとのことですが、皆様にはくれぐれもご自愛ください。友峰和尚より
ちらほらと咲き始めた萩の花 / 宝勝寺境内
今日から9月長月(ながつき)に入りましたがいっこうに気温は下がらず相変わらず猛暑日となっています。今は残暑見舞いの時期ながらとてもとても残暑どころか夏真っ盛りといった感じで、なんともお見舞いの言葉も無いほどです。月替わりということで須弥壇の御本尊並びに裏仏壇にお祀りしてあるお檀家各祖霊お位牌のお水を新しく入れ替えましたが、このところの猛暑続きでお茶碗の水はすぐに無くなってしまい1ヶ月の間に数回お水を供えるようにしています。
福邦銀行金沢中央支店の堀口さんと 社会情勢の話題
午前中に少林寺御檀家総代 宮﨑家の月参りに出向きましたが、長い長い学童達の夏休みも終わり街なかは日常の静けさを取り戻したようでした。初秋を迎えると言えば「観月」ですが今年は3年ぶりの皆既月食が見られるとの事で、7日(日)の深夜から8日(月)の未明より月が欠け始め明け方にかけて赤銅食の月を観賞できるそうです。普段はあまり気にかけない天空の月ですが、やはり9月の声を聴きますと夜空を見上げてしまうのは和尚だけなのでしょうか。昨晩も本当に綺麗な月を眺めることが出来ましたから、9日(月)深夜の皆既月食を期待したいと思っています。ちなみに今年の中秋の名月は10月6日(月)だそうです。
新秋の七草 ほととぎす
さて大安禅寺の彼岸会並びに放生会が9月23日(火)午前10時半より厳修予定となっておりますが、今年最後の年中行事でもあり檀信徒の皆様はじめ一般の方々も自由に御参詣出来ますので多数のご来寺を願っております。「暑さ寒さも彼岸まで」となって欲しい今日この頃のようです。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より
今朝 すでに灼熱の中庭に水やり
8月最後の日曜日の朝を迎えましたが、異常なほどの猛暑日が続いており早朝の水やりが欠かせない状況となっています。ニュースでも報道されていましたが昨日の大阪・関西万博の入場者数が19万人を超えたそうで、会期も残すところ約50日ということで今日などはきっと最高の入場者数を記録するものと思われます。
今回幸運にも日本のパビリオンに当選し27日夜の部で見学しましたが、その際「火星の石」観覧証明書を記念にもらうことが出来ました。今回の展示物として日本館の目玉ともなっていた「火星の石」ですが、和尚は487668番目の観覧証明書でしたので思い出の品として大切に保管しておこうと思います。
大阪・関西万博 日本のパビリオンで見学した 「火星の石」
観覧証明書を頂きました
観覧証明書の裏面には写真の如く「火星隕石が私たちにささやく、宇宙といのちのつながり」とあり、和尚の名前が「UFО(ゆうほう)」だけに不思議な宇宙との深い御縁を感じるもので、人間としての命を頂くには途方もない年月と宇宙の縁起によって生じることを思えば猶更のご縁です。その“いのち”を育む要素として「教育・体育・食育」の3つが挙げられますが、近年は特に食育と体育の大切さを感じます。
和尚が掲げる生きる力の3要素としての「気力・体力・決断力」も同じで基本的に「体育」と「食育」が生きる力の原動力となるため、若い世代の方々には体育と食育の重要性を理解し日々体力づくりの為の運動促進と筋力や精神力を向上させる食材、栄養素などにも関心をもって頂きたいと願うものです。何事も「継続は力なり」ですから、時間をかけて「教育・体育・食育」をバランスよく実践することにより自分のライフワークが更に充実していく事と思います。「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」ですぐに実行あるのみです!頑張って参りましょう! 友峰和尚より
全国的に猛暑を超え酷暑となった8月最後の土曜日でしたが、大阪・関西万博は最高の入場者となったそうで明日の日曜日はさらに増えるとの予想ですから熱中症など本当に心配されます。昨日午後に無事宝勝寺へ帰山しましたが、万博会場内を2日間で3万歩以上歩いたことが意外にも功を奏し足も身体も調子がよく、日頃の運動不足をいっきに解消した感じとなったようです。
8月27日に行われた 大安禅寺本堂修復工事竣工 記者発表会と現場お披露目会
さて大安禅寺の本堂が約8年の歳月をかけて修復工事が行われてきましたが、このたび本堂修復工事竣工記者会見が27日(土)に行われ、記者発表ののち本堂内部が報道関係者に公開されました。
翌28日の 地元新聞やテレビニュースにて報道されました <福井新聞>
<日刊県民福井>
9月中旬頃には本堂の畳や欄間なども全て入る予定となっています。来年度からは第4期工事が始まり庫裡ならびに開基堂・開山堂・宝物館などが約7~10年をかけて修復される予定となっています。来年5月16日(土)には玄峰和尚の晋山式が挙行されるため、その準備も現在進められています。
大安禅寺枯木堂に展示されている 本堂修復工事関係資料
諸堂全体の修復工事にかかる年数が実に長丁場となるため、今後も緊張感をもって修復工事に精進努力して参りたく気持ちを新たにしています。「云い得るも三十棒 云い得ざるも三十棒」ひたすら前進あるのみ、頑張って参りましょう!負けてたまるか! 友峰和尚より
2025大阪・関西万博会場にて
昨日は全国的に大荒れ模様の気候となり地域によっては大雨と突風による災害が発生したそうで、被害に遭われた皆様には心からお見舞い申し上げます。大阪は36℃を超える猛暑日となりましたが、午前中に滋賀県に在住している娘家族達と合流して関西万博の各国のパビリオンを見学しました。
オーストラリア館
どのパビリオンも数時間待ちのところが多く大行列をなしていましたが幸運にもオーストラリア館やアフリカ各国のパビリオンなどを見学出来、館内の展示などはCGの映像で分かりやすく説明がなされていました。
27日夜の部の日本館入場に当選し、見学することが出来ました
日本館に展示された 最先端テクノロジー
すでに万博へ行かれた方から情報を頂き、入場の際の必需品なども事前に揃えてあったため随分と助かったものです。シャトルバスなどの事前予約は必須で暑さ対策や簡易折り畳み椅子などが高齢者にとっては助かります。会場内では音楽イベントや各国の民族衣装をまとったダンスも人気を博していました。
マレーシア館の前で行われていたパフォーマンス
韓国のパビリオンの野外ステージ K-POPアイドルのライブ
午後4時には会場を後にしましたが、本当に久しぶりにゆっくりと有意義な時間を過ごせたことに心から感謝いたしました。1日じゅう約1万7千歩ほどを歩き廻りそこに暑さも加わって高齢者には過酷な状況だったのではと同情します。
疲れ果てて リングの下で休憩
滋賀県在住の娘家族と 現地で合流しました
さて妻の故郷でもある大阪ですが、一夜明けて妻の案内でこのたび万博開幕に併せリニューアルされた大阪駅を見学しました。実に大都会にふさわしい絶景が広がりを見せ、経済大国としての威厳を感じ取ったものです。
新しくなった大阪駅を見学しました
短い期間ながら和尚にとっても関西は実に懐かしい第2の故郷でもあり、有意義な時間を過ごすことが出来たようです。猛暑が続いていますが皆様にはくれぐれもご自愛ください。友峰和尚より
昨日 午前中の大雨
昨日は朝一番に本堂修復工事現場を視察しましたがそののち急に雷が鳴り響き凄まじい雨が降り、最近の急激な気候変動には本当に驚きます。久しぶりのまとまった雨で渇き切った大地や草木は潤いを見せていました。
午前10時より 「重文大安禅寺 令和の大修理 記者発表」
午前10時半からは地元の報道機関に向けての記者会見が行われ、完成した本堂の内覧会ならびに修復工事の進捗状況と今後の工事計画について新命副住職はじめ工事関係者からの説明がなされました。会見が始まる頃には雨も止み安堵いたしました。
玄峰副住職による説明のようす
文化財建造物保存技術協会 大川氏による説明のようす
地元テレビ局 や 新聞社の記者の方々が 来寺くださいました
本堂にて 松浦建設(株)現場監督 中島氏による説明のようす
今月はお盆行事のためなかなか時間の余裕が持てませんでしたが、昨日午後には計画していた関西万博に妻とともに一路大阪に向かいました。午後5時入場の夜の部の万博見学となりましたが2005年の愛知万博以来20年ぶりの観覧となり、1970年に開催された大阪万博と合わせて3度目の入場となりました。万博は未来博でもあるため何度観覧しても感動するものです。昨日は事前抽選で当選した日本館を見学出来たことも不思議なご縁を感じたものです。
午後より 関西万博へ向かいました
日本館を見学
開催期間が残り少なくなってきた関西万博ですが、本日は午前中に滋賀県在住の娘家族と万博会場西ゲートで合流して終日各パビリオンを観覧しました。何もかもが現実離れしたバーチャルな空間にさすがに疲れましたが、色々と勉強になった万博見学となったようです。友峰和尚より
大安禅寺境内から望む朝陽
まもなく9月長月を迎えようとしていますが相変わらず猛暑が続いている今日、皆様にはご健勝にて恙無くお過ごしの事と察します。朝一番に大安禅寺の境内をぐるりと一周しましたが、谷間から吹き抜けて来る涼しい風には確かな秋の気配を感じさせて来れました。
朝いちばんに 本堂内を視察いたしました
先般本堂内に修復を終えた襖や障子戸が復帰したとのメール画像を見ましたが、本日は直に現場を視察しその完成度に感銘を受けたものです。9月中旬には畳も入るとの事で今から楽しみにしています。
最近では目に見える形で如実に修復状況が確認出来、毎回現場視察するのを楽しみにしています。禅語に「歩々是道場」と有るように更に緊張感を緩めず第4期庫裡並びに開基堂、開山堂修復工事に向けて邁進してまいりたく念じています。
さて自坊に帰山した時は故郷の趣をゆっくりと堪能しています。加齢とともに四季の移り変わりと自然の風情に親しみながら日々を過ごす事の大切さをしみじみ思います。若い時には凡そ感じ取る余裕すら無かった自然の風情のひとつひとつに思いを馳せる自分に驚きを感じます。和尚も歳を取ったね!と言われればそれまでながら、心身共々健康で過ごせている自分に感謝する毎日となっているようです。南無観世音菩薩 友峰和尚より
全国的に猛暑が続いていますが今しばらくは気温も下がる様子はないようです。日課となっている境内立木や草花への水やりですが、地面が乾き切っているため一度の水やりでは十分でなく朝夕2度の水やりとなっています。本日は火曜日で休寺日ですが、ふれあいパーク霊苑には今日も朝から墓参に来られていました。
苑内は常に綺麗に整備が行き届いているため参詣される方もきっと清々しい気持ちでお参りされている事と思います。朝一番に山門より境内はじめ苑内をぐるりと隅々まで見て廻りますが、緑の多い境内は猛暑の中にあっても何処か涼しさを感じさせてくれます。今から約9年前にふれあいパーク霊苑の設計をしてくださった宮崎デザイナーの想いが直に伝わってきます。
秋明菊
植栽された当時と比べると全体的に草木も成長し山門よりふれあいパーク霊苑に至る参道両側の樹木や竹林なども実に見事に調和し、参詣される方の心を慰めてくれているかのようです。さて8月も残り少なくなってきましたが「心清風のごとし」でお健やかにお過ごしくださいますようご祈念申し上げます。友峰和尚より
「日中友好の朝顔」が次々に開花し毎日愛でるだけでも心が休まるものです。現代社会はある意味ストレス社会とも言えます。ある有名な経営コンサルタントの話として、現代人の1日に得る情報量は平安時代の人の一生分で江戸時代の約1年分だそうです。
和尚の幼少時代は実にのんびりとしてゆっくりした時の流れを感じたように思うものですが、やがて日本も高度成長期を迎え新幹線や高速道路など交通インフラの発展に歩調を合わせるかのように世の中のリズムが徐々にスピードアップし今ではSNSや話題のAI人工知能の進化と量子コンピュータの出現で超スピード情報化社会に突入していく感があります。超高齢化社会を迎えている日本国において今後の社会状況をAI機能搭載の量子コンピュータで推測してほしいと願うものです。
霊苑開苑当初より御法縁を頂いている 岡部様が来寺くださいました
和尚の幼少期の交通手段であった蒸気機関車から今やリニア新幹線に進化していく現代社会、昔の交通標語「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く」の言葉が強く耳に残る今日この頃ですが、「善は急げ!急がば回れ!」と諺にもあるように、どうやら選択肢の決定権はいつの時代でも常に自己自身にあるようです。
さてお盆明け休暇をゆっくりと過ごしていますが、今後の世界未来社会を占うには万博見学が一番です! 和尚も是非見学に行きたいとSNSを駆使して万博情報を調べているところです。猛暑が続いていますが皆様にはくれぐれもお気をつけてご自愛ください。友峰和尚より
熱中症特別警戒アラートが全国各地に出され危険な暑さとなった日曜日でしたが、ここに来て再びコロナウイルスが猛威を振るっているとのことですからお手上げ状態です。今年の6月頃から今日までずっと続いている猛暑ですが、今しばらくは十分な暑さ対策が必要のようです。雑貨店では暑さ対策用の色々な商品が特別コーナーで展示され売れ行きは好調のようですが、特に「極寒タオル」や「小型扇風機」に人気があるとのことでした。和尚もさっそくに極寒タオルを買い求め、暑さで寝苦しい夜などは首に巻いて就寝すると結構気持ちの良いものです。
照りつける日光の下 可憐に咲き続けるキキョウ
今日も35℃を超える猛暑日となり午前中に小林家満中陰忌並びに納骨儀法要が予定されていたため、早めにエアコンをつけて暑さ対策をしたおかげで堂内は約27℃に保たれた中での法要を修業することが出来ました。
午前10時より 小林家 満中陰忌並びに納骨儀法要が修業されました
8月の盂蘭盆会の行事は全て終了していますが、卑山では9月のお彼岸会を迎える準備が始まろうとしています。卑山霊苑には暑さにめげず連日多くの参詣者が訪れ、お花や線香を手向けて祈りを捧げられています。
臨済義玄禅師の言葉に「随所に主となれば立処皆な真なり」とあるように、いかなる場合にあっても為すべきことを全身全霊で努力すれば必ず真価が現れるとの意味で、真理を行ずる者には必ず佛天のご加護有りということです。暑い暑いと不平を言わずに暑さ対策をしながら頑張って参りましょう!お元気にお過ごしください。友峰和尚より