和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第2771話 】
2021年 03月 19日 談

涅槃図 ( 狩野元昭 筆 ) / 大安禅寺 枯木堂にて

明日の「春季彼岸会・涅槃会・御像祭」を前に自坊に戻りました。以前は別々に行事を遂行していましたが、時代の流れに対応して数年前より春季彼岸会に2つの行事を集合して行うようにしました。例年なれば大安寺全域の町に涅槃托鉢をしてお米を集め「涅槃団子」を作っていましたが、コロナウイルス感染防止のため昨年から托鉢は中止され、今年も引き続き托鉢を取り止めてお供え用の五色の団子のみ作ることになりました。御像祭は例年通りに越前松平家事務所より代参の方が参詣され、開基祖霊供養が厳修されます。

涅槃団子

本日は藤田総代が来寺され明日の臨時檀信徒報告会について打ち合わせをしましたが、コロナ禍の中、檀信徒皆様にはマスク着用と玄関入口での消毒徹底をお願いしています。現在は重文修理保存工事が進行中でもあるので、行事終了後には松平家代参の方々や檀信徒の皆様の現場視察も予定されています。なかなか収束の見通しが立たない状況が続いていますが、今年も感染防止に努めながら年中行事を催行していきたいと思っています。

先日の定期宗務所長会でも話題になりましたが、「年中行事の中止が増えていますが、なんとか工夫して檀信徒皆様との交流に努めましょう」ということでオンラインなどで檀信徒各家と繋がっていく必要性を感じたものです。いまや一家に1台はあると思われるパソコン時代ですから、ZOOMを使ったリモートでの交流も必要になって来たのかも知れませんね。兎に角ぐずぐずしていると時代に乗り遅れ「生きた化石」になってしまいそうです!頑張っていきましょう!! 友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2770話 】
2021年 03月 18日 談

寳勝寺玄関にて

この冬の役目を終えた玄関前の落雪除け三角屋根を取り外しました。約5年ほど前、寺町の岩内大工師に製作をお願いし度重なる豪雪を乗り越えてきましたが、材木が老朽化したため来年は新しいものと取り換えることにしました。

三角屋根の撤去作業をされる 岩内大工師と御子息です

三角屋根を外すと玄関が広く明るく感じるものです。またまもなく4月を迎えるというのでスノータイヤも外し、ノーマルタイヤに替えた途端に車の走りもいっぺんに軽快になったような気がします。そういえば兼六園の雪吊りも先日、庭師の手によって外されたニュースが流れていました。

チューリップのつぼみ

本格的な春を迎え金沢市内の有名観光地にも随分と観光客が戻ってきたようで、コロナウイルス禍の中でも少しずつ活気が出て来たように思います。寳勝寺境内の木々もすっかり緑の色を濃くしており気持ちもほっこりします。

最近ではどこからやって来るのか子猫が増え、中庭や塀を自由奔放に闊歩しています。やはり春の到来は動物達にとっても気分がいいようです。寳勝寺近くの「六斗の広見」の桜も開花を始め、満開になるのもそう遠くではないようです。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2769話 】
2021年 03月 17日 談

今年に入ってから全国的にも色々なイベントが規模を縮小して開催され始めているように思います。コロナウイルス禍の中に有ってソーシャルディスタンスと体温チェックや消毒徹底またマスク着用を義務づけ、スポーツ観戦やコンサートが行われています。

シャンソン歌手 薔薇美子さんです

本日は地元金沢で活躍されているシャンソン歌手の薔薇美子(そうびよしこ)さんが、4月3日(土)、石川県文教会館で午後1時半より「シャンソン・カンツォーネコンサート」をされるそうでその広報を兼ねてチケットを持参くださいました。

薔薇さんはシャンソン教室を開催しておられ、今回もその仲間たちが出演されるとの事でした。また4月10日には石川県立音楽堂邦楽ホールで午後2時より「すみれ花咲く頃」と題して薔薇さんのシャンソンと桂米團治さんの落語会が開かれますので皆様も是非ご参加いただきたいと願っています。

㈱ココ・プランニング 川面専務 と 河原市石材㈱ 河原市社長とともに

さて桜の開花情報も次第に北上を始めているようで、今年は犀川沿いの桜並木で花見が出来そうな気配です。今から開花を楽しみにしています。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2768話 】
2021年 03月 16日 談

妙心寺派宗務所長会議 2日目 / 京都大本山妙心寺 花園会館にて

宗務所長会議2日目、午前8時半に妙心寺開山堂を拝塔し、引き続き微妙殿にて妙心寺派管長猊下のご挨拶があり、記念撮影をしたのち午前9時より花園会館、伝道ホールにて宗務所長会議が開催されました。

開山堂 拝塔

臨済宗妙心寺派 小倉宗俊管長猊下 御挨拶

会議中の様子

宗務所長職も約9年になり現在は最高高齢者となっています。9年も役職に有りますと多くの所長との面識も増え情報交換に役立っており、有り難く思うものです。2年間の会長職も今回で任期を終え、今後は監事としての職務に当たりたいと思っています。

栗原正雄宗務総長 退任 花束贈呈

栗原宗務総長 退任のご挨拶

今年は妙心寺派宗務総長選挙が24年ぶりに行われるため何かと気忙しくなって来ましたが、新しい総長には妙心寺派の寺門興隆と発展を切に願って止まないものです。さて3日間に渡った会議も無事に終了し、さっそく春のお彼岸会の準備に入りたいと思います。コロナ禍にありますが祖霊供養をしっかり修業したいと念じています。友峰和尚より

記念撮影

友峰和尚のちょっといい話 【 第2767話 】
2021年 03月 15日 談

大本山妙心寺 山門にて

快晴の京都の朝を迎えました。大本山妙心寺はやはり格別な聖地のようで、何度訪れても悠久の歴史を感じると共にどこまでもどこまでも清々しさを覚えます。昨晩は花園会館にて宗務所長会事前会議が役職者によって開催されましたが、久しぶりの御目文字で充実した時間を過ごすことが出来ました。

久昌院様、法眼寺様とともに

午後2時からは「全国27教区宗務所長会議」が開催されましたが、コロナウイルス禍の中、今回は宗務所長の約半数が交代しリモートでの参加者も居られるため、所長間の交流が難しい状況下にあります。またこれまでは会議終了後に懇親会の席が設けられていましたが、今回は各部屋での弁当食となりますます交流が出来ない状態で、新しく就任された所長の方々には残念なことです。

「全国27教区宗務所長会議」 にて

会議は明日の午前中にも行われますが、何と言ってもコロナ禍にある現状での宗教活動の難しさを感じます。情報を交換しながら少しでも寺門の発展へ努力を続けて参りたく思うものです。さて和尚にとって京都は故郷のようなところです。大いに気分転換にもなり新たな闘志が湧いてきます。所長会会長として最後の職務を全うすべく頑張って参りましょう!友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2766話 】
2021年 03月 14日 談

妙心寺塔頭 雑華院 華隠窟老大師

明日3月14日、15日と2日間に渡って「宗務所長会議」が妙心寺宗務本所で開催されるのに合わせ、本日の夕刻5時より事前役職者会議が花園会館で開催されるため一路京都に向かいました。午前中には大安禅寺・蒔田総代とともに妙心寺塔頭 雑華院へ伺い、華隠窟老大師にご挨拶申し上げましたが、大変お元気そうで今日もご法要などお忙しくしておられ、ご挨拶と用事を済ませた後、大方丈に向かい祖霊供養を修業しました。

雑華院様の門前にて 大安禅寺責任役員総代 蒔田様とともに

新型コロナウイルス感染がなかなか収束しないため京都で開催される会議はリモートでの参加を余儀なくされていましたが、今回は重要な会議であることと会長職という立場から出席する事になりました。久しぶりの京都でしたが、相変わらず観光客も少なく落ち着いた古都の風情でした。

妙心寺 大方丈にて

宗務所長会議に出席するのも早や9年目になり任期はあと2年余りで、大本山妙心寺での会議に出席出来る事に感謝しています。16時過ぎより宗務所長役職者会議が行われ明日の議題について協議しますが、役職者もずいぶんと世代交代が進み和尚は古参組となりました。どうやらソロソロ引退する時期が近づいているように思います。宗門の更なる発展の為には大いに若き僧侶皆様のアクションを願っています。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2765話 】
2021年 03月 13日 談

小雨模様の朝を迎えましたが、昨日お掃除した愈好亭の苔むした庭が閑けさの中に清々しい景色を見せてくれました。耳を澄ますと手水岩に滴り落ちる水の音が心を癒してくれます。

「魂」は心の働きをつかさどる活力でも有りますが、自然の至る所に「魂」が躍動しているようにも思います。時々そよと吹く風にさえ感じ取るもので、そのような感覚はひとたび喧噪から離れて初めて知るものです。

大安禅寺境内一帯は大慈峰山に囲まれて静かな佇まいの中に有るがゆえに、否応なく自然の営みが直に伝わってきます。人生を歩む中で、ひとりっきりになり自己を見つめる時間が益々大切になって来ました。和尚の人生に残された時間がどれだけあるのか知る由も有りませんが、少なからず70歳を越えたら自分の生死くらいは日々自覚を持って歩まねばなりません。

最近は何をするにも慎重になってきました。「慎重に慎重に慎重に」自分でも神経質に思うほど、一つ一つの事に丁寧に対応しています。これも年齢がそうさせているのでしょうか?いやいやそうではなく、一歩一歩日々大切に生きていこうとしているのだと思います。時間が有り余るほどあった青春時代!本当に懐かしく思いますが、常に今を大切に歩んでいきたいと願う毎日です。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2764話 】
2021年 03月 12日 談

重要文化財 大安寺 修理委員会が行われました

重要文化財大安寺修理委員会が午前9時半より松雲の間で開催されました。今回で8回目となりましたが、始めに吉岡泰英委員長のご挨拶が有り、現在修理保存工事は順調に進められており、今後は山門の復元工事が始まるとの説明を受けました。その後、文建協現場主任の高木氏より工事の現状報告がなされ、会議終了後には現場視察が行われました。

修理委員会会議のようす / 大安禅寺 松雲の間にて

本堂の修理工事も全体の骨組みが露わになり、引き続き建造物の調査が行われています。久しぶりに丁寧な現場説明を受け、今回の工事の重要性を益々重く感じ取った次第です。

現場視察が行われました

修理委員会の皆様とともに

さて和尚が自坊に戻ればさっそくに外掃除を開始しますが、実に楽しい時間です。境内を取り巻く木々の春の芽吹の匂いはまた格別で、掃除ほど色々な知恵を授けてくれる行為は他にないと思うほどです。

兪好亭 茶庭

掃除後の静寂の庭の中に響く水の音もしかりで、悠久の歴史と共に先人の魂の息遣いを感じます。「一即一切」の世界にこそ我々の魂の原点を知る今日この頃です。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2763話 】
2021年 03月 11日 談

境内 の 乙女椿

富士山伏流水で挽きたてのコーヒーをドリップしましょう!なんて贅沢な話しです。卑山総代の須貝様御夫妻がお土産にとわざわざ自ら富士山伏流水をペットボトルに入れてお持ちくださいました。所用と休息を兼ねて伊豆へ行かれたそうですが、伊豆の珍しいお土産と共にお水を持参くださり早速ドリップ式でコーヒーを淹れてみました。

富士山の伏流水「富士吉田の水」

最早どのような味覚であったかは想像にお任せしますが、天下の名山・富士山の伏流水ということになると話は別で「神水」の如くに合掌して頂きました。一滴の水も無駄に出来ませんから大切に頂きたいと思います。

須貝総代様御夫妻とともに

今日もありがとう、おかげさまの感謝の一日となりました。仏陀の教えは「思いやりの行為」だと思います。本日は思いやりの心を頂きましたので、その心をお返ししなければなりません、いわゆる「自利利他」の実践です。今日のお客様には美味しいお抹茶を富士山伏流水でおもてなししたいと思うものです。友峰和尚より

リュウキンカ / 寳勝寺裏庭

友峰和尚のちょっといい話 【 第2762話 】
2021年 03月 10日 談

このひと冬の間お世話になった雪囲いを本日の好天気の中、取り外しました。今年の冬は平成30年豪雪に続く大雪となり雪囲いが大いに役に立ったものです。備えあれば憂いなしで、やはり降雪対策は北陸地方に住む者にとっては不可欠の仕事です。

雪囲いを片付け中です

金沢の兼六園ではいまだに松をはじめ老木を守るための雪吊りがそのままにされています。昔は3月下旬にも大雪に見舞われ、早々に雪吊りを取り外していたため春先の重い雪に耐えかね多くの銘木の枝が折れた苦い経験があります。しかるに今年も毎日天気予報との睨めっこが続きましたが、もう大丈夫だろうと思います。

溜まった落葉の掃き掃除

つづいて、少林寺の雪囲いを取り外しました

雪囲いを外すといっぺんにお庭が明るくなり生き生きとして見えます!春だ!!春が来ましたよ!!と叫びたくなる心境です。今年もずいぶん除雪に労を費やしましたから尚更の心境です。

日々ウオーキングを励行しているおかげで息も切れずに作業が出来ました。今日も一日ありがとう!おかげさま!で過ごすことが出来たようです。友峰和尚より

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