和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第3976話 】
2024年 07月 06日 談


 

昨夜は物凄い音を立ててしきりに雨が降り続きましたが、朝方は雨も弱まり安堵しました。

 

中山家亡父一周忌法要 / 少林寺にて

 

午前11時より野町少林寺にて卑山総代・中山家一周忌法要が営まれ、法要終了後に引き続き墓参諷経を修しました。

 

 

先般少林寺墓域全ての樹木剪定をしておいたため明るく清々しい雰囲気となっていました。

 

 

墓参後は応接間にてしばし故人を偲びながら懇談しましたが、少林寺盂蘭盆会が13日に予定されている為、本堂の設えがなされている中での法要修業でした。

 

松浦建設(株) 松浦 弥 社長

 

法要を無事に終えていったん宝勝寺に帰山し、午後4時からは粟津温泉「のとや」を会場に松浦建設株式会社主催の「安全衛生大会・特別法話」を依頼されていた為にさっそく準備を整えて午後3時に宝勝寺を出発しました。

 

安全衛生大会 特別法話

 

午後から大雨になるとの天気予報で心配されましたが無事に会場に入ることが出来、予定通りに法話が行われました。

 

 

 

松浦建設株式会社は現在大安禅寺保存修理工事を進めており、職員の工事安全に関する法話内容となりました。

 

 

 

和尚にとって本当に久しぶりの講話で、約30分に渡って気持ちよくお話しをすることができたようです。

 

 

さて明日からは兼務寺院の盂蘭盆会修業が開始されます。まずは本多町瑞光寺盂蘭盆会が午前10時より厳修予定となっており、追善供養の日々が続いていきます。南無観世音菩薩 友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第3975話 】
2024年 07月 05日 談

「 水 声 」 友

 

1日がまるで矢の如くに過ぎて行きます! 勿論その原因は盂蘭盆の準備に忙しく動き回っているからであろうと思いますが、兎にも角にも次から次へと出てくる盂蘭盆必需事項の補足をするのに近年は手間を要し、東奔西走しながら金沢各兼務寺院の準備をするのはかなり重荷となって来ています。されど和尚の現状を察してか新命副住職が今年は前々日から本堂設えの加担をしてくれるとか、なんとも嬉しい連絡でした。

 

 

島谷家 亡母三回忌法要を厳修いたしました

 

本日は午前中に本堂に於いて島谷家三回忌法要を厳修し、法要後には故人を偲びながらしばし懇談しました。和尚と同年代の方々の年忌法要が最近多く見受けられ、よりいっそう心を込めて丁寧に追善供養諷経を修しています。

 

 

須貝様御夫妻とともに

 

午後には卑山総代・須貝様ご夫妻がお盆の御挨拶に来寺くださり、来る14日午前10時半から厳修予定の盂蘭盆会受付のお願いを申し上げました。お盆月に入り墓参の方が増えて参りましたが、読経三昧の日々が続いていく今日この頃となっています。暑さ厳しき折、くれぐれもご自愛さいますようご祈念申し上げます。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第3974話 】
2024年 07月 04日 談

 

 

午前中に地元金沢大学附属中学校3年生の4名が卑山を訪ねて来られ幾つかのインタビューに答えました。毎度のことですが質問の要点はただひとつ「寺カフェの成り立ちとその活用と意義」で、和尚にとっては願ってもないチャンスと心得て丁寧に卑山の歴史を踏まえ約10年前の寺カフェ開業以来今日までの経過をお話ししましたが、インタビューに答える前には宝勝寺の歴史や寺町の推移についてどれくらい知識を持っているかを先に生徒さんに質問してみました。

 

はつらつとした生徒さん達 元気に答えてくれました

 

それにしても向学心に燃えている生徒さん達と話すのは実に楽しいものですね。和尚も大学時代に教員免許を取得しており帰参した暁には教員になりたいと願っていただけに、若い学生さんと対峙する時は頗る丁寧に対応しています。時間の都合上、続きは再び訪ねて来るよう促してインタビューを終えました。

 

高倉さんと 兼務寺院盂蘭盆会の前打ち合わせ

 

盂蘭盆会が目前に迫って来ましたが、本日は高倉さんともお盆当日の前打ち合わせをさせて頂きました。皆様に於かれましてもお仏壇のお掃除をして祖霊をお迎えする準備に入っている事と思いますが、7月7日がお盆の入りゆえに15日の盂蘭盆会まで皆様とともにお精霊迎えをしたいと念じています。友峰和尚より

 

檀信徒の安田様 盂蘭盆会御先祖供養のお申込みに 来寺くださいました

友峰和尚のちょっといい話 【 第3973話 】
2024年 07月 03日 談

瑞光寺墓域にて 境内地からの木々がうっそうと茂っています

 

いきなり30℃を超える蒸し暑い朝を迎えましたが、日中には見る見る35℃となり猛暑日となりました。和尚が毎日気候の話題からブログを綴るのは、後日に於いて大変役に立つからです。何をやるにもその時その時の気象状況が仕事の段取りと密接に関係し、例えそれが屋内の仕事であっても影響するからです。昨日は野町・少林寺の盂蘭盆会準備に出向きましたが、順調に設えを終えることが出来たため本日は休息日としました。

 

隣家に覆いかぶさる枝々

 

午前中に(株)豊蔵組の江川顧問ならびに香林氏、大田氏がお盆月の御挨拶に来寺くださり、しばし歓談しながら世相の状況などが話題になるも何よりも皆様の元気な姿を見るのは大変嬉しく思うもので、たとえ社交儀礼であっても丁寧なご挨拶を受けるのは有難いことです。

 

本日 (株)アースグリーンの職人さんが剪定作業に来てくれました

 

さて寺の中にじっとしていても埒が飽きません。休息日こそ日頃の運動不足を解消するチャンスでも有り、午後から久しぶりにウオーキングに出掛けました。普段はその殆どが寺内での法務遂行となっており、日光浴を兼ねての外出となりました。

 

 

 

大安禅寺での日々の生活は屋外での作業が多く顔などは日に焼けて真っ黒でしたが、金沢での法務は寺内が多いせいか顔色も幾分精彩を欠く感じに見えるのも面白い事象です。今日も本多町・瑞光寺墓域の樹木剪定作業が行われ、作業の様子が送信されて来ました。盂蘭盆を前に兼務寺院の境内整備が進められている昨今です。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第3972話 】
2024年 07月 02日 談

瑞光寺にて アースグリーン中野社長と剪定の打ち合わせ

 

7月を迎えましたが、今年の北陸地方の梅雨明け宣言はもう少し先になる気配です。梅雨が明ければいっきに本格的な真夏を迎えるだけに、日々の健康管理には十分な配慮が不可欠のようです。

 

引き続き少林寺にて

 

 

7月7日は東京都知事選挙の開票が行われるそうですが、今年は世界各国で主要な選挙が行われる予定となっており今後の世界の動向が注視されています。

 

少林寺盂蘭盆会の準備

 

禅語に「随所に主となれば 立処皆な真なり」と有るように、この言葉は臨済宗の祖師・臨済義玄禅師の言葉で、真のリーダーとはまさに「随所に主となる」力量のある心の強い方であり、他人の批判に終始しない、自己本来の主体性を持った思いやりのある「主人公の実践」の出来る人が求められているようです。

 

 

さて本日も少林寺盂蘭盆会準備のため掃除三昧の一日となりましたが、和尚のモットーは“掃除”だけに実に爽快でした。政治も宗教も須らく徹底した掃除が第一だと思います。先ずは自分の心の掃除から出発しましょう。友峰和尚より

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第3971話 】
2024年 07月 01日 談

姫檜扇水仙 ヒメヒオウギスイセン / 宝勝寺境内

 

深夜の午前2時ごろから物凄い風とともに豪雨となり屋根を叩きつける雨の音で目が覚めましたが、朝方には小雨模様となり霊苑内での墓前年忌法要を修業する際にはすっかり雨も上がり、読経中には日が差してくる有様にてなんとも不思議な現象が起こりました。

 

 

 

人生須らく日々喜怒哀楽の中にありますが、自然もまた人間の感情に似て晴れたり曇ったり雨になったり豪雨になったりでやはり「平穏無事」の穏やかな気候が一番のようです。

 

本多町・瑞光寺

 

午前中に墓前年忌法要を無事に終え身支度をして本多町・瑞光寺に出向き7月7日の盂蘭盆会の前準備に入りましたが、このところの雨続きで墓域の草も伸び早速草刈りから開始しました。職員は寺内の清掃と庫裡の準備をしましたが、最近は何度も出向き掃除を励行しているので約3時間ほどで終了することが出来ました。

 

境内の木々の剪定をしました

 

果たしていつまで金沢市兼務寺院の護持管理が出来るかは悩ましい和尚の課題となっていますが、とにかく元気なうちは精進して頑張って参りましょう。明日は13日に厳修される野町・少林寺の盂蘭盆会準備に出向く予定をしています。

 

掃除を終えて

瑞光寺の墓域

 

さて、LINEを通して日常生活の様子がリアルタイムに届けられてくる現代社会は本当に便利でありがたく思うものですが、生成AIが登場しますます加速する情報化の世界の中で乗り遅れないよう更なる能力アップが求められているようです。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第3970話 】
2024年 06月 30日 談

恵みの雨を受けて 夏のバラが生き生きと咲き始めました

 

梅雨の戻りのような蒸し暑くどんよりとした気候の日曜日となりましたが、時折強く吹く横なぐりの風が霊苑内の日よけテントを吹き飛ばす有様で、寺町界隈は人通りも少なく終日大荒れの天気模様となりました。午前中には本堂での年忌法要が修業され午後からは霊苑内での開眼納骨供養が営まれましたが、いづれも無事に終えることが出来安堵したものでした。

 

本堂にて 亡き御母堂様の一周忌法要を修業いたしました

 

 

深緑に包まれて 墳墓開眼納骨法要を修業いたしました

 

 

 

6月も今日が最終日となりましたが、明日からお盆月を迎えるにあたりこのところ祖霊供養を申し込まれる御家が増えて来たように感じます。また7月7日の七夕(たなばた)はインドではお盆の入りを迎える日で、15日が盂蘭盆(ウランバーナ)ということになります。「七夕」は「棚旗」とも書き、祖霊をお迎えする施餓鬼棚を縁側に設え施餓鬼旗を立てるところから「棚旗」と言います。東南アジアでは迎え火や送り火をされる風習が有り、お盆に限らず毎日励行されているようです。

 

 

さて宝勝寺でも盂蘭盆会の準備に入っています。まずは仏壇や堂内のお掃除から出発です!「恐ろしき 地獄の底の鬼とても おのが吹き出す ものと知らずや」と歌を詠まれた方がおられますように、お盆を前にお掃除を徹底して参りましょう。お掃除お掃除ホイサッサ!頑張ってやりましょう! 友峰和尚より

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第3969話 】
2024年 06月 29日 談

 

早朝より境内並びに墓域樹木の剪定が卑山御用達(株)アースグリーン庭師職人さん達の手によって行われ、夕刻頃にはどの樹木もすっきりとして涼しさを感じる程でした。

 

境内の樹々も 夏に向けてスッキリ剪定されました

 

明日から再び長雨になるとの天気予報でしたので害虫駆除の消毒も併せて実施されひと安心と言ったところでしょうか。庫裡玄関前の枝垂れ桜などは凡そが虫に喰い荒らされギリギリの所での散布作業となったようです。

 

 

 

午前中には好天気のもと墳墓納骨供養が営まれ、薔薇の花が故人の霊を偲ぶかのように美しく咲いていました。土曜日ということもあってカフェ利用の観光客の方が多く来ておられ、本日の暑さも加わってゆっくりと寛いでおられました。

 

お盆を前に 次々と墓参の御家族が来寺されています

 

今日一日を振り返ってみても本当に色々な方がそれぞれの目的をもって来寺されています。祖霊供養で参詣される人、墓参で参詣される人、お墓を見学される人、墓域や境内の整備をされる人、カフェで休憩される人、和尚を訪ねてくださる人、等々。寺院は人との御法縁を結んでいく仏縁の場所ゆえに、どの御方も大切に丁寧にお迎えしています。「出会い ふれあい 和み合い ゆくゆくお互い拝み合い」 日々和合専一に心安らかに過ごして参りましょう。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第3968話 】
2024年 06月 28日 談

 

昨日から一変して梅雨空が再び戻りどんよりとした一日となりましたが、気温は23℃と低くうっかりすると風邪を引きますから十分気をつけてお過ごし頂きたく思います。本日は臨時の休息日としこのところの忙しさから解放され終日のんびり過ごしましたが、70歳も過ぎますと疲労回復の為には3日間ほど要するように感じます。そもそも身体の疲れが出てくるのは大仕事を終えて3日ぐらい過ぎた頃にドッと来ますから、慢性疲労を避けるためにも大休息が不可欠となって来ています。

 

中本隆久様 御母堂様の祥月命日忌御供養諷経を修業いたしました

 

最近は日々の食生活に重点を置き、出来るかぎり自分で食材を求め自分で料理を工夫して作りながら健康管理に努めています。以前も申しましたが、現在は主食として玄米を用い、さらに野菜サラダを多めに食するようになってからというもの体重も減少し身体全体が引き締まり、何事を行うにも気力と体力と持続力が付いてきたように思います。

 

 

昔から三日坊主という諺が有りますが、今回だけは主食を玄米に替え約3ヶ月が経ち今も続けています。わずか3ヶ月の実行ながらその効果は確実に表れているように実感します。また常飲する水も水道水から井戸水にしたところ胃の調子も良くなって来たように思うと同時に、予防医学の大切さを身を持って体感する今日この頃です。

 

 

さてすっかり「健康オタク」となった和尚ですが、本日も糠みそを買い求めきゅうりとナスのぬか漬けを仕込みました。健康の源は日々の食生活にあり!!と念じて精進して続けて参りたく思います。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第3967話 】
2024年 06月 27日 談

紫陽花「墨田の花火」 と ギボウシュ

 

北陸地方の梅雨も中休みといったところでしょうか? 本日は早朝より良く晴れ渡り今が梅雨時季とは思えないほど好天気に恵まれた中、岐阜県高山市より「かみこ会」22名様が来寺くださり午前9時半より「宝勝和尚の楽く楽く法話」が行われました。

 

 

富山県からも3名で法話を希望される方が参加され、約30分に渡って元気の出る楽しいお話をさせて頂きました。最近になって少しずつながら和尚の法話を希望される団体様が増えて来ているようで大変有難くまた嬉しく思っています。

 

 

明るい笑い声の響く堂内です

 

和尚の法話歴も約40年になると思いますが、全国からの多くの参詣者方々と御法縁を結んでいけることは住職冥利に尽きるものです。昔から「ひねて良いのは医者・坊主・南瓜」などと言われるように、和尚も70歳を越えたあたりから法話の内容や話すテンポが随分と昔とは変化し、今では余裕さえ覚えます。それだけ人生経験が豊富になったという証なのかも知れんせんね。

 

 

それにしても若い時はずいぶんと緊張しながら一汗も二汗もかきながら話したものです。法話後はいつものように喫茶室でゆっくり休憩されたのち、次の目的地に出達されました。

 

夏の花が 次々と開花しています

 

午後からは新しくふれあいパーク霊苑内に設置した「家族動物共葬墓」の広報の仕方について(株)ココ・プランニング川面専務並びに清野職員を交えて懇談しましたが、この度とても好印象の広告用デモテープが完成し動画を見ながら今後についての話し合いをしました。時代も移り変わり、家族動物と一緒に自分のお骨を納めたいという強い要望に応えての新区画でもあります。7月お盆月を目前にして俄かに忙しさを増して来た今日この頃となっています。友峰和尚より

 

夕刻 ガラス工芸作家の高橋ナオミさんと

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