和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第2882話 】
2021年 07月 08日 談

金沢市本多町 瑞光寺にて

「和尚さん今日は御機嫌がいいでしょう? 今日も大谷翔平選手がホームランを打ちましたからね!」ってお檀家さんに言われました。そうなんですね!「ショーへー!オ・オ・タニ! ショータイム!!」が多くのファンの方々にも素晴らしい感動を与えてくれているように思います。コロナ禍の中で閉塞感を味わっている多くの国民にとって、世界で活躍する大谷翔平選手の姿は本当に心が癒されると思います。昔の話ですが、あるお相撲さんがしょっちゅう負けるので「出ると負け」という四股名を付けたらどうかと揶揄された記憶が有ります。大谷選手はその逆で、「出ると打つ」といった雰囲気が有るほどにすごい選手が出てきたものだとわくわくしながら応援しています。

盂蘭盆会法要を控え、お掃除をしました

今日も分に漏れず、メジャートップの32号特大ホームランを打ちました! 昨日は勝ち投手として4勝目を挙げましたが、現在のホームラン王がピッチャーとしても活躍しているという物凄さでも有ります。普段はあまり見ることのないテレビでしたが、大谷翔平選手が出場する時は出来るだけ時間を工夫しながら生放送で観戦するようにしています。さて金沢寺院の盂蘭盆会を明後日に控え、本日は本多町・瑞光寺の準備に出向きました。しっかり祖霊供養に臨みたいと念じています。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2881話 】
2021年 07月 07日 談

竹図 「誰が為に 葉々清風を起こす」大安七十四老衲 / 父の墨蹟

「若いときゃ2度ない!」とは、誠におっしゃる通りです。先代住職から耳にタコが出来るほど日々賜った有難い言葉でしたが、その忠言を座右の銘として半世紀あまり、「俺は誰よりも若いんだ!」「頑張らねば!」とひたすら今日まで闘い続けて来ましたが、さすがにその座右の銘も風化の一途をたどりつつあるようです。

日中友好の朝顔 / 宝勝寺山門

昨日も然りで花しょうぶの苗植え作業をなんとか終えたいと頑張ってみたものの、意思に反して身体がギブアップを宣言する始末。どうやら和尚の青年時代に終止符を打つ時が来たようです。齢73歳が若いのか若くないのかなどという戯言ではなく精神力の問題だと思うのですが、やはり肉体の老化現象には精神力も及ばないようです。悟りとはあるがままの心を自覚することゆえに、今後は“老いては子に従え”の格言を座右の銘として、陰徳の行へと方向転換したいと思うものです。

達磨図 渓仙 書

本日は、やり残した苗植え作業を無念に思いつつ法務遂行のため金沢に入りました。盂蘭盆会の行事が迫る中、つくづく健康の有り難さを感じ、今は亡き父母の一言一句を身に染みて想う今日この頃です。「有り難や 師の恩思う 如意のあと」友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2880話 】
2021年 07月 06日 談

常高寺様の花しょうぶ園 満開の様子 / 2018年6月 

福井県小浜市の常高寺(じょうこうじ)は、浅井三姉妹の次女で若狭小浜藩の藩主・京極高次の正室、お初(お市の方の娘)の祈願により1630年に建立された臨済宗妙心寺派の寺院ですが、住職と奥様の尽力で「小浜の花しょうぶの寺」として多くの観光客を迎えています。あまりにも美しい品種の菖蒲を揃えているため、今回住職様にお願いして花菖蒲の株を分けてもらいました。

本日早朝、常高寺様にて 花後のお手入れがなされた園内

大安禅寺の花菖蒲園は約36年ほど経っており、近年は連作障害で花も小さく品種も少なくなって来ていましたが、来年は「常高寺菖蒲」として是非とも立派な花を咲かせたいと昨日より斎藤公一氏を伴って1泊2日で苗を頂きに参上しました。本日の早朝に常高寺様へ出向き、苗を頂き、直ぐに大安禅寺に戻って苗床の作業を開始しました。坂村真民の言葉「念ずれば花開く」では有りませんが、愛情をもって大切に育てていきたいと思います。

常高寺御住職 澤口輝禅師とともに

お手伝いくださった 斎藤公一氏とともに

常高寺 住職と奥様とともに

午前10時 一路 大安禅寺へ戻りました

大安禅寺にて さっそく株割りと植え替え作業

立派な苗を 沢山いただきました

花しょうぶ園の整備中

それにしても小浜の澄み切った海の景色には圧倒されました。昨晩は打ち寄せるさざ波の音を聞きながら心地よい眠りにつくことができたようです。夏の海っていいですね。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2879話 】
2021年 07月 05日 談

一般社団法人・全日本司厨士協会北陸地方本部主催 物故者法要

7月3日土曜日に発生した熱海市伊豆山の集中豪雨により被害にあわれた皆様に心からお見舞いを申し上げます。本日は午後1時より、大安禅寺枯木堂において「一般社団法人・全日本司厨士協会北陸地方本部主催 物故者法要」が修業されるため一路自坊に戻りましたが、卑山・花園霊苑の一角に今から26年前、レストランジャルダン(福井市文京)シェフで現代の名工・黒味傳氏ならびに欧風料理モンシェルトントン(福井市中央)の加藤祥師氏が発起人となり司厨士協会慰霊塔が造立され、以来今日まで毎年欠かさず物故者総供養が修業されてきました。現在はコロナ禍のため協会幹部の方のみが参詣されての慰霊祭となりましたが、これまでは東京を始め全国から幹部の方々が多数ご出席され厳粛に法要が執り行われてきました。

幹部の方々とともに / 愈好亭にて

法要終了後には小浜・常高寺様に所用で出向きましたが、降りしきる雨の中での走行となりました。ニュースでは線状降水帯が長時間停滞し各地で土砂災害警報が発令されているとの事、最近頻発する自然災害には本当に心を痛めます。常日頃から油断は大敵で十分な備えが大切かと思いますが、どうやら近年は「備うれども憂い有り」の状況下にあるようです。防災には更なる注意喚起が求められているようです。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2878話 】
2021年 07月 04日 談

大谷翔平選手が「一球一打入魂」ならば、和尚は「一経一読入魂」です。それぞれに進む「道」は違いますが、仕事を遂行する時の精神集中は同じだと思います。お盆月に入り連日読経三昧となっていますが、今日などは大雨注意報が発令されていたにも関わらず、墓前供養が始まる頃にはお日様が差し涼しい風が吹き抜けていく風情には不可思議な法悦を感ぜざるを得ません。

また昨日まで蕾だった玄関前の蓮の花も朝方には花弁を開き、色鮮やかな可憐な花を咲かせました。なんでもない事柄ですが、和尚にとっては大きな意義を成すものです。一日に生じるどのような小さな事象も我が心と無関係ではなく、常に自分の心の働きと捉えています。

ふれあいパーク霊苑にて 御供養の一日となりました

「一即一切(いっそくいっさい)」とは無心無我の境地を言いますが、無我の究極が一切なのだと思います。禅語に「一華五葉を開き 結果自然に成る」とあり、自然の現象は有るがままの姿を現じていきます。祖霊供養はそのまま自分の心の精進と成っていくようです。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2877話 】
2021年 07月 03日 談

曹洞宗寺院 桂岩寺様にて (寺町1丁目)

今日も「しょうへーい!お・お・た・に・さ~ん!」2打席連続ホームランの“ショータイム”から一日が始まりました! コンスタンスに大活躍を続ける大谷翔平選手には脱帽です! 彼にはスランプという言葉は見当たりません。本当に並外れた精神力と努力家なのだと思います。「ローマは一日にしてならず」の言葉の如くに、普段からの精進努力が優れた結果を生んでいくものと信じます。

先代住職様 一周忌 の お参りに伺いました

 

霊苑にて 寳勝寺先々々代住職 平野家の墓前法要が修業されました

お盆月に入り連日ご供養が続いていますが、本日も午前中に墓前供養が営まれました。盂蘭盆会を目前に、苑内の薔薇や色々な季節の草花が咲き誇り本当に心が癒されます。それにしても草花はそれぞれに花を咲かせるタイミングを知っているのでしょうか? お盆参りの参詣者を慰めるかのように、次々と花弁を大きく開いていきます。まもなく新盆を迎えますが、日々心を込めてご供養したいと念じています。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2876話 】
2021年 07月 02日 談

京都清水焼窯元「土淵陶葊(どぶちとうあん)」の陶器

寳勝寺の寺カフェで使用している抹茶碗は京都清水焼窯元「土淵陶葊(どぶちとうあん)」の陶器で、約40年以上に渡って大切に使用しています。陶葊店・会長の土淵善英氏とは和尚が花園大学に通っていた頃からのお付き合いで、よくお店を訪ねては彼の作品を鑑賞していました。現在は御子息の善亜貴氏が当主をされていますが、斬新な作品を次々に発表して人気を博しているようです。

長く愛用してきた器には愛着が有るもので少々のひび割れぐらいで廃棄するには偲びず、欠けた物もこれまで大切に保存していましたが、今回、若手工芸作家が金沢駅構内で展開しているお店「ワンダースペース」で茶碗の金継ぎをしてもらえることを知り、さっそく修復に出しました。ご覧の通り、まるで中国最古の甲骨文字のような文様に仕上がり、面白みも増して大変気に入っています。

中国最古の甲骨文字

今から約40年ほど前から少しずつ購入してきた茶碗達ですが、再び息を吹き返し、今後も大切に使用していきたいと思います。友峰和尚より

檀信徒の 北條直敬様 が来寺くださいました

友峰和尚のちょっといい話 【 第2875話 】
2021年 07月 01日 談

少林寺 境内の菩提樹

愈々お盆月に入りました! 新盆と旧盆とそれぞれ御国によって盂蘭盆会供養の月も違いますが、金沢市は古来より新盆の7月に盂蘭盆供養が行われています。昨日に引き続き午前中より少林寺本堂の設えに出向きましたが、今年も盂蘭盆施餓鬼会の御案内状を檀信徒皆様に発送したところ、多くの方々から御出席のお返事を頂いており昨年とは幾分コロナ禍に対する感染予防にも余裕を感じました。

大掃除 と 盂蘭盆会の準備をしました

お掃除の途中にはお檀家様が墓参に来ておられましたが、丁寧な堂内の設えをして当日の御来寺をお待ちしたいと願っています。盂蘭盆会は年に一度の合同祖霊法要であり、また檀信徒皆様の消息を知る大切な機会でも有ります。翌11日は寺町・寳勝寺の盂蘭盆会が修業予定となっており、ここしばらくはお掃除の日々となりそうです。さて今日も30℃を超える真夏日となり全身汗びっしょりの作業となりましたが、気持ちの良い汗となったようです。「ふき掃除 掃き掃除して 盆に入る」遊歩

友峰和尚のちょっといい話 【 第2874話 】
2021年 06月 30日 談

くちなし / ふれあいパーク霊苑にて

とうとう今年も半分が過ぎようとしています。明日から7月「文月(ふみつき)」に入りますが、73歳にもなるとひと月ひと月の過ごし方が意味を成していきます。1月の睦月(むつき)から一年が始まり、12月の師走(しわす)で一年が終わるのですが、ひと月ひと月を惜しむかのように日々暦の呼称に沿って充実させながら生活を送っています。今月は「文月」でも有るので、日頃ご無沙汰している方々に暑中見舞い状を書いたり、お盆月ということで今は亡き父母や師匠、友人たちの霊供養をねんごろに修したいと願っています。

少林寺墓地の整備をしました

本日は野町・少林寺に出向き、7月10日厳修予定の「盂蘭盆施餓鬼会」の下見をしましたが、65歳以上の方のワクチン接種も殆ど終了していることから、今年は行事を本来の姿に戻してしっかり執り行いたいと思っています。この2年間、年中行事はじめ法務に関する事柄が縮小または中止を余儀なくされてきただけに、より丁寧に祖霊供養を修したいと思うものです。「楽あれば苦あり 苦あれば楽あり」で、困難な時にこそ知恵を出して乗り切っていく覚悟と精進と努力が求められていると感じるコロナ禍の今日この頃です。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2873話 】
2021年 06月 29日 談

音楽ユニット“いきものがかり”の歌に「ありがとう」という曲が有りますが、和尚お気に入りの歌でウオーキングの際によく聞いています。本当に一日を振り返ると「ありがとう」で始まり「ありがとう」で就寝できる時はこの上ない安らぎを覚えます。今朝方もお檀家様の月参りに出掛けましたが、さっそくに昨日桂岩寺住職より頂いた「ファンブレラ」を使用し、実に涼しく「ありがとう」の気持ちで出発しました。

送風ファン付の雨傘を携え、月参りに出掛けました

梅雨空のもと 夏の薔薇が開花 / ふれあいパーク霊苑

安田家 祥月命日忌墓前法要にて

また引き続き寳勝寺で祥月命日忌の霊前供養が修業されましたが、お檀家の安田様とのご厚誼に感謝し「ありがとう」の気持ち込めての読経となり、御供養終了後には応接間にてしばしご家族と歓談する時間を大切にしています。

法要終了後 御家族との懇親のひととき

「ありがとう、おかげさま」、とっても心のこもった言葉でいいですね。仏教は難しいことを説いてはいません! ただ一言「ありがとう」が言える毎日が仏の心だと思います。さてさて光陰は矢の如しで6月も残すところあと1日です。7月は文月(ふみつき)、ご先祖様と文を交わす月ということでお盆月でもあります。7月はご供養三昧の一ヶ月となりそうです。

 

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