和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第349話 】
2014年 08月 04日 談

長い長い子供たちの夏休みも中盤に入っていますが、間もなくお盆の里帰りが始まります。県内外から子供や孫たちが実家に戻ってきて一気に賑わいを見せるわけですが、親元にあってはてんやわんやの大忙しで、嬉しいやら苦しいやらの大騒動!! どなたかが言っていましたが、「さーっと来て、さーっと帰るから、それを”さーっと帰り”と言う」って。そのことはともあれ、久しぶりの孫たちとの対面にはさすがにジイジ・バアバにとってたまらなく可愛いものです。子供の成長も嬉しいですが、やはり孫ほど可愛い存在はありませんね。ところがこの里帰りも年々減少しているそうです。その理由はいろいろあると思いますが、やはり電子機器の発達で普段から頻繁に連絡を取り合っているので、あえて時間とお金をかけてまで帰郷することもないとの判断なのでしょうか?本当に、近年の生活習慣も随分と変化していくようです。久しぶりに和尚の外孫がやってきました。孫と遊ぶ数日間は、実に楽しい時間です。何より日々成長を見せる会話が一番ですね。さて、皆様のご家族はこの夏休みをいかがお過ごしでしょうか? 孫ももう大きくなって、大学生になっておられるご家庭もあろうかと思います。いずれにせよ、古来よりの「里帰り習慣」は、家族のみならず御先祖様の霊との久しい対面でもあるかと思います。日本民族の歴史においてこの里帰り習慣は、親子そして御先祖様との絆を確認する重要なものであったことと思います。いつの時代においても、心の安らぎは家族の団欒の中に息づいていくものと和尚は思います。間もなくお盆です。どうかご家族皆様がそろって盂蘭盆会の法要に御参りくださいますよう願ってやみません。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第348話 】
2014年 08月 03日 談

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午後、寳勝寺檀信徒の北條さまご夫妻が御来山下さいました。

北陸は浄土王国と昔から言われているようですが、この「浄土」とは浄土真宗のことで、県の人口当たりの信者さんの数が最も多いと言われています。和尚が子供の頃、おばあさんが「なまんだぶ、なまんだぶ、なまんだぶ、、ありがたい!!」と何に対しても口ずさんでいる姿をよく見かけたものです。子供心に、いったい何が有り難いのだろう?と常々不思議に思っていたものですが、最近になってこの「ありがたい!!」の心境がよくよく心に感じられるようになってきました。とにかくありがたいのです。何が有り難いって、理屈抜きで有り難いのだからしょうがありませんね。おばあさんにとっては当然のことながら「阿弥陀さま」が有り難いわけですが、念仏を幾度も幾度も唱えていると、唱えている自分自身、今有る事が本当に有り難く思えてくるから摩訶不思議なことです。そういえば「唱うれば 我も仏もなかりけり 南無阿弥陀仏の声ばかりして」という世語がありましたが、ある禅僧が「それではまだまだ」と言って「唱うれば 我も仏も無かりけり 南無阿弥陀佛、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」と念仏を続けたそうな。なるほど「そうだね!!」ただひたすら「なまんだーぶ なまんだーぶ」なんでしょうね。嗚呼!人生はやはり、年を経てわかってくる心境があるっていうことです。実は昨日、代務寺であります少林寺様の法要終了後の法話の席でこのことをお話ししました。理屈抜きに今有る事が有り難いと感じることが出来れば、そんなに幸せなことは有りません。

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8月2日夕刻 堀田洋菓子店にて店主・堀田茂吉さまと

今日は、堀田茂吉さんが作って下さった創作ケーキを再び頂きました。真心のこもったケーキです。口の隅々まで甘みが溶け込んでいくようです。わざわざお寺まで届けて下さった堀田さんの真心を今日も頂くことが出来ました。元気が出るとは、どうやらお人さんから真心を頂くことのようです。

有難し!有難し! アン!堀田観世音菩薩さま! マカロンマカロン、アン! 友峰和尚より

 

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第347話 】
2014年 08月 02日 談

一晩中30℃を超える暑さでした。寝苦しい朝を迎えましたが愚痴をこぼしても仕方のないことですね。昨日の夕方、堀田洋菓子店(金沢市扇町)の堀田茂吉さんが創作ケーキを持参してくださいましたが、頂く元気もなくダウンしていました。朝の作務の仕事を終えて、今日こそ食べようと試みましたがまたまた熱中症でダウン。食欲もなくひたすら横になって休息しました。午後からは代務先の少林寺様の法要があり、漸く体も回復して創作ケーキを早速に頂きました。

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桑の葉を粉末にして作ったヘルシーケーキということで、今後は寺カフェでも使ってみようと思います。昨日はお礼が言えませんでしたので、夕方、堀田洋菓子店を訪ね、お礼を申し上げましたが、お店には沢山のケーキが並べられておりまた、マカロンも手作りだとか。孫のお土産にと買い求めました。

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堀田さんは最近、女性に人気の糖質オフ・ヘルシーケーキを作っておられ、次々とお客様が来店していました。マカロンも日持ちするそうですから、寺カフェで使用したいと思いました。詳しくは明日ブログでお知らせしたいと思います。連日の猛暑で和尚もさすがにダウンです。明日は元気なお話をお届けしたいと思います。友峰和尚より

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今日の午後、助野定道様がご来山され、住職と久しく歓談されました。

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第346話 】
2014年 08月 01日 談

今日から八月です!金沢は来年の春に開通する北陸新幹線の話題で持ち切りですが、毎日のように関連したニュースが流れています。東京~金沢間が二時間半で結ばれるとあって北陸に住居を構える人々にとっては本当に待ち望んでいた事だけに、関心度が高いのも当たり前の事ですね。十年ひと昔と言いますが、流石に今日にあっては大昔の感があります。首を長くして待ちに待った新幹線の開通だけに、北陸地方に絶大なる経済効果をもたらしてくれることを願うばかりです。福井県敦賀市まで開通するのは8年後だそうですが、金沢間開通でも十分に経済効果が期待出来ると思います。明るいニュースの少ない中にあって久しぶりにワクワクして来るようなニュースです。

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寳勝寺霊園改葬打ち合わせの為、東京からお越し下さった皆様

それに関連して大安禅寺も駐車場始め庭園の整備に入っています。また富山市、金沢市、福井市も観光推進の為の受け入れ体制を急ピッチで整備されているとか、有り難いですね。過疎化が進む地方都市にあっては交通インフラの整備は大いに歓迎というわけですね。これまでに幾度となく乗車した新幹線、間も無く我が街に来るとなると本当に嬉しいものです。子供の頃、親がオモチャを買ってくれた時のような心持ちですね。さて、来年の春に開通したら真っ先に乗ってみたいですね。夢に見そうですよ。だからといってあまりハシャぐのは「カンシンセン!」です。でもいいじゃないですか!たまには童児の心に成りきってみるのも風流というものです。友峰和尚より

SONY DSC芙蓉と突貫忍冬 / 寺カフェのテーブル花

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第345話 】
2014年 07月 31日 談

日本の男性の平均寿命がついに80歳を超えたそうで、世界的には第7位だそうです。女性は相変わらずトップの86.61歳でトップをキープしています。和尚の生まれた昭和23年頃の平均寿命は約55歳だったといいますから、今日どれほど長寿社会になったか一目瞭然です。「親孝行 したいときには親は無し」から「親孝行 したくもないのに親は居る」なんて一時期流行した川柳なれど、最近では親孝行より「親の子供孝行」の時代と言われつつあります。「終活」などという造語が飛び交う今日、もはや少子高齢化社会の急激に進む日本国の未来へのキーワードは「団塊世代の決断」ということになりましょうか。

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いったい何を決断せよというのかですが、当然のことながら、若者が夢や希望を持てるような国造りのための「若者支援」とでも言いましょうか。「若者が自由にチャレンジできる環境を提供する」と言った方がわかり易いかもしれませんね。20代から40代までが人生の中で最もエネルギッシュ且つ活発に働ける期間ということになりますと、「団塊の世代の決断」とは何かが自然に理解できることかと思います。人生にとっては「生きがい」が最も大切なことだと思います。若者たちが生きがいを感じるような社会環境づくりに知恵を絞って協力することが求められているようです。「箱もの社会」また「コンパクト社会」とも言われる現代、殻を打ち破るほどのダイナミックなアイデアが我々にも求められているようです。

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いよいよ明日から8月です。和尚にとっても正念場の月を迎えます。暑さに耐えながらの一か月、法務満載の一か月、本当に健康ほど大切なものは有りませんね。長生き社会になりましたが、健康で生活することがせめてもの高齢化に伴う社会負担軽減につながる協力の一端となるのかもしれませんね。今日は終日、久しぶりの休息日となりました。やはり、たまの大休息は心も喜んでいるようです。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第344話 】
2014年 07月 30日 談

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サルスベリの開花/寳勝寺・本堂前庭にて

今日の朝日新聞のトップページに、大見出しで「無縁、墓の墓場」と題して人里を遠く離れた山中に不法投棄された一万基にも及ぶ先祖代々の墳墓の写真が掲載されていました。この事象は現在全国で見受けられ、社会の大きな問題となりつつあります。「墓じまい」の風潮の中にあって、ついに墓事情もここまで来ているのかと驚くばかりです。なるほど、今後の日本社会における少子高齢化の加速をかんがみれば理解出来ないわけでもありませんが、今後ますます核家族化が進み、先祖も未来もはたまた今すらも家族はバラバラに離散する運命にあるのでしょうか。

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秋海棠 / 寳勝寺・庫裏玄関

今、国全体に何が起きようとしているのか、和尚自身も個人なりに日々考察を繰り返しています。人々の価値観が時代と共に常に変化して行くことは承知のことながら、今日の社会的価値観のかくも急激な変化の原因はどこに潜んでいるのか、宗教者としても深く思うところです。皆様はこのような事象をどのように捉えておられますでしょうか?これらの「さまよう墓事情」の中、寳勝寺では取り組みが始まろうとしています。卑山の霊園には、400年前からの檀信徒の墳墓がお参りする人なく朽ち果てた姿をそのままにひっそりと立ち並んでいます。今、これらの墳墓の調査を開始し、判明した墳墓を移転改葬してさらにそれら故人の霊を称える顕彰碑を建立し、永久に保存しようとの試みが成されようとしています。また新たに、未来を見据えた墳墓の在り方を踏まえての墓も考察されています。人間の心は常に形に寄り添って生きていくものだと和尚は思っています。何もかもが「空」だとして、一切の形を否定したときの自分の心は虚しいものだと思いますね。人間の身体と同じくして先祖への感謝の気持ちを表すと共に、常にお参りできるようなお墓を目指していきたいと思います。今日、日本全国で発生している先祖墳墓の存続の問題は明らかに和尚自身に問いかけられている問題でもあると強く思った今朝の新聞の記事でした。「人類の未来は過去における故人の徳の顕彰によって開かれるものである」と、しみじみ思う今日この頃です。

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さて、また暦が一日進みました。今日は、稲場美和子さまが金沢・東茶屋街で店を構える「桃組」へ視察に行ってきました。大変おしゃれな店構えで「加賀野菜ジュース」をお店の看板メニューとされていました。和尚は黒蜜黄粉かき氷を頂きましたよ。あまーいひと時を過ごすことが出来ました。友峰和尚より

__ 3黒蜜きなこかき氷

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ひがし茶屋街を散策されるマーク・イゴネ氏と荒木画伯、そして稲場美和子様

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 SONY DSC 今日のお客様です。北島聖子様と、ご友人の新宅仁美様が個展にご来場くださいました。

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 御来山、誠にありがとうございました。

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第343話 】
2014年 07月 29日 談

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東京より、新谷様が御来山くださいました。

本来は休寺日の今日、個展開催中のためにオープンしましたが、夏休みとあって寺カフェ利用のお客様もポツリポツリと来られ、また、福井からも個展鑑賞に友人の方が来寺されるものんびりとした一日となりました。連日お寺は賑わいを見せていたため、久しぶりの禅寺の佇まいの中、和尚は色紙書きに専念しました。今日の色紙をご覧あれ!

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「一日清閑」和顔達磨図

おおよそ150枚ほど書いてみましたが、筆を持つのも久しく新鮮な感覚の中での色紙書き、この動作が今後の新作品を生み出す原動力となっていきます。

毎日が矢の如く過ぎていく7月ももう間もなく8月を迎えようとしています。8月のことを昔の暦の読み方で「葉月」と言いますが、全くに、葉っぱの日陰なくしてはとてもとても暑い夏場を過ごすことはできませんね。おまけに蝉とホトトギスの鳴き声が追い打ちをかける様に一層暑さを感じさせます。

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「水を掬すれば月、手に在り」 和顔達磨図

大安禅寺はこんもりとした樹木に囲まれていますから、夜ともなりますと爽やかな谷風が境内を吹き抜けていきます。子供の頃は窓を開放して蚊帳を吊ってパンツ一つで寝たものです。蛍が縦横無尽に飛び交い時折蚊帳のふちに飛んできて黄色く光る様は何とも幻想的な光景でしたね。そんな真夏のどこにでもあった風景も遠い遠い昔の思い出となっています。しかしながら寺院に在っての日常生活にはまだまだ昔を思い出すに十分な雰囲気が残っています。ともすると蔵に保存されている昔の本蚊帳を取り出してきて、再び部屋に吊って寝てみたい気持ちに駆られるものです。また兄弟達と蚊帳の中で遊んで「蚊が入ると!!」親に叱られながらも楽しかった夏の夜を思い出します。

今日は土曜の丑の日、ウナギを食べスタミナつけてこの猛暑を乗り切ろうとの古来よりの習わしもこうもウナギの値段が高くては頭の熱がうなぎ上りということか!さてさて皆様、7月29日は「なにくそ」の日です。ウナギ喰わねど高楊枝!とでも参りましようか。どうかお元気にお過ごしください。友峰和尚より

 

 

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第342話 】
2014年 07月 28日 談

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釈迦院時雄さまと、東京から個展を鑑賞に来られた皆様

猛暑からいっぺんに解放されて爽やかな一日となった本日、寳勝寺は終日賑わいを見せました。昨日のオープニングパーティとはまた異なったゆっくりとした時間の流れる中、「荒木芳栄個展」の作品を鑑賞に来られていました。作品自体もなぜか堂内の雰囲気にマッチして来ているようで、お魚の油絵も悠々と泳いで居る様にさえ思えるほどです。荒木画伯の金沢での個展開催も順調に進んでいるようで嬉しく思います。

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桂岩寺ご住職様と御母様がご来山下さいました。

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現代写真スタジオ・加茂正光様と、東京より荒木画伯の取材に来られた加藤様です。

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荒木画伯のご友人である大円様と、吉野様です。

午前中、本尊様御参りのお経を読んでる最中に寺カフェのお客様が来られ、いったんお経を中止したところお客様のほうから「お経を読むのを止めないで下さい。」と言われ、何とも有り難いお言葉と引き続き読経を続けたわけですが、やはりお寺のカフェだけにお客様も十分に承知の上で来ておられることがわかり「ありがたいやら、うれしいやら」展示してある作品を鑑賞しながらの休息のひと時、皆さんも大変喜んでおられる様子で、ギャラリーとしての面目も保っているようです。漸く和尚的にも一段落といった感じですので、再びニューヨーク個展のための作品制作の下書きやレイアウトの準備を始めました。昨日の夕方には、ニューヨークに同行される文房流晴心会・野口美智子先生も御主人と共に寳勝寺に来られ、お弟子さんの浅野様、渡辺様を交えて応接室で久しぶりに和やかな談義の時間を過ごしました。

nosenseiSONY DSC今回、寳勝寺をギャラリーとして運用しているのも、ニュ―ヨーク個展を意識しての展示工夫となっています。野口先生にも、日本文化である茶道・華道のアメリカでのパフォーマンスについて、和尚から色々お願いもしています。多くのお弟子様が同行予定となっていますが、開催日が迫るにつれ次第にプレッシャーも強く感じるようになってきています。二度ない人生、悔いの無いように全力投球で頑張っていきたいものですね。

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「日中友好の朝顔」の花芽も今日は一段と大きくなってきました。夢の膨らむ毎日、朝顔の蕾の膨らみと呼吸を合わせるかのように、和尚の心も膨らんでいきます。頑張れ友峰!!大いに自分自身に向かって鼓舞する今日この頃です。友峰和尚より

 

 

 

 

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 荒木芳栄個展 】
2014年 07月 27日 談

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本日は、「荒木芳栄個展」開催初日でした。オープニングパーティの様子またご来場の皆様を写真にてご紹介いたします。

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寺町台まちづくり協議会の宮本会長様と山田様です。

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寳勝寺責任役員総代・須貝様御夫妻と、ご子息の遼さまです。

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岐阜県より武藤様御夫妻です。

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午後1時より行われたオープニングパーティの様子

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御礼の言葉を述べられる荒木画伯

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個展開催を祝し行われた中山純一氏による「尺八の記念演奏」のようす

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 金沢市より西野様御夫妻です。

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 福井県より田野弘吉様、浅野正美様、渡辺美智子様、田野富久子様。/(住職の右4名様です。)

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 福井県より酒井様。金沢市より佐藤様。尺八を演奏された中山様。岐阜県より武藤様御夫妻です。

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 金沢市より、加茂様ご一行様です。

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稲場様です。

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荒木画伯の御家族です。

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「荒木芳栄個展」開催初日、県内外から沢山の方々にご来場いただき厚く御礼を申し上げます。尚、個展は8月2日までの一週間開催しております。皆様には期間中是非ご来場賜り、荒木画伯の絵をゆっくりとご鑑賞ください。心よりお待ち申し上げております。

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友峰和尚のちょっといい話 【 第341話 】
2014年 07月 26日 談

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マーク・イゴネ氏と荒木芳栄画伯、斉藤公一氏が寳勝寺へ来山されました。

明日から始まるパリ在住の画家・荒木芳栄女史の個展準備が行われました。寳勝寺の堂内すべてを利用しての展示で、福井から斉藤公一さんもお手伝いをしてくれました。35℃を超える猛暑の中での展示となり汗びっしょりかいての大奮闘となりましたが、午後5時過ぎには一応のメドも立ち、いよいよ明日からの開催を待つばかりとなりました。

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お寺の活用方法にはいろいろなことが考えられますが、ギャラリーもその選択肢の一つだと思います。お寺の広い空間と歴史ある建物の中での作品展示はなかなかマッチしていて重厚さを感じさせてくれます。今後も多くのアーティストの方に利用して頂けるように工夫して行きたいと思います。金沢市内には、21世紀美術館など作家をサポートする多くの展示館が設けられています。小京都と言われている金沢市、街の趣も落ち着いた雰囲気がありますね。そんな素敵な寺町寺院群での個展開催です。多くの方にご来寺頂きたいと願っています。和尚自身も作品制作の試し書きを始めていますが、8月に入ったら本格的に墨蹟を書いていきたいと思います。

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寳勝寺山門前の塀垣から本堂前に至る20メートルほどの塀に沿って、「日中友好の朝顔」が多くの花芽をつけています。もう間もなくです!!素晴らしい大輪の赤紫色の朝顔がお目見えします。八月十日頃が見頃かと思いますが、夏の花を代表する朝顔、子供たちの遊ぶ声と共に旧盆も次第に近づいてきたようですね。友峰和尚より

 

 

 

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