和尚のちょっといい話
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アメリカ大リーグ・マーリンズ、イチロー選手3000本安打、大記録達成のニュースが薄れる程、リオ・オリンピック男子体操金メダル獲得の速報が流されました。どちらも大金星!!また柔道・大野選手も金メダル獲得と、国中が歓声に包まれた一日となりました。勿論和尚も頑張って応援しましたが、流石にそれも二時まで。うとうととしていたら妻から緊急電話が掛かってきて、体操男子が団体で優勝したとの大喜びの声!!
恐らく昨晩から今朝方まで多くの方がオリンピック観戦の為に夜更かししたのではないでしょうか? 無条件に嬉しいニュースでした。国旗掲揚の際、国歌が流れた時には選手たちと心を一にするほど感動したものです。今後もオリンピックでの日本選手の活躍がまだまだ期待されそうな勢いです。
さて、和尚は久しぶりに自坊に戻りました。明日からは旧盆の行事「盂蘭盆会大施餓鬼会」の準備に入りますが、まずはお檀家様の棚経から始まります。15日午前10時より法要が厳修されますので、どうぞご家族皆様でお参りください。今日もどうやら日本選手応援の夜更かしが続きそうです。日本頑張れ!! 友峰和尚より
「オリンピックには魔物が潜む」とはアスリートたちが口々に言う言葉ですが、なるほど今回のリオ・オリンピックも日本選手には例外ではなかったようです。そもそもマスコミの報道が過熱気味で、あたかも簡単に金メダルが取れるような前振りが多かった為、いまのところ応援団も少々気落ち気味といったところでしょうか。しかしながらそう簡単に金メダルなど獲れるはずもないのが世界の大舞台・オリンピックですから、メダルを取れたらもう素晴らしい活躍という事です。文句なしです!!まだ始まったばかりですが今後の出場選手に期待したいと思います。そんな熱い戦いを横目に和尚も今日は寺カフェで戦いました。流石にお盆前とあって終日観光客の方で賑わいましたが、外国人客の多いのには全く驚きます。一時はどの席も世界各国からのお客様で埋まり、さながらオリンピック会場のカフェの如き様相でした。写真でお見せで出来ないのが誠に残念です。色々な国の言葉が飛び交うカフェ!寶勝寺でした。
さて、お盆休みに入る前に午後より工事現場の視察を金沢市歴史建造物整備課の方にお願いしました。一歩一歩また一歩です。和尚の心は「百尺竿頭に一歩を進む」の心境です。これ分かりますか?さらに参ぜよ30年か!負けるな日本!!なにくそ!!日本頑張れ! 友峰和尚より
昨晩はリオ・オリンピック日本選手応援のためにテレビ観戦しましたが、流石に深夜12時を超えるあたりからは翌日の法務を心配して観戦を断念しました。熱帯夜の中での夜明けとなり、 なんとなく体全体がダルオモーな感じでしたが、今日は野町・少林寺様での年忌法要と野田山での墓参諷経が予定されていたため「イエイ!」と気合を入れての起床となったものです。今日の気温は36度を超え、少林寺堂内の扇風機も熱風を送っているようなもの。読経中は汗が背中を滝のように流れ、額から滴り落ちる汗にもお構いなしの状態。「お手上げ」とはまさにこのような状態を言うのだと思いました。
金沢市の郊外、小高い山の中腹に野田山聖苑が有ります。そこには、加賀藩主・前田利家公一族が眠っている永代墓所も有ります。今日のお檀家様の墳墓のお隣りには、金沢が生んだ禅の哲学者「鈴木大拙」老師の御墓がありました。うっそうとした杉木立の中に何万基あろうかと思うほどの墳墓が立ち並んでいました。最近は熊やイノシシが出没し危険地帯ともなっているそうです。さて酷暑のみぎり、皆様はいかがお過ごしでしょうか? 次第にお盆も近づいて来ましたが、子供達夫婦の里帰りを心待ちされている方も多いかと思います。暑くなればなるほど旧盆の到来を肌で感じるものです。どうか皆様お元気にお過ごしください。友峰和尚より
愈々リオ・オリンピックが開幕しました! 気温もボルテージも上がる一方で、日本選手のこれからの活躍が大いに期待されるところですから目が離せません。土曜日の寺カフェは昨年同様に、旧盆前とあって朝から次々とお客様が来られましたが、和尚も日頃の運動不足が裏方の手伝いで少しは解消されたように思います。堂内はエアコンがフル回転ながら流石に今日の暑さでは屋内に居ても汗が滴り落ちる始末、扇風機もフル活動となりました。
旅行客の皆様は、ゆったりとした寺カフェの雰囲気に大変ご満足の様子で好評を頂いています。少しでも涼しさを演出しようと、玄関先の打ち水や生け花そしてテーブルフラワーなどにも気を使っています。おトイレやテーブルなどには職員が小花を小さな花瓶に生けてありますが、これがなんとも心を和ませてくれるものです。ちょっとした心遣いが旅の安心を与えてくれるものです。
先日、新たに台所に洗い場のシンクが設置されましたが、これも今日は大いに役立ちました。これまでは色々な面で辛抱を余儀なくされてきましたが、年々改良されて、職員にとっても働きやすい職場環境が整いつつあるようです。来年には「寳勝寺霊苑ふれあいパーク」が完成しますが、その時にこそ「寺カフェ」の本領が発揮される時だと和尚は思っています。墓参方々が故人の思い出などを語り合える寺院でありたいと強く思うこの頃です。友峰和尚より
北陸新幹線が開業して1年半が経ちますが、今年の夏は昨年とは違って金沢市内の観光地は落ち着きを見せています。卑山の寺カフェも夏休みとあって子供連れの家族が多く利用されていますが、昨年と比べると減少傾向にあります。今年に入ってから俄然多くなったのは外国からの観光客の方で、この夏もその傾向が続いています。今日の寺カフェは旧盆前という事もあって午前中から賑わいを見せていましたが、これからが本番です。子供さん達が小さな手を合わせてお祈りしている姿は微笑ましいかぎりで、本尊様の真前に置かれた子供お守りやおみくじなどに興味を示していました。
和尚の日課は工事現場視察とカフェの台所手伝いで、日曜日などは御法事や墓参の読経などですが、流石にこのところの猛暑には閉口しています。今一番の楽しみは明日から始まるリオ・オリンピック観戦です!! 明日8時からの開会式が待ち遠しいかぎりです。そんななか、朝一番に福山市にお住まいの中川健造先生からお電話が有り、今日の読売新聞朝刊の一面記事「編集手帳」に橘曙覽(たちばなあけみ)の歌が引用されているとの事で、さっそくに近くのコンビニで新聞を買い求めました。成る程!今回のオリンピックに関連して、曙覽の「楽しみは 朝起き出でて 昨日まで 無かりし花の 咲ける見る時」と詠んだ有名な句を引き合いに、4年後の東京オリンピックに咲く花は今どこかで球拾いをしている選手であるが如きユニークなコメントでした。橘曙覽は福井の生んだ幕末の歌人です。故人も草葉の陰で東京オリンピック開催を楽しみにしているのかも知れませんね! 友峰和尚より
2020年、東京オリンピック追加種目に野球・ソフトボール・空手・サーフィン・スケートボードが新たに決まった。本来から言えば、あらゆるスポーツをオリンピック種目とすればもっともっと世界的スポーツの祭典となると思うのですが、それには採用基準があるらしく、和尚には詳しい事は分かりませんがとにかく新たに採用されたスポーツグループの皆さんには心から「おめでとう」の言葉を送りたいと思います。「オリンピックは参加する事に意義がある」と言いますが、それぞれのアスリートが力の限りを尽くして戦う姿ほど感動するものはありませんね。さて、スポーツだけでなく、人間色々な立場で戦っています。今日も卑山事業の家屋解体現場では従業員の方々が酷暑の中、コンクリートとの戦いを続けていました。
どのような分野に於いても皆、一所懸命です。例えば家屋解体技術者世界選手権!!とかあったら良いと思います。ひょっとして有るのかも知れませんが? どのような分野でも人間は頑張っています。和尚の立場だと世界宗教者読経声明選手権でしょうか? なんでも頑張ってやっている姿が素晴らしいと思います。今日も一日ご苦労様でした!! 友峰和尚より
世界スポーツの祭典、2016リオ・オリンピック開会式が3日後となりました! 6日の午前8時より世界生中継放送という事ですから、万難を排して鑑賞したいと思っています。今回も有望な日本人アスリートが多く、金メダル獲得が大いに期待できると思います。スポーツ観戦は無条件に気合の入る、実に楽しく充実した時間を過ごすことが出来ます。お盆を挟んでの約2週間に渡る若者達の奮闘に和尚も声援を送りたいと思っています。
さて、相変わらずの酷暑の日々となっていますが、皆様に於かれましてはお元気にお過ごしでしょうか? 和尚は先日夏風邪をひいてしまいましたが、漸く快方に向かっています。どうか皆様もくれぐれも御身ご自愛頂きたいと思います。最近のテレビ番組はシニア世代にターゲットを定め、健康・娯楽・食などに焦点を合わせて制作しているとか。成る程!番組内容はこと細かく高齢者の病気や健康回復また運動に関する内容が目立ちます。これだけ高齢化社会が進むと無理からぬ話ですが、ここに来て「終活」と称して葬儀やお墓、霊供養等の番組も組まれるようになって来ています。若者達の急速なテレビ離れもその要因の一つになっているようです。
ここ暫らくはオリンピック一色の毎日になりそうですが、健康や娯楽といった高齢化での諸問題はみな、スポーツ観戦の中にその解決方法があると思います。どのスポーツが自分に向いているかを確認するチャンスでも有ります。応援しながら大いにストレッチ運動にも力を注いでいきたいものですね。友峰和尚より
街中に有って聞く蝉しぐれはまさに酷暑をいっそう増長するようで、とても風流なんていう心境にはなれないものです。部屋の中に居ても汗が額から滴り落ちる始末。流石に今日の暑さには閉口したものです。今日は東京から㈱ココ・プランニング社長の中本様と関係者の方が卑山に来られ、現在進行中の霊苑改葬工事に伴う家屋解体現場視察と業者間での今後の打ち合わせをしました。
ここ数年間の和尚のブログに最も多く登場した話題と言えば「寳勝寺霊苑改葬工事計画について」でした。それほど卑山にとって極めて重要かつ今後の無住寺院再建の有り方を問う事業計画でした。これまでに多くの方々との会合を重ね、お盆明けより本格的な改葬工事が始まろうとしています。蝉しぐれの鳴き声さえも故人の声に聞こえて来るほどです。
家屋解体工事現場視察の様子 / 広小路の大通りにて
解体が完了しました。奥のブロック塀の向こうは寳勝寺霊苑です。
禅語に「法法本来法」というのが有ります。この言葉の意味は、「真実は何もかも現れている」という事です。言い換えれば、「一つの無駄も無く、有るがままに、存在しているものは究極自分の姿でも有る」という事になるでしょうか。難しい話はここまでにしましょう。要するに自然体が一番ですね。
「 心 」
今日の現場視察でもつくづく思いましたが、やはり人間、多くの方々の縁と知恵を頂きながら和合専一に生きて行くのが一番幸せであるという事でした。夕刻の寺カフェは御近所方々の会話がいつまでも続いていました。笑い声の中に深い安堵感を覚えたものでした。友峰和尚より
今日から8月「葉月」に入りました。7月から続いている猛暑も留まるところを知らないようです。ニュースでは水の事故が多く報じられていますが、皆様に於かれましても海水浴や河遊びでは十分に気を付けて楽しんで頂きたいと思います。和尚も一度ぐらいは海水浴に行きたいのですが、なかなか時間が取れません。孫たちが夏休みを利用してやって来るのを今から心待ちしています。と言いますのも毎年、孫たちにせがまれての海水浴になるからです。
昨年の海水浴にて
さて、一昨日から続いていた夏風邪も今日は小康状態になり、午前中にお檀家様の月参りを終えた後はカフェのサポートに入りました。夏休みとあって家族旅行客が寺カフェを楽しんでいるようでした。和尚も昔は家族で随分と旅行をしたものです。遠い遠い昔のお話ですが、家族旅行ほど楽しいひと時はありませんでした。家族同士のおしゃべりが延々と続いていた午後の寺カフェでした。
家屋解体工事のようす
暑い中 毎日ご苦労様です!
庫裡の内トイレ工事も進んでいます
台所に大きな流し台を配置
8月「葉月」は葉っぱの生い茂る季節! 暑さをしのぐため草木に身を隠す季節でも有ります。どうか皆様くれぐれも御身ご自愛ください。
さて寳勝寺霊苑改葬工事に伴う事前工事も順調に進んでいるようです。感謝!感謝!有り難し!有り難し!
鹿沼市の北條様から日中友好の朝顔の開花情報が届けられましたよ! 素晴らしい! 心が癒されました。友峰和尚より
大輪です! お写真 有難うございました。
熱波が日本列島を覆い尽くしているようです。長期天気予報では今年の夏は猛暑となるという事でしたが、まさしくその通りで連日34℃近い気温が続いています。外に出るのも億劫になりがちで終日堂内に居ては運動不足が避けられません。熱帯夜が続いているため当然の如く寝不足も続いています。何か元気の出るお話がないものかと模索してみますが、やはり埒があきません。一昨日から始まった夏風邪もここに来てこじらせてしまい、如何ともし難い状況となっています。
家屋解体工事のようす
日中友好の朝顔 次々と開花しています
今日は日曜日という事で職員はカフェに専念していましたが、和尚は休息をもらってゴロゴロの一日。これじゃいいブログも書けません。午前中には西野様がお見えになり色々歓談しましたが、その後は敢え無くダウン! 最近はどうもダウン回数が増して来たような感じがします。最早、年齢の事を申す言い訳はしません。ただ休息が必要なだけなんです。
西野様とともに
「夏バテ」なる言葉が存在しますが、そもそもこの「バテル」の語源も「疲れ果てる」から来ているらしく、「もうバテバテ!」なんて言葉を耳にしますと本当に疲れてしまいそうです。夏バテを解消しようと近くの食堂屋さんから「ウナ重」を取り寄せて頂いたもののさっぱり効果なし。エーイ!こうなれば開き直るしかないとスクワットを試みれば腰にギクリときてこれまた「年寄の冷や水」の様相。やはりゴロゴロしているのが夏バテ解消に一番効果が有ったようです。嗚呼!なんというブログなのか!実に情けない! どうか皆様お許しください。和尚も人間ですからね。ハックシュン!! 友峰和尚より