和尚のちょっといい話

iihanasi_top

友峰和尚のちょっといい話 【 第514話 】
2015年 01月 14日 談

新年最初の玄峰副住職の「生き生き法話」が始まりました。地元テレビ局の取材もあり、穏やかな天気のなか観光客の方々も何処か華やいだ感じが見受けられました。旅行ほど楽しいものは有りませんが、その旅先で楽しい法話が聞けるということなれば尚更の事です。

20150114125425

法話終了後の皆様は満面の笑顔でまさしく「笑う門には福来る!」でワイワイガヤガヤ、何ともかんとも極楽浄土の趣でした。この3月14日に北陸新幹線が開業となりますが、今年に入ってさらにニュースとして盛んに取り上げられています。日本で初めて新幹線が開通したのが1964年(昭和39年)10月1日ですから、41年ぶりにして漸く北陸に新幹線が開通するという実に気の長い話でもありましたが、やはり東京ー金沢間が2時間20分で直結されるというのは本当に素晴らしい事だと思います。これまで、東京都心までは乗り継ぎでしか行けなかったわけで有りますから、あらゆる面で経済効果があるのは言うまでもないことです。簡単に申せば1300万人の御得意先が急遽発生するようなものですね。また、長野県・群馬県とも交流が盛んになると思います。福井駅とつながるのは約6年後だそうですから楽しみに待ちたいと思いますが、現在は金沢市で一足早く活動を始め、6年後の福井開通につなげたいと念じています。交通のインフラは人間の体内血管のようなもので、情報を伝えるための大切なパイプでもあります。電子社会がどれだけ発展してもやはり現地現場に立ってみて肌で感じてみる事が大切だと思います。素晴らしい海と山に恵まれた北陸地方は大都会の人々にとってオアシスの地としてきっと満喫されることと思いますし、また我々にとって世界的にも素晴らしい大都会・東京は未来創造へのエネルギーを貰い受ける事の出来る「マンパワー」の魅力あふれる街であることを思いつつ、今年最初の観光客の皆様を御見送り致しました。友峰和尚より

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第513話 】
2015年 01月 13日 談

「も~いくつ寝るとお正月~」なんて思っていたら月日はたちまち過ぎ行き、一月も早や中盤に入ってしまいました。さて、皆様に於かれましてはお正月をゆっくり過ごせましたでしょうか? このところの穏やかな気候で和尚の気持ちはすでに春模様といった感じながら、身体は凍結状態で運動不足を補うために日々お掃除を心がけています。また、間もなく節分会を迎えるため、卑山と長らく御法縁を頂いています多くのスポンサー様への干支色紙描きに専念しています。この時期になると、干支色紙も最初の頃とはずいぶん変化してシンプルに描けるようになって来ます。毎年のことながら、絵の変化に自分でも感心するときが有ります。何度も何度も羊の写真を見て研究しながら干支の絵も進化して行くわけですが、羊の絵からの鳴き声が和尚の耳にはっきり聞こえてくるまで頑張って書き続けたいと念じています。皆様、ここまでの絵の変化をご覧ください。

FullSizeRender (3)

FullSizeRender

FullSizeRender (2)

FullSizeRender (1)

FullSizeRender (4)

一枚として同じ物は有りませんね。その時々の心の有り様によって、微妙な筆の線を作り出していきます。羊さんに成り切っての干支の絵描き。今年も良い一年になることを願ってやみません。寶勝寺では、おトイレの工事が始まろうとしています。禅寺では、おトイレのことを「東司」(とうす)と呼びます。東司とはトイレの守護神「烏枢沙摩明王」を指し、昔は「東浄(とうちん)」とも呼ばれていました。

DSC01611 (375x500)

長らく物置として使用されていたおトイレの場所

寺院に於いて「東司」はとても大切な場所だけに、今後吟味して作って行きたいと思います。健康の源は日々のお通じが重要かと思いますよ。「ごもっとも、ごもっとも」。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第512話 】
2015年 01月 12日 談

AFC2015アジアカップが‏始まった。日本人選手の世界的レベルも以前とは格段の差があるだけに、大いに期待したいものです。‏近年の日本人選手のスポーツ界における活躍は目を見張るものが有ります。‏体力的には世界水準よりやや劣性を強いられてはいるものの、精神力に於いては群を抜いて力強さを発揮してくれますから、本当に応援のし甲斐があります。‏昨日は、札幌スキー場で行われたジャンプ競技で沙羅選手が見事逆転優勝し、ワールドニュースでも取り上げられていました。日本人選手が本番に弱いというトラウマ的評価は今や過去のものとなりつつあるようです。スポーツは勝ち負けがはっきりしているため無条件に楽しめますね。‏勿論の事、スポーツ界のみならず、音楽、芸術、料理、化学、物理などなど、色々な分野で日本人の活躍がクローズアツプされています。応援する側にも力が入りますが、また自分も頑張らねばという気持ちにもなります。

m_f_tree450

‏NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の中で、「勉学の向上と努力」についての台詞が印象的でした。「何が故に我々は勉強しなければならないのか!」の答えとして、「いつの日か、自分が国の為に役に立つときがきっと来る、その時のためにこそ勉学の向上を目指して努力するのだ」‏と。日本人の勤勉さこそが、現代の力強い日本国家の根底を成しているのだとサッカーの試合を観戦し応援しながら思ったものでした。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第511話 】
2015年 01月 11日 談

「正月」と呼ぶのは”心を正す月”という事からなったそうで、本日10時より開催された「修正大般若祈祷会」の意味も同じくして心を正しく修める祈祷という事になります。大般若経全六百巻を転読するわけですが、檀信徒皆様と共に御祈祷する寺は全国広しといえども卑山のみではないかと思います。7時から行われた町内の左義長(どんどやき)の御祈祷に引き続いての行事でしたが、檀信徒皆様の気合の入った転読は、毎年のことながら有りがたく思うものです。

DSCN0521 (500x281)

午前7時から行われた左義長の様子 / 福井市田ノ谷町

DSCN0531 (281x500)

DSCN0568 (500x352)

 大般若祈祷会の様子

DSCN0562 (500x281)

 檀信徒皆様による大般若経転読

大安禅寺に保存されている大般若経全六百巻は創建当初(1658年)の物で極めて大切にされてきただけに、この300年間、檀信徒各家代々に渡って連綿と御祈祷を受け継いでいます。その御利益あってか、愈々本年度より、大安禅寺の諸堂大修復工事が開始されようとしています。「真理を行ずる者には必ず仏天の加護がある」との御利益の結果なのかもしれません。「石の上にも三年」という格言が有りますが、和尚的には「石の上にも300年」といった方が納得がいきます。一年や二年また十年や二十年で物事が成就できるとはとても思えません。先祖代々、長い長い歴史の中で、我々の思いも命も引き継がれていくものだと思った本日の大般若祈祷会でした。

DSCN0597 (500x281)

檀信徒総会ならびに御年賀式の様子

IMG_4128 (500x333)

檀信徒の皆様、本日は本当にご苦労様でした。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第510話 】
2015年 01月 10日 談

今年成人式を迎える新成人数は126万人で、昨年より初めて5万人多いそうです。このところ少子化問題がクローズアップされている中での増加報告ですから少々嬉しいニュースという事でしょうか。「子は国の宝なり」ですから、国の未来を担う大切な若者でもあります。

yjimage

それにしても、まだまだ人口増加現象には程遠い数字で、和尚の生まれた昭和23年は300万人を超えた時代、いわゆる団塊の世代といわれる時代で、数が多いことはやはりお互いに「切磋琢磨」した時代でもありますから、「活気世代」でもあったと思います。何かと最近は「コンパクト社会」と言われ続けているようですが、これも少子化に端を発しての言葉なのかもしれませんね。さて、126万人の成人を迎える皆様にはこころからお祝い申し上げたいと思います。長い人生の中で最も大切な儀式でもあり、社会人として大いにご活躍くださることを切に願いたいと思います。

IMG_4740

大安禅寺の御本尊 聖十一面観世音菩薩立像

IMG_4738

修正大般若祈祷会にて転読される、歴史有る経本

IMG_4741

大安禅寺の方では、明日は修正大般若祈祷会が開催されます。この一年の無事を心を込めて御祈祷申し上げたいと念じています。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第509話 】
2015年 01月 09日 談

1 (500x375)

金沢市野町の少林寺様の本堂をお借りして、寳勝寺檀信徒様よりお申し出のありました新年のご先祖供養とご祈祷を致しました。返す返すもご先祖様の御供養ほど大切なものはないと思います。じぶんが今日あるのは偏に祖先の御徳のおかげと、ただ感謝あるのみです。ご供養の意味は多義にわたると思いますが、究極「報恩謝徳」に尽きると思います。長いようで短い人生、日々無事に過ごせたならば、これはもう父母並びに祖先の恩のおかげとしか言いようがありません。

DSC01571 (376x500)

少林寺奥様と (500x375)

少林寺御奥様との新年のご挨拶 / 少林寺応接間にて 

「おかげさま」の心をご供養を通してご先祖様にお伝えするのが「ご法要」です。ところで生前にどれだけ父母に感謝できたかと言えば本当に冷や汗の出る思いがします。だれもが思い当る事だと思いますが、歳を重ねて漸くわかる父母への感謝の思いなのかもしれません。最近、今は亡き両親の位牌の前に立ち「ごめんなさい、ごめんなさい」「口答えばかりしてごめんなさい」と反省の弁仕切りの和尚の日課。無言のままの両親の遺影なれど何処か微笑んでくれているように思えるこの頃です。友峰和尚より ・・・・(それはあなたの思い込みというものですよ!母より)

友峰和尚のちょっといい話 【 第508話 】
2015年 01月 08日 談

松の内を終え、「心機一転!」と言いたいところですが、体はどんよりと重く、どうやらこのところの気象の変化にも影響されているようです。暦の上では「小寒」を過ぎているわけですから、老体に無理がかかるのはやむを得ない事実ですね。さて、金沢・寳勝寺の本堂屋根修復工事も年明けより急ピッチで進んでいます。

DSC01601 (500x375)

嗚呼!なんて素晴らしいんでしょう! ピカピカの黒瓦が整然とずらりと葺かれている様には一種の安堵感を覚えます。「畳となんとかは新しい方がいい!」なんて言葉を聞いたような聞かなかったような? 畳は別として、屋根瓦の新調は手放しで嬉しいものです。これまではジグザグで、軒先は折れて瓦がお辞儀しているような状態でしたからね。「泣き顔」から一変して「笑顔」になったようなイメージです。

DSC01602 (500x375)

DSC01600 (500x375)

「メンテナンス」という言葉がありますが、人生もまた総じて「メンテナンス」が大切かと和尚は思いますね。常に「修復、補強」です。早め早めの「メンテナンス」こそが生き延びる秘訣というものです。ところで和尚さん「メン」て「なんすか?」・・・わかってないね!? 友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第507話 】
2015年 01月 07日 談

昨年暮れ頃から脇腹が痛みだし、はじめは胃でも悪くしたのかと胃薬を飲み、腰の痛みから来るのかと痛み止めを飲んだりしても一向に良くなる気配がなく、その原因を自分ながらに模索中でした。そんな折、卑山・大安禅寺の鎮守山王社に新年のお参りに行きましたらなんと社内は水浸し。何事かと外に出て屋根を見上げたところ、先般の大雪で折れた太い枝が御社に突き刺さっている状態で、そこから雪解けの水が容赦なく社内に降り注いでいる惨状でした。

IMG_4727

鎮守堂の屋根に突き刺さった倒木

IMG_4726

鎮守堂の屋根から、礼拝所を見下ろす風景

これは一大事と早速に梯子とスコップ、瓦にブルーシートを用意して補修工事にあたったものの、足場も悪く危険を察知して工事を中止し御用達の工務店に電話したところ、ほどなく瓦屋さんが来て下さり一件落着! すると、今まで痛んでいたはずの和尚の脇腹の痛みがスーッと引いて行きました。アーラ不思議、あら不思議!? さて皆様はこのような出来事を信じますか? それとも偶然と思いますか? 「あなたの知らない世界、世にも奇妙な物語」なのでしょうか? このような事は不思議でも奇妙でもありません。和尚にとりまして、卑山の鎮守堂は自仏堂的存在でありますから常にお参りしているわけですが、今日は本当に痛み入りました。「天地(あまつち)や 無言の経を 繰り返し」という二宮尊徳先生の言葉が有ります。さてさて自然からの「無言」のメッセージをどのように受け取ってどのように対応していけるかが自分の健康や命のあり方に深いかかわりを持っているようですね。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第506話 】
2015年 01月 06日 談

新命副住職の新年の檀信徒各家お参り「年頭回礼」が続いていますが、今日は二人で中村家のお参りに行ってきました。お仏壇が新年の装いできちんと整えてあり、実に気持ちの良いものです。たまにたまにですが、あるお宅さんではお盆のお参りの時など突然尋ねますと見事なお花がお供えしてあると思いきや、お正月飾りがドライフラワー化していたなんていうこともありました。そこで前もってお参りの時間を必ず伝えるようにしてからは、そのようなハプニングはぴたりと無くなったものです。鏡餅も明日までですが、最近では15日ぐらいまで飾られているお宅も増えてきました。家族揃って御先祖の御霊の供養をする姿はなんとも心温まる風景ですね。

yjimageSFLKPFWO

街中は急に動き始めた様相で、いよいよ平成27年が始まったようです。和尚の法話も3月より金沢・寶勝寺で始める予定ですが、法話のタイトルをどのようにしようかと思案しています。今のところ「友峰和尚の楽く楽く法話!!」で始めようかなと思っていますが、なにか良いアイデアが有りましたらご一報くださいね。ここに来てようやく明るい兆しを見せ始めた日本経済界! さて皆様はどのように感じておられますか? 和尚の法話が景気の牽引役となるように願っています。NHK大河ドラマ「花燃ゆ」が始まりましたが、激動の幕末から明治新政府誕生までの人間ドラマ。いつの時代でも歴史の主人公は人であり、心であることを自覚した第一回目放送でした。友峰和尚より‏

友峰和尚のちょっといい話 【 第505話 】
2015年 01月 05日 談

IMG_4717

大安禅寺の参道を除雪中

「備えあれば憂いなし」「先手必勝!」などなど、北陸に住む者にとって厳冬を乗り切るためには絶対不可欠の格言です。それに加えて「油断大敵」でしょうか。一難去ってまた一難、明日から再び大雪になるとの天気予報でしたから、次の降雪に備えて現在の残雪を溶かしておかなければと、好天気の午後から除雪機を使っての作業となりました。文明の力はお寺にとっても実に有りがたい存在です。

IMG_4708

「看よ看よ!この除雪車の働きを!」 しかしながら何事もそうですが「タイミング」が大切で、除雪するにしてもタイミングを誤ると大変な作業となってしまいますから、そこんところは長年の経験がものを言うというものです。さて、午前中には新命和尚と分担しての年頭回礼に出ましたが、久しぶりに卑山の責任役員総代様・上田家にお参りに出かけました。年頭のお参りは一家揃っての読経となり、真に有りがたし有りがたし。

IMG_4695

読経後は上田様ご自慢の手打ち蕎麦に奥様の心の篭った御手料理を頂きました。流石にブログではお味までお届けできないのが残念です。趣味で御蕎麦を打たれる方も多いと思いますが、上田さまの手打ち蕎麦は出汁作りから始まり薬味に至るまで実に完全無欠です。写真に撮ってみましたが、御蕎麦は二種類の手打ちソバにてこれまた完璧でした。本当に御馳走様でした。

「新年の 読経親しむ 手打ちそば」友峰

一句出来ました。御蕎麦を頂きながら上田総代様と久しく広範囲な話題で花が咲いたのは言うまでもなかった正月5日目でした。友峰和尚より

Copyright© 2014 臨済宗妙心寺派 太白山 寶勝寺 All Rights Reserved.

〒921-8033 石川県金沢市寺町5丁目5番地76号
電話:076-287-3870