和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第4094話 】
2024年 11月 01日 談

 

泉小学校2年生 「町たんけん」

 

「童心は是れ祖心に通ず」という言葉が有りますが、その意味は「子供の心はそのまま仏の当体である」ということです。本日は宝勝寺近くにある泉小学校2年生の18名の児童達が「町たんけん」という生活科学習の一環で担任の先生に導かれて来寺くださいました。

 

本尊「聖十一面観音菩薩」のことや、お寺の歴史について説明

寺カフェのこと

 

 

説明している間にも寝そべる子、そわそわする子、おしゃべりする子、じっと聞いている子などなど無邪気で天真爛漫で屈託ない子供達の姿は仏の姿です。午前10時40分に到着され、説明の後は約1時間に渡って色々な子供達からの質問に答えましたが、質問の内容はユニークなものも多くどの質問にも丁寧に答えました。

 

「どうしてこの仕事を選んだのですか?」という質問に、和尚10歳の頃の写真を見せながら説明

 

喫茶室を見学中

坐禅と、〇△□についてのお話し

 

最後に、ふれあいパーク霊苑内を見学中

 

一生懸命メモする子、上の空の子、次々に質問する子、飛び回る子など本当に自由奔放で羨ましい限りです。最後にふれあいパーク霊苑を見学したのち玄関前でお礼の御挨拶をうけましたが、なんとも可愛らしく微笑ましくてほっこりしました。

 

午後1時、伝燈寺にて

 

さて午後からは伝燈寺に出向き、明日の大祭を前に本尊佛の御真前に花や供物などを供え、弁財天洞窟前に結界のしめ縄を飾るなどして宝勝寺に帰山しました。

 

伝燈寺里芋研究会 副会長の西川さんと

 

 

 

夕刻からは桂岩寺住職ならびに桃雲寺住職、伝燈寺里芋研究会事務局の千田さん達と行事の打ち合わせをしましたが、残念ながら明日は台風の影響で大雨が予想され、親子里芋掘り体験会は延期となりました。伝燈寺里芋収穫奉納祭と弁財天祈願祭は予定通り厳修されますので是非ご参詣ください。心よりお待ち申し上げております。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第4093話 】
2024年 10月 31日 談

伝燈寺にて / 宝勝寺から必要備品を運び込み、行事の設えを開始しました

 

伝燈寺は金沢市郊外の小高い山中に建てられている古刹で、いつ出向いても実に静かで悠久の歴史を感じさせてくれます。午前9時に宝勝寺を出発し、到着後は本堂や接客所の掃除と設えに入りました。

 

 

 

今年で4回目を迎える「伝燈寺里芋収穫奉納祭並びに弁財天祈願祭」は11月2日(土)午前10時半より厳修予定となっており本日はその準備に出向きましたが、最近は1年を通して寺院の掃除や整理を実施しているため比較的綺麗になっています。

 

 

 

本堂の幕吊りや祭壇の設えをした後、弁財天洞窟の掃除に入りました。弁財天を祀る洞窟内にはコウモリが住んでいるのですが、近年は掃除をしている間も飛び出すことも無くおとなしくしているのはすっかり人慣れしたのでしょうか? 弁財天神の霊感をひしひしと感じる洞窟内での作業も職員の手によって祭壇が綺麗に掃除され、明日に供物や里芋など飾る予定です。

 

洞窟内の泥を掻き出し、通路の掃除をしました

 

 

 

熊手で、入り口付近の落葉払い

 

午後からも引き続き洞窟入り口に結界用の青竹を立て、しめ縄を飾る準備や境内の掃除をして午後4時頃には全ての作業を終了することが出来たようです。今回は境内で「芋煮会」が予定されており、里芋研究会会員の皆様がその準備に追われていました。さて行事当日には親子合わせて約100名の参加者が見込まれており、天気が良くなることを只管祈るばかりです。されど弁財天は水の神様でもあり悩ましい限りですね。明日から11月霜月に入りますが皆様にはくれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第4092話 】
2024年 10月 30日 談

 

静岡県浜松市より 臨済宗妙心寺派寺院 法雲寺 花園会の皆様が来寺くださいました

 

午前中に静岡県浜松市西区雄踏町の法雲寺 熊澤住職御夫妻はじめ檀信徒の方々が御来寺くださり法話をしましたが、先代・熊澤道美住職は西宮海清寺僧堂の大先輩でもあり、ご家族でよく大安禅寺に来られ長年御厚誼を頂きました。

 

法雲寺 熊澤住職御夫妻とともに

 

静岡県浜松市の寺院  | 法雲寺

 

先代住職は約3年前に遷化され、この度は御子息の熊澤道仁住職が大安禅寺と宝勝寺に檀信徒様とともに参詣くださり、法話の後は応接間でしばし歓談致しました。浜松市雄踏町は福井藩初代藩主・結城秀康公の生誕の地として生家の中村家は現在重要文化財となっており、大安禅寺とも深い御法縁のある土地です。

 

法雲寺檀信徒の皆様 喫茶室でご休憩頂きました

 

 

福井市より 加賀様が来寺くださいました


法雲寺御一行様をお見送りしたのちには日頃よりご厚誼頂いている加賀様が福井から御来寺くださり、バンコクから帰国された孫の瑛展(ひでのぶ)さんも御一緒にご挨拶に来てくださり久しぶりにゆっくり歓談いたしました。瑛展さんはバンコクを拠点に会社を起業されておりその経過報告も受けましたが、順調のようで本当に嬉しく思っております。若い日本の起業家が海外で活躍される姿を見るのは頼もしいかぎりです。

 

 

須貝総代様御夫妻 法要の打ち合わせの為来寺くださいました

 

夕刻には卑山須貝総代御夫妻が来寺くださり、先般逝去された弟様の満中陰忌法要に打ち合わせをしましたが、月日の過ぎゆく早さには驚くばかりで10月も残すところ1日となりました。昨日は体力作りのため約1万歩の金沢市内ウオーキングに出掛けましたがその効果は抜群で、本日は実に軽快に身体が動いたものです。うっかりすると寺内にあってほとんど座ったままの状態が続き運動不足による筋力低下が心配されるだけに、天気の良い日は進んでウオーキングに励みたいものです。さて明日は金沢兼務寺院・伝燈寺に出向き「伝燈寺里芋収穫豊穣祭並びに弁財天祈願祭」の準備に入ります。弁財天神の御利益を頂き、伝燈寺復興に向け頑張って参りましょう。友峰和尚より

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第4091話 】
2024年 10月 29日 談

第305話 – 10年前、2014年6月の「ちょっといい話」から

 

毎日約10年間書き続けて来た「和尚のちょっといい話」もまもなく訪問者が100万人となります。100万人が多いとか少ないではなく、何事も継続することの大切さを思います。「ちょっといい話」とは一日の生活の中で感じた本当にちょっとの心の安心(あんじん)を意味しています。人間は日々悩み苦しみながら生きる生き物ゆえに毎日が平穏無事とは参りません。だからこその「ちょっと」の平穏が心を充分に癒してくれるものです。

 

2017年10月 寳勝寺本堂落慶法要 / 文房流晴心会野口支部

 

気がつけば10月もあと2日を残すのみとなりました。全国から島根県出雲大社に結集しておられた神々もそろそろ地元へとお帰りになられることと思います。11月は霜月(しもつき)と言い急激に寒くなり霜が降りる季節、なんとも気忙しさを感じ始めています。寳勝寺玄関に落雪除けの三角屋根がまもなく登場するといっきに冬支度へと備えの作業が進んで行きます。

 

 

街なかの店先は作物の収穫を祝うハロウィン一色ですが、11月2日(土)には「伝燈寺里芋収穫奉納祭並びに弁財天祈願祭」が修業予定となっています。今は実りの秋の真っただ中、大根、白菜、キャベツ、薩摩芋、南瓜、栗、柿、葡萄、蜜柑など野菜に柑橘類が所狭しと並べられており否が応でも食欲をそそります。新鮮な旬の野菜や果物をしっかり食べ、さらに適度な運動をして体を整えて参りましょう。

 

本日のウォーキングコース

 

 

尾崎神社

 

 

旧高峰邸

 

金沢城址

 

さて本日は和尚の休息日で久しぶりにウオーキングに出掛けました。マラソンは無理でも歩くことは身体全体の筋トレにもなるので頑張って続けて参りたいものですね。元気!根気!やる気!で老化現象から脱皮です!負けてたまるか! 友峰和尚より

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第4090話 】
2024年 10月 28日 談

 

「諸行無常 是生滅法 消滅滅已 寂滅為楽(しょぎょうむじょう ぜしょめっぽう しょうめつめつい じゃくめついらく)」この言葉は雪山童子の偈ですが、この世の真理を表わしています。我々がひらがなを学ぶ時の「いろは歌」がまさしくそれで、「色は匂へど散りぬるを 我が世たれぞ常ならむ 有為の奥山きょう越えて 浅き夢みし酔いもせず」と同じ意味を持っています。

 

 

いきなり難しい話になりましたが、昨日の午前中は大リーグドジャース対ヤンキースのワールドシリーズを観戦、金沢ではマラソン大会開催、夕刻からは衆議院選挙の開票速報に注視、また和尚は終日祖霊追善供養諷経の一日となり、人々の心は悲喜こもごも「一喜一憂」の様相にてまさに「諸行無常」の一日といったところでしょうか。心の安らぎは無心無我に有りますが、常に変わりゆく現状だからこそ何ものにもとらわれずにあるがままに生きる事の大切さでもあろうかと思います。

 

伊藤家墳墓納骨供養が修業されました

 

さて本日も午前中に伊藤家墳墓納骨供養が修業されましたが、遠く福岡県北九州市より故人のご息女が来寺され、ご両親の菩提を弔う墓域全体は浄土国そのもので実に何処までも清々しく追善供養こそが寂滅為楽の世界であると実感するものです。皆様に於かれましてはお健やかにお過ごしの事とお慶び申し上げますが、寒暖の差の激しい日々が続き体調を崩される方も多いように見受けられます。どうかくれぐれも御身体ご自愛くださいますよう心よりご祈念申し上げております。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第4089話 】
2024年 10月 27日 談

蛤坂交差点で 先頭ランナーを出迎えました

 

快晴の空のもと午前8時半スタートで「第10回金沢マラソン2024」が開催され、しばらくして宝勝寺前寺町大通りを怒涛の如くランナーが走り抜けて行きました。気温はいつもより高く、どのランナーもスタート直後から猛烈な汗をかきながらの疾走でした。

 

怒涛の如く走り抜けていくランナーの皆様

 

 

例年通りに和尚も応援のために沿道に出ましたが、今年の出場者が16000人だそうで道路を埋め尽くすような状況でしばし応援したのち寺に戻りました。午前中の槌林家墓前三回忌追善法要はマラソン大会の影響で道路が通行制限を受けていたため11時半よりの修業となりましたが、穏やかな秋の日和となり墓域にも清々しい秋の風が吹き込み故人の御徳を感じたものです。

 

午前11時半より修業されました 墓前三回忌追善供養諷経

 

 

 

午後より 富永家年忌御供養が修業されました

 

午後1時からは本堂に於いて富永家三回忌法要が厳修され、本日が日曜日ということもあって法要後には御家族一同が故人を偲びながらゆっくり歓談されていました。寺院に於ける年忌法要修業の仕方などは色々ですが、卑山に於いては本堂での法要終了後は部屋を利用して頂き、親族御一同様がゆっくり過ごして頂くようにしています。法要修業の際にいつも感じるのですが年忌法要は親族間の消息を知るうえでとても大切な懇親の場となっているようで、宝勝寺カフェの面目躍如の場ともなっています。

さてこの時季は気候が良いと俄然気持ちも解放的になり、どこかへハイキングにでも行きたい気分になるものです。法務遂行が続く現状では叶うべくもない和尚の切ない願望ながら、皆様には大いにアウトドアでの開放感を味わって欲しいものですね。皆様お元気にお過ごしください! 友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第4088話 】
2024年 10月 26日 談

少林寺檀家総代 宮﨑幽斎様のお家にて

 

清少納言「枕草子」の秋の語りに「秋は、夕暮れ。夕日のさして、山の端(は)いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛びいそぐさへあはれなり。まいて、雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。日入りはてて、風の音、虫の音など、言うべきにあらず。」と、これを現代文に訳しますと「秋は夕暮れ。夕日が照って、山に沈もうとしている頃に、烏が寝どころに行こうとして、三羽四羽、二羽三羽など、急いで飛んでいくのさえ情趣が感じられる。まして雁などが列をなして飛んでいくのがとても小さく見えるのは、たいそう趣がある。日がすっかり暮れてしまって、風の音、虫の音など聞こえるのは、また言うまでもない。」となります。

 

初代 宮﨑寒雉 作 鶴首茶釜 (江戸時代中期)

 

 

少林寺檀信徒総代 の 宮﨑幽斎様 <釜師 第十四代宮﨑寒雉師>

 

本日は午後3時より少林寺檀家総代・宮崎幽斎様の月例茶会に参席いたしましたが、まさに清少納言「枕草子」の秋の語り口の如くに穏やかな西日が茶室に差し込み、静寂の室内にシュンシュンと音を立てる茶釜はたいそう趣があります。一服のお抹茶を頂く際に亭主・宮崎幽斎様が茶道具を紹介する声すらも深まりゆく秋の庭に溶け込んでいくようでした。

 

 

「 閑坐して松風を聴く 」

 

和やかな茶会の風景

 

 

 

 

 

宙の御真前にて修業された 納骨御供養諷経

 

さて午前中には卑山霊苑の「宙」の墓前にて納骨供養が修業されましたが、読経中に仄かな秋の光が差し込んでなんとも幻想的でした。秋季の風情は人々の心を穏やかに落ち着かせてくれるものですね。明日は金沢マラソン開催と衆議院議員選挙投票日が重なり金沢市内は混雑が予想されそうです。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第4087話 】
2024年 10月 25日 談

和菓子 村上 (金沢市泉本町)

 

秋も深まり和菓子屋さんのショーケースには所狭しと美味しそうなお菓子が幾種類も並べられていました! 本日の午前中に高山市国府町より安国寺住職がご挨拶に来寺くださるというのでお土産のお菓子を求めて宝勝寺近くの加賀銘菓店「村上」さんに出向きましたが、この時季特別のお菓子が並べられており中でもお団子が名物で思わず買い求めました。賞味期限が本日までということでしたからよほど美味しいに違いありません! 最近は和尚も甘味制限を心掛けていますが流石に団子には勝てませんでした。

 

 

 

 

 

午前11時に安国寺住職が到着され、先般厳修された先代大雄英信和尚津葬儀の秉炬導師としての大変丁寧なる御礼の御挨拶を受けましたが、瞬く間に月日が過ぎて行きます。全国各寺院でも世代交代が進む今日ですが、同世代の仲間達の御逝去の報に接するのは実に寂しいかぎりです。しばしの時間でしたが、故人との想い出話をしながら住職と歓談しました。仏経の教えに「四苦八苦」がありますが、その“四苦”の中でも「愛別離苦」は最も辛いものですね。

 

太平山 安国寺 御住職 祥岳和尚とともに

 

 

 

「家族動物共葬墓」の御案内ポスター

 

安国寺住職をお見送りしたのち境内をぐるりと散策しましたが、今回新たに造成した卑山「家族動物共葬墓」の告報看板が設置されており、人生には色々な別れが生じるものだと世の無常を感じ取ったものでした。

 

夕刻、高倉様御夫妻が 御挨拶に来寺くださいました

 

高僧・行基菩薩の歌に「ほろほろと なく山鳥の 声きけば 父かとぞ思う 母かとぞ思う」と有りますように、常に心の中にこそいつまでも故人の想い出とともに住み続けていく今日この頃です。友峰和尚より

 

傳燈寺 柘榴の実

友峰和尚のちょっといい話 【 第4086話 】
2024年 10月 24日 談

             

御町内の皆様と 傳燈寺境内から裏山へ出発

 

金沢市役所農業基盤整備課による兼務寺院伝燈寺 土地境界線地籍調査が午前9時より、土地家屋調査士・寺崎様はじめいつもお世話になっている地元の西川様、出嶋様のご協力を得て行われました。

 

金沢市指導のもと 地籍調査

 

土地家屋調査士の寺崎様

いつもお世話になっている 西川様

町会長の出嶋様

 

 

 

雑木林の中を進み

境界線のポイントを調査

 

 

 

 

伝燈寺の地籍や境界線については先代住職より大方のところは聞いてはいましたが、本日は西川様の案内で初めて寺地との境界線を知ることとなりました。なにしろ約600年の歴史を有する伝燈寺だけに寺院の地籍なども昔のままとなっており、金沢市指導のもとこの度は伝燈寺のある夕日寺地区が地籍調査の対象となったそうで、和尚にとっては今後の寺院維持管理に於いて本当に有難い調査となりました。約3時間に渡る地籍調査となりましたが、写真の如く今までに踏み込んだことのない原野に立ち入っての調査だけに疲労困憊でした。

 

 

約3時間に渡る 山道の過酷なウォーキング

大変おつかれさまでした

 

午後からは法務遂行に戻り、午後1時から橋本家墳墓開眼納骨供養が修業されました。読経中には赤とんぼや見たことの無い秋の虫達が和尚の頭にまとわりつくなどこの時季としては異常と思えるほどの暖かさで、生態系にも異変が起きているように感じたものです。

 

午後より 橋本家墳墓開眼納骨供養諷経を修業いたしました

 

さてアメリカ大リーグ・ドジャース対ヤンキースのワールドシリーズも日本時間26日の午前8時の開幕が迫って来ました!大谷翔平選手の大活躍する姿ももう目前です。今から観戦を楽しみにしています。友峰和尚より

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第4085話 】
2024年 10月 23日 談

この時期としては異常と思えるような暖かい朝を迎えました。期日前投票の開始時間が午前8時半ということで妻とともに投票会場に出向きましたが、会場内は実に静かで今が衆議院議員選挙の真っ最中とも思えない雰囲気でした。いつもですと不思議な熱気が投票会場にも充満していたように思うのですが、国政選挙が急に決まった事もその要因にあるのかも知れませんね。

 

樗木家 祥月命日忌の御供養諷経をいたしました

 

無事に投票を済ませたのち自坊に戻り直ぐに身支度をして金沢に向かいましたが、金沢駅構内は外国人団体観光客を始め旅行者で大混雑の様相を見せていました。近年「宝勝寺カフェ」もタクシー運転手さんの間で知名度が上がり、行き先を伝える際も「宝勝寺カフェまでお願いします」で分かるようになっており有難く感じています。卑山寺カフェも分に漏れず海外からのカフェ利用客が大半を占め、普段の日にも関わらず賑わいを見せインバウンドの波は金沢にも影響が及んでいるようです。

 

(株)豊蔵組 顧問の江川様が来寺くださいました

 

 

11月2日(土)の午前10時から第4回目となる「伝燈寺里芋収穫奉納祭並びに弁財天祈願祭」が予定されており、夕刻より事務局の千田さんと最終の打ち合わせをしました。

 

夕刻 伝燈寺里芋収穫奉納祭の打ち合わせ

 

伝燈寺復興が現在の懸案となっていますが、今年は行事終了後に境内で御祈願された里芋を使用しての芋煮会のイベントが予定され少しずつですが復興の輪が広がりを見せているようです。さて10月も残り1週間あまりとなりました。寒暖の差の激しいこのところの気候ですが、皆様にはくれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

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