和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第4409話 】
2025年 09月 12日 談

朝の日課 霊苑草取り作業を再開しました

 

秋雨前線の影響からか天気の変動が激しい昨今となっていますが、皆様には日々恙なくお過ごしの事とお喜び申し上げます。9月もあっという間に1週間が過ぎてしまいました。本日より自坊の重文・大安禅寺諸堂保存修理工事に関して御浄財の御寄進をお願いするプロジェクト「ふるさと納税型クラウドファンディング」を開始させて頂くこととなりました。皆様にはぜひ大安禅寺のホームページを閲覧頂き、この度の浄財勧募の趣意にご理解とご協力を賜りますよう心より宜しくお願い申し上げる次第です。

 

 

 

ふるさと納税型クラウドファンディング挑戦! | 萬松山 大安禅寺

福井の宝・重要文化財 大安禅寺を救え!令和最大の修理支援

(9月12日午前9時より開始されます)

 

第4期工事ならびに第5期工事がまもなく開始されますが工期は今後約10年かかるとの事で、最近の急激な建築資材高騰など工事費用の心配が絶えません。しかしながら全力を挙げて工事竣工に向け精進努力を続けて参りたく念じております。重ねて何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

宝勝寺 須貝総代様ご夫妻が来寺くださいました

 

さて本日は宝勝寺総代の須貝様ならびに奥様が御来寺くださり、この10月に予定されている一周忌法要などについて懇談しました。また午後には卑山檀信徒の安田様が来寺されゆっくり歓談しました。

 

午後より 宝勝寺檀信徒の安田様と

 

 

 

 

今朝方はしばらく草取り作業に出れなかったため霊苑内の除草作業に入り、檀信徒墓域「奥の院」を中心に作業しましたが、安田氏がいつも必ず墳墓に参詣されるため安田家墳墓のまわりの雑草が気にかかり綺麗に除草した後すぐにお電話を頂き御来寺くださったのも不思議な話です。いちど雨模様になればいっきに苑内の草が生い茂りますから、日々の草取りが不可欠な季節を迎えているようです。

 

今夏 旺盛に生えているコニシキソウ

一株、一株、根っこから

芝生にしっかりと根を張り なかなか抜けず

 

 

集合墓「宙そら」の草取り作業

清々しい朝陽が差し込んできます

 

 

さて日本一綺麗で整備の行き届いた霊苑を目指して今後も引き続き頑張って参りましょう! 早朝の草取り作業は最高に気持ちの良いものですね!「一日作さざれば一日食らわず」です。健康の秋!大いにリフレッシュして元気にお過ごしください。友峰和尚より

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第4408話 】
2025年 09月 11日 談

 

臨済録の中に出てくる禅問答(公案)に「大悲千手眼、那箇か是れ正眼、速やかに言え」とあります。京都の東山に位置する蓮華王院・通称三十三間堂を拝観しますと御堂には一千一体の千手観世音菩薩像が祀られていますが、また別の寺院の千手観世音菩薩像の手の平には眼がついている千手千眼観音菩薩像も有りその姿を見て禅問答に取り入れたわけですが、「千の手そして千の眼を持った観世音菩薩のどの手とどの眼が本物か言ってみよ!」と。さてさていったいどの仏像の手と眼が本物なのでしょうか!

 

 

一千一体も有りますと、どの千手観世音菩薩の手が本物か見分けがつかないのが普通だと思います。全てが本物です!とでも言うのでしょうか? 禅問答は理屈では無くあくまで「無心無碍の心境」を言いますから、皆様ならどのように答えますでしょうか。

 

 

和尚の人生77年を振り返りますとこの公案は身に染みて感得するもので、人生の日々の主体性は常に自分に在るわけで、全身全霊で今を大切に精進努力していくところに人生の活路を見出すことが出来ます。千手千眼観世音菩薩の姿は正しく自分の姿そのものであり、二本の手と二つの眼こそ大悲観世音菩薩と同じく慈悲の手と慈悲の眼で無ければなりません。仏教は慈愛と慈悲の行でありますから、両親から頂いた健全な身体を大切にしながら更なる己事究明とともに衆生の化縁にあたって参りたく念ずる今日この頃となっています。

 

 

さてお彼岸会が近づいてきました!「秋彼岸 菩提の種を蒔く日かな」と一句詠まれた方がおられますが、皆様にはぜひ御参詣賜りますようお待ち申し上げております。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第4407話 】
2025年 09月 10日 談

大きく葉を茂らせた 宝勝寺玄関の白萩

 

秋雨前線の通過で雷を伴う大雨警報が発令された石川県内ですが、時折突風を伴う横なぐりの雨模様の天気となりました。午前中に少林寺総代・中山家の月参りに出向いた際は大変穏やかな天気でしたが午後から一変して土砂降りの雨となり、最近の気候変動には本当に驚くばかりです。

 

突然、叩きつけるような大雨が降り出しました

 

中山家月参りから帰る途中で少林寺に立ち寄り寺内や境内ならびに墓域を見て回りましたが、墓域には雑草がいつの間にか生い茂り兼務寺院の常時管理の難しさを痛感します。

 

露草

チェリーセージ、アオスジ揚羽蝶

 

全国寺院における後継者不足の問題が深刻さを増していますがそれに合わせて寺院の維持管理も大きな問題点となっており、地域によっては無住寺院の荒廃が急速化しており本山も対策に頭を痛めているようで、近年の異常な気象状況も建造物の荒廃に影響を及ぼしていくようで大変心配されます。

 

花しょうぶ、秋明菊

 

さて大安禅寺は現在、諸堂の保存修理工事が滞りなく進められている事に心より感謝するばかりですが、この12日より修理浄財のご支援をお願いするプロジェクト「ふるさと納税型クラウドファンディング」を開始し、重要文化財保護の趣意にご理解を賜り何卒勧募の御協力を心よりお願い申し上げる次第です。気候不順の折、くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第4406話 】
2025年 09月 09日 談

すっかり秋空となった 大安禅寺山内

 

9月9日は「重陽」、暦の上では“菊の節句”で古来より無病息災ならびに子孫繁栄・不老長寿を願う日とされ、菊の花をお風呂に入れたり菊酒を飲んで邪気を払い長寿をお祝いしたそうです。

 

大安禅寺 松雲の間にて

 

そんな縁起の良い日に午前9時半より卑山第4期開基堂並びに開山堂修理保存工事の入札が行われ、修理委員会、福井市文化課、文建協並びに工事関係者が出席されました。松浦建設(株)が落札され引き続き修復工事が進められることとなり、有り難く感謝申し上げました。

 

修理委員会 吉岡泰英会長ならびに片岡正明氏、福井市文化課担当者の方

 

大安禅寺責任役員 藤田総代ならびに蒔田総代、酒井総代

文建協 伊藤主任と大川氏、玄峰副住職

松浦建設(株) 松浦社長ならびに中島現場監督

 

 

修復が完了した 大安禅寺本堂 方丈の間

 

入札後は出席者全員で本堂内を視察されましたが、まもなく畳が入るとの事で約8年間に及んだ本堂修復工事が竣工となります。修復を終えた本堂の景色は一変して、今から約350年前の創建当初の姿を垣間見ることが出来ます。

 

 

 

 

 

 

創建時には多くの修行僧がおられ日々厳格な禅林規矩に従って修行されていた頃の雰囲気が今に伝わって来るようでした。ブログをご覧頂いている皆様には是非このたび完成なった本堂の見学にご来寺頂きたく願っております。

 

 

さて無事入札も終わり一路宝勝寺に帰山いたしましたが、まもなく秋季彼岸会並びに放生会が23日に厳修予定となっており本日も御詠歌講員の皆様が枯木堂にて熱心に練習しておられ、出発の際に皆様にご挨拶させて頂きました。今年最後の年中行事となりますが、御詠歌講員皆様には本当にこの1年間御奉詠を頂き心より感謝申し上げます。大変おつかれ様でございました。時節柄どうかくれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第4405話 】
2025年 09月 08日 談

大安禅寺 和尚自室から撮影

 

穏やかで閑かな大安禅寺での朝を迎えました。夏の終わりを惜しむかのようにヒグラシとミンミンゼミとの蝉時雨の中を境内散歩に出かけましたが、境内を取り巻く山々は初秋の風情を見せています。

 

令和4年に修復が完了した 鐘楼

 

 

まもなく修復工事が始まる 開基堂

 

 

昨日の午後には卑山責任役員の酒井総代が来寺され愈好亭で歓談したのち、玄峰副住職が加わり9月12日より開始される卑山修理保存工事に対して浄財のご寄進をお願いするクラウドファンディングの説明を受けました。このところの物価の高騰には本当に頭を痛めるばかりで今後も建築資材の値上げなど大変心配しています。

 

大安禅寺責任役員の酒井総代が来寺くださいました

玄峰副住職 クラウドファンディングについてお話ししている様子

 

来年度から開始される庫裡修復工事を前に、昨日に引き続き久方ぶりに庫裡内部を見て回りましたが、和尚の幼少期からの長年に渡る生活場所でもあっただけにあまりの懐かしさに涙の出る思いでいっぱいでした。時折生前の両親の姿や子供達のはしゃぎ回る声が聞こえて来るような不思議な錯覚を覚えながら具に見てまわりました。

 

来年度から修復工事が始まる 庫裡内部

創建当時の様式に復元されることになっています

 

嗚呼人生とはまさに夢また夢の世界なのかも知れません! 幸若舞(こうわかまい)「敦盛」の謡に“人間50年 下天の内をくらぶれば 夢幻の如くなり”とありますが、昔も今も変わらぬ老境に至っての心境のようです。

 

庫裡の かまど

 

さて感傷的になっていては埒があきません! 瑞巌和尚が修行僧に日々叱咤された言葉「惺惺着(せいせいじゃく」即ち「目を覚ませ!」です。本当に身に染みる言葉です。自分の心に騙されることのないようにしっかりと目を開いて頑張って参りましょう。お元気にお過ごしください。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第4404話 】
2025年 09月 07日 談

大安禅寺 初秋の風景

 

涼しい朝を迎えて布団の中が恋しく、なかなか起床するのが悩ましくなってきました。最近は1日の内でも気温の差が激しいため、体温の調整をするために朝風呂に入るようにしています。若い時代には考えてもみなかった健康管理ですが、加齢に合わせ食べ物や運動に気を使う自分の姿を愛おしくさえ思う昨今です。

 

孫たちとのお茶タイム

愈好亭

 

本日は所用で午前中に自坊に帰山しましたが、9日(火)の午後より第4期庫裡並びに開山堂・開基堂の修理保存工事に対する入札が工事関係者のご出席のもと松雲の間にて行われる予定となっています。まもなく本堂の修復工事が完了しますが、帰山後さっそく現場を視察しましたがいつも深い感動を覚えるものです。

 

まもなく修復工事が始まる 開基堂

 

最近になってよく報道されていますが物価の高騰は卑山工事にも及び、当初の予算よりあらゆる資材が値上がりし特に屋根に使用される銅板などは急騰を続けています。その問題を受け今回、卑山諸堂重要文化財修復浄財を一般の方々にお願い申し上げるべく「浄財勧募クラウドファンディング」を9月12日より開始させて頂く事となりました。詳しくは大安禅寺ホームページより閲覧頂き、何卒文化財保護ならびに修復工事の為の浄財勧募の趣意に皆様からのご理解とご協力を心より深くお願い申し上げる次第です。またお時間御座いましたら現在進行中の修復工事現場を是非ご視察頂きたく願っております。

 

開山堂への渡り廊下

 

大安禅寺開山 大愚宗築禅師

 

ふるさと納税型クラウドファンディング挑戦! | 萬松山 大安禅寺

福井の宝・重要文化財 大安禅寺を救え!令和最大の修理支援(9月12日午前9時より開始されます)

 

第4期庫裡並びに諸堂修理保存工事は今後約10年をかけて来年より開始されますが、和尚も健康に気をつけながら緊張感を持って精進して参りたく念じております。皆様のご協力とご支援を今後とも宜しくお願い申し上げます。高橋友峰

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第4403話 】
2025年 09月 06日 談

昨日 境内に新しい仏旗を掲揚しました

 

台風一過で北陸地方は気温も下がり、約26℃と比較的に涼しく感じる朝を迎えました。全国的にはまだまだ猛暑日が続いているようですが彼岸を迎える頃には落ち着くものと思われます。猛暑のためずいぶんと長い間中止していたウオーキングを昨日から開始し約8千歩ほどの歩行となりましたが、犀川から望む白山連峰の景色や雲の様子は確実に秋の到来を告げていました。

 

雨上がりの犀川沿い 晩夏の風景

ふれあいパーク霊苑 秋のバラのつぼみ

 

池田家御墓前にて 三回忌祥月命日忌法要を修業

 

本日は午後2時から墓前での池田家3回忌法要が修業されましたが、時折柔らかく穏やかな風が通り過ぎていく心の安らぐ追善供養日となったようです。おおよそ人間の心の状態はその日の気候状況にも大きく影響を受けるもので、長く続いた猛暑から解放され気温がわずか3℃ほど下がっただけでも随分と気分が楽に感じます。

 

 

秋季お彼岸会を目前に卑山でも再び祖霊供養と共に年忌法要を申し込まれる方が増えて参りました。大安禅寺では来る23日(火)秋分の日の午前10時半より「秋季彼岸会並びに放生会」が厳修予定となっています。放生会は釈迦の「一切衆生 悉有仏性(いっさいしゅじょう しつうぶっしょう)」の涅槃経の教えから“生きとし生けるすべての動物達の霊を供養する日”として、祖霊供養の彼岸会に引き続き動物霊供養が行われますので皆様方の御参詣を心よりお待ち申し上げております。残暑厳しい日々が続いていますがくれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第4402話 】
2025年 09月 05日 談

フランス在住の画家 荒木芳栄さんの作品より

 

「皆さん!おはよう御座います!大安和尚です、お元気にお過ごしでしょうか!」のキャッチフレーズで約10年間ほど地元ラジオ放送局でトーク番組をしていた時のことを懐かしく思い出しています。最初の頃はスタジオに出向いて生番組で放送していましたが、寺の法務が多忙になるにつれ収録して放送する方向に切り替えて頂きました。

 

 

買い物などで初めてのお店を訪ねた際「和尚さん!毎回楽しみに放送を聞いています!」と声を掛けられ驚いたことがありますが、人間の声にはそれぞれに特徴があり和尚の声などは特に印象的なのだそうで、一度聴いたら忘れられませんと言われていました。どのように他人と違うのか自分では自覚のしようもありませんが、毎回トークを聴いて頂き嬉しく思ったものです。あれから約30年が経過しましたが、もういちどラジオから高齢者の方や若い世代の方に向け和尚が喜寿を過ぎて自覚する人生の思いなどメッセージとして発信したいと願っています。

 

 

先般SNSで「70代に聞いて欲しい90歳の私が伝える5つの後悔」というメッセージを見ましたが、和尚が今いちばん実感する事で「足腰はある日突然動かなくなります。まだ大丈夫だと思っていた自分を今は悔んでいます。毎日少しでいいから歩いて足の筋力を衰えないようにしてください」とあり痛感しました! 本当に急激に足腰がこわばってくるのを最近では目の当たりにしています。その他にも、「気軽に話せる数人との関係が支えになり日々笑う事を大切にしてください」とか「自分の楽しみ、旅行や好きな事にお金を使いましょう」等々でした。父が晩年、口癖のように「お前な~、歳は歳を取ってみなきゃ分からないよ」と言っていた言葉が脳裏に蘇ってきます。

 

 

ブログを毎日読んで頂いている皆様の年齢層は様々だと思いますが、老若男女を問わず「一に掃除 二に笑顔 三四元気に おかげさま」の言葉の順番を間違えずに日々励行して頂く事を願うものです。「健康人生」とは日々の掃除から出発しましょう!特に玄関、トイレ、台所、浴室の掃除を心がけて参りましょう。身も心もリフレッシユして今日も一日笑顔でお過ごしください!友峰和尚より

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第4401話 】
2025年 09月 04日 談

夏から秋へ

 

台風15号の本土接近に伴い気圧の影響からか北陸地方も久しぶりに雨模様となりましたが、時々太陽の光が差す妙な天気状況となりました。午前中はいつものように良く晴れ気温も36℃まで上がり境内の水やり作業をしましたが、午後からの突然の雨でいっきに潤いを見せたようです。子猫たちも昨日に引き続き庭で戯れていましたが雨とともに姿を消したようでした。

 

だんご兄弟  <和尚撮影>

走り回って遊んでいましたが

雨が降り出し 姿を消しました

 

晴れ雨の 妙な空模様

 

大阪・関西万博も終盤に入り連日多くの入場者で賑わいを見せているとのことで、今後の台風の動向が心配されていますが約20年ぶりに妻や娘家族と一緒に観覧出来たことに感謝するものです。万博に行きたいと願っても時間や費用や年齢の事を考えるとそう簡単では無いと思いますが、幸いにも良い時期にしかもスムーズに入場出来、特に日本館を観覧出来たことを嬉しく思いました。和尚にとって未来博でもある今回の万博は観覧出来る最後の機会でもあります。

 

 

和尚にいったいどれくらいの未来への時間が残っているのかと問われれば「夢また夢」の世界ゆえに、「今ここ」に未来の自分を感じ取りながら希望を持って歩んで参りたく念じています。さて、秋季お彼岸会が近づいて参りました!祖先の恩と父母の恩に感謝し報恩の真を捧げましょう!くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第4400話 】
2025年 09月 03日 談

ずいぶんと前々より宝勝寺中庭に御近所の猫が遊びに来るようになり、首には飼い猫を示す首輪が取り付けてある猫と首輪の無い猫がつがいで来ているようです。以前は気まぐれに来ていたのですが最近はどうやら安全な寺の縁の下が気に入ったのかここを住処としているようで、驚いたことに最近子猫4匹が生まれ猛暑をしのぐかのように萩の下で戯れています。

 

生まれたばかりの子猫たち

 

卑山はカフェを開業していることもあり動物は飼わないことにしておりますが、子猫のあまりの可愛さに成長を見守っています。夜になると親猫が食べ物を咥えて持ち帰り子猫に与えている姿をよく見かけますが、宝勝寺境内は広く周囲の寺院群も緑に囲まれているため食べ物には不自由しないのかも知れません。応接間の縁側で親子揃って居眠りをしている姿は平和そのもので来客者にも人気があるようです。

 

 

 

少林寺檀信徒 の 宮﨑様と

 

午前中に少林寺お檀家の宮﨑様が所用で来寺くださり、時を同じくしていつもご厚誼を頂いている高倉さんご夫妻も来られ一緒に和合の茶礼をしながら歓談しました。9月に入ってからは8月のお盆月とは違って時間的余裕もあり、ご来寺くださった方々との親交を大切にしています。

 

高倉さんご夫妻が来寺くださいました

 

昨晩は石川県に線状降水帯警報が出されましたがどうやら無事に通過したようで安堵しました。今が台風の季節でもあり、暴風や大雨に対する備えなど油断は禁物ですが本日も高倉さんに冬の大雪に備え屋根の雪止め工事を進めて頂くよう依頼しました。このところの気候変動は人間の精神にも大きな影響を及ぼしているような昨今の世相ながら、常に防災に対する心構えと準備だけはしておきたいものです。友峰和尚より

 

 

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