和尚のちょっといい話
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大安禅寺 本堂正面ガラス戸 応急修理のようす
強力な低気圧の通過で昨晩から猛烈に吹き荒れた強風の境内は落ち葉の山となり、足の踏み場も無いほどで、午前中の団体拝観までに職員とともに外掃除をしました。しかし強風は止まず、次々に吹き飛んでくる杉の落ち葉には閉口してしまいました。大雪の次は大風に襲われる始末! 今度は大雨となるのでしょうか? 一難去ってまた一難でしたが、ニュースによると今回の強風で屋根が吹き飛ばされた地域も多くあり、本当に心が痛みます。どのような災難に見舞われても不屈の精神で立ち上がらねばならないと気持ちを強くしています。

今日も上田工務店・上田達雄社長自ら補修材料と工具を持ち込んで、この度の豪雪で破損した本堂正面のガラス戸の応急修理をしてくださいました。一刻も早い雪害箇所の修復が求められていますが、福井市内の多くの家が被災したため、どの工務店も職人不足でなかなか手が回らないとの事。昔は卑山檀信徒の中に御用達の大工さん、左官屋さん、瓦屋さんがおられましたが、現在ではその殆んどの方が転職されているのが現状です。兎にも角にも今回の豪雪では本当に多くの方々に御見舞いとご支援並びに雪害復旧工事に御協力頂きました事を改めて感謝と御礼申し上げたく思います。

ここに来て和尚の膝関節に異常が発生し、うまく歩けない状況となっています。嗚呼!歳は取りたくないものですね。これまで多くの方々との御縁を結んで来ましたが、縁は縁でも「関節炎」はどうもいただけません! しかし無理もないことです、毎日の除雪から解放されて、今ようやく膝関節も休息できているのですから、しっかり養生したいと願っています。一日一日が矢の如く過ぎて行きます。一寸の光陰軽んずべからず!しっかり足を地につけて頑張って前進しましょう!そだね~そだね~ 友峰和尚より

融雪が進む 大安禅寺境内
6月恒例、卑山「花菖蒲祭」の開催準備が始まっています。午前中にはポスターとパンフレット校正の打ち合わせに同席しましたが、近年は少子高齢化の加速に伴いイベント広報の在り方にも工夫が必要になって来ています。これまでのようなテレビコマーシャルやパンフレット配布だけではなかなか、広く確実な情報を市民に伝えることが困難となっているほど、価値観も多様化を迎えているようです。


卑山の花菖蒲祭も今回で35年目を迎えます。園内の紫陽花に加え、3年目を迎えた薔薇園では妻が手塩にかけて育てている幾種類ものバラが見事な花を咲かせます。長い長い雪の季節から解放され、多くの木々や花達に囲まれる初夏を一気に迎える水無月は本当に楽しみです。雪解けを待って園内整備が始まりますが、花菖蒲の世話も早38年間になり、当初の色々な苦労が思い出されます。和尚にとっては一年に一度の花達との会話期間でもあり、まもなく整備のスタンバイに入る予定です。

今日は、以前卑山に勤められていた木下昭子さんが豪雪被害お見舞いと手造りのケーキを持参くださいました。出来立ての温かいチーズケーキ、冷やしてから食べてくださいとの忠言でしたが直ぐに頂きましたよ。「ホットチーズケーキ」で、とても美味しかったです!御心遣いを頂き、厚く御礼申し上げます。境内の融雪作業が急ピッチで進められ、少しずつお庭も元の姿を現しつつある昨今です。友峰和尚より


雪解けの山里の風景には気持ちも和むものです。本日は檀信徒総代はじめ福井県・福井市文化財保護課の担当者様そして修理委員会の責任役員総代、卑山会計顧問片岡正明氏ならびに東京より文化財建造物保存協会技術主任・佐藤武王氏の御出席のもと、この度の重要文化財建造物豪雪被害状況の視察と今後の修復についての説明と指導を受けました。


雪が融けるにしたがって各御堂の被害状況が明るみになっていますが、修復は緊急を要するため本日の臨時会議となりました。屋根瓦の修復は明日より開始される事となり、一刻も早く雨漏りを防ぐことが求められています。修復工事は普段からお世話になっている上田工務店が担当されるため、さっそく上田社長が現場視察に来寺されました。
開山堂の被害状況を確認されているようす



今回被害を受けた場所は、老朽化による腐食が原因で雪の重みに耐えられず損壊したものが多く、これから始まろうとする全面修復工事の必要性を痛感するものです。ピョンチャンオリンピックで大活躍されたアスリート達の金メダルの重みもさることながら、こちらは豪雪被害による心身疲労の重みがどっしり来るもので、世の中は色々な重みを感じ取るものですね。

さて、まもなく弥生三月を迎えようとしています。三月三日は桃の節句! 桃と聞いただけでなぜか心もウキウキしてきます。白色からピンク色に変わる季節! そして緑へと景色も変化していきます。一年でとっても初々しい季節! 大いにリフレッシュしたいものです。友峰和尚より

栃木県在住の北條総代様から賜った「とちおとめ」 早速にお供え申し上げました
いや~、本当に暖かくて好天気の気持ちの良い一日となりました。今日のような日があるからこそ、雪国の人達は春が待ち遠しいわけですね。境内周りの残雪がみるみる融けていきます。「雨あられ 雪や氷とへだつれど 融くれば同じ 谷川の水」の心境です。
寳勝寺 中庭の残雪

日に日に 低くなっていく雪山
昨日は寺町1丁目の「桂岩寺涅槃会」に出頭しましたが、なんとも厳粛な法要でした。最近はお寺の行事に出頭下さる御寺院僧侶も減少する傾向に有りますが、昨日は12名が出頭され荘厳な雰囲気の中、涅槃会法要が営まれました。やはり多くの僧侶たちの読経ほど有り難く感じるものは有りません。檀信徒の方々もきっと法悦に浸った事と思います。

昨日の 桂岩寺様での涅槃会法要のようす


桂岩寺住職 蒲田敬章師 (撮影/現代写真スタジオ 加茂正光氏)

桂岩寺先代御住職様とともに


涅槃団子撒きのようす (写真はすべて加茂正光氏が撮影されたものです)

本日午後 桂岩寺ご住職 加茂正光氏 木曜坐禅会の佐藤氏とともに
午後からは、桂岩寺様と現代写真スタジオの加茂正光氏が来寺され、昨年10月に挙行された「本堂修復工事落慶法要・ふれあいパーク霊苑竣工式典」の記念アルバムの最終打ち合わせをしました。堂内には加茂氏が撮影された当時の集合記念写真が飾られています。記念写真を毎日見つめながら当時を懐かしく思い出し、お世話になった方々といつもおしゃべり出来る事がなにより嬉しく思います。

写真っていいですね~、色々な感情が蘇えってきます! 加茂氏の撮影技術には驚きを感じます。「ちょっといい話」のスチール写真も加茂氏が撮影して下さったものです。写真を通し今尚、思い出の語らいが止むことはなさそうです。友峰和尚より
とっても美味しそうな苺 を 誠にありがとうございました

午前十時半より厳修された「桂岩寺涅槃会並びに旧五百羅漢修復開眼法要」に出頭しました。昨年もお伺いしましたが、今回は旧羅漢像二体の修復開眼供養も合わせて行われ、法要終了後には修復に携わった京仏師・富田珠雲師の講話がなされました。桂岩寺様には五百体以上の羅漢像が安置されており、「かなざわ羅漢の寺」として知られています。斎座(昼食)には写真の如く、珍しい模様の涅槃団子とパンダ柄のお寿司が配られ、各寺院住職から感嘆の声が上がり、住職同士の会話は豪雪時における除雪の苦労話でもちきりでした。


涅槃団子を頂きました / 桂岩寺様(寺町1丁目) 涅槃会法要にて
午後からはご法要のため出掛けましたが、金沢市内はすっかり雪も融け観光客の方々が多く往来し、寳勝寺カフェも終日賑わいを見せていたようでした。相変わらず福井と金沢を行ったり来たりの法務遂行の日々が続いており、少々疲労気味の状況! 七十歳はまさしく「古稀」で「こき使われる?」いや、そうでは有りませんぞ!「故郷に帰る」すなわち「自分のこころの原点に立ち返る歳」だと思います。皆様にこき使われるほど有り難いものは有りませんね。自分の存在感が無くなったら寂しい限りです。日々働ける喜び! まだ必要とされている喜び! 人生の喜びとは、いつまでも働けるところに生きがいを感じるのかも知れません。頑張りましょう!頑張りましょうぞ! 友峰和尚より

春一番が先日吹いたそうですが、今朝方の大安禅寺の境内には春の匂いを満載した「喜び風」が吹き抜けていました。街ではなかなか感じることの出来ない贅沢な感覚です。昨日に引き続き豪雪後の境内整備に当たり、少しずつではありますが観光寺院としての景観復旧の作業にも全力を尽くしています。玄関先の雪吊りを施された松の木はかろうじて大雪の難を逃れ、新しい芽を吹いている様を嬉しく眺めたものでした。

雪解け後の 境内掃除

卑山職員始め多くの方々から今も豪雪お見舞いの言葉を頂き本当に感謝しています。それにしても約350年の歴史を有した重要文化財の各諸堂ですが、約2メートルを超える積雪にも耐え、多くの被害が出たもののその本体はピクリともせず不動の体勢を保っているのは見事としか言いようが有りません。当時の匠達の堅忍不抜の精神が建物から伝わって来るようで、心から畏敬の念を覚えるものです。重要文化財とはそういうものであろうと感服し、また、修復保存し後世に伝えていく真意を見出すことが出来ます。山のように積み上げられた積雪も、今では観光客のインスタ映えの格好のシチュエーションとなっているようです。

さてさて一難去ってまた一難、今度は諸堂の全面修復工事に力を注いで参りましょう!「成せばなる 成さねばならぬ 何事も 成らぬは人の 成さぬなりけり」友峰和尚より

昨夜の木曜坐禅会より
皆様お元気にお過ごしでしょうか、大安和尚です! 今日も良いお天気に恵まれた一日となり、気分も爽快でした。昨晩は月例木曜坐禅会が開催され、有志6名がしばし瞑想の世界に心を癒された事と思いますが、今回は卑山ふれあいパーク霊苑・加藤スタッフが初めて参加しました。


坐禅終了後は応接間にて和合の茶礼をして散会、月に一度の坐禅会乍ら実に気持ちの良い時間を過ごすことが出来たようです。もっともっと沢山の方々に参加してもらおうと、今後はポスターやフェイスブック等を通して呼び掛けていきたいと企画しています。境内には今でも残雪があちこち山積みとなっているため、本日は午前中、融雪に精を出しました。本堂裏側が特に多く残っており、色々工夫しながら少しずつ融雪作業を続けています。大安禅寺境内の除雪もまだまだ進んでいないようで、一刻も早く融雪して諸堂の雪害復興に当たるため本日は自坊に戻りその作業に入りました。

大安禅寺へ戻り、融雪作業を開始

豪雪被害の爪痕残るお堂を見ることは本当に辛いものです。これまでに何度も経験したことながら、代々の住職の今日までの苦労を身に染みて感じるものです。返す返すも、これまでの幾度にも渡る修復工事の結果、卑山8棟の建造物が国指定重要文化財となったことに改めて胸を撫で下ろし、また檀信徒皆様には修復に際し幾度も御浄財のご支援を頂いて来た事にも深く感謝するものです。
散水ノズルの方向 を 確認

豪雪がもたらす被害は甚大で、歴史的建造物を後世に伝えることの大切さと難しさを同時に感じます。雪解けを待って「重要文化財護持会」を立ち上げ、今後は一人でも多くの方々に文化財を護り後世に残していく事の大切さを訴えながら、雪害復興に努めて行きたいと念じています。友峰和尚より

寳勝寺檀信徒の額様から 今年もお花のお供えを賜りました

ピョンチャンオリンピックでの日本選手の活躍で大いに盛り上がりを見せています。パシュートの金メダリスト・日本女子4名の選手達のファイトには真に感動しました! 更にオリンピックレコードでの金メダルは天晴れ!としか言いようが有りません。メダルを逃した選手達も実に良く奮闘したと思います。心から称賛の拍手を送りたいと思います。

快晴の本日 ふれあいパーク霊苑 奥の院の雪かきをしました



奥の院中央のしだれ梅 つぼみが膨らみ始めました




額家の御墓前に お供え申し上げました
春の陽射しを浴びて 雪解けが進みます
さて快晴となった金沢ですが、午前中には、今年の9月15日より11月11日まで開催される「東アジア文化都市2018金沢 現代美術展」で、展示会場候補地のひとつとなっている野町・少林寺へ出向きました。実行委員会の金沢21世紀美術館学芸課長でチーフ・キュレータの黒沢様、編集担当の沢井様と、韓国より現代芸術作家の方々が視察のため少林寺へ来られており、今後も参加予定の各芸術家が現場視察をする予定となっているそうです。和尚が兼務する少林寺ですが、寺院伽藍空間の有効な利用方法の一つとして、今後も寺町寺院群活性化を目的に活動して行きたいと考えています。

少林寺から寳勝寺へ移動、韓国の芸術家の方々と懇談しました

本日の夕刻は月例木曜坐禅会が開催されますが、「己事究明」の瞑想の時間も大切です。寺院活用の方法について瞑想から大いなる創造への智慧を頂けるリラックスタイムでも有ると思います。本日午後6時半からの坐禅会に、皆様、大いにご参加ください。坐禅に来たれ!! 友峰和尚より



バレンタインデーチョコのプレゼントが今も続き、ココアが健康に大変効果があるとの情報を知って毎日楽しんで口に含みながら仕事に励んでいます。それにしても世界的にこの時期どれほどのチョコレートが消費されるのかと想像すると、チョコ業界関係者の笑顔が目に浮かぶというものです。ピョンチャンオリンピックで金メダルとなった羽生結弦選手などはチョコレートの山に埋まってしまうのではないのかと勝手に心配してしまいました。

2017年7月撮影 宝勝寺ふれあいパーク霊苑

午前中は「ふれあいパーク霊苑」の広告の件で㈱ココ・プランニング川面専務と打ち合わせをしました。朝一番のNHKの番組でも「最近のお墓事情」がテーマに取り上げられており、寳勝寺霊苑は実に番組内容に呼応するような未来型霊苑だと改めて思うものです。団塊世代の多くの方々が自分自身の終活に熱心に取り組んでいるそうですから、是非視察に来て頂きたいですね。

北陸朝日放送 楠木部長 と 宝田主任 とともに
本日は終日千客万来となり、北陸朝日放送の楠本編成部長・宝田編成部主任を始め、㈱鹿島建設の南部さん・㈱松浦建設の吉田専務、㈱みなと石材の中町さん・㈱福邦銀行の舟橋くんが来寺され、話題はもっぱらこの度の豪雪談義に集中しました。

㈱鹿島建設 南部副所長とともに

松浦建設㈱ 吉田専務 と みなと石材代表 中町氏とともに
連日の大雪から解放されての安堵からか、どの御方も笑顔の絶えない楽しい時間となったようです。豪雪がもたらした困難時に於いての救援協力の恩は忘れる事の出来ない信頼関係とつながっていきます。振り返れば「困った時の神頼み」では無く「困った時こその人頼み」だったように思います。久しぶりに笑い声と笑顔に包まれた寳勝寺と成りました。友峰和尚より

孫からのチョコレートが届きました
「なんでこんなに可愛いのかよ 孫という名の宝物 じいちゃんあんたにそっくりだよと 人に言われりゃ嬉しくなって 下がる目じりが 下がる目じりが えびす顔」って大泉逸郎さんの「孫」の歌詞ですが、本日朝一番に郵便局員さんが孫からの手作りバレンタインチョコレートを届けてくれました。「泣きっ面にチョコ!」でしょうか? 新語です! 日々の除雪で身体全体が痛み苦しんでいるところに孫からのメッセージ付きチョコのプレゼント。これはもう「値千金」でピョンチャンオリンピックの金メダルに匹敵する「喜び金」でした。瑞月と芭月の姉妹合作と聞いて尚更感激しました! 今日は火曜日でお寺は休寺日でしたが、午前中に女性雑誌「Oggi」の取材が入るという事で早起きをしていたところへ届きました。まさしく「早起きは三文の徳」でした。
瑞月と芭月 永峰 一歳の誕生日に
さて「Oggi」の取材ですが、アラウンド30歳の働く女性のおしゃれな生き方を特集する有名なファッション雑誌で、本日取材された記事は3月28日発売の「Oggi 5月号」に掲載されるそうですから是非ご購入頂いて御覧頂きたいと思います。寳勝寺・寺カフェも最近では次第に知られるようになってきており、今流行の「インスタ映え」で多くの写真がアップされるようになって来ています。「お寺で心を癒す、アロマ寺ピーのおしゃれなカフェ」がキャッチフレーズですが、本来は卑山「ふれあいパーク霊苑」にお参りされた折、御家族共に先祖や故人の想い出を語って頂きたい目的で始めたものです。現在は金沢市内の観光客や若い女性達が多く利用されていますから、本日取材された「Oggi」を嬉しくも頼もしく思っています。


女性雑誌「Oggi」 取材中のようす


つい先日の豪雪がまるで嘘であったかのように、穏やかで「無事是貴人」の心境で大いに休息できたことに感謝した一日となりました。孫から届いた手作りバレンタインチョコレートを愛おしい気持ちでちょこっと頂きました。友峰和尚より

お檀家様の祥月命日御供養の諷経をしました


