和尚のちょっといい話
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晴れ間から小雨の降り注ぐ 晩秋の空
今日から11月霜月(しもつき)、一日を通して目まぐるしく天気模様が変わる北陸地方ですが、昔から「弁当忘れても傘忘れるな」と言い伝えられていることが充分に納得出来ます。本日も午前中は秋晴れの良い天気でしたが午後からは急変し、雷を伴った激しい雨模様となりました。午前中に少林寺総代・宮﨑家の月参りに出向きましたが、土曜日とあってか街なかは人通りも少なく月替わりを感じ取ったものです。

宝勝寺檀信徒 武藤家先祖代々の御供養諷経
午前10時に大阪から卑山御檀家・武藤家の御息女とその娘様が御挨拶とお参りに御来寺くださり、ふれあいパーク霊苑「奥の院」にて御両親の墓前供養諷経を修しました。苑内の草木はすっかり晩秋の趣を醸し出し、清々しい秋風とともに故人の恩徳を偲ぶことが出来ました。

ふれあいパーク霊苑奥の院 / 宝勝寺檀信徒各御家名が刻まれた石板の前にて

読経の間 雨が止み 太陽のやわらかな光が差し込んでいました

午後からは明日の「伝燈寺里芋収穫奉納祭並びに弁財天祈願祭」にて真前に御供えするお佛花と御供物を事務局の千田さんが届けてくださり、明日の打ち合わせもさせて頂きました。

金澤伝燈寺里芋研究会 事務局長の千田さんと 明日の最終打ち合わせ


長川さんとともに
また「友遠方より来る又楽しからずや」で、以前宝勝寺のスタッフとしてお勤めされていた長川さんが来寺くださり暫し歓談しましたが、時を同じくしていつもカフェをお手伝いくださっている金沢美大生・栗原さんの御両親もご挨拶に来寺くださり、どうやら本日は弁財天神のお導きと感じた御利益(ごりやく)“千客万来”の一日となったようです。

栗原さんの御両親が ご挨拶に来寺くださいました
いよいよ明日は午前11時より「伝燈寺里芋収穫奉納祭並びに弁財天祈願祭」が開催され、大祭前の10時からは親子里芋堀体験会も行われる予定となっています。皆様もお時間御座いましたら是非御参詣ください。友峰和尚より


宝勝寺境内のニシキギ
この時季の気候は目まぐるしく変化していきますが、昨日とは一変して冷たい秋雨の降るお天気となりました。午前中に西村家御尊父様の49日忌満中陰忌法要が本堂で営まれましたが、卑山霊苑の御法縁で亡き御両親の御法名を和尚が授与致しました。近年霊苑を御縁としてのお葬儀や御法要を修業する機会が増え、宗派が違えども同じ仏教信徒ということで大切な布教の場ともなっています。

午前10時より 西村家御尊父様の四十九日忌満中陰忌法要を修業いたしました


午後より 伝燈寺にて
昨日は終日伝燈寺に出向き11月2日(日)の伝燈寺大祭の準備に入りましたが、本日も引き続き午後から伝燈寺の弁財天窟や来賓客室の設えなどをいたしました。

水路を掘り 洞窟の入口に溜まっていた湧水を池へ流しました




つづいて 洞窟内の掃除


どうやら大祭当日は雨模様の予報ですが、そもそも弁財天は仏教の守護神で水の神様として崇められ、日本では五穀豊穣・財運・学問・芸能・音楽の守護神として信仰されています。

御像や祭壇を きれいに拭き掃除しました


洞内の 透き通った清涼な霊気

伝燈寺町の西川さんと 寺町 桂岩寺御住職との打ち合わせ

準備途中には西川さんと桂岩寺御住職が来られ、一緒に茶礼をしながら当日の打ち合わせもさせて頂きました。西川さんから頂いた立派な伝燈寺里芋を真前にお供えして寺を後にしましたが、当日も掘りたての里芋が奉納される予定となっています。

さて日々是好日で大祭の準備もすっかり整い、あとは本番を迎えるだけとなりました。弁財天が祀られている洞窟も綺麗に掃除しましたが、住処としている蝙蝠(こうもり)達の眠っている姿がとても可愛く思った安らかな一日となったようです。友峰和尚より

身を寄せ合って眠っている 弁天窟の小さな蝙蝠たち

金沢市伝燈寺町 瑞應山 傳燈寺

気候よし気温よしの実に晩秋を思わせる気持ちの良い一日となりました。ブログをご覧いただいている皆様には日々お健やかにお過ごしの事とお喜び申し上げます。本日は午前中より伝燈寺に出向き、11月2日(日)に予定をしている「伝燈寺里芋収穫奉納祭並びに弁財天御祈願祭」の準備に入りました。

普段は地元町内の西川久行さんが寺の管理してくださっていますが、本日は職員並びに千田果樹園代表の千田美保さんと枡田さんが準備に加担してくださいました。

今年で5回目を迎える大祭ですが、当日は先ず午前9時半より親子での里芋掘り体験会が行われ、その掘り起こされた里芋を本堂真前に奉納して豊穣祭並びに弁財天御祈願祭が厳修されます。また昨年からは行事終了後に境内で伝燈寺里芋の芋煮会が行われ、多くの方が参加される予定となっています。

弁財天窟の前で 竹の結界を準備中

本日は弁財天が祀られている洞窟の入口に結界をするため、境内の竹林から竹を切り出す作業や堂内の掃除とともに幕吊りや来賓をお迎えする部屋の設え等をしましたが、明日も引き続き弁財天の供物やお花の設えに午後より出向く予定です。

本堂内を清掃し 五色幕や紅白幕を吊りました


伝燈寺の弁財天は歴史も古く、ご利益として「財運、芸事、学業」の向上が言い伝えられています。現在伝燈寺本堂並びに弁財天堂の復興に尽力していますが、お檀家が一軒も無く伝燈寺里芋大祭を足がかりに少しずつではありますが大祭が地元メディアにも取り上げられるなどして知名度を上げています。

伝燈寺里芋の根切り作業をされる西川さん / 西川さんのご自宅の前で


畑に植えられている 白いちぢくの木

今回も多くの方々から御協賛金を頂き心より感謝申し上げております。さて弁財天のご加護を得ながら更なる発展を願って止みません。皆様も是非いちど伝燈寺大祭に御参詣くださいますようお待ち申し上げております。友峰和尚より


全国的に気温の低い朝を迎えたようですが金沢市内も約9℃と11月中旬の気温となり、寝具も冬布団と毛布を使用しなければならないほど寒さが身に応える感じでした。

午前中に金沢市役所歴史都市推進課の河村さんが来寺され、いつも卑山工事でお世話になっているPREの高倉さんを交えて屋根雪の落雪を防ぐための金具取付工事に関する説明が行われました。

各所を見てまわり 確認いたしました


打ち合わせの後には現場での工事説明となりましたが、今年は例年に無い猛暑が続いたこともあり12月から来年の2月にかけて北陸地方は大雪になるとの予測でしたので屋根雪対策を急がねばなりません。

2018年2月の豪雪 屋根から落ちた雪に埋もれる境内

2023年12月 除雪中にも屋根雪が落ちてくる瞬間
毎年屋根雪の落雪により、山のように積もった雪を除雪機で排除してきましたが、加齢とともにかなりの重労働を強いられるためこの度「屋根雪止め金具」の取り付け工事をすることにしました。効果のほどは分かりませんが、除雪の労力を軽減する対策としての効果を期待したいと思います。


午後1時より 斎藤家満中陰忌並びに墳墓納骨之儀
午後からは斎藤家満中陰忌並びに墳墓納骨供養が本堂で厳粛に修業されました。最近は法要に際し施主様との交流を大切にしており、故人を偲びながら追善供養の意義についても丁寧に説いています。

近年は冠婚葬祭の式の簡素化と年忌法要の簡略化が進んでいるだけに、卑山での法要や供養を通して施主様はじめ御家族ご親戚皆様との交流を最も大切にしながら同時に仏法の布教をさせて頂いています。さて、気候が良いと本当に気持ちも同調するかのように清々しく爽やかですね。朝一番に霊苑内を見て回りますが、どうやら「ゆう散歩」の代わりとなっている今日この頃のようです。友峰和尚より


20年来の友人 メアリー・ベッカーさんが来寺くださいました
火曜日は休寺日でしたが、約3年ぶりにアメリカ・コネチカット州にお住まいのメアリーさんがご挨拶に来寺くださり昼食を交えながらゆっくり歓談しました。メアリーさんは以前に福井大学に勤めておられ、大安禅寺の行事や金曜坐禅会にも参加され親交を深めて来ました。


お土産に頂きました ハロウィン飾り
2014年10月に開催したニューヨーク州サラ・ローレンス大学墨蹟禅画展の際にはコネチカットを訪ね、今日まで約20年以上の交流が続いています。昼食後も茶室で茶礼をしながらの楽しい談義となりました。

2014年10月 メアリーさんとお母様とともに / ニューヨーク州 サラ・ローレンス大学にて

本日の話題はもっぱら 禅談義 となりました


本日はアメリカ大リーグ・ワールドシリーズ第3回戦が行われるなどニュースにも目が離せない一日となりました。午前9時に始まったドジャース対ブルージェイズの試合は午後3時を過ぎても続いており驚きました! 試合は18回の裏に4番打者フリーマンのホームランでドジャースが勝ったとのこと、大谷翔平選手も2本のホームランを打つなど白熱した試合となったようです。日米首脳会談も大変友好的に終えたとのニュース報道でしたが、高市総理の初めてのトランプ大統領との会談だっただけに今後も日米間の益々の安定を願いたいものです。

昼食を終えて 暖かな秋光の差し込む茶室縁側に移動しました


再会を約束して別れました
さて明日からは伝燈寺里芋収穫奉納祭並びに弁財天祈願祭の準備に入りたいと思います。毎日があっという間に過ぎていきますが油断をしないで法務を進めて参りたく思います。頑張って参りましょう! 友峰和尚より


泉小学校2年生 第2回「地域探検学習会」
去る10月6日(月)に来寺された地元・泉小学校2年生16名の皆さんが、本日は第2回目の「地域探検学習会」ということで先生の引率で再度寺カフェに来られました。



第2回目にあたり 事前に頂いていた質問状
前回も見学された児童達よりグループごとに更に深堀した質問状が届けられその質問状に沿って一つ一つ丁寧に分かり易く説明をしましたが、どの子も真剣な眼差しがとても新鮮で一所懸命にメモを取っていました。その質問の内容とは、「カフェをするのにどんな修行をしましたか?」「なぜカフェを始めたのですか?」「カフェをして一番うれしく思ったことは何ですか?」「一番人気の食べ物は何ですか?」「一日に何人ぐらい来ますか?」「作っているところを見たいです」などなど、先日来寺された時に特に感じたことがとても綺麗な字で書かれていました。


一所懸命にメモを取る子供たち

喫茶室で 和尚がお抹茶を点てました


本日は実際にお抹茶を点てる所を見てもらいましたが、子供にもお抹茶点てを体験してもらい、美味しく点てるための抹茶の量やお湯加減や茶筅の使い方など難しさを知ったように思います。また今では使われなくなった火鉢についても、灰に木炭を入れて見学してもらいました。

続いて クラスを代表してひとりの児童に お抹茶点てを体験してもらいました



各所にテーブルとして置いてある 火鉢の本来の使い方について説明

木炭を見せているところ

木炭が炎で赤くなる様子を 折り紙で表現して納得してもらいました
「論より証拠」または「百聞は一見にしかず」で、実際に体験してもらうのが一番分かり易く納得できます。子供達もタブレットで何枚も写真を撮りながらメモをしていました。最後に子供達に感想文をお願いし、集合写真を撮ったあとご挨拶をして終了しました。

寺内を見学中のようす

あちこち 動画と写真を撮っていました

児童達と 交流中

子供達にとって寺の中を探検したり住職の話を聞く機会などこれまでに無く、おそらく初めてだったと思います。それだけに「寺カフェ」というテーマは面白くて深く印象に残ったものと思います。今年で8回目となった泉小学生による宝勝寺探検学習でしたが、和尚も童心に戻り本当に楽しいひとときを過ごすことが出来たようです。「童心はこれ祖心に通ず」ですね。友峰和尚より

皆さんとの記念撮影 / 感想文を楽しみにしています!

金沢マラソン2025 ランナーを応援しました
スポーツの秋本番! 午前8時半にしいのき迎賓館をスタートした約一万五千人を超えるランナーが寺町を通過したのは午前9時前頃で、冷たい小雨の降りしきる中での今年の金沢マラソンとなりました。和尚も応援のためコース沿いの歩道へ出向き声援を送りましたが、今年は知人の出場はありませんでしたが法衣姿での声援にランナーからも笑顔で返してくれなんともほっこりしたものです。

毎年お会いする警備員さんにごあいさつ


おとなりの承証寺様も 沿道へ応援に来られていました



なかには色々な仮装の姿で走っている方やかなりご高齢のランナーも多く見られ、沿道からの声援に手を振って応えていました。毎年思いますが約一万人を超えるランナーが押し寄せてくる迫力には圧倒されます。和尚もいちどは参加してみたいと思う金沢マラソンの風景でした。

次第に色づいていく 境内の沙羅双樹
マラソン応援後は大リーグ・ワールドシリーズ第2戦をテレビ観戦し、大谷翔平選手、山本由伸投手を応援しながら伝燈寺里芋収穫奉納祭の事務準備をしました。大リーグの試合も優勝決定戦ともなると流石にスター選手ばかりで画面からその迫力が伝わってくる感じで応援する側にも力が籠りますが、本日は山本投手が見事な完投で勝利し観戦し甲斐のある一戦となったようです。

苑内の柿の木 果実の収穫をしました

さて昨日の夕刻にはカフェお手伝いの金沢美大生さんのサポートを受け柿の収穫をしましたが、本当に久しぶりの柿採り体験となり、街の中で柿を収穫するなどと想像もしなかっただけに楽しい時間となったようです。「平穏無事」の一日を過ごすことが出来るのは本当に有難い事ですね。南無観世音菩薩 友峰和尚より


ほのかな芳香をただよわせる 秋のバラ
この時季の天候は急変するため墓域での御供養には大変気を遣います。午前中は本堂に於いて岡田家墳墓開眼納骨供養が修業され午後からは苑内にて高桑家の墳墓開眼供養が執り行われましたが、当初心配されていた雨風も無く穏やかな晩秋を思わせる風情の中で無事に終えることが出来た事に安堵したものでした。

午前11時より 岡田家墳墓開眼並びに御納骨儀が修業されました


午後2時より修業されました 高桑家墳墓開眼並びに御納骨儀にて
尊霊供養を修しながらいつも感じることは、故人の恩徳がそのままその日の気候に現れることです。本日は曇り空ながら気温も暖かく本当に追善供養の日和となったようです。明日は金沢マラソンが予定されており、このまま天気が崩れないことを祈っています。


さていつもカフェのお手伝いを頂いている金沢美大院生の坂東凛汰朗さんに卑山の寺旗のデザインをお願いし、本日その旗が完成し送付されてきました。さっそく開封し広げてみましたがとても素敵な仕上がりになりました。宝勝寺のシンボルともなる寺旗だけに、大切な行事の際に掲げたいと楽しみにしています。

本日送付されてきました 宝勝寺のオリジナル寺旗

「日々これ新たなり」で一日として同じ日は有りませんが、出来立ての旗を見ながら新たな夢や希望が湧いてくる感じがしたものです。これまで祝祭日には多くの家々が国旗を掲揚していたものですが近年ではあまり見かけなくなったように思います。


卑山では祝祭日には必ず国旗と佛旗を掲揚してお祝いしています。新たに寺旗が加わり、今後は旗を掲揚するポールもどうやらもう一本必要になって来たようです。新しい寺旗を広げて記念写真を撮りましたが、和尚の頭が御来光のように見え大満足の一日となりました。お健やかにお過ごしください。友峰和尚より


日中友好の朝顔 の 種
中国時代の禅僧・百丈懐海禅師の言葉に「一日作(な)さざれば一日食らわず」とありますように、一日じっとしていてはお腹も空かず無理やり食しても身体の為にはなりません。この言葉の場合「作(なす)」という漢字を敢えて使ったところに意義が有り、単に身体を使うことのみならず頭を使って智慧を働かすという意味も含まれているかと思います。

少林寺のアトリエにて

修行中は坐禅をする時間が極めて長く、長時間坐っているとあまりお腹が空かないのではと思いがちですが、どうしてどうして呼吸を整え身体を整え心を整えていく過程で大きなエネルギーを消耗するから不思議な話です。特に禅問答の公案を拈提(ねんてい)しながら心身統一を図る瞑想には臍下丹田の力を要しますから猶更の事です。

坐禅を終えた時などは本当に空腹になり、食事時間が待ち遠しいほどでした。現代は飽食の時代と言われていますが僧堂修行での「作務(さむ)」の意味ほど大切なものはありません。作務は単なる肉体労働では無く、作業を成就するための知恵と工夫を作すところに修行の重点が置かれています。

さて昨日は草取り作業をしましたが本日は少林寺アトリエで終日恩師や知人への書簡と墨蹟をしましたが、静寂の佇まいのなか随分と捗りました。昨日の「動」の作業時間から本日の「静」の時間を過ごすことが出来、和尚の身体も頭も充実して大満足の時間となったようです。友峰和尚より


朝日を浴びながら ふれあいパーク霊苑「奥の院」の草取り作業

秋晴れの良いお天気となり、長らくご無沙汰していた霊苑内の草取り作業に出ました。朝方の気温が14℃と肌寒く感じるものの、外作業には実に清々しく快適そのもので仕事も俄然捗ります。ふれあいパーク霊苑「奥の院」から開始し引き続き少林寺墓域にも出向き、特に杉苔の中に生えたしぶとい雑草を徹底して排除しました。

苑内の草引きと清掃でいつもお世話になっている 後藤さんと


カタバミやコニシキソウなど 厄介な草を丁寧に引き抜きました

まだまだ咲き続けている ふれあいパーク霊苑のバラ


千樹園の巻下さん 薔薇の消毒に来られています


少林寺墓苑に移動し、大きな雑草取り



草取り後にはいつものように除草剤の散布をして作業を終えましたが、なにぶんにも除草区域が広範囲に渡るため何度も草取り作業が求められます。何事もタイミングが重要で、毎年実施している草取り作業の日誌を参考にしながら進めています。今年の猛暑には本当に閉口しましたが、やはり気温が下がると外作業がずいぶんと楽になると同時に仕事も捗りいつもより早く作業を終えることが出来たものです。午後からは少林寺アトリエにて昨日に引き続き事務に専念し、夕刻までには日頃から気になっていた課題をクリア出来たようです。

本当に寸暇を惜しんで一日を無駄に過ごさないよう計画性を持ちながら丁寧に進めていますが、それでも時間が足りません! 世語に「明日ありと 思う心に ひかされて 今日もむなしく 夕暮れの鐘」と詠んだ方がおられますが、なんとも虚しさが伝わってきます。また別の世語に「今有りて 今無き今を 安らかに 忍びつつ行く 今ぞ嬉しき」とありますように、「光陰矢の如し 時人を待たず」と心得て今を大切に全力で歩んでいきたいものです。

菊 / 宝勝寺境内
さて皆さん、頑張って参りましょう! 高市総理ではありませんが「働いて!働いて!働いて!」 傍(はた)が楽(らく)になるように願いつつ働いて参りたいものです。もう一句「長生きは 只働くの 他は無し 流るる水の 腐らぬを見よ」 くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より



