和尚のちょっといい話
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明日は「節分会」が午後6時半より、大安禅寺枯木堂で盛大に修業されます。毎年恒例となっている年中行事ですが、厄除け祈願や諸願成就のご祈祷の後には福引大会が行われ、年々支援してくださるスポンサーも増え、豪華な賞品が並んでいるようですので皆様も是非ご参加頂きたいと思います。明後日が立春! 本格的な春を迎えるわけですが、今年は雪も無く、いつもの年より早い春の到来を感じるものです。
お檀家の稲場様とともに 年忌法要の打ち合わせを致しました
㈱ココ・プランニング 川面専務と清野さんとともに
午前中に寳勝寺の法務を済ませ、午後から節分会準備のため大安禅寺に入りましたが、町内の道路脇には節分会を知らせる旗がずらりと立ち並んでいました。和尚も今年は72歳の厄年に当たる為、御祈祷には力を注いで無病息災の祈願と感謝の心を捧げたいと思います。皆様のご来寺を心よりお待ち申し上げております。友峰和尚より
2018年2月3日 大安禅寺節分大祭のようす
昨晩は雷鳴とともに霰(あられ)が屋根瓦を激しく打ち付け北風が強く吹きましたが、今朝方、境内を見回ると少しだけ軒下に雪が積もっていました。ひんやりとした空気感の中にようやく冬を感じてなぜかホッとしたものです。
午前中に御檀家様の月諷経に出掛けた後は休息の1日とし、身体を休めることにしました。と言うのも、この時期はどういうわけか毎年体調不良となり決まって医者通いをしている様子で、大事を取っての休息でした。
振り返るに正月以後、休息らしい休息は取っておらず連日干支色紙描きをしていた為、腰痛に膝関節痛、頭痛に歯痛に肩凝りに悩まされる毎日でした。妻は日頃、体操教室に通っているおかげで身体の調子が大変良いとか。妻からの助言も有って努めてマッサージと軽い柔軟体操を始めたところです。NHK放送の健康番組ではしきりに身体を動かすことを推奨していますから、頑張って健康体を取り戻すべく精進して参りたく思います。
それにしても今年も干支色紙描き約600枚、貫徹する事が出来ました。感謝!感謝! 来年の干支は「丑」ですが、今年こそ早めに準備に入りたいと誓っています。友峰和尚より
大安禅寺本堂 の 現在のようす
天に向かってそびえ立つ足場が異様な風景を見せています! 本堂修理保存工事のための「素屋根」を組む作業が現在進行中で、写真の如く頑強な足場が作られています。今年は暖冬の影響もあって順調に工事が進んでいますが、通年ならば雪に悩まされる時期でも有りながら、その心配も無く間もなく本堂をすっぽりと覆う素屋根が掛けられ、愈々本格的な解体修復工事が始まろうとしています。
現場監督の東野氏、文建協の高木氏 と 大工棟梁の河野氏 です
今朝方は工事現場を視察しましたが、現場を担当監督する頼もしい三人衆が和尚を迎えてくれました。自坊を離れての生活が続いているだけに、工事現場視察は常に新鮮な感覚で映ります。雪のない状況は現場の方々には大いに助かっているようですが、今朝方は今年初めての雪景色となり、なんとなくホッとしたのも事実です。さて明日から2月、如月(きさらぎ)に入ります。2月3日の節分会を目前にして気持ちを引き締めて参りたく思います。友峰和尚より
庫裡中庭にて うっすらと積もった雪
大安禅寺 松雲の間にて 斉藤表装店の斉藤公一さんとともに
新型肺炎コロナウイルスの拡散に歯止めが掛からない状況下に有りますが、本日は急用で大安禅寺に帰山の途中、金沢駅が観光客で賑わう中、マスクを着用した方が多く見受けられました。和尚も用心の為にマスクを着用したものの、マスクだらけの周囲の風景には異様な感じさえ受けたものです。寺に到着と同時に斎藤表装店主・斎藤公一さんが先般お願いしてあった額を持参され、さっそく新命副住職夫婦に披露した後、2人に渡しました。
新命副住職夫婦に 結婚10周年の御祝額を贈りました
副住職が結婚して今年の5月に10周年を迎えるにあたり、副住職の師匠・妙心寺塔頭 東海庵住職・岫雲軒老大師(当時妙心寺専門道場師家)から拝受した手紙を表具してもらい、お祝い記念品としてプレゼントしました。また息子夫婦からは和尚72歳の誕生日プレゼントを貰い、歓びの1日となりました。人生には色々な記念日が有りますが、誕生日や結婚記念日は一生涯の記念日として大切にしたいものです。友峰和尚より
早朝の気温が8℃と、この時期に有っては暖かい日が続いています。雪国に住む者はやはり1回ぐらいは雪景色を見ないと落ち着きませんが、どうやらこのまま春を迎えるのでしょうか? 午前中にお檀家様の月参り諷経に出掛けましたが、どことなく春の空気を感じてしまいます。今年は雪の全くない北陸地方、タクシー運転手さんにとっては大歓迎だそうです。
金沢青年会議所 織田様 と 澤 様 とともに
金沢青年会議所の2名の方が来寺され、今後の色々な企画の提案を受けしばし歓談しました。以前、野町少林寺で茶道裏千家淡交会 石川青年部の方々が坐禅を体験されましたが、その際に参加されたメンバーの織田様が市内各企業の青年部の方々に坐禅体験を組み込んだ修練を提案したいとのことで、今の世相にマッチした新しい心身修練の方法を考えてみたいと思っています。
さて今日は卑山会計監査も行われましたが、会計事務所女性職員の方もこの時期は多忙を極めているそうで、経理は寺院運営の要でも有りますから貴重な意見を多く拝聴出来、感謝のひと時となったようです。友峰和尚より
新型肺炎コロナウイルスの拡散に歯止めが掛からず猛威を振るっていますが、本当に心配されます。国内でのインフルエンザの流行も重なり、一刻も早い終結を願うばかりです。外出する際には必ずマスクを着用していますが、ウイルスの感染状況が今ひとつ不明で不安は募るばかりです。日本には多くの外国からの観光客が来られているだけに自己防衛が求められているようです。
寺に篭り 干支色紙描きをしています
今日は寺カフェはお休みですが、2月3日(月)に開催される大安禅寺「節分会大祭」協力各社への御協賛御礼の品として和尚の干支色紙を差し上げており、最後の宿題の残り80枚を描いています。毎年恒例の事ながら老骨に鞭打っての作業、和尚の描いたネズミが大きな福を呼ぶように皆様の幸せを願うものです。福来る!! 友峰和尚より
大相撲一月場所は徳翔龍が33歳という年齢で優勝しましたが、優勝インタビューが度々話題になるほど今、その人柄が称賛されています。今日はニュースでご両親の歓びの姿が放映され、和尚も嬉しく思ったものです。
今回の場所では石川勢が大いに盛り上げてくれました! 遠藤、輝、炎鵬とそれぞれに良い成績を残し全国的にも「石川県」が更に知名度を上げ、3名とも相撲界のスター的存在です。一月場所が終わって夕方からの相撲観戦の楽しみが無くなりましたが、本当にこの2週間はずいぶん楽しませてもらいました。
炎鵬関 夕方のNHKで早速特集されていました
さて1月も終盤に入り、大安禅寺では「節分会」の準備に忙しいとの事ですが、寳勝寺近くの通称「忍者寺」がここ数日お休みということで和尚は臨時休息を取り、2月に備えたいと思っています。お隣りのコロナウイルスが猛威を振るっていますが、一刻も早く沈静化することを願うばかりです。友峰和尚より
「 静 」 大安渓仙 書
時々ブログを振り返って読んでみると、ほとんど寺内での出来事がその大半で、いかに外に出ていないかが窺い知れます。大安禅寺での一日は先ずは境内の外掃除から始まり、終日アトリエと堂内を行き来しその運動量は実に多く、健康を保つには最適な環境でしたが、現在は加齢も手伝ってか外出する事も少なく部屋に閉じこもっての法務遂行が多くなっています。運動不足は当然の事ながら身体のあちこちの機能を低下させ、最近では筋力の衰えからか膝関節痛に悩まされる始末。少子高齢化社会の中で高齢者に一番求められているのは、自分自身が徹底した健康管理を保つことだと改めて自覚するものです。
和尚もスローでは有りますが、健康回復の為に自室でのストレッチを励行するよう努力を始めています。「病みてこそ道心の起こる候 不幸はこれ道の幸いなり」とは花園法皇様のお言葉乍ら全くに同感です。72歳の誕生日を迎え、今後は健康管理と共に身体の強化にも務めていきたいと思っています。誕生日にあたり本日も多くの方々から心温まるお祝いの御品やお言葉を頂き本当に有り難うございました。心より厚く御礼申し上げます。友峰和尚より
チューリップの発芽
本日72歳の誕生日を迎えました。日頃より御法縁を頂いている方々より心温まるお祝いメッセージを頂き、心より感謝申し上げます。人生100年時代とはいえ、健康で長寿を全う出来るとは限りません。超高齢者の方から見れば72歳などまだまだ若い年齢と言えますが、健康で元気に70歳を迎えることもなかなか難しいものです。72歳の誕生日を迎える事が出来たのは、これ偏に神仏の御加護と健康な生命を与えてくれた両親のお蔭だと感謝するものです。また多くの方々との今日までの御法縁にも深く感謝いたします。
朝 霊苑管理事務所スタッフの皆さんと、誕生祝御礼の茶礼をしました
桂岩寺のご住職から 心温まるお祝いの御品物を頂きました
ヒザを温める「遠赤外線 温熱ひざかけ」
娘から届いた 手作り毛糸 の 手編み帽子
大相撲1月場所も明日が千秋楽ですが、石川県出身の炎鵬のように、身体は小さくとも強靭な精神で大活躍している姿には感動を覚えるものです。和尚も健康第一に、少しでも皆様のお役に立つよう元気に頑張っていきたいと闘志を新たにしています。友峰和尚より
本日夕刻 福邦銀行の舟橋くんとともに
昨晩は㈱ココ・プランニングの中本会長御夫妻が東京より来寺下さり、和尚の誕生御祝いにと妻と共に夕食を御馳走になりました。昨年末に東京の卑山御檀家様のお参りに上京した際にも歓待して下さり、本当に有り難く感謝申し上げた次第です。また昨日にはふれあいパーク霊苑管理事務所スタッフ皆様からお祝いのお花を頂き、本日は早速応接間に飾らせて頂きました。
思えば学生時代に詠んだ俳句「シクラメン 生誕の日に いきいきと」を思い出し、72歳という年齢に驚くばかりです。昨年は息子夫婦や孫達に囲まれての誕生会でしたが、今年は金沢での誕生会となりました。所は変われど「誕生日」とは、両親に感謝する大切な喜びの記念日で有る事を強く思う今日この頃です。友峰和尚より