和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第510話 】
2015年 01月 10日 談

今年成人式を迎える新成人数は126万人で、昨年より初めて5万人多いそうです。このところ少子化問題がクローズアップされている中での増加報告ですから少々嬉しいニュースという事でしょうか。「子は国の宝なり」ですから、国の未来を担う大切な若者でもあります。

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それにしても、まだまだ人口増加現象には程遠い数字で、和尚の生まれた昭和23年は300万人を超えた時代、いわゆる団塊の世代といわれる時代で、数が多いことはやはりお互いに「切磋琢磨」した時代でもありますから、「活気世代」でもあったと思います。何かと最近は「コンパクト社会」と言われ続けているようですが、これも少子化に端を発しての言葉なのかもしれませんね。さて、126万人の成人を迎える皆様にはこころからお祝い申し上げたいと思います。長い人生の中で最も大切な儀式でもあり、社会人として大いにご活躍くださることを切に願いたいと思います。

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大安禅寺の御本尊 聖十一面観世音菩薩立像

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修正大般若祈祷会にて転読される、歴史有る経本

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大安禅寺の方では、明日は修正大般若祈祷会が開催されます。この一年の無事を心を込めて御祈祷申し上げたいと念じています。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第509話 】
2015年 01月 09日 談

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金沢市野町の少林寺様の本堂をお借りして、寳勝寺檀信徒様よりお申し出のありました新年のご先祖供養とご祈祷を致しました。返す返すもご先祖様の御供養ほど大切なものはないと思います。じぶんが今日あるのは偏に祖先の御徳のおかげと、ただ感謝あるのみです。ご供養の意味は多義にわたると思いますが、究極「報恩謝徳」に尽きると思います。長いようで短い人生、日々無事に過ごせたならば、これはもう父母並びに祖先の恩のおかげとしか言いようがありません。

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少林寺奥様と (500x375)

少林寺御奥様との新年のご挨拶 / 少林寺応接間にて 

「おかげさま」の心をご供養を通してご先祖様にお伝えするのが「ご法要」です。ところで生前にどれだけ父母に感謝できたかと言えば本当に冷や汗の出る思いがします。だれもが思い当る事だと思いますが、歳を重ねて漸くわかる父母への感謝の思いなのかもしれません。最近、今は亡き両親の位牌の前に立ち「ごめんなさい、ごめんなさい」「口答えばかりしてごめんなさい」と反省の弁仕切りの和尚の日課。無言のままの両親の遺影なれど何処か微笑んでくれているように思えるこの頃です。友峰和尚より ・・・・(それはあなたの思い込みというものですよ!母より)

友峰和尚のちょっといい話 【 第508話 】
2015年 01月 08日 談

松の内を終え、「心機一転!」と言いたいところですが、体はどんよりと重く、どうやらこのところの気象の変化にも影響されているようです。暦の上では「小寒」を過ぎているわけですから、老体に無理がかかるのはやむを得ない事実ですね。さて、金沢・寳勝寺の本堂屋根修復工事も年明けより急ピッチで進んでいます。

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嗚呼!なんて素晴らしいんでしょう! ピカピカの黒瓦が整然とずらりと葺かれている様には一種の安堵感を覚えます。「畳となんとかは新しい方がいい!」なんて言葉を聞いたような聞かなかったような? 畳は別として、屋根瓦の新調は手放しで嬉しいものです。これまではジグザグで、軒先は折れて瓦がお辞儀しているような状態でしたからね。「泣き顔」から一変して「笑顔」になったようなイメージです。

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「メンテナンス」という言葉がありますが、人生もまた総じて「メンテナンス」が大切かと和尚は思いますね。常に「修復、補強」です。早め早めの「メンテナンス」こそが生き延びる秘訣というものです。ところで和尚さん「メン」て「なんすか?」・・・わかってないね!? 友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第507話 】
2015年 01月 07日 談

昨年暮れ頃から脇腹が痛みだし、はじめは胃でも悪くしたのかと胃薬を飲み、腰の痛みから来るのかと痛み止めを飲んだりしても一向に良くなる気配がなく、その原因を自分ながらに模索中でした。そんな折、卑山・大安禅寺の鎮守山王社に新年のお参りに行きましたらなんと社内は水浸し。何事かと外に出て屋根を見上げたところ、先般の大雪で折れた太い枝が御社に突き刺さっている状態で、そこから雪解けの水が容赦なく社内に降り注いでいる惨状でした。

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鎮守堂の屋根に突き刺さった倒木

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鎮守堂の屋根から、礼拝所を見下ろす風景

これは一大事と早速に梯子とスコップ、瓦にブルーシートを用意して補修工事にあたったものの、足場も悪く危険を察知して工事を中止し御用達の工務店に電話したところ、ほどなく瓦屋さんが来て下さり一件落着! すると、今まで痛んでいたはずの和尚の脇腹の痛みがスーッと引いて行きました。アーラ不思議、あら不思議!? さて皆様はこのような出来事を信じますか? それとも偶然と思いますか? 「あなたの知らない世界、世にも奇妙な物語」なのでしょうか? このような事は不思議でも奇妙でもありません。和尚にとりまして、卑山の鎮守堂は自仏堂的存在でありますから常にお参りしているわけですが、今日は本当に痛み入りました。「天地(あまつち)や 無言の経を 繰り返し」という二宮尊徳先生の言葉が有ります。さてさて自然からの「無言」のメッセージをどのように受け取ってどのように対応していけるかが自分の健康や命のあり方に深いかかわりを持っているようですね。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第506話 】
2015年 01月 06日 談

新命副住職の新年の檀信徒各家お参り「年頭回礼」が続いていますが、今日は二人で中村家のお参りに行ってきました。お仏壇が新年の装いできちんと整えてあり、実に気持ちの良いものです。たまにたまにですが、あるお宅さんではお盆のお参りの時など突然尋ねますと見事なお花がお供えしてあると思いきや、お正月飾りがドライフラワー化していたなんていうこともありました。そこで前もってお参りの時間を必ず伝えるようにしてからは、そのようなハプニングはぴたりと無くなったものです。鏡餅も明日までですが、最近では15日ぐらいまで飾られているお宅も増えてきました。家族揃って御先祖の御霊の供養をする姿はなんとも心温まる風景ですね。

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街中は急に動き始めた様相で、いよいよ平成27年が始まったようです。和尚の法話も3月より金沢・寶勝寺で始める予定ですが、法話のタイトルをどのようにしようかと思案しています。今のところ「友峰和尚の楽く楽く法話!!」で始めようかなと思っていますが、なにか良いアイデアが有りましたらご一報くださいね。ここに来てようやく明るい兆しを見せ始めた日本経済界! さて皆様はどのように感じておられますか? 和尚の法話が景気の牽引役となるように願っています。NHK大河ドラマ「花燃ゆ」が始まりましたが、激動の幕末から明治新政府誕生までの人間ドラマ。いつの時代でも歴史の主人公は人であり、心であることを自覚した第一回目放送でした。友峰和尚より‏

友峰和尚のちょっといい話 【 第505話 】
2015年 01月 05日 談

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大安禅寺の参道を除雪中

「備えあれば憂いなし」「先手必勝!」などなど、北陸に住む者にとって厳冬を乗り切るためには絶対不可欠の格言です。それに加えて「油断大敵」でしょうか。一難去ってまた一難、明日から再び大雪になるとの天気予報でしたから、次の降雪に備えて現在の残雪を溶かしておかなければと、好天気の午後から除雪機を使っての作業となりました。文明の力はお寺にとっても実に有りがたい存在です。

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「看よ看よ!この除雪車の働きを!」 しかしながら何事もそうですが「タイミング」が大切で、除雪するにしてもタイミングを誤ると大変な作業となってしまいますから、そこんところは長年の経験がものを言うというものです。さて、午前中には新命和尚と分担しての年頭回礼に出ましたが、久しぶりに卑山の責任役員総代様・上田家にお参りに出かけました。年頭のお参りは一家揃っての読経となり、真に有りがたし有りがたし。

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読経後は上田様ご自慢の手打ち蕎麦に奥様の心の篭った御手料理を頂きました。流石にブログではお味までお届けできないのが残念です。趣味で御蕎麦を打たれる方も多いと思いますが、上田さまの手打ち蕎麦は出汁作りから始まり薬味に至るまで実に完全無欠です。写真に撮ってみましたが、御蕎麦は二種類の手打ちソバにてこれまた完璧でした。本当に御馳走様でした。

「新年の 読経親しむ 手打ちそば」友峰

一句出来ました。御蕎麦を頂きながら上田総代様と久しく広範囲な話題で花が咲いたのは言うまでもなかった正月5日目でした。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第504話 】
2015年 01月 04日 談

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「笑う門には福来たる! 怒る門にはホスピタル!」って調子でお正月4日目を過ごしましたが、和尚的には例年に無いほどの、のんびり・ゆっくりで過ごすことが出来ました。と言いますのも、何か昨年までのお正月とは違った感覚を感じ取っているのです。アベノミクス効果が元旦より現れ始めたというのでしょうか。やはり景気が良くなる兆しというのは、周りの景色から良い気を感じ取ることだと思いますから、その意味ではなんとなく明るい気配を感じ取っています。真に不思議な現象です。特別自分が浮かれているわけでもないのに、お正月にお会いする方々からは福気を頂いています。なるほど!!なるほど!!「笑う門には福来る!」の通り、なぜか体の中から笑いが自然に生じてきます。お笑い番組に影響されたわけでもありませんよ。今年はきっと、福の神様が和尚の体に宿ったに違い有りません。

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さてさて「何が出るかはお楽しみ、ハイ、ハイハイハイ お楽しみ!」そういえば随分と久しぶりに大休息をした感覚が有りますね。お正月は神様がくださる「強制休息日」なんだと。初めて、笑う事の出来る健康状態は大休息によって生じるのだと知りました。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第503話 】
2015年 01月 03日 談

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正月明けから三日続きの雪となりましたが、それでもお正月気分は依然持続中で、のんびりムードの終日を過ごしました。今日は年賀状の整理ということで、一枚一枚、裏も表もしっかりと読ませていただきました。一年に一度の各人様の消息を知る唯一のお便りなれど、やはり嬉しいものですね。添え書きも短いながら思いの篭ったものばかりで、親近感を感じさせてくれます。御一人御一人の姿を思い浮かべながらの拝読でしたが、なかには思い出せない御方もあり、なんとも申し訳なく思うものもあります。これまでには沢山の方々と出会ってきたわけですが、年賀状は簡潔にしかも確実にその人を身近なものにさせてくれる効能があるようで、極めて大切なものであることを再認識しています。いつも年の暮れになって慌てて作成してきた年賀状でしたが、来年の年賀状は家族情報満載のものにしたいと反省いたしました。毎日書いている和尚のブログも情報の一つだけに、多くの方々に読んでいただけるよう頑張って行きたいものです。何よりも嬉しく感じるのは家族揃っての写真ですね。またお孫さんの写真などもいいですね。

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年賀状はまだまだシンプルなものが多いですが、近未来には3Dの年賀状が登場するかも知れませんよ。‏親戚や友人たちの消息を知ることは本当に、こころからほっこりするものです。昨年は多くの新たな出会いを頂きましたので、初めて頂いた年賀状に早速お返事を書くことが和尚の初仕事となりました。明日からは年頭回礼(檀家様への新年のお参り)が始まります。檀信徒の皆様、本年もよろしくご法愛賜りますようお願い申し上げます。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第502話 】
2015年 01月 02日 談

大雪となりました元旦二日目、皆様に於かれましてはお健やかにお正月をお過ごしの事と思いますが、まるで時間が止まったかのような静けさです。実に心安らかなゆったりとした休日ですね。何もかもが冬眠しているようなお山の中の禅寺の風情を楽しんでいます。今年のテーマが「遊戯三昧(ゆげざんまい)」ですから、まさに「あるがまま」の心境です。お正月のテレビ番組では、現在活躍されている若き芸術家などを紹介、放映されていますが、普段はあまり取り上げられないために興味深く見ています。和尚なども書道に格別な思いが有ったわけではなく、父の書を書く姿を普段から見たり手伝っている内にいつの間にか書いていたというようなものですから、やはりDNAを感じる時があります。父の書はとても味わいのある書体で、子供心に「うまいなっ」と思っていたものです。今でも父の書を床の間に飾って在りし日の父を書から偲んでいます。今年は昨年にも増して書道に力を入れて行きたいと念じています。さて、昨年の暮れに、ニューヨーク‏のサラ・ローレンス大学、大山小百合先生より御手紙と生徒からの沢山の御葉書を頂きました。

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「和尚感激!!」です。個展開催の折、日本語1クラスの学生さんに書道を教えましたが、その時の生徒さんからの新年のメッセージと感謝の言葉が綴られた心温まる年賀状でした。もしこのブログを大山小百合先生がご覧頂いていましたら、生徒の皆さんに「ハッピーニューイヤー!」とお伝えください。先生始め学生皆さんのご来寺をお待ちしていますよ。個展開催のご法縁が実って行くことを切に願う元旦となりました。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第501話 】
2015年 01月 01日 談

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新年あけましておめでとうございます。‏大晦日から一変して銀世界の元旦の朝を迎えました。なにもかもが洗い清められた感の新年となりましたが、本年も御法愛のほど宜しくお願い申し上げます。何度経験してもお寺でのお正月は全くに格別なる心境を得るものです。除夜の鐘を撞き、その音色が山々にこだまして、その余韻を残す中での目覚めとなりますが、本当に気分が一新しますから不思議ですね。「新年!!」という感じです。

IMG_3946 (500x333)平成26年大晦日 除夜の鐘のようす

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新年の御祈祷

古来より何百年もの間、連綿として続けられて来た新年の行事ですが、これこそが「仏法」の真理だと思います。ご祈祷の後に新年法話をいたしましたが、何と言いましても「家内安全、健康安心」が大切なことかと思います。一年を無事に過ごすことの困難さとまた無事に過ごせたことの喜びと感謝が大晦日と元旦に凝縮されるようです。除夜の鐘撞きにも多くの方が参加してくださいました。一撞き、一撞きされるその姿には喜びと感謝の心が感じ取られました。どうか皆様にとりまして、今年一年無事に過ごされますことを心より御祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。友峰和尚より

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