和尚のちょっといい話
少林寺檀信徒 宮崎惠美様とともに
昨日の「ちょっといい話」は第2222話で、所謂4ケタのぞろ目を迎えたわけですが、数字が揃うのは大変気持ちの良いものです。語呂合わせをすれば「夫婦・夫婦」または「ふ・ふ・ふ・ふ」となり、夫婦仲良くフフフの冨という事でしょうか! 今度ぞろ目を迎えるのは3333話で約3年後となります。和尚75歳の誕生日を迎える頃になりましょうか? 頑張って続けて参りましょう!
本日は自坊より依頼されていた色紙書きに専念した一日となりました。重文諸堂修理工事に対しご寄進下さる方々が日々増えて来ており、本当に有り難く感謝申し上げております。ご寄進頂いた方々にまずは御礼の気持ちの品として和尚の色紙を差し上げています。こちらも頑張って水墨画など交えながら描いていきたいと思っています。
本日描いた 朱達磨図
毎日、大安禅寺のホームページを楽しみに閲覧していますが、写真を見ているだけで現在の修理工事の状況が十分に分かり安堵しています。まもなく秋季彼岸会を迎えますが、今年最後の祖霊供養でも有り檀信徒皆様の御参詣を願っております。さて今夕6時半より月例坐禅会が行われますが、気温もぐんと下がって坐禅にも集中できそうです。南無観世音菩薩
境内の白萩が満開です 寺カフェのお客様とともに
「寳勝和尚のちょっといい話」 第2222話を迎えました!!
「寳勝和尚のちょっといい話」 本日、第2222話を迎える記念すべき日に、福井県あわら市より「あわら温泉・女将の会」9名の方々が来寺下さいました。2015年3月14日、東京~金沢間に北陸新幹線が開業して今年でまる4年になりますが、2023年敦賀駅開業まではあと4年となりました。
「あわら温泉女将の会」 女将さん達が来寺くださいました
新幹線が金沢駅まで延線されて以来観光客も3倍になり、金沢市内の有名観光地は現在もなお活気を呈しています。4年後、福井・敦賀駅まで開業されればあわら温泉にも関東からの観光客がどっと押し寄せる事が予想されます。福井県内の有名観光地も4年後の開通に合わせ整備が進められているようですが、大安禅寺も10年後の完成を目指して現在、重文諸堂修理工事が進められているところです。
宝勝寺ふれあいパーク霊苑にて
あわら温泉女将の会謹醸「女将OKAMI」の銘酒をお供え下さいました
本日はあわら温泉の女将様9名が視察を兼ねて寳勝寺に来て下さいましたが、大安禅寺の観光発展に於いてもあわら温泉の各旅館の女将様には大変お世話になっています。日頃から和尚も親しくさせて頂いている女将様ですから、早朝から首を長くしてお待ちしておりました。
テレビや新聞でよく話題になるあわら温泉「女将の会」ですが、いずれの女将様も明るく且つ生き生きとしておられ、大変心強く感じたものです。「旅館は女将で持つ」とよく言われますが、北陸新幹線の敦賀駅開業に合わせ、益々お元気で今後ともご活躍下さいますよう念じております。本日はご遠方ご来寺頂き、心より厚く御礼申し上げます。友峰和尚より 【あわら温泉 女将の会のホームページはこちらからどうぞ!】
明日9月19日は、木曜坐禅会です。奮ってご参加ください!
毎年恒例の「金沢ジャズストリート2019」も昨日が最終日。今月13日から16日まで、11カ所の野外会場と18カ所の屋内会場での150を超えるライブが行われました。今年で11回目になるそうで、国内外から多くの方々が集まる音楽イベントになっています。昨日は午後3時より、大阪を拠点に海外でも活躍されているという「ツイッター東方部」が片町きらら広場で演奏をすると聞き、さっそく行って参りました。最近ではゲーム音楽を制作し魅力あるジャズを目指しているそうです。
流石に迫力のある演奏で、久しぶりにジャズ生ライブを堪能することが出来ました。演奏終了後に2019年5月リリースの最新作「Night Butterfly」のCDを購入しました。
その後も地元ジャズバンド方々のライブを午後7時まで聴き、大満足で寺に戻ったわけですが、毎年開催されていながら今年初めてご縁を得ることが出来たようです。一年を通して多くのイベントが行われている金沢市ですが、来年は東京オリンピックが開催されるため石川県全市を挙げて観光客誘致に努力されているように思うものです。友峰和尚より
境内の 白萩 が咲き始めました
3連休の3日目を迎えました。今月は次週も3連休となる為、金沢市内は初秋の風情を求めて有名観光地は賑わいを見せています。一昨日から来寺している宝塚市在住の甥っ子家族も今日が最終日ということで、近所の通称・忍者寺「妙立寺」を見学後、挨拶に寺に寄ってくれました。
昨日は21世紀美術館を始め、兼六園やひがし茶屋街などを見学し子供達の希望で和菓子作りを体験したそうです。子供にとって禅寺での宿泊は初めてだったという事でした。現在、金沢市内では毎年恒例の「ジャズストリート2019」のイベントが行われており、和尚も午後から休息を取って片町きらら広場での「まちかどジャズライブ」に行ってきました。
寺カフェにて
毎年恒例となっている金沢での秋のジャズイベントは全国的にも知られており、有名なジャズバンドの演奏を聞くために多くのジャズファンの方々が全国から訪れているようです。京都での学生時代にはよくジャズ喫茶に通ったものです。和尚の大好きなジャズ! 今日は存分に楽しみたいと思います。友峰和尚より
親族との楽しいひとときを過ごしました。来寺下さり 誠に有難うございました。
昨日は素晴らしい満月でした! 月を眺めているだけで気分が爽快になりますから全く不思議ですね。一夜明けて朝一番のサプライズ! 内孫の芭月より、敬老の日にちなんで応援はがきが届きました!! とっても生き生きとした素晴らしい絵です!手にはマイクを持っていますから、きっと法話中のジイジの姿ですね。笑顔の動きが特によく描けています。芭月、ありがとう!!
本日の「楽く楽く法話」にて
元気が出たところで本日は午前11時よりお檀家様の年忌法要を修業し、午後2時からは久しぶりに卑山本堂での「楽く楽く法話」となりました。本日のお客様は、富山市の「金泉寺町内会御一行様」約70名でしたが、大人に交じって中学生、小学生、幼児も多く参加され、法話の内容も老若男女に通じるお話しにしました。三連休の中日と有って寺カフェ利用の観光客の方も多く来られ、終日賑わいを見せた一日となりました。
金沢市内は現在「ジャズストリート2019」の真っ最中で、しいのき迎賓館広場を始め香林坊きらら広場など市内各所でライブコンサートが開催されています。本格的な秋の観光シーズンに入り、昨日からは宝塚市在住の甥っ子家族が2泊3日で来寺し、今日は市内観光を楽しんでいます。さて、残暑が戻って蒸し暑い日が続いていますが、皆様に於かれましてはくれぐれも御体大切にお過ごしくださいますよう祈念申し上げます。友峰和尚より
令和元年9月14日 寳勝寺から望む 中秋の名月
昨晩は中秋の名月!! 「名月や 池をめぐりて 夜もすがら」と松尾芭蕉の一句、それほど昔はお月様に心を魅了されたものです。今日の世の中に於いてどれだけの御方が昨晩の十五夜お月様を観賞したか知る由も有りませんが、陰暦の8月15日に出る月を中秋の名月と言いますから丁度お盆のお精霊迎えと重なります。
子供の頃は縁側に棚を置き、ススキとお団子を飾ってお月見をしたものでした。「月々に つき見る月は 多けれど つき見る月は この月の月」詠み人知らずのこの歌もなかなか風流です。幸いに見事な十五夜の満月を拝むことが出来ました! 思わず合掌しました!
昭和45年(1970年)、大阪万国博覧会でアポロ宇宙船が持ち帰った「月の石」が初めて公開され、和尚も見学することが出来ました。それまで人類未踏の星「月」でしたが、いっぺんに現実のものとなりました。月に住むウサギたちも今やバーチャルの世界となってしまいました。それでも地球から眺める月は素晴らしいロマンの世界です。フランスにいてもアメリカにいても、上空に輝く月の光は故郷を想う唯一の安らぎであることは昔も今も変わらない事実のようです。友峰和尚より
すっかり秋めいていた 札幌市内の風情
北海道札幌市での3日間に渡る「宗務所長意見交換会」に於いて、参加者同士の交流が十分になされた事と思います。4年間の任期中に意思の疎通を図る事はなかなか難しく、ましてや正式な会議の中で意見を述べる機会は少ない為、3年前より視察研修を兼ねての宗務所長意見交換会を開催するようになりました。会議場での意見とは異なり、もっと身近で具体的な各教区の問題点等が忌憚なく話され、また懇親会に於いてもお互いの意思の疎通が十分に図られる事を有り難く感じています。
9月10日 大圓山 瑞龍寺様 拝塔
北海道禅センター 「瑞龍寺 花園会館」 を訪問しました
室蘭市・法眼寺様 自らバスを運転し 引率してくださいました
大倉山ジャンプ競技場にて
今日の伝統的仏教寺院に於いて、檀信徒との関わり方や寺院運営の有り方、また法務遂行の有り方に改革が求められているだけに、机上の理論では解決出来ない状況下にあるように思います。所長同士が日頃より意見を出し合い、各教区が協力しながら教区の発展拡充に寄与して頂きたいと願うものです。さて本日は爽やかな朝を迎えることが出来ました!なんだかリフレッシュ出来た感があります。全国の宗務所長様から大いなる「やる気パワー」を頂いたようです。友峰和尚より
山梨県甲府市・能成寺様とともに
札幌市 大通公園にて
2泊3日の「北海道札幌市・小樽市 宗務所長意見交換会」も今日が最終日。昨晩は室蘭市・法眼寺御住職ご夫妻の御案内で北海道グルメづくしの夕食会となり、楽しい懇親の席となりました。日本の人気観光地トップが北海道ですから、国内外からドッと旅行者が押し寄せ人・人・人で溢れかえっている感じでした。今年で3回目となった意見交換会開催でしたが、一日中お互いに歓談している中で会議とはまた異なった有意義な意見交換がなされているように思います。
札幌市 時計台にて 三重教区の龍源寺住職とともに
JR札幌駅
新千歳空港にて
さてあっという間の3日間でした! 久しぶりにゆっくり休養できたようにも思います。朝食後自由解散となりましたが、新千歳空港から小松空港までのフライトは実に快適でした。今回で3度目の北海道訪問ですが、本州との大きな違いは建物の屋根に瓦が使われていないこと、また北海道独特の欧米風の建築物でしょうか? タクシーの運転手さんの話では、夏の期間が短く、まもなく小雪模様に変わるとか。石垣島より参加した桃林寺御住職の話によれば、沖縄はまだまだ泳げますよとのこと。小さな国日本ですが、北と南ではずいぶん気候の差があるようです。今回も大変充実した宗務所長意見交換会となりました。法眼寺御住職には心より厚く御礼申し上げます。友峰和尚より
今日は北海道での全国宗務所長意見交換会2日目ですが、一変して道内に大雨注意報が出され気温も22℃まで下がりました。とにかく異常気象の昨今ですから常に傘が必需品となっています。終日全国宗務所長交流親睦のスケジュールとなりましたが、普段の会議の席とは一味も二味も違った意見が出され、和やかな歓談の中にも日頃宗務所長が抱える教区の諸問題が話されています。
昨日は大倉山ジャンプ競技場を見学し、リフトで登り眼下に広がる札幌市は絶景かな!絶景かな! 来年は東京オリンピックが開催されますが、1972年札幌冬季オリンピックの際に造られたジャンプ台から飛ぶ飛行隊アスリートの途方もないファイトを実感しました。まるで絶壁から飛び降りるような心境だと想像したものです。テレビで観戦するのとでは大違いですね。本日は法眼寺御住職(室蘭市八丁平)が運転するバスで小樽市に向かい、北海道の広大な景色を堪能しました。
小樽市 ニッカウイスキー工場見学
室蘭市の 法眼寺ご住職です
夕刻には食事をしながらの意見交換が行われ、充実した時間を過ごすことが出来たようです。3年前から始めた宗務所長会意見交換会ですが、今後も更に法務向上の場にしていきたいと願っています。友峰和尚より
札幌市にて 宿泊先のホテルからの風景
北海道はデッカイドー!!ってよく言われますが、本当に広いなぁ~と実感します。新千歳空港から札幌に向かう車窓の眺めからもゆったりとした空間を感じるものです。突然高層ビル群が現れる風景も北海道らしい特別な情景です。
昨日は小松空港から出発しましたが、やはり台風15号の影響を受けて1時間遅れのフライトとなったものの無事札幌に到着できホッとしたものです。札幌大通公園に面したホテルに前泊しましたが、ちょうど「さっぽろオータムフェスト2019」が開催中でさすがに北海道らしく「半端ない」スケールで食の市場が開かれておりまた「半端ない」人の多さに驚きました! この時期、涼とグルメを求めての観光客がどっと増えるらしく、有名観光地の物凄さを思い知らされた感が有ります。
前日夕方 街を散策しました
市民や観光客でごった返していました
9日夕方の天気予報
本日は午後2時より、南は沖縄教区から北は北海道教区に至る宗務所長がホテルに集合し、さっそく臨済宗妙心寺派寺院 大圓山 瑞龍寺拝塔に向かいました。瑞龍寺は北海道の「大衆禅堂」として初めて本山より公認され「札幌禅センター」としても活動されています。詳しくはホームページを検索ください。【大圓山 瑞龍寺のホームページはこちらからどうぞ http://www.zuiryuji-zen.jp/】
臨済宗妙心寺派寺院 大圓山 瑞龍寺拝塔
大圓山瑞龍寺 老大師猊下より ご挨拶と御法話を賜りました
老大師猊下のご挨拶とご法話を頂いた後、寺内を拝観してホテルに戻り意見交換会議が開かれましたが、いつもとは違って和やかな雰囲気の中での会議! 沖縄教区石垣島より出席された宗務所長様にとっては遠い遠い場所での会議となったようです。皆様、大変ご苦労様です!!なにより和合専一が一番大切に思いますね。友峰和尚より