和尚のちょっといい話
枯木堂に掛ける為の 子干支図の掛軸
それにしても昨日同様気温が高く15℃くらいあり、朝方より小雨模様となったものの思わず上着を脱ぐほどでした。午前中は干支色紙描きを続行し、引き続き枯木堂の正面に掛ける為の「子干支図」の墨蹟をしました。上手く描けたかどうかは別として、宿題がひとつずつクリア出来ていくことを嬉しく思います。刻一刻と大晦日が近づいて来ますから、もう待ったなしの状況です。
午後には、本堂修理工事施工者、松浦建設㈱の松浦社長が年末のご挨拶に来寺され、無事に進行中の工事に対し謝意を申しました。来年の法話の題が「無事」ですが、特に修理工事に於いては工事安全の「無事」を願いたいと思います。
昨日の 「諸堂修理保存工事・勧募委員会」にて
大安禅寺檀信徒 勧募委員の皆様による 会議が行われました
本日午後より 諸堂修理保存工事関係者による報告会議
また午後2時半からは諸堂修理保存工事関係者が集まり、本年度工事報告と来年度からの工事計画についての今年最後の会議が行われ、冒頭感謝のご挨拶を申し上げました。「ありがとう」「おかげさま」の気持ちを大切に、残り少なくなって来た年の瀬を過ごして参りたいものです。友峰和尚より
庭掃除 / 大安禅寺 隠寮にて
温かい一日となりましたが、どうも気候が変です! やはり温暖化現象による影響なのでしょうか? 午前中には隠寮並びにアトリエの庭掃除をしましたが、掃いた後から枯れ葉が舞い落ちて来てなんとも風流なひと時でした。
本堂には頑強な足場が組まれ、来年度より本格的に始まる諸堂修理保存工事への準備も着々と進められているようです。久しぶりの自坊での法務遂行ですが、本日は宿題となっている来年の干支色紙描きをしました。ここに来てようやくスムーズに「子の図」が描けるようになって来たので、干支図の描き方を今日はご披露します。
さて今のところ150枚ほど描きましたが、大晦日にかけて200枚ほど描く予定をしています。新年のご挨拶に来寺下さった方々に差し上げようと頑張っているところです。友峰和尚より
滋賀北陸教区・新任支所長説明会 / 大安禅寺 松雲の間にて
今年の12月より、第2部・興福寺、第4部・松原寺、第5部・華蔵寺の3ヶ寺のご住職が支所長に就任され、本日は宗務本所役職者2名の方よりこれからの法務の仕事内容について懇切丁寧な説明が行われました。世代交代が進む我が教区に於いても、この度若き支所長が3名誕生し、今後の教区発展に大いに期待を寄せています。会議終了後は愈好亭にて支所長就任茶礼をして散会となりました。 教区に於いては支所長の仕事は実に多忙でまた責任も重い為、宗務所長にとっては支所長の日頃のサポートを本当に有り難く皆様に感謝しています。さて、自坊に戻れば玄関入口の立派な門松が和尚を迎えてくれましたが、大切な御檀家様の納骨の儀が午後より行われ複雑な思いに駆られました。無常な世界であるが故に、「今」を大切に思いやりを持って日々を過ごして参りたく思うものです。友峰和尚よりインフルエンザが大流行しているとか! 和尚も昨晩あたりから風邪気味の様相でしたが、早めの就寝で事なきを得ています。例年では冷たい雪模様の時期なのですが、今年はどういうわけか比較的に暖かく良いお天気が続いています。
姫水仙 テータテートの芽
本日は少林寺御檀家様の年忌法要修業と夕刻からは諷経に出掛けましたが、終日読経三昧となりますます年の瀬を感じます。日曜日の寳勝寺カフェは年末の観光客がゆっくりと寛ぐ姿が印象的で、いつもよりの長時間滞在される方が多く見受けられ、なにもかもが普段の風景とは異って見えます。大晦日が近づくにつれ、人々の心も行動も夫々に一年の締めくくりを意識しての動きとなっているようです。友峰和尚より
寺カフェの飾り棚 / タワシねずみ と フェルトの針山
京都香老舗 松栄堂の干支香袋 と 九谷焼の手作り針山
今年も残すところあと半月となり、ますます気忙しく感じます。お客様の動作も何処となくスピード感を増してきているようにも思ってしまいます。今日は大掃除の手を止めカフェを開きましたが、今年一年の名残を惜しむかのように御朱印帖を携えてのお客様が目立ったようでした。令和元年を記念しての御朱印帖ですが、最近では観光旅行での必需品となりつつあり、今年は「御朱印女子」という新しい言葉も誕生したくらいでした。
今日もたくさんの参拝者が 御朱印を求められていました
午前中には 年忌法要が修業されました
吉田さんと羽田さんが 年末のご挨拶に来寺されました
さて今年の流行語大賞にノミネートされた「ワンチーム」、ワールドカップ・ラグビーでの日本チームの大活躍からよく使われた言葉ですが、とても良い言葉だと思います。混沌とした状況下の社会情勢において「ワンチーム」とは本当に説得力の有る言葉だと思います。来年こそ日本全体がワンチームの精神で大いに飛躍して欲しいと願うものです。友峰和尚より
寺カフェに新しく飾られた 新年の香袋
令和元年 12月度木曜坐禅会
昨晩は今年最後の月例木曜坐禅会が午後6時半より行われ、坐禅終了後には和合の抹茶茶礼をして一年を締めくくりました。新年初坐禅会は16日(木)を予定しています。
一年の締めくくり 抹茶茶礼をしました
少林寺境内 隣家のみかんの木
本日は暖かい良いお天気に恵まれ、午前10時より野町・少林寺の年末大掃除に入りました。須弥壇はじめ本堂、応接間、居間などスムーズに進み、午後からは傳燈寺の大掃除も合わせて行い、夕刻には全て無事に段取り良く終了する事が出来一安心!!
少林寺 御内陣の掃除
午後より 傳燈寺の年末大掃除
傳燈寺ではいつもお世話になっている地元町会長・西川さんからのご依頼で、動物の慰霊供養も修業しました。
また、羽咋市にお住まいの中越様ご夫妻も年末の御挨拶に来寺下さり、今日も一日が瞬く間に過ぎ去った感じでした。
中越様ご夫妻とともに
いつもありがとうございます
相変わらず年末の慌ただしい日々となっていますが、少林寺ではお正月飾りの鏡餅をお供えしたもののちょっと早すぎたかな?と思いました。しかしながら次第に法務が忙しくなる年の瀬にあっては、前倒しのお正月準備も不可欠の状況です。さて、皆様は如何お過ごしでしょうか? くれぐれも御身お大事にお過ごしください。友峰和尚より
昨日は妻の御点前で久しぶりにゆっくりとお抹茶を楽しむ事が出来、この一年間の締めくくりに相応しい一日を過ごすことが出来ました。お茶席にお茶事という家内の心の篭ったおもてなしに感謝しつつ、夕刻には金沢に戻りましたが、やはり師走月は法務が目白押しで本日も午前中には年忌法要を営み、午後からは職員と共に本堂はじめ須弥壇の年末大掃除となりました。
午前 本堂にて年忌法要が修業されました
このところ気温も高めで掃除をするには本当に大助かり、おかげさまで順調に第1日目を終えることが出来たようです。午後6時半からは今年最後の月例木曜坐禅会が開催されます。ひとつひとつの行事を丁寧に修業しながら、気持ち良く大晦日を迎えたいと願っています。
午後より 年末大掃除
多くの方々との御法縁に感謝し、来年の「子」干支色紙描きも続けていますが、次第にお正月を迎える気持ちが高まってきた今日この頃です。友峰和尚より
この時期としては暖かい一日となり、早朝より「おもてなし」の支度が妻の手によって始まっていました。昨年もそうでしたが、常日頃大変お世話になっている妻の友人達を御招待しての御茶会とお食事会が開かれました。
勿論、和尚も妻から招待され、本日最初のお茶席でのお客様を迎える大切な「おもてなし」の役目を引き受けました。
第一席は午前10時半より、愈好亭において妻が自らお点前をしてのお抹茶席となり、お友達と共にゆっくり寛ぐことが出来ました。お抹茶を頂いた後は「松雲の間」にて妻手作りの料理で昼食会となりました。
和気藹々!和気藹々! 笑い声の絶えない歓談のひと時を過ごしましたが、その途中では、辻保恵さんのピアノ演奏に合わせ皆で合唱しいっそう賑やかな懇親の席と成ったものです。
さて、大安禅寺諸堂修理事業も愈々本堂周りに足場が組まれ、まもなくすっぽりと建物が覆われます。本格的な降雪を前に、急ピッチで工事が進められているようです。友峰和尚より
吉祥草 / 寳勝寺玄関にて
明後日12日(木)午後6時半より、月例の木曜坐禅会が開催されます。今年最後の坐禅会となりますが、大いにご参加頂き「無事」の心を味わい感謝の気持ちで坐って頂ければ幸いです。「艱難、汝を玉にす」の諺の如く、一年を振り返ると平坦な日など一日も無く、山あり谷ありの試練の日々を乗り越えて行くところに本当の安心(あんじん)が有ります。
また「楽あれば苦あり 苦あれば楽あり」ですが、苦も楽も無いに越した事は無く、究極「無事」の心が有り難いのです。坐禅を始めて約半世紀になりますが、坐禅ほど気持ちの落ち着く方法は他に無いように思います。皆様! 禅寺での坐禅のひと時を体験してみませんか!是非御来寺をお待ちしています。
さて、今日もふれあいパーク霊苑の第2期工事が進められていますが、今年はまだ雪もなく気温も穏やかで土木工事には全く幸いです。何もかもが有り難し!有り難し! 和尚も年を取りすぎましたか? 何物にも合掌するばかりの日々が続いています。友峰和尚より
ふれあいパーク霊苑 第2期工事が始まりました
秋晴れとなった好天気のもと、卑山「ふれあいパーク霊苑」第2期工事が㈱豊蔵組の施工で本日より始まりました。来年には開苑3周年を迎えるのですが、苑内に植栽された木々や草花もしっかり育ち、特に幾種類もの薔薇の花が参詣者の心を癒してくれているようです。
苑内に咲き続ける 幾種類もの薔薇
㈱豊蔵組 江川部長とともに
理想的霊苑の有り方を模索しながらの未来志向型霊苑を完成させたわけですが、地元の方々には未来の住処(すみか)としてのご理解と共に「墓じまい」を防ぐための「期限付き墓地」として、「永代墓システム」も少しずつ浸透しているようで安堵しています。和尚自身の年齢に同調しながら、これからの霊供養の方向性を更に工夫し、祖霊供養の重要性を布教して参りたいと願っています。
須貝総代様御夫妻とご親戚の方、御友人皆様とともに
さて、じりじりと師走に向かって待ったなしの状況ですが、霊苑には多くの参詣者が訪れています。本日も卑山総代・須貝様の御親戚はじめ御友人の方が墓参に来寺下さいましたが、一年を通して何度でも参詣して頂ける霊苑を目指して参りたいものです。友峰和尚より
ご遠方より御参詣下さり 誠にありがとうございました