和尚のちょっといい話

iihanasi_top

友峰和尚のちょっといい話 【 第4125話 】
2024年 12月 02日 談

    

MRО北陸放送 霊苑広報のパブリシティ収録が行われました

 

本日午前10時よりふれあいパーク霊苑のパブリシティ収録が行われましたが、太陽の光が燦燦と輝く好日和となりました。早朝から(株)アースグリーンスタッフの皆様が墓域全体の整備に入りましたが、木々の紅葉もすっかり終わり苑内の枯れ葉の清掃と今年最後の植栽が行われている中での収録撮影となったようです。

 

(株)アースグリーンの方々 冬の植栽作業中

 

 

霊苑事務所スタッフの吉田さん

 

 

 

家族動物共葬墓 「 星 ~あかり~ 」 「 夢の輝 ~ゆめのかがやき~

 

今年の6月には家族とペットが一緒に眠る「家族共葬墓」が新規オープンし本日の収録でもその件について触れましたが、撮影が行われている時間帯は実にタイミングよく快晴となり家族動物の霊達の喜びが伝わって来るようで、また時折小鳥の鳴き声が苑内に響き渡り冬の訪れを告げているようでした。宝勝寺境内も静かな佇まいを見せ、やはり今が師走月であることを実感するものです。

 

雨の日が多いなか、貴重な晴れ間のうちに撮影できました

 

 

応接間での 音声収録打ち合わせの様子

 

さて明日から寺内の大掃除に入りたいと計画を立てています。「一に掃除 二に笑顔 三四元気に おかげさま」で今年一年を振り返りながら過ごして参りたく思う今日この頃です。友峰和尚より

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第4124話 】
2024年 12月 01日 談

午前10時より 高山市・いろり会様 「楽く楽く法話」が行われました

 

今日から師走! 師走の意味とは僧侶が年末駆け込みの法要で忙しく走り回る姿から来ているそうですが、和尚も分に漏れず午前中に少林寺御檀家総代・宮崎家の月参りに出向き、帰山後は高山市から来寺くださった昭和23年生まれの同窓会「いろり会」18名様に向けての「楽く楽く法話」を催行し、午後1時からはふれあいパーク霊苑での石塚家開眼納骨並びに7回忌墓前供養を修業しました。

 

 

「楽く楽く法話」は今年最後の催行となり、同世代の団体様とあっていつもより長くお話しさせて頂きましたが、本当に皆様お元気そうで団塊世代のパワーを感じたものでした。お客様から高山市のお土産まで頂き、和気藹々の楽しい法話となったようです。

 

法話の最後に記念撮影

 

 

午後1時より霊苑にて 墳墓開眼並びに七回忌年忌御供養諷経を修業いたしました

 

咲き続ける 初冬のバラ

 

今月も次第に予定表が埋まりつつあるため緊張感をもって日々健康に留意しながら法務遂行が滞ることの無いように進めていきたいと願っています。本日は終日寺カフェを営業しましたが、一年の名残を惜しむかのように金沢市内の観光を楽しむ旅行者の方が普段より多く来られていました。

 

クリスマスローズのつぼみ

 

さて和尚もどこかのタイミングでいちどゆっくり静養したいと願っています。最近は古都奈良が観光ブームとなっているそうで特にインバウンドも手伝って大変な賑わいを見せているとの事、法隆寺や薬師寺、東大寺、元興寺そして大安寺にも久しぶりに参詣したいと思っています。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第4123話 】
2024年 11月 30日 談

11月晦日午前11時より 笛木家七回忌法要

 

11月最後の土曜日を迎え、午前11時より笛木家七回忌法要、午後1時半より室井家開眼納骨法要並びに午後2時半より細川家三回忌法要を修業し、法悦を感得する追善供養の一日となりました。

 

午後より 室井家墳墓開眼納骨法要が修業されました

 

14時半より 細川家三回忌法要にて

 

何事も順調に見えるようで午前の法要が始まる約1時間前には突然、本堂天井の蛍光灯の4か所に不具合が生じ慌てて取り換えたものの点灯せず、すぐに少林寺から臨時設置できる蛍光灯を運んで来てなんとか法要に間に合いましたが、明日も法務が予定されているためいつもお世話になっているPREの高倉さんにお願いして午後から照明器具を直して頂きました。

 

高倉さんに 本堂天井の点灯管と蛍光灯を取り替えて頂きました

 

たかが照明器具されど照明器具、不具合の思わぬハプニングにドッと疲れたものの、明かりの有難さをつくづく感じ取ったものでした。そんなことぐらいでと思われるかも知れませんが、齢七十七歳の老体ではいかんともしがたく特に高い所は苦手です。明日の日曜日は午前10時半より「楽く楽く法話」が予定されているだけに、照明器具の復帰は本当に有難く思った次第です。

 

 

 

いつも伝燈寺でお世話になっている西川さんが来寺くださいました

 

さて明日は愈々泣いても笑っても12月師走に入ります!「光陰矢の如し時人を待たず」です。1年の計は師走に有りとも言えますから、法務遂行を一つ一つ更に丁寧に修業して参りたく念じています。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第4122話 】
2024年 11月 29日 談

 

今朝方の福井新聞で掲載されましたが、昨日午前中にこの時期の風物詩となっている大安禅寺山門前の門松が登場しNHK午後のニュースで全国に報道されました。

 

昨日行われた 大安禅寺山門の門松造り

 

今から約30年程前から始まった門松制作ですが、12月に入ると天候が荒れ、松や竹・笹・梅などの門松造りに必要な材料を裏山から取り出しにくくなるため毎年11月の下旬に制作して参りました。今年も新命副住職指導のもと庭師さんを始めお檀家さん約7名の手によって制作され、地元の多くの報道関係機関からの取材を受けたそうでさっそく動画が送信されて来ました。

 

 

 

テレビ局各社の取材を受ける 新命副住職

 

 

 

門松を見ると気持ちが一挙に師走モードに変わり、正月を迎えるための大掃除が始まります。本日も昨日に引き続き干支色紙描きをしながら来客対応となりましたが、次第に気忙しさを感じて来たようです。夕刻には自坊より依頼されていた干支色紙を梱包して無事送付する事が出来て安堵しました。

 

 

昨年より随分早い送付となったようで、今後の追加色紙の段取りもスムーズに進むかと思います。自己を叱咤激励する「朝打三千 暮打八百(ちょうださんぜん ぼだはっぴゃく)」の日々の和尚の座右の銘も、最近では肩こりを治すための有難い言葉となってきたようです。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第4121話 】
2024年 11月 28日 談

真っ赤に紅葉した 宝勝寺山門のモミジ

 

11月26日火曜日、午後10時47分に石川県西方沖で発生した震度5弱の地震の影響を受けてか金沢市内の観光地はピタリと客足が止まり、寺町界隈も人通りも無く時折強く吹く北風の音だけがピュウピュウ鳴り響く一日となりました。気温もグンと下がり日中でも7℃と一遍に寒さが戻り、室内にいても足元から冷え込んで来る感じでなんとも体調管理に気を使います。

 

昨日に引き続き 干支色紙描き

 

午前午後とも昨日に引き続きアルバイトの学生さんに手伝ってもらい干支色紙描きに専念し、自坊に送付する年内分、約100枚を仕上げました。毎年干支の色紙を描きながら感じるのは絵柄の上達で、どうしてどうしてまだまだ腕は衰えていないようで日々進化していきます。

 

 

 

一見同じように見えても、筆使いなど微妙に変化し蛇が生き生きとして動きを見せる時が圧巻です。墨絵であっても動物に動きが無くては良い絵とは言えません。ほんの僅かな筆使いが巳の図に生命を吹き込む起点となりますから描いていて面白いのです。自画自賛してもせん無い話ですが、今後も引き続き頑張って描いて参りましょう!

 

 

さて筆を止めて窓の外を眺めればすっかり木々も紅葉し風に舞い散る様が寒々とした感じです。室内を暖かくしているだけに余計に景色に寒さを感じるものです。11月もあと2日を残すのみとなりましたが、12月に向けての心構えに加え大掃除の準備に入りたいと思います。今年も残り1ヶ月!皆様元気に過ごして参りましょう!! 友峰和尚より

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第4120話 】
2024年 11月 27日 談

本格的に 来年の干支色紙描きを始めました

 

昨晩は就寝してまもなく携帯電話の地震警報がけたたましく鳴り響くと同時にグラグラと建物全体が地響きと共に揺れ、今年1月元旦地震以来の大きな揺れを感じました。すぐに新命和尚と滋賀県に住む娘から無事確認のメールが入りその後もお見舞いのラインメッセージを頂きましたが、本当に一晩じゅう揺れていた感じで能登半島地震は未だ終わっていないことを実感しました。今回は震度4程度ということでしたが、震源地が次第に金沢方面に近寄って来たような感覚があります。今後も油断しないように防災に関する準備をしておきたいと思います。

 

 

 

書き終えた色紙に 落款を捺しているところ

 

 

 

 

本日は午後より恒例の来年度干支色紙描きを大学生アルバイトにお手伝い願い描き進めました。今年中には約200枚は完成させたいと頑張っています。和尚の干支色紙もこれまでに約3周くらいしたかと思いますので今年で最後にしたいと願っているのですが、皆様から強い御要望があればそれに応えたいと思うものの「来年の話をすると鬼が笑う」と言いますから如何なものでしょうか。兎に角今年は精進して今後500枚達成に向け精進あるのみです。

 

華蔵寺(福井市足羽)の御住職が来寺くださいました

 

来年は「巳(み)」年で「平安長久(へいあんちょうきゅう)」が法話のお題ですので、本当に1年間皆様が平安で無事長久なる事を念じながら描いて参りたいと思います。頑張って参りましょう!友峰和尚より

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第4119話 】
2024年 11月 26日 談

 

この時期としては異常なほど暖かい朝を迎えました。日中気温も17℃と少し汗ばむような感じでなんとも着る服に気を使います。昨晩は卑山須貝総代ご夫妻のご招待で夕食を御一緒しましたが、思いがけずも食事の最後にこの度の「ちょっといい話第4000話」ブログ達成のお祝いデザートのサプライズに本当に驚き心より有難く感謝申し上げました。ブログ訪問者100万人を達成した時も直ぐにラインで教えてくださいましたが、毎日閲覧くださっているとのことで大変嬉しく思っています。

 

金沢21世紀美術館「金沢美術工芸大学客員研究発表展2024 美大のしごと」

 

本日は午後より、金沢21世紀美術館で開催されている金沢美術工芸大学の教授並びに学生の作品展「金沢美術工芸大学客員研究発表展2024 美大のしごと」の見学に出向き、いつも宝勝寺カフェでお手伝いを願っている栗原さんの作品を鑑賞しました。

 

 

 

 

 

 

今回は椅子をテーマに制作されたそうでさっそく栗原さんの制作した椅子に座ってみましたが、デザインと言い座り心地といい素晴らしい出来栄えでした。他にも教授の方や学生さん達の作品が多数展示されており、写真の如く大変見応えのある展示会で皆様にも是非ご覧頂ければと思うものです。

 

金沢美術工芸大学 新校舎の模型

 

 

教授の方々の作品が展示されています

 

 

 

 

 

 

さて容赦なく月日が過ぎていき12月を目前にして気忙しさが増す一方です。今年1年間の締めくくりとなるこの時季にあって悔いの残さないようにひとつひとつ丁寧に仕事を進めて参りたいと願っています。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第4118話 】
2024年 11月 25日 談

宝勝寺 中庭のカリンの木

 

昨日は福井市足羽の華蔵寺(けぞうじ)様を会場に花園大会が開催され、布教師で静岡県富士市の明善寺住職・長島宗深師による御法話の前に第5部御詠歌講員並びに卑山御詠歌講員皆様による御詠歌が奉詠され本当に有難く感謝申し上げます。また明日火曜日の午前中に今年最後の御詠歌練習と奉詠納めをされるとの事で、重ねてこの1年間の講員皆様のご活躍とご奉仕に感謝したいと思います。本当におつかれ様でした。

 

明善寺(静岡県富士市) 住職  長島宗深 師

福井市足羽  華蔵寺(けぞうじ)様にて 花園大会が開催されました

 

本日は好天気に恵まれ、ずいぶんと遅れていた中庭の雪囲い作業に取り掛かり併せて中庭の椅子やパラソルなども倉庫に収納しました。庭がすっきりしましたが明日からは冷たい雨模様が続くとの予報で、いよいよ冬将軍の季節が到来するようです。

 

好天気のもと 雪囲い作業

 

 

午後3時からは、先般御逝去された卑山須貝総代の弟様の満中陰忌法要に引き続き霊苑〈奥の院〉に於いて納骨之儀が執り行われました。法要終了後には応接間にて故人を偲びながら懇談しましたが、先般和尚の姉も他界し高齢になったとはいえ兄弟姉妹が亡くなるのは本当に寂しいものです。

 

寳勝寺総代 須貝家亡き弟様の満中陰忌法要

 

 

ふれあいパーク霊苑 奥の院にて 納骨之儀を修業いたしました

 

「有りとみて 無きこそ元の 姿なれ とは言うものの 濡るる袖かな」とは太田道灌の妻の詠みし歌なれど、やはり別れは辛いものです。さて11月も残り少なくなって参りましたが「無事是貴人(ぶじこれきにん)」で日々ご自愛ください。友峰和尚より

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第4117話 】
2024年 11月 24日 談

乙女椿 / 宝勝寺境内

 

気温が低いとテンションも低くなり、何をするにも動作も俄然遅くなるのは加齢が原因なのでしょうか? 日曜日ということもあっていつもより早めに起きて本日の法務の準備に入りましたが、急激な気温の低下には翻弄されます。

 

岩住家 三回忌祥月命日忌法要を修業いたしました

 

午前10時半より本堂に於いて岩住家三回忌祥月命日忌法要が修業され、和尚と同年代の方々の追善供養がこのところ続いており自分が如何に高齢者であるかを自覚する日々です。「いつまでも 有ると思うな 親と金」なんて言葉を聞いたことがありますがこの言葉は江戸時代からの格言だそうで、その意味は“いつまでも親や他人を頼らないで努力しお金も倹約をしなければ直ぐに使い果たしてしまう”という戒めの言葉であることは誰もが承知するところながら、昔から子供を持つ親の苦労は変わらないようです。親が他界すると気づくことが沢山あり、やはり一番に思うのは子育ての苦労とお金の苦労だったに違いないと今更ながらに自省の念に駆られます。

 

夕方 霊苑にて御縁を頂いているパトリックさんと、御息女とともに


日本経済成長の鈍化と支払給与の横ばいが長く続く社会に於いて若者世代の未来が心配される今、超長寿社会を迎え高齢者を支える面でも負担が増加していきますから心が痛みます。子供達や孫達の成長を常に祈りながら、今は亡き両親に感謝する毎日です。友峰和尚より

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第4116話 】
2024年 11月 23日 談

大安禅寺先代實道和尚の祥月命日忌

 

並びに 亡き母〈二三枝〉微妙院、亡き姉〈日出子〉拈華院の追善供養法要

 

昨日は時々カミナリが轟きいよいよ冬将軍の訪れかと心配しましたが、本日は比較的に穏やかな日和となり午前9時より宝勝寺本堂に於いて大安禅寺先代實道和尚の祥月命日忌並びに亡き母〈二三枝〉微妙院、亡き姉〈日出子〉拈華院の追善供養法要を自坊より新命和尚が出頭して厳修されました。また自坊からは孫達が、滋賀県からは娘と孫達も勤労感謝の日の祝日ということで休みを利用しての久しぶりの再会で終日楽しんでいました。

 

娘 と 孫達

 

 

 

 

本日は日頃寺カフェでお手伝いをお願いしている大学生の皆さんに堂内の掃除と各部屋の整理整頓作業をして頂き、作業終了後には孫達も含め応接間にて和合の茶礼をしながら和やかな歓談の席となったようです。孫同士がお互いに会うのは8月のお盆以来だったようで、短い月日の経過ながら日々成長を遂げていく孫達の姿には驚きの眼を持って見守っています。自分の若い時には全くに気づくことの無かった成長の過程なども、孫達を注視していると手に取るように見えて来るのも不思議な感覚です。

 

大学生のスタッフ達と 和合茶礼をしました

孫たちを交えて 懇親のひととき

 

さて明日からは年末大掃除の準備に入りたいと思っており、法務遂行と合わせ滞ることのないよう進めて参りましょう。えっ!もう年末大掃除ですか?と思われるかも知れませんが、12月は臨時の仕事が多く入る月でもあるので少しずつ丁寧に進めて参りたく念じています。本当に掃除ほど気持ちの良いものは有りませんね。頑張って参りましょう! 友峰和尚より

 

「 平安長久 」 令和乙巳 渓仙 書

Copyright© 2014 臨済宗妙心寺派 太白山 寶勝寺 All Rights Reserved.

〒921-8033 石川県金沢市寺町5丁目5番地76号
電話:076-287-3870