和尚のちょっといい話
寳勝寺境内にて 新しいトクサが生長
明日から約3ヶ月ぶりに寳勝寺カフェを再開するにあたりその準備に入りました。机や椅子はソーシャルディスタンスを守って席数を減らし、飛沫防止の為に衝立を各所に設え、また玄関やトイレの各入り口にはアルコール消毒液を置き、感染防止に対応しています。午前中には玄関や応接間、客間の窓ガラス拭きをしましたが、昨日も客間や本堂の大掃除と整理整頓をしたおかげですっかり綺麗になりました。
応接間のガラスふき
喫茶室の大掃除
玄関の扉を掃除しました
現在、石川県内にはコロナウイルス感染者が発生しておらず安堵していますが、今後は県外からの観光客が増える事も予想してオープンカフェも境内に設えました。コロナウイルス禍での久しぶりの開業となりますが、夏場という事も有り窓を開放して風通しを良くしながら開始したいと思います。
松虫草 と ラベンダー / 山門前にて
これまでの長きにわたり不要不急の外出を自粛してきましたが、明日からは感染予防に気を付けながら通常生活に戻していきたいと願っています。まもなくお盆の季節を迎えます。墓参の皆様にも是非カフェご利用頂き、故人の御霊を偲んで頂ければと願っています。友峰和尚より
日中気温が約30℃と、もう少しで真夏日となるほど汗ばむお天気となっていますが、その日差しを受け、大安禅寺バラ園の幾種類もの花が満開を迎えています。
~大安禅寺のバラ園 新しい動画を公開しました~
今年で5年目を迎えた「大安禅寺バラ園」は妻が丹精込めて育て整備していますが、現在では「ベルサイユの薔薇」を始め色とりどりの花が咲き競うかのように訪れる人の目を和ませ、また薔薇の花は匂いも良く園内には甘い香りが漂っています。
「山花鳥歌に咲く」 渓仙 書
大安禅寺一帯は特別鳥獣保護区となっており、この時期はホトトギス、鶯、三光鳥、ヒヨドリ、アカショウビンなど多くの鳥たちが満開のバラの花を楽しむかのように鳴いており「山花鳥歌に咲く」の風情を見せています。
真に残念ながら毎年恒例の「花しょうぶ祭」はコロナウイルス感染防止のため中止となりましたが、通常拝観は行っておりますので是非ご鑑賞頂ければと思います。さて花菖蒲、紫陽花も咲き始めました。皆様のご来寺をお待ちしております。友峰和尚より
寳勝寺山門前庭にて / 睡蓮が咲き始めました
石川県に出されていた緊急事態宣言が解除された後は新たな感染者も無く、この6日(土)より3ヶ月ぶりに寺カフェを再開することとし、その準備に当たっています。もちろん三密を避ける為の椅子の配置換えやトイレの消毒徹底また職員の接客に対する感染予防にも備えています。
土地調査士・西野氏との打ち合わせ会議
㈱ココ・プランニング 中本社長との打ち合わせ会議
昨日は「アベノマスク」が送付されてきましたが、それと同時に大安禅寺総代の藤田通麿氏が手作りのマスクを下さり、さっそく本日より使用してみましたが装着具合も実にベリーグッドで気分転換にもなりました。
とっても素敵な絵柄のマスクです
藤田総代は食品会社を経営されており、マスクと共にアルコール消毒液も合わせて都合して下さり本当に有り難く思っています。フェイスシールド、マスク、消毒用アルコール液の感染防止3点セットは今後も必要不可欠の状況下に有るだけに、十分に活かしていきたいものです。
霊苑にて
庭師さんが バラのお手入れをしています
夕刻、本多町・瑞光寺にて
さて長い長い休業期間でしたが、寺町周辺のお店も開業しお客様が戻って来ているようで大変嬉しく思います。少しずつですが、街なかにも活気が出て来た今日この頃です。友峰和尚より
本日、いま話題が集中している「アベノマスク」が寳勝寺にも届きました。厚生労働省医政局経済課より送付されて来たものですが、心より感謝し謹んで拝受したいと思います。
噂通りにやはりちょっと小さめで、和尚の口でははみ出してしまいそうですが、今年に入って突然発症した新型コロナウイルス禍での感染予防対策の品として今後は使用せずに大切に保管しておきたいと思います。
大安禅寺の 花しょうぶ園
現在、世界中を席巻している人類未曽有の恐ろしいコロナウイルス感染拡大の最中、政府からすべての世帯にマスクを配布するという決断と実行には感謝したいと思います。
アベノマスクについては多くの方々がそれぞれに賛否両論をとなえていますが、言うは易く行うは難しの世の中に有ってマスク1枚に困っている方が多い中、例え1枚でも頂けたら本当に有り難く思うものです。これまでの人生経験の中で、政府を最も身近に感じ取った記念すべき一日となったようです。友峰和尚より
大安禅寺 花しょうぶ園
大安禅寺の花菖蒲も少しずつ咲き始めているようで、早咲きの黄色の花が初夏の日差しを浴びて花弁を大きく広げて咲いています。
5月30日(土)より拝観を再開したところ、さっそくに地元の方々が花菖蒲園とバラ園を訪れています。6月中旬ごろには「花菖蒲、紫陽花、薔薇」が三つ巴で咲きそろい、満開を迎えることと思います。
また大安禅寺には旧福井藩越前松平家の永代廟所が有り、近年では「パワースポット」としても参詣者に人気が有ります。福井の名石「笏谷石(しゃくだにせき)」約1300枚が敷き詰められ、高さ約4メートルの歴代藩主の墓石が立ち並ぶ荘厳な雰囲気の墓所で、皆様もこの時期に是非一度訪ねて頂けたらと思います。詳しくは大安禅寺のホームページでご覧ください。
コロナウイルス感染予防のため長きに渡り外出が自粛されて来ましたが、気分転換を兼ね是非ご来寺下さい。 友峰和尚より
高倉様ご夫妻が来寺されました
寳勝寺での法務遂行となっていますが、先般和尚が手作りしたフェイスシールドの品色が黄色だった為、医療用のブルーに塗り替えて現在使用しています。このフェイスシールド、最近特に話題となって色々工夫された品が次々登場しており、ますます需要が高まっているようです。
今年4月 フェイスシールドを手作りしました
つい先日には、来寺された医師の方が応接間に置いてあったフェイスシールドを見てとても気に入られ、ひとつ差し上げたところ大変喜ばれ持ち帰られました。フェイスシールドは新型コロナウイルス飛沫感染防止に役に立つという事ですから、更にいくつか作成しておこうと思っています。
黄色から青色へ 塗装を施しました
まもなく寺カフェも再開する予定で、感染予防には万全を期してお客様をお迎えしたいと思います。友峰和尚より
紫陽花が色づき始めました / ふれあいパーク霊苑にて
緊急事態宣言が解除され、金沢市内にも人が増えてきたように思います。午前中には御檀家様の年忌法要を営むため久しぶりに外出しましたが、これまでと違ってどのお店にもお客さんの姿が確認され、少しずつ賑わいを取り戻している感じでした。しかしながらコロナウイルス感染予防の為に、家族の方のみで法要を修養されるお家が多くなっている状況は変わり無いようです。
寳勝寺 お檀家の安田様とともに
午後からも、6月下旬に年忌法要を予定されているお檀家様が打ち合わせに来寺され、これまで延期となっていた年忌法要も次第に復活の傾向に有ります。全国の感染者がゼロになる日を心から願って止みませんが、今後はコロナウイルス感染防止を心に留めながらの新たな日常生活が始まっていくようです。
薔薇 “カフェ”
さて明日からも金沢寺院での法務遂行が続きます。気持ちを新たにしっかりと修業して参りたいと気合を入れています。友峰和尚より
花しょうぶ園に 肥料と除草用チップを散布しました
初夏の風情に包まれた実に爽やかな毎日となっていますが、皆様お元気にお過ごしでしょうか? 大安禅寺の花しょうぶも今日から咲き始めました! 午前中は園内の整備に入りましたが、どの苗も順調に生育しているようで今年は害虫被害も少なく安堵しています。
先日植え替えをした苗もしっかり根付き、中にはつぼみを付けているものも見受けられひと安心! 花咲肥として牛糞を散布し、除草の為のチップを施す作業をしました。今週の土曜日から正式に拝観を再開する予定で、現在バラの花は五分咲きとなってちょうど見頃かと思います。
さて長い長い休校でしたが、本日は内孫の2人がそれぞれピカピカの1年生入学式と入園式を迎えました。6月からは正式に学校が始まるとか、本当に心から嬉しく思った一日となりました。友峰和尚より
もう1ヶ月も前のことですが、買ったばかりの目薬の蓋(ふた)を紛失し、使用後は仕方なく点眼口をラップで包むという不便を強いられていました。ずいぶん探しましたが発見できずそのままの状態だったところ、寳勝寺でつい先日、何気なく普段使用していないカバンを開けるとポケットから青い蓋らしき物を発見し、思わず「これだ!」と喜びの叫び声を挙げたものです。
「たかが蓋されど蓋」で、出てきた時には実に不思議な感覚を覚えたもので、宝物のように自坊に持ち帰り、さっそく目薬の蓋をしました。蓋をした途端!涙を流すほど目薬の容器が喜んだかどうかは知りませんが、何故かホッとしたのは事実です。
目薬は日常欠かせない和尚の必需品の一つでも有り、じっと蓋が発見される日を待ち望んでいただけに、元の姿に戻った目薬をしばし眺めた「ちょっといい日」となりました。さて午後からは花菖蒲の肥料を買い求めにホームセンターに出向き、明日の散布に備えました。今のところ順調に苗も生育しているようです。友峰和尚より
大安禅寺 庫裡玄関 「脚下照顧 きゃくかしょうこ」
自坊で過ごす一日は実にゆっくりとしたリズムの中に有ります。と言うのも、法務のほとんどを新命副住職が遂行しているからですが、和尚の仕事は専ら境内や堂内の整理整頓と掃除に終始しています。
修理保存工事の関係上、現在は本堂・庫裡ともに使用されていない為どことなく寂れた雰囲気が漂い、参拝客で賑わいを見せていた頃のことを思い出します。5年後には庫裡も解体修復されることになっており、本日は感謝の気持ちを込めて玄関を掃除しました。「玄関」という言葉は禅語でも有り、読んで字のごとく「玄妙な道に入る関門」という意味です。禅寺全体の掃除に於いても玄関は特に重要で、掃除の後には土間に「一円相」を水書きするものです。
「一円相」は悟りの当体を意味しており、玄関に一歩足を踏み入れると「ハッ!」とするものです。思わず合掌したくなるほどの張りつめた緊張感漂う玄関こそ、禅寺の命でも有ろうと思うものです。友峰和尚より
一昨日 宝勝寺にて ㈱ココ・プランニング様とともに