和尚のちょっといい話
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金沢市本多町の兼務寺院 瑞光寺
心配された昨夜からの降雪も約10センチ程度で、本日は時折晴れ間が見え“雪の中休み”といった感じで本当に助かりました。とは言え霊苑参詣者の便宜を図るため境内の除雪は欠かせません。日常の法務予定を変更しての除雪作業の毎日となっていますが、これも大切な仕事のひとつです。
現在金沢市内4ヶ寺を兼務していますが、瑞光寺は駐車場の運営がなされているため午前中から除雪に出向き、午後3時頃に無事終えることが出来ました。日頃よりお世話になっているみなと石材の中町社長に急きょ除雪依頼をしたところ直ぐに段取りして来てくださり本当に助かりました。また瑞光寺をお世話くださっている地元在住の中村様も除雪を手伝ってくださり心から感謝申し上げました。
みなと石材の中町社長が お忙しい中を急きょ除雪に駆けつけてくれました
4ヶ所各寺院の冬場に於ける除雪作業が今後の課題ともなっています。いちど大雪ともなればどの業者さんも多忙を極めるため日頃からのご厚誼がいかに大切かを知るところです。
いつも瑞光寺をお世話くださっている 中村様
晴れたり雪が降ったりの 不安定な天候の中で
さてブログは毎日雪の話題ばかりで味気ないのですが、和尚にとっては寺院を守る上で大切な作務(さむ)となっています。除雪を終え綺麗になった境内を眺める時、ご参詣の皆様が安心して来寺くださる姿ほど嬉しいものはありませんね。ありがとう!おかげさま!の日々が続いていくようです。友峰和尚より
少林寺の防犯カメラに映る 和尚の姿
昨夜からのトップニュースは日本全国広い範囲での寒波襲来で警報級の大雪になるとの報道でしたが、金沢市内は約30センチ程度の積雪で早朝より少林寺境内並びに宝勝寺境内の除雪作業に入りました。
少林寺奥様の御家に向かって 除雪中
本堂前は 屋根からの落雪に覆われていました
少林寺から宝勝寺へ戻る途中 六斗の広見にて
和尚の世代は昭和38年(1963)、昭和56年(1981)、平成30年(2018)と3度に渡る豪雪を経験しているだけに1メートルぐらいの積雪では驚きもしません。56年の豪雪の際には大安禅寺の屋根雪降ろしをしましたが、2メートルをゆうに超える積雪で和尚の背丈を遥かに超えていました。当時の記録写真が今でも保存されており、檀信徒総出で屋根雪降ろしをしたものでした。北陸に住む者にとってこの時期は除雪作業が日々欠かせない仕事となっており、特に独居の高齢者には気が重くなる季節でもありますね。
引き続き 宝勝寺境内の除雪
除雪を終え境内がすっきりするとやはり安堵します。ふれあいパーク霊苑もすっぽりと雪に包まれていますが、時折墓参の方が見えており駐車場の確保が必須となっているだけに今後降雪の少ないことを祈るばかりです。
ひとまず除雪を終えて
さて皆様! 雪はね作業はギックリ腰の要因ともなりますゆえに、くれぐれも腰を据えてそろり~そろり~と願います。運動不足の解消には打ってつけの除雪作業も油断をすれば怪我一生となりますからご用心!ご用心! 友峰和尚より
今朝の宝勝寺 久しぶりの大雪
久しぶりの大雪となった金沢市内ですが見る見るうちに雪が積もり、除雪作業に入るも水分をたっぷりと含んだ雪は実に重く手作業での雪除けは困難を極め、除雪機もしばしばノズルに雪が詰まる始末、いつもの雪質とはずいぶんと違って相当時間がかかってしまいました。
午前中に定期検診のため病院に出向きましたがその間も雪が止むことなくしきりに降り続き、検診を終えて帰山後も早速作業着に着替えて除雪に当たったものです。昨年は立春を迎えた後は実に穏やかな良いお天気が続いたことを思い出していました。今晩からさらに大雪が心配されるため、次に備えての除雪作業は欠かせない仕事となっています。
ふれあいパーク霊苑も すっぽりと雪につつまれ
さて本日は定期検診日でしたが、主治医の所見では今のところ問題なしとの事でこれは和尚にとっては「とってもいい話」となりました。「平穏無事(へいおんぶじ)」こそ一番有難く、除雪に汗を流すことの出来る健康な身体に感謝するものです。
除けても除けても 降り続く雪です
穏やかだった天候が急変するが如く人間の心身も不安定な存在であるが故に、日々油断しないように健康管理には気をつけて参りたく思うものです。気候不順の折、くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より
今日は立春! 朝方は昨日より一変して北陸の冬空の典型でもある、どんよりした雲と冷たい雨を伴い強風が吹きつける荒れた天気模様となりました。気象庁の天気予報では明日から今年一番の寒気が居座るとのことで、午前中に境内の融雪パイプや除雪機の点検をして大雪に備えました。
今朝 境内にて融雪装置の点検中
昨夕 大安禅寺にて修業された「 節分会 」
昨晩は節分に当たり国家安寧・五穀豊穣・萬民和楽御祈祷を修業しましたが、大安禅寺でも盛大に節分祈祷会ならびに鬼やらい福豆撒きと福引大会が行われ、さっそく職員より動画と行事の様子が送信されて来ました。今年はマジックショーも行われ子供達の喜ぶ姿を嬉しく思ったものでした。
所願御祈祷受付
鬼やらいマジックショー
福豆まき
ご提供いただいた 福引大会の豪華景品
宝勝寺でも昨夕 令和7年度節分の御祈祷を修業いたしました
本年の節分会に於きましても多くの御協賛各社から豪華な景品を寄贈頂き本当に心より感謝申し上げますと同時に、少子高齢化傾向と過疎化が進む地元でもありますが行事を通して皆様の元気と町内間の交流が深まることを願うばかりです。さて今年一年間、皆様に於かれましてはご健勝でお幸せな日々をお過ごしくださいますよう心より御祈念申し上げております。友峰和尚より
本日午後 IT機器のメンテナンスをお願いしている増田さんとともに
今日2月2日は節分で明日「立春」を迎えますが、ちなみに来年は2月3日火曜日が節分になります。大安禅寺では午後6時より所願祈願申込み受付が始まり午後7時より節分会御祈祷会が厳修予定となっていますから、是非ご参詣くださり御祈祷後の福引大会にて今年の運試しをしてみてください。和尚は宝勝寺にて夕刻より節分会御祈祷をしたのち福豆を撒き、皆様の家内安全・健康安心を御祈念申し上げたいと思います。
谷津家一周忌法要を修業いたしました
さて午前11時より谷津家一周忌法要並びに午後1時半より芦原家一周忌法要が御家族お揃いで御参詣のもと本堂にて厳修され、謹んで故人のご冥福をお祈り申し上げました。
午後より 芦原家一周忌法要を修業いたしました
夕刻 宝勝寺本尊の御真前に 節分豆をお供えし御祈祷の準備
2月を「如月(きさらぎ、衣更着)」とも言うようにまだまだ厳しい寒さが続くとの予報ゆえに、くれぐれも重ね着をし暖かくしてお過ごしください。本日は旧暦の大晦日、節分会とともに明日は良い立春をお迎えください。友峰和尚より
快晴の空のもと早朝より雪割りの作業となりました。“雪割り”とは積もった雪のかたまりをスコップで細かく砕き雪が融けやすいようにする作業のことですが、雪国にとって欠かせない日課となっています。
降り積もった雪を崩す 雪割り作業
降り積もった雪をそのままにしておくと凍りつき融けにくく、次の降雪が重なると除雪に時間が掛かりますから雪割り作業は欠かせません。されど高齢者にとっては大変重労働で腰を痛めますからよくよく気をつけて頂きたいと思います。
午前中に少林寺お檀家・宮﨑家月参り諷経に出向きましたが、今日は土曜日とあってか道路の渋滞も無くスムーズに到着できました。街なかもすっかり穏やかな様相を見せ、軽やかな足取りで道行く人の姿も新鮮でした。
2月1日 の 祖師祖霊供養諷経を修業いたしました
まもなく立春を迎えますが、ふれあいパーク霊苑の木々の雰囲気もいっきに春に向かって動き出そうとしているようで、春よ来い~、早く来い~、どこからかそんな歌声が聞こえて来るような爽やかな一日となったようです。明日は節分会が午後6時より大安禅寺で行われますが、皆様のご参詣を心よりお待ち申し上げております。友峰和尚より
今年6月にドイツとフランスへ渡欧し墨蹟禅画並びに坐禅伝道を予定していますが、和尚の出身大学は京都花園大学文学部仏教学科で、在学中には教職課程も専攻し世界史の高等学校教諭免許状取得のため花園高校で教育実習を受けた事を思い出します。
当時は欧州の歴史に興味を持ち世界史の教諭になるために学習しましたが、あれから約半世紀が過ぎて欧州の歴史などは思い出すことも難しく、このたび初めてドイツを訪問するにあたって書店で「一冊でわかる、ドイツ史」の本を求めました。読むほどにのめり込むような感覚がありどこか懐かしささえ感じたものでした。
金沢文豪カフェ あんず (金沢市香林坊 うつのみや書店内)
ミュンヘンの郊外には臨済宗妙心寺派の寺院・菩提山正宝寺(ドゥーリング玄峰住職)があり、渡欧の際には一度訪ねてみようと思っています。ドイツの歴史を紐解けば紐解くほど複雑で、1949年にドイツ連邦共和国(西ドイツ)ならびにドイツ民主共和国(東ドイツ)が建国され1989年には当時世界を驚かせた「ベルリンの壁崩壊」があり、翌年に東西ドイツが統一され今日に至っています。
犀川大橋 雪景色
渡欧日数にも限りがあるため、今回は主に歴史的に重要な建造物などを見学したいと楽しみにしています。日本は現在海外からの観光客で大賑わいを見せているそうですが、今や電子機器を駆使して同時通訳が簡単にできる時代、まさに「今でしょう!」という心境です。さて、道中の犀川大橋から眺める冬景色は最高でした!
今日も早朝より除雪作業をしましたが、愈々明日から2月如月(きさらぎ)を迎えます。2月2日の大安禅寺節分会に是非ご参詣くださいますようお待ち申し上げております。福は内~! 福は内~! 友峰和尚より
まもなく立春を迎えますが、中国では今年は1月28日が大晦日で2月4日までが春節(旧正月)の休暇期間となるそうで、なんと延べ約90億人が国内外を移動するとの報道には驚きます。日本の人口が約1億3千万人ですから比べ物にもなりません。金沢市内でも観光客の大半が中国からの御家族かと思われるほど、道行く人の会話からは中国語が多く聞こえてきます。中国からの観光客は雪国に魅力を感じるそうで、先日より北陸地方は雪模様となっており大変喜ぶ姿が報道されていました。和尚にとっては厄介な降雪ですが、考え方も色々ですね。
地元のホームセンター ムサシ
本日は雪の合間を見て近場のホームセンタームサシへDIY作業の資材買い出しに出向きましたが、買い出しの目的に相反して興味をそそるのは緊急時の防災グッズで特にアウトドア用品には眼を奪われ、どれもが欲しい品物ばかりでした。ホームセンタームサシの店内は広大な販売面積で、運動不足を解消するためにウオーキングも兼ねての買い出しとなっています。
寺へ戻る途中には交通事故が発生しており、軽自動車が交差点内で仰向けになっていました。本当に雪による交通事故が多発するのもこの時季ゆえに、和尚もいつもよりさらに慎重な運転を心掛けています。「注意一秒、後悔一生」とならないようくれぐれも冬季の運転には気をつけたいものですね。さて1月も明日が最終日、どうやらお正月気分も過去のこととなってしまったようです。頑張って参りましょう!! 友峰和尚より
今年最初の 除雪に追われる朝
起きてビックリ玉手箱!ではありませんが、今年最初の降雪となり早朝から除雪を開始しました。雨を含んだずっしりと重い雪のため除雪機を使っての排除には限界があり、スコップでの作業にもかなりの力を要する始末で老体には負荷が大きすぎるようです。例年1月の雪質はもっとパウダー状なのですが、今後の除雪が思いやられます。
水分を含んだ重たい雪を スコップでかき分けているところ
屋根からの落雪は 除雪機で
除雪中に東京より(株)ココ・プランニング川面専務ならびにスタッフの清野さんが御挨拶に来られ、作業後には応接間にて新年の御挨拶を受けました。今年で8年目を迎えている宝勝寺ふれあいパーク霊苑ですが、新しく登場する墓石の形や今後の販売計画などについての詳細な打ち合わせが行われました。
昨日朝のNHKの番組でも全国で展開されている樹木葬や合祀墓についての新しい埋葬方法等が紹介され、その中でも今や墓石にQRコードが設置され祖霊にメッセージを送信することが出来るとかで驚きました。
人工知能AIが近年話題になって来ていますが、埋葬の形も方法もますます進化していく気配の昨今のようです。さて1月もあと2日を残すのみとなりました。「どうにも止まらない」時間ですがくれぐれもご自愛ください。友峰和尚より
宝勝寺ふれあいパーク霊苑 冬の花々
雨に風に雪に晴れ模様と目まぐるしく天気が変わる一日となりましたが、立春を目前にして急に冷え込んできました。節分会の2日(日)の天気予報は「曇りのち雨」ということで一安心。過去には零下になり駐車場が凍りついて開催が危ぶまれたことも有りましたから、やはり今年は暖冬なのかも知れません。地元より多くの方々が参詣されるため当日の天気予報には気をもむものです。
山門前道路無電柱化工事の完了に伴い2月中旬より前庭の復元作業が予定されていますが、本日は金沢市役所担当職員の方ならびに造園業者の方々との事前打ち合わせが行われました。
庭を復元するにあたり千樹園の巻下さんが設計した庭のパースを提示し、ウイズグリーン出島氏、卑山御用達アースグリーン中野氏との会合となりましたが、和尚が今年77歳の喜寿を迎えたことを記念し、写真にもあるように瓦を積み重ね合わせ後方から照明を灯すという工夫を凝らしたもので、植栽も山門に相応しい木々を揃え喜寿をイメージした作庭となっているとの事でしたが今から仕上がりを楽しみにしています。
霊苑の薔薇や植栽を管理されている 千樹園の巻下さんが描かれた庭の絵図
そう言えば今日“1月28日”は数字の語呂合わせで“いぃにわ”となりますから「こいつぁ春から縁起が良いわい!」と参りましょう! 寒くなりました、皆様にはくれぐれもご自愛ください。友峰和尚より