和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1701話 】
2018年 04月 15日 談

外国人観光客の 坐禅体験観光コース

青葉若葉の初々しさが目に染み入るような爽やかな朝を迎えました。雨上がりの境内の風景は格別です。本堂の本尊佛を始め歴代の祖師位牌並びに両親の位牌、檀信徒各各祖霊位牌にお香を供え、朝のご挨拶とともに心の安心に感謝申し上げる時間は、和尚にとって至福のひと時でも有ります。

「無事是貴人(ぶじこれきにん)」 この禅語に於ける「貴人」を「無事是無事の人」と言い換えたほうが、自分に合っているかも知れません。「無事」であることがどれほど有り難い事か、心の底から感謝するものです。されど、この「無事」さえも刹那のものですね。油断は大敵ですし、「好事も無きに如かず」だと思います。

午前中はお檀家様の年忌法要を営み、午後からは家族動物霊堂での慰霊祭と外国人観光客の坐禅体験観光コースの指導をしました。副住職が春季巡教で長野県木曽郡に出帳中の為、現在は大安禅寺にて法務を遂行しています。ここ数年、副住職に自坊の法務をほとんど任せている為か、久しぶりの自坊での法務には大変神経を使うものです。

平安時代塑造 文殊菩薩坐像 の 説明 / 坐禅修練道場 枯木堂にて

殿鐘の音色 を 披露しているところ

本堂御成の間にて 殿様 お姫様体験

午後より 大安寺家族動物霊堂 慰霊祭での法話

多くの皆様がお参りに来られます

廣岡さまとともに

後継者不足が問題視されている今日ですが、成る程、後継者がいる事をしみじみと有り難く思います。うっかりすると人間は自分が歳を取っていくことを自覚せず日々を過ごしかねません。「いつまでも 有ると思うな 親と金」若き頃、親から聞いた言葉でしたが、古稀を越えて心から納得です。一日一日、元気に法務を遂行して参りたいと願うものです。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第1700話 】
2018年 04月 14日 談

イタリアからのお客様と思っていましたら、スイスからお見えでした。一泊二日の禅寺坐禅修行体験コースの、観光も兼ねたツアーの老若男女の方々でしたが、無事に終了することが出来ました。参加された皆様にとっては、何もかもが初めて触れる禅文化体験の世界だったことと察します。夕食は心づくしの精進料理で、朝食は禅寺お決まりメニューのお粥でしたから御口に合うかちょっと心配でしたがどうしてどうして、なかなか評判が良かったようでした。本日の写経体験も難なくこなされ、漢字のお経を筆でなぞらえて立派に仕上がったようです。兎に角、一泊二日の禅寺体験を無事に終了でき、安堵しました。

昨晩の薬石(夕食)にて 心づくしの精進料理 / 大安禅寺 書院

 

朝課 (朝のお勤め)

法鼓 を 披露しているところ

 

写経体験のようす

相変わらず法務内容が毎日変化していきます。午後からは新命副住職に代わり「生き生き法話」をしました。不思議なことに、参詣下さったお客様の中には十年ぶりにお会いしたご家族、そして金沢から寳勝寺にご縁を頂いている長川さんがお母様と参詣、また金沢兼務寺院・瑞光寺総代様ご夫妻も参加されるという、「御法縁づくし」の一日となりました。

 

本日の生き生き法話にて

野間さま 御一行様とともに

長川さん と お母様とともに

それにしましても今やWi-Fiは絶対必需装備となって来ているようです。卑山では早くからWi-Fiを設置していますが、外国人の方々は大変喜ばれていました。研修中にアイフォンの「ポン!ポン!」という特有の着信音がとっても不思議な感覚でした。グローバル社会!万歳! 世界中が狭く感じた一瞬でした。友峰和尚より

宿泊坐禅研修参加者の皆様とともに

友峰和尚のちょっといい話 【 第1699話 】
2018年 04月 13日 談

境内の草むしり / 大安禅寺本堂前庭にて

アメリカ大リーグ、エンジェルス・大谷翔平選手のショータイムが今日も続いています。走者一掃の三塁打! 彼の勢いをもう誰も止める事は出来ないようです。それにしましても大谷翔平選手の大活躍は日本国民にとっても一種のストレス解消に役立っているように思います。毎日のニュースは「モヤモヤ病」だらけですから、はっきり・すっきり・思いっきりの大谷選手のプレーには心から拍手を送りたいと思います。

開山堂通路屋根の解体修復工事

昨日に引き続き今日も全山が雪害復旧整備作業となりました。クレーン車を導入しての庭師による立ち木剪定伐採に始まり、豪雪で倒壊した開山堂通路屋根復旧工事、本堂屋根瓦並びに庫裡屋根瓦工事、愈好亭(隠寮)庭整備、境内大掃除、枯木堂竹藪整備などなどですが、本当に今回の北陸豪雪は昭和56年豪雪より更に多くの諸堂被害が見受けられ、完全な復旧には時間がかかりそうです。多くの方々からの温かいお見舞いの言葉と復興支援金を賜り、現在は懸命に復旧作業が進められています。

樹木の剪定

大安禅寺御用達 小森庭園主 末政幸憲氏です

末政氏御手製 愈好亭 庭の懸け樋

復旧状況はブログで公開していますが、この事も寺の記録として後世に残しておきたいと思うからです。来年度からは重要文化財・大安禅寺諸堂全面修復工事が開始される予定となっていますが、境内の掃除をしながらしみじみと建造物を眺めている毎日です。いつの日か完成成った諸堂の姿を瞼の奥に思い浮かべながら、精進の一歩一歩を歩んで行きたいと念じています。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第1698話 】
2018年 04月 12日 談

庫裡屋根の雪害復旧工事のようす

お天気が良いと本当に気持ちが良いものです! 暑くも無し寒くも無し、ちょうど良い気候とは今日のような日和の事を云うのであろうと思いました。午前中から豪雪被害を受けた各屋根の修復工事が開始されホッとしています。あわせて、雪の重みでヒビが入った宝蔵館展示室の板ガラス取換工事も行われました。

宝蔵館 展示室ガラスの雪害復旧作業のようす

坐禅修練道場「枯木堂」の裏山では、豪雪とイノシシ被害で散乱した樹木や竹林の整備作業も行われ、鎮守堂周りの掃除と共に何処も彼処も懸命に雪害復旧作業が展開された一日となりました。北陸三十三ヶ所観音霊場巡礼の為、九品院(くほういん)様が岡崎市より団体で来寺されましたが、これから夏に掛けて巡礼者の参拝も増えて来ることと思われます。終日落ち葉を燃やす煙が境内に立ち込めて、初夏の到来を思わせるような雰囲気でした。

九品院(くほういん)様です

書院にて

松井建設㈱ 北陸支店 田中氏と社員の方とともに

一日一日、境内周辺の整備が進むにつれ安堵感を覚えます。越前の歴史ある古刹を維持管理し、後世に伝えていく事の厳しさと困難さをひしひしと肌で感じる中での安堵感です。明日の夕刻からは、国内観光を兼ね遥々イタリアより来福される外国人旅行者の禅寺一泊坐禅修行体験が予定されています。大安禅寺もいよいよ国際色豊かになって来たようですね! 友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第1697話 】
2018年 04月 11日 談

新緑の候、小雨を受けて一斉に新芽を吹き始めました。毎年繰り返されるこの時期の光景ながら、紅葉の青葉ほど美しく感じるものは有りません。皆様にはお変わりなくお元気にお過ごしでしょうか?

「遠山限りなき碧層層(えんざんかぎりなきへきそうそう)」 大安禅寺から正面東方向、白山連邦を望めば新緑の青々とした山々がどこまでも続いてそれはそれは絶景かな!絶景かな! 登山愛好者にとって春山登山は実に最高!と言われる気持ちがよく分かります。

さて、今日も花菖蒲園並びに境内の草引きと整備が続けられており、観光地としての面目が保たれつつあるようです。兎に角「掃除」を徹底しなければなりません。午前中には、竹箒などの掃除に欠かせない用具の補てんの為に買い出しに行きましたが、ホームセンターに一度足を踏み込めば欲しい物ばかりで困ってしまいました。と言うのも、加齢と共に必要になる便利グッズが沢山あるからですね。今までのハードな労働は一体なんであったのかと思わせる程、実に改良され工夫を施された農機具が所狭しと並べられているのには驚きです。喉から手の出る程欲しい耕運機や剪定機械など楽しく拝見してきました。

㈱エクシート 坪川さんとともに

さあ!頑張るぞ!今年も和尚の園内作業によって立派な花菖蒲を咲かせてみせましょう!皆様乞うご期待ください!友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第1696話 】
2018年 04月 10日 談

黒味様ご夫妻 が 来寺されました

新命副住職が長野県木曽郡の妙心寺派各寺院春季巡教に出掛けているため本日より大安禅寺での法務となり、午前中には年忌法要を営み法要後は黒味様ご夫妻としばし歓談しました。今日は終日暖かい穏やかな日和で、しきりに鶯が啼く中での御法事となり心が洗われる思いでした。

アドサインシゲフサ 重房氏 との打ち合わせ

日勝アド・エージェンシー 中西氏 と 花菖蒲祭広報打ち合わせ

久しぶりに自坊でのゆっくりとした時間を過ごせましたが、本日から本格的に花菖蒲園の整備が始まり、多くの御婦人スタッフの手によって園内の草引きが進められ俄かに慌ただしくなって来たようです。和尚も苑内庭木の刈込剪定に入りたいと思っていますが、今年の豪雪で痛んだ木々が多く見受けられ例年より早めの作業が求められています。

圓光寺ご住職ご夫妻

ふれあいパーク霊苑職員の加藤さんとともに

また夕刻には、金沢ふれあいパーク霊苑職員の加藤さんが御友人と共に来寺され、相次いで愛知県の圓光寺ご住職ご夫妻も金沢ふれあいパーク霊苑を視察された後、卑山に立ち寄られるという不思議なご縁の巡り合わせとなりました。[出会い ふれあい 和み合い」の大安禅寺! そうそう豪雪被害を受けた諸堂修復工事の現場打ち合わせも有り、一日中、色々な方とのご縁に触れ合いました。それぞれに来寺される意味は違えども、全てが御法縁として絆を深めていくように思います。「縁は異なもの味なもの」、この諺は男女の関係を現わすものですが、男女のみならず全ての縁についても言えるのではないだろうかとしみじみ思ったものでした。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第1695話 】
2018年 04月 09日 談

「加賀棒茶の焼きおにぎり茶漬け」 テレビ撮影のようす / 寳勝寺 喫茶室にて

地元テレビ局・テレビ金沢の取材のため急遽金沢に入りました。冷たい雨の降る一日となりましたが撮影は順調に進み、午前中には無事終了しました。今回の取材は、「金沢市内の珍しい観光地」ということで地元人気タレントのぶんぶんボウルが来られ、寺カフェでの撮影となりました。寳勝寺寺カフェ一番人気の「加賀棒茶の焼きおにぎり茶漬け」が撮影対象となり、さっそく和尚がお茶漬けを作り撮影に入りました。

台所にて お茶漬けを作っているところ

ぶんぶんボウルのおふたり が 試食してくれました

寺カフェを開業したいわれや、加賀棒茶のお茶漬けを和尚自身が提供するに至った理由など矢継ぎ早に質問され、また「ふれあいパーク霊苑」と「寺カフェ」との関係などもお話しました。放送日は5月9日水曜日、テレビ金沢午後4時から放送の「となりのテレ金ちゃん」で、石川県・富山県・長野県の三県で放送予定だそうです。

石川県は現在もなお北陸新幹線開業効果で県外からの観光客で賑わいを見せていますが、最近では有名観光地を除いた新たな観光スポットをターゲットに各メディアの取材が活発に行われているようです。先日も別のテレビ局の取材を受けたばかりでしたが、本当に有り難く感謝しています。「寺活」と称して青年僧を中心に寺院の新たな活動が全国的な広がりを見せ始めていますが、卑山でも寺離れや宗教離れを回避すべく、仏教の大切さを色々な催しを通して布教活動をしています。先ずはお寺に御縁を頂くところから出発です! 地元各テレビ局の取材には心から感謝申し上げます。

さて、一息ついたところに野口義博様 美智子様ご夫妻が金沢市在住のご子息のお子さんを連れて来寺下さいました。今年ピカピカの一年生になられたとのことで、御入学お祝いに来られたとの事。応接間で暫し楽しく歓談しました。お孫さんは実に可愛いものですね。心からお祝い申し上げます。友峰和尚より

 

 

 

友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第1694話 】
2018年 04月 08日 談

早朝から鶯(うぐいす)がしきりに鳴いていました。和尚の書斎間近で鳴くので、その美しい鳴き声にはたまらなく魅了され、透き通るような響きは新芽を吹いた草木の間を駆け抜けて行きます。この時期の大安禅寺境内の風情は言葉では表現しがたい程のぬくもりと安らぎを与えてくれるものです。本日4月8日は降誕会(ごうたんえ)です。別名灌仏会(かんぶつえ)また花祭りとして知られていますが、卑山でも毎年御釈迦様のお誕生日をお祝いし感謝の法要を営んできました。午前10時より、昨日来寺された京都妙心寺専門道場3名の雲水さんも出頭され、副住職家族と共に降誕会を厳修しました。

 

釈迦誕生佛を中央にお祀りし、全員で甘茶を注いでお祝いしました。「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」、余りにも有名な、御釈迦様誕生時に発声された言葉です。玄峰副住職の回向を聴きながら御釈迦様生誕後約2500年間の法悦に浸っていました。さてこの「天上天下唯我独尊」の言葉を皆様はどのように受け止められますでしょうか? 現代社会における凄まじいまでの「我見」利己主義とは全くに正反対で、「無我なる故に独尊」なのです。

午後からは新命副住職が長野県木曽郡木曽の妙心寺派各寺院春季布教に出発しました。約二週間に渡る説法行となりますが、御釈迦様との御法縁を檀信徒皆様にしっかり結んで頂く為の巡教です。鶯(うぐいす)の啼き声と共に「法法~法華経(ホーホーホッケキョー)」の神髄に触れて頂きたいと念じています。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第1693話 】
2018年 04月 07日 談

今年も京都・大本山妙心寺専門道場より三名の雲水さんが来寺されました! この時期、「遠鉢(えんぱつ)」と言って僧堂の雨安居(うあんご)の間、修行僧が全国に托鉢に出掛けて行くわけですが、今日は富山県を回遊して金沢に入りました。一昨日は飛騨高山市内を托鉢したそうで、富山県氷見市を回って本日の金沢市内の托鉢となったそうです。

寳勝寺にて 到着茶礼のようす

富山県氷見市 宝光寺ご住職と

最初に寳勝寺で到着茶礼をした後、野町・少林寺に向かい、読経後は市内托鉢をして寳勝寺に戻りました。土曜日と有って寺カフェにはお客様も居られましたが、三名の雲水さんの朗々と唱え堂内に響き渡る読経の声には圧倒されるほどでした。托鉢後は一旦寳勝寺で休憩し「ふれあいパーク霊苑」など視察してもらった後、一路福井大安禅寺に車で案内しました。

本堂にて 読経のようす

 

 

寺町から金沢市内へ托鉢に

 

野町 少林寺本堂にて

 

 

ふれあいパーク霊苑を見学されているところ

グリーン産商 西田氏と打ち合わせをしました

このところ福井ー金沢間を往復する法務日程が多くなって来ています。明後日には再び金沢での法務となるだけに、車での移動には神経を使うものです。一刻も早く自動運転システム自動車の登場を願いたいですね。さて、満開の桜も一気に葉桜になってしまいました。あれほど楽しみにしていた桜の開花でしたが、今年もとうとう花見見物が出来ずに終わってしまいました。忙しい、忙しい、忙しいと休む間もない日々の生活は如何なものかと反省です。来年こそは満開の桜の下でゆっくり花見見物が出来る事を願いたいですね。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第1692話 】
2018年 04月 06日 談

HAB北陸朝日放送 午前10時から放送の番組「みごろミィ~5チャンネル」で寳勝寺ふれあいパーク霊苑が紹介されましたが、皆様にはご覧頂けましたでしょうか? 短い時間でしたが上手に編集されかつ分かりやすく紹介されており、有り難く思いました。未来型霊苑として金沢市寺町に登場し、「四季折々の花咲く霊苑」として市民の方々にも少しずつ知られて来たようです。

アナウンサーの山田さんと / 収録が行われた 4月2日 に

今年は豪雪の影響で長らく交通機関が遮断され、車の往来もままならない状況が続き、霊苑を訪れる人も少なく大変心配されましたが、ここに来て多くの方が見学に来ています。「百聞は一見に如かず」で皆様にも是非とも見学に御来寺頂きたいと思っています。今日の放送では寺カフェも合わせて紹介されましたが、平日を始めお盆やお彼岸会に墓参された後には寺カフェで家族揃って故人を慕い、ゆっくり歓談して頂ければ幸いです。

これまでの事業もそうでしたが、和尚の年齢に添いながら未来志向の理想の形を作って来たのかも知れませんね。和尚も古稀を迎えそろそろ黄泉の国に旅立つ準備をしなければなりません。黄泉の国の住処を創造した形が「ふれあいパーク霊苑」です。日々霊苑に足を運ぶようになって思う事は、まるで黄泉の国と現世の国を往復している感覚です。楽しいですね!心がウキウキしてしまいます。あの世もこの世も今を生きることが大切なんだと霊苑を歩きながら感じる幸せな毎日です。友峰和尚より

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