和尚のちょっといい話
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犀川の風景
ぽかぽか天気のお花見日和となった爽やかな土曜日の朝を迎えました。NHK人気朝ドラ「あさが来た」も今日が最終回という事で是非是非見ましたが、最初から最後まで本当に心から楽しませてくれた、実に毎回が充実した連続テレビドラマでした。和尚が評価するまでも無く、今日までずっと高視聴率をキープしてきたことがその人気度を示しています。主役の波瑠さんを先頭に次々登場する全ての俳優さんの演技が見事で、ドラマが進むにつれ演技力もアップしていくというドラマはそんなに見たことがありません。ストーリーも明快で、明治期の実在した人物の自叙伝という事で信憑性が有り、また一家族の生涯を描いた作品としてとても親近感を覚えました。和尚はこれまで一度も朝ドラを見たことがありませんでしたが、今回は本当に毎朝熱心に鑑賞し、色々な意味で勉強になりました。明日からは夢が覚めたような超現実的な朝を迎える事になると思いますが、この6カ月間、楽しませてもらったことに感謝したいと思います。さて、4月に入って周りの雰囲気ががらりと変わってきました。やはり新年度を迎えて人々の心も新たな人生を歩み始めているように感じます。
犀川沿いの桜の花が満開となりました。道行く人々も、歩行速度を速めながら桜並木の方角に引き寄せられて行く姿が印象的な一日となりました。流石にここ数日間は家の中に居るより満開の桜と心を共にしたいものですね。「人生心の花を咲かせましょう!」お元気にお過ごしください。友峰和尚より
寳勝寺に「アラン・ドロン」がやって来た!って。ホッカホカの快晴の天気に恵まれた今日、早朝より「ドロン」を飛ばしての空撮が行われました。いよいよ始まる霊苑改葬工事の準備の為、施工業者によるドロンでの空からの調査でしたが、実に空高く舞い上がった遥か上空からの寳勝寺一帯の風景を見るのは初めてで、思わず文明の力を感じた瞬間でも有りました。此れまではヘリコプターでの空撮が主でしたが最近はすっかり「ドロン」が主役となっているようです。
ウォーミングアップ中・・・
モニターに映し出された寳勝寺上空の画像
月替わりの4月初日を迎え朝一番に檀家様のお参りに行きましたが、金沢城周辺は桜の御花見客で賑わいを見せていました。金沢の桜の満開情報は4日頃となっていますが急激な気温の上昇で一気に花が開いていくようです。皆様も是非お花見見物にお出かけください。今日はエイプリルフールだそうですが、騙す事も騙される事も無く穏やかな1日を過ごしました。午前中には以前しいのき迎賓館での個展開催で大変お世話になった才田様と「あとりいえ」主催の山田様が来られ、久しく歓談しました。
本格的な春のシーズンを迎え金沢でも色々なイベントが企画されていますが、特にしいのき迎賓館でのイベントには和尚も注目しています。金沢を代表するパワフル女子!お二人の活躍を今後も期待したいものですね。和尚も心から応援したいと思います。金沢女子万歳! 和尚はドロン? 友峰和尚より
寳勝寺檀信徒の北條淳子様から、たくさんの珍しくまた素晴らしい切手をご寄贈頂きました。淳子様が切手コレクターとして長年収集して来られたものだそうで、この度その貴重な数々の切手を卑山の寺務用に使ってくださいとの事でした。されどとてもとても貴重な物ばかりで使用する気になれず、さっそく淳子様に利用方法等をお電話したところ、やはり通信用に使って欲しいとの要望でしたのでこれから使っていきたいと思います。お寺の各所には多くの方々から寄進を受けた品物が使われています。その一つ一つを寄進者に思いを馳せながら大切に使っています。皆様が寺カフェに来られました折には、ランチョンマットやコーヒーカップ、急須、椅子に机そして花器や屏風等々に注目して頂ければと思います。本当に有り難い事ですね、皆様の心を頂きながらの寺カフェです。大いに利用して頂きたいと思います。
㈱キタジマ(福井市高木中央)代表取締役会長・北嶋様ご夫妻が来山下さいました。
このところ穏やかで暖かい日が続いていますが、次第にお花見気分が高まってきました。犀川沿いの桜並木の蕾も大きく膨らみ中にはすでに咲き始めているものも有ります。
本日午後の犀川沿いの風景 (住職撮影)
愈々明日から4月を迎えますが、満開の桜の花と共に新入社員や新入生の初々しい姿が見られるのもこの時期です。大安禅寺ではまもなく企業新入社員の宿泊研修会が始まろうとしていますが、社会人として、第一歩を踏み出す為の心構えを修得する研修でも有ります。和尚も初心に戻って参加したいと思います。「鉄は熱いうちに打て」との格言が有りますが、和尚のように冷え切った鉄も熱い思いで、いま一度融かしてみたい思う今日この頃です。友峰和尚より
御祈願のお経を上げました。
3月も残すところ、あと2日となりました。4月は、昔の暦で「卯月(うづき)」といいます。そのいわれは「卯の花の月」または稲を植える為の「植月」から来たと言われていますが、干支でいけば1月の「子」から始まり4月は4番目の「卯」の月という事になります。いずれにしても「心のうずく月」で待ち遠しかった本格的な春を迎え、心うきうきする月には違いないようです。

桜前線も一気に北上してあちこちの開花状況が伝えられていますが、金沢市内の桜の名所・兼六園では4月8日頃が満開の予報となっています。桜開花のニュースは否が応でも心を外へ外へと誘ってくれます。寳勝寺玄関先の早咲きの桜はもう既に満開となっていて、寺カフェ利用の観光客の方が記念写真を撮って行かれる姿が見られます。また爽やかな春風の中にも桜のほのかな匂いが感じられますが、一斉に吹き出る新芽からの匂いも混ざって甘い香りが漂ってきます。
やはり春の到来は日本の人々にとって格別な季節のようで、道行く人々の笑顔がとても素敵ですね。金沢を訪れる外国人観光客の方々もお花見を楽しみにしているという事で、今や日本全国でのお花見は日本観光の目玉の一つとなっているそうです。
さて、和尚は「ちょっと一服」で、4月を目前にして鋭気を養うために今日は休息をとりました。日々の仕事リズムから解放されると周りの事がよく見えてくるものです。休息は、日々の人との大切なご縁を振り返って感じ取る時間でも有ります。多くの人のご縁によって今が有ることを感謝した一日ともなりました。大いに休息して、明日から再び全力投球で参りましょう!「俺がやらねば誰がやる 今やらねばいつ出来る」時間との戦いが続いていきます。友峰和尚より
皆様にはその後お変わりなく、お元気にお過ごしでしょうか? 今日のように気温が上昇してくると、それに呼応するかのように人の出入りも急に激しくなっていくようです。
朝一番のお客様はグリーン産商(お守り販売の会社)の営業の方でしたが、先日のブログでも書きましたように近年は寺社の御守りにも変化が現れ、これまでのようなシンプルな物とは違って若者向きのおしゃれな色柄に変わりつつあります。寳勝寺の御守りはオリジナルのものが多く、特に「美し御守り」は人気があります。また、絵馬風の祈願式御守りも人気があるとの事で、やはり願い事が叶うようにと祈願した後の御守りは、御利益効果が一層高まると言うものです。
山門かさ上げ工事の打ち合わせ中
午後には「寶勝寺霊苑改葬工事」に際しての山門かさ上げ工事関係者が来られ、現場立ち合いとなりました。春の暖かさに連れられての打ち合わせはとても気持ちの良いものでした。夕方には、先日試飲した新しいコーヒーメーカーの納品に立ち合いましたが、午前午後それぞれに、皆プロフェッショナルとしての意気込みを感じさせてくれました。「世のなかそんな甘いもんやあらへんで」っていう感じが直に伝わって来た一日となりました。
いいですね。人生は本当に、「今を生きる」ことに尽きますね。「頼もしい」という言葉が風化しつつある世の中に有って、今日は真に天晴れあっぱれ!と言いたくなるような人との出会いの一日となったようです。好天気に恵まれた早春の寺カフェ、お客様も何処となしか、ほっかほかを楽しんでいるように思えました。友峰和尚より
地元HAB北陸朝日放送5チャンネルの4月4日から始まる新番組「2時はドキドキ」にコメンテーターの一人としての出演依頼要請を受け、番組のメインキャスター・牧野慎二様が本日ご挨拶に来られました。この4月からは各局一斉に新しい番組が登場しますが、この「2時はドキドキ」の番組は地元の話題を中心にした食・レジャー・医療・子育て・老後など実生活に役立つ「本物志向の情報(くらしズム)」の探求を目的とした視聴者目線の番組で生放送されるとの事。北陸三県で放送され、和尚は4月12日より出演予定となっています。
久しくテレビ出演から遠ざかっていましたが、今から出番を楽しみにしています。70歳近くになりますと衣食住全てに対して気を遣うようになる中で、色々と学習できることを期待しています。最近、テレビ番組の編成では地域密着型のものが多く見受けられます。これからの番組作りは身近なテーマが中心となって行くようです。「2時はドキドキ」、お時間が有りましたら是非ご覧ください。さて皆様はどんな時にドキドキしますか? ハ~イ!「早く走るとドキドキします!」そんなドキドキではないのです。希望に満ち溢れた青春時代! あの頃を思い出し、いま一度ドキドキしてみたいものですね。間もなく桜も満開となりますが、その時こそ思い切ってドキドキしながら眺めてみたいものです。「和尚さん~お酒の飲みすぎは慎みましょう」ドキドキ?? 友峰和尚より

北海道新幹線が開業して日本全土がどんどん狭くなっていくような感じですが、同じく金沢ー東京間が新幹線で2時間20分で結ばれたのも凄い事です。和尚の中学生時代は修学旅行先が東京でしたが、当時は蒸気機関車内で一泊しての上野駅到着でしたから実に東京が遠く感じたものでした。今日は日曜日という事もあって、新幹線を利用しての観光客の方が寺カフェを利用されていたように思います。また金沢ー長野間も約1時間ということで、こちらも魅力的な観光ルートとなっています。現在は、新幹線開通の威力を見せつけられた感のある観光都市・金沢のようです。今後は北海道新幹線も札幌まで整備されるとか。北陸新幹線の福井駅延長工事も加わって開通を今から楽しみにしています。ところで皆様はもう北陸新幹線に乗車されましたか?「和の未来」をテーマにしたアイボリーのおしゃれな車体に、北陸の空と海を表すブルーと伝統的工芸を表す銅の色が見事な線で描かれています。乗る者の旅の心を高揚させるにふさわしい北陸新幹線の車体を見るのも楽しみの一つですね。さて、和尚は寺カフェサポート役の一日でしたが、午後からはお客様の合間を見て色紙書きをしました。旅行を楽しんでいる皆様の姿を拝見しながら和尚の心は、いつしか孫たちと共に新幹線でディズニーランドに行くことを想像していました。
穏やかな時間が過ぎて行く日曜日の寳勝寺に有って、現実と非現実との世界の中に心を馳せた早春の休日でした。観光客の足音と共にまた一歩、心も弾む卯月の季節を迎えようとしています。友峰和尚より
歌手・森山直太朗さんの歌「さくら」が、皆が歌う全国小中高学校の卒業式歌第一位となったそうですが、和尚の卒業式の時に歌ったのは確か「蛍の光」や「仰げば尊し」で、随分と今どきの歌とは趣の違った感が有ります。しかし歌曲はどうであれ、卒業式だけはいつの時代に有っても格別なもので、特に子供達の歌う姿には今でも共感を覚え涙する始末。また間もなく四月を迎えますと、今度は一変して新しいランドセルを背負ったピカピカの一年生の登校する姿が初々しくも微笑ましくて思わず笑みがこぼれてしまいます。毎年繰り返される光景ながらこの時期の風物詩でも有る卒業式と入学式の学生の姿には希望を感じさせてくれるものです。そう言えば、此のところの急速な少子化で多くの小学校が閉校を迫られているとか、こちらは寂しい限りです。悲喜こもごもの卒業式に入学式、子供達の無事成長を願うばかりです。春休みに入って街なかには学生たちの姿を多く見かけるようになりましたが、孫達も春休みを利用して間もなく福井にやって来ます。子供達にとっても、春休みは他の休みとは違って一番羽を伸ばす特別なものなのかも知れませんね。
さて、今日の午後からは卑山にて年忌法要が営まれました。最近ではお寺での法要が増えて来ましたが、お寺には「御利益」がありますので一人でも多くの御親族皆様ご一緒にお参りして頂きたいと思います。
穏やかな早春の堂内に響き渡る読経の声がいっそう、春を呼び込んでいるようでした。友峰和尚より
毎日書き続けているこのブログですが、一番面白いのは過去を振り返り見る事です。最近になって、昨年や一昨年前の今日をどのように過ごしていたかを見る事が有ります。此れまでの多くの人との出会いがブログと共に記憶されていきますが、ブログの文章などからその時の情景がはっきり浮かんで来て一人自分で楽しんでいます。初めての方々と出会いながら「一期一会」の言葉通り、その場その場で一所懸命に応対している気持ちが伝わって来るのもブログの面白さなのかも知れませんね。
寳勝寺本堂前の坪庭
さて皆様に於かれましてはお元気にお過ごしでしょうか? 桜の開花情報に合わせるかのように気持ちも解放されていく気がします。この時期は卒業式のシーズンで有り、しかも今日から学生の皆様は春休みということで大いに早春を満喫して頂きたいものです。大安禅寺の床下では例年の如く「ウシガエル」が産卵のため一晩中啼き続けていましたが、寶勝寺の坪庭の小池でも同じく「ウシガエル」が啼き続け、聞くところによると産卵後の卵の帯を観光客が珍しそうに写真を撮って行くそうで、どうやら所が変わっても自然体系は同じのようです。
境内の木々も次第に新芽を吹き始めています。一年を通して最も穏やかな季節、ゆっくりと過ごして参りたいものです。友峰和尚より
今日のニュースで高速道路の制限速度100キロのところが一部120キロに引き上げられるとか。なるほどドイツのアウトバーンでは無制限速度間もあると聞いていますから、所用で急がれる方にとっては朗報です。しかしながら近年、高齢者の運転事故が多発しているだけに一刻も早い「自動運転システム自動車」の登場を願うばかりですが、和尚も福井ー金沢間を頻繁に行き来していますから制限速度が120キロに変更されるのは本当に有り難い事で、更に自動運転システム車となれば真っ先に購入したいですね。近未来的にはきっと空飛ぶ自動車も普通に高速道路上を走行するようになると思いますから、交通インフラは今後も益々進化して便利になる気配を見せています。1970年に大阪府吹田市で開催された大阪万博のテーマは「人類の進歩と調和」でした。今まさに色々な面での「調和」が求められていますが、科学や物理分野の進歩に応じての人類の調和こそが国発展の未来を占うキーワードのようです。
その「調和」ですが、この言葉はあらゆる分野に於いて言える事と思いますが、その言葉を実感する為には一度思い切って立ち止まる事も必要のようです。そこで日本古来よりの「道」と呼ばれている全てのお稽古事の中には「調和」の精神が組み込まれているようですから、大いに伝統文化にトライして欲しいものです。さて、弥生三月も残り少なくなってきました、お花見もまた調和の一つと心得て、心ゆくまで楽しみたいものですね。友峰和尚より








































