和尚のちょっといい話
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本日の「楽く楽く法話」のようす
昨日に引き続き午前9時半より「寳勝和尚の楽く楽く法話」が催行されましたが、本日は北陸中日新聞主催「大人の趣味を見つける社会見学ツアー」から45名様の御来寺でした。今後は12月より開始される「おとなびプレミアツアー」企画などの法話コースが組まれており、忙しくなりそうな気配です。今日の法話コースには宝勝寺ふれあいパーク霊苑見学も入っており、法話後には全員が霊苑を見学されました。久しぶりの快晴となったため霊苑の散策は実に気持ちの良いものでした。
笑顔がはじける元気な皆様です
法話後の ふれあいパーク霊苑見学会 のようす
スタッフの説明に 熱心に聞き入る参加者の皆様
合祀墓にて 光や音を取り込む 明るい雰囲気に感心されていました
樹木墓の説明をしているところ
秋の薔薇が皆様をお迎えしました
団体様と入れ替わるように、地元・泉小学校2年生の可愛い子供達が先般に引き続き「寺カフェ取材」に訪れました。職員が対応に当たりましたが、先日の落慶法要での稚児行列を思い出し、なんとも微笑ましいかぎりでした。最近は急激に問い合わせの電話や来客が増えて、和尚の法務遂行にも影響が出るほどになって来ています。まだまだ落慶法要後の仕事が残っており、午後からは集中してやりましたが、それでも次々に訪れる来客者に応対するのが精いっぱいでどうやら明日も引き続いての法務遂行となりそうです。
泉小学校の児童たち 今度の授業参観日に、「寺カフェ」について発表するそうです
今回は 生落雁 と 加賀棒茶 のカフェメニューを体験
二度目の訪問で リラックスして 記念撮影
夕刻6時半からは月例の木曜坐禅会が開催されますが、いつもより多い参加予定でこちらもまた集中です。兎に角、一にも二にも集中!集中!絶対集中! さて、皆様はお元気にお過ごしでしょうか? 和尚は疲労が祟って少々風邪気味状態。そんな時には坐禅が一番です。身体全体の気が散漫になった時は、坐禅をすればたちまち元に戻ります。頑張って坐禅しましょう!! 友峰和尚より
晩秋の庭となった 宝勝寺ふれあいパーク霊苑
冷たい小雨模様となった本日の午前中から、再び寳勝寺本来の法務活動が開始されました。午前9時半からは、愛知県西尾市よりご来寺下さった商工会婦人部団体様に「楽く楽く法話」をしましたが、楽しくお話しが出来安堵しました。とはいえ落慶法要後の疲労と相まって法話終了後はあっけなくダウン! 流石に「若さが欲しい!」と叫びたくなりました。
本日の楽く楽く法話にて
法話後には、ふれあいパーク霊苑を見学
細葉柊南天 に 秋雨が滴る
法要出席者皆様への御礼状宛て名書きをしながら次なる活動を思案していましたが、そろそろ書画の制作に入りたいと願っています。時間が有れば何でもできると言うものでも有りません。むしろハードなスケジュールの中に居るほうが良い作品が生まれる事が多い気がします。きっと緊張と集中状態だからかも知れません。さて明日も午前中には地元・北陸中日新聞社主催の「大人の社会見学ツアー・楽く楽く法話」が予定されている為、再び本堂での椅子席の設えを㈱ココ・プランニングの社員の方にもお手伝い頂き準備しました。どうやら休息する間も無いようです。法務を遂行しながら休息する!これが和尚の日頃の極意なのかも知れませんが、加齢と共に油断は禁物です。野町・現代写真スタジオの加茂さんには稚児行列や落慶法要の記念写真を依頼し、ITコンサルタントまどろみの増田さんには動画撮影をお願いしたので、その完成が待たれます。本当に楽しみにしています。出来上がりましたらブログで公開していきたいと思っています。和尚はまだまだ落慶法要の余韻残る日々が続きそうです。友峰和尚より
かつて霊苑に育っていた コムラサキ の鉢植え
寳勝寺落慶法要 稚児行列より
誰しもが忠言して下さったのは、「大きな行事遂行の後は三日ほど経ってからどっと疲れが来るよ」とのこと、成る程!全くその通りで、今朝も起きるには起きたのですが身体が思うように動かず、思わず二度寝をしてからの起床となりました。昨日に引き続き、午前中から各室の復元と法要仏具の後片づけをしましたが、今日は落慶法要日とは一転して爽やかなお天気となり、大幕や傘、机や椅子などを外干ししながらの作業となりました。まだまだ法要の余韻残る堂内でしたが、明日には法話の団体様が来寺されるため急ピッチでの設え作業となりました。
可愛いお稚児さんの写真 今後もブログに続々アップする予定です
式典は終了しましたが、御来賓方々からの御礼のお電話や寺に挨拶に来られる方々に応対しながら法要を振り返っていました。また祝賀会場となった「つば甚」にも御礼の御挨拶に行きましたが、扇谷支配人には接客を担当された従業員方々の素晴らしい「おもてなし」に対しこころから御礼を申しました。寳勝寺の近くに金沢でも指折りの老舗の料亭が有った事も幸運でした。移動時間も短縮でき、しかもゆったりとした素晴らしい歴史ある大広間での宴席は、台風到来を忘れる程でした。女将さんの心温まる気配りには感心いたしました。本当に有り難うございました。
現代写真スタジオ・加茂さんの撮影した写真も今後アップします。お楽しみに!
落慶法要に出席下さった 福邦銀行金沢支店 義元支店長様が 御挨拶に来られました
夕刻には、㈱豊蔵組の江川部長様、そしてお隣りの承証寺住職とも歓談しましたが、この度の法要で寺町寺院群各寺院ご住職に御出頭頂けた事が何よりの喜びとなりました。ご法縁とはまさしくこの事を指して言うのだと思います。行事がもたらすものは多くの方々との仏法の輪が広がりを見せていく事だと実感した落慶法要となったようです。友峰和尚より
寳勝寺落慶法要 式台玄関の生花 / 文房流晴心会 野口翠智社中
台風21号が北上するに連れ北陸地方の天気は大荒れ状態で、昨晩は物凄い強風と共に凄まじい音を立てながらお寺全体を揺るがすほどでした。本当に間一髪!とはこの事でしょうか? ギリギリのところで稚児行列並びに落慶法要を無事終えることが出来た事に安堵したものでした。そもそもこの度は落慶法要のみならず、ふれあいパーク霊苑竣工の「祖霊総供養祭」も兼ねていた為、当然の事乍ら大雨になる可能性は想定していましたが、大型台風までやって来るとはお釈迦様でも知る由も無かったことと思います。霊供養には雨がつきものというより、むしろ雨そのものが霊の化身とも言える為、法要が盛大に成れば成るほど慈悲の雨を呼ぶわけで、やむを得ない状況でした。
幸いに稚児行列は雨も小雨であったため何とか円成出来ました。今日は早朝から強風と大雨で、もし一日ずれていればすべてがキャンセルであったわけで、心から神仏に感謝したものでした。いやいや無事に成就できたのは大本山妙心寺派宗務総長様はじめ多くの御寺院様そして参列して下さった御来賓、檀信徒、関係者方々の恩徳の賜物と深く感謝申し上げます。本当に有り難うございました。重ねて厚く御礼申し上げます。
素晴らしい御祝のお花を頂き、厚く御礼申し上げます
今日はご出頭下さった寺町各ご寺院様に御礼の御挨拶に伺った後、さっそく寺内の後片付けに入りましたが、思いも掛けず桂岩寺様が加担して下さり、夕刻までにはおおよそ元の設えに戻すことが出来ました。返す返すも一日違いの台風通過で卑山はかろうじて難を逃れましたが、ニュースでは多くの被害が報道されており心が痛みました。被災された方々には本当に心よりお見舞い申し上げます。
昨日の稚児行列に参加して下さった親御様には、道足の悪いなか落慶法要にお稚児さんが花を添えて下さったことに対し重ねて心より厚く御礼申し上げます。御参加いただき本当に有り難うございました。南無観世音菩薩 寳勝寺住職 髙橋友峰
大型台風21号の進路状況が刻々と伝えられる中、遂に稚児行列に引き続き落慶法要が挙行されました。稚児行列にとっては最悪の気象状況でしたが、参加された大勢の稚児ご両親はじめ御親戚方々の温かい稚児サポートを以って無事に稚児行列を終えることが出来ました。また大安禅寺から参加して下さった御詠歌婦人部の見事な奉詠によって稚児行列に花を添えて下さり、有り難うございました。
山門にて稚児行列を迎える 御詠歌婦人部
大先達の御寺院に引き続き、仏旗を掲げる寳勝寺責任役員総代
ちょうちょの羽根をつけた 役稚児たち
導師・寳勝寺住職 と 大傘・木曜坐禅会 佐藤氏
御詠歌の歌声響くなか、稚児とご家族の皆様が次々と入山
皆様には雨の中を稚児行列にご参加頂き、誠にありがとうございました
寺町御寺院様御入堂のようす 先頭は妙立寺様に続き真長寺様、西方寺様、承証寺様、常松寺様、金剛寺様
寳勝寺 本堂修復並びにふれあいパーク霊苑竣工 落慶法要 厳修
稚児行列を無事に終了し引き続き落慶法要が厳修されましたが、本日は多くの御来賓方々と僧侶をお迎えしての盛大な法要となり無事に円成出来たことに感謝申し上げます。今回の落慶法要並びにふれあいパーク霊苑顕彰碑除幕式典には本当に多くの方々の御理解とご協力を得ての円成でした。ブログを通じて、御加担下さった多くの関係者方々に心より感謝と御礼を申し上げたいと思います。寺町西方寺様、承証寺様、常松寺様始め多くの御寺院様には法要に出頭して下さり、またお寺の利用にご協力下さったことに対しても心より深く御礼申し上げます。
妙心寺派宗務総長 栗原正雄様による ご祝辞と乾杯
祝賀会にて
片岡経営会計事務所 片岡正明先生による 万歳三唱
御来賓皆様から温かいお祝いの言葉と励ましの言葉を頂き感激しております。今後とも何卒ご指導賜りますようお願い申し上げ、落慶法要無事円成御礼の言葉といたします。本当に有り難うございました。友峰和尚より
隠寮に活けられた いけばな / 文房流晴心会 野口翠智社中
山門・本堂・玄関に 御寄進頂いた大幕を吊りました
鬼に金棒 坊主に数珠! 数珠をじゃりじゃりすり合わせれば叶わぬものは無い!と言いたいのですが、世の中そんな甘いものでは有りません。やはり日々の努力が実を結んでいくと思います。今日は大勢の僧侶方々の加担で一気に最終の準備を終えることが出来ました。全体打ち合わせに始まり午後からはリハーサルとなりましたが、若き青年僧達の活躍は本当に有り難いことでした。和尚などはもうスクラップ寸前!されど老骨に鞭打って頑張りました!
全体打ち合わせ
文房流晴心会野口社中の皆様による 御真前の供花の生け込み
霊苑のお地蔵様 お手製のお帽子とよだれかけを寄進頂き 新しくお着替え
天に祈り地に感謝しての数週間を過ごして来ました。明日は愈々落慶法要本番です。晴れでも雨でも準備は整いました。多くの皆様方のおかげさまです。寳勝寺修復工事に始まったこの6年間はきっと今後の仏法興隆に大きな実りをもたらす事を願いたいと思います。明日は全身全霊で法要に臨みたいと思います。友峰和尚より
落慶法要当日の天気予報は台風の影響で雨になるという事で、今日はその対策に追われました。何としても稚児行列は無事成就したいという気持ちから、稚児援護のテントなど対応しましたが、それにしても何という事かこの時期にして、しかも落慶法要に向けて台風がやって来るとは! しっかり雨対策をしなさいというお告げですから、素直に受けとめて万全を期したいと思います。
さてそんなわけで、愈々あと2日を残すのみとなり最後の設えに入りました。飛騨高山から安国寺様そして寺町から桂岩寺様が加担して下さり本堂のお供物飾りや大般若祈祷会の準備が一気に進みました。明日は滋賀、京都、福井から大勢の僧侶が応援に来て下さるため、さらに吟味がなされる事と思います。13時半からは落慶法要のスケジュールに添って実際にリハーサルが行われる予定です。今日も一日無事に過ごすことが出来たことを感謝したいと思います。家内も稚児行列御詠歌先達の為、本日午後には寳勝寺に入りました。いよいよ本番を待つのみです。無事是貴人(ぶじこれきにん)の心境で精進あるのみです。友峰和尚より
午前4時には目が覚め、居ても立っても居れない心境で本堂の設えに入りました。頭の中のイメージに沿って出来る範囲で取り掛かったものの移動するのは重い物ばかりで、ここで腰を痛めてしまってはいけないと朝を待って㈱ココ・プランニングの男性スタッフ川面さんと久保さんに応援を依頼しました。百数名に及ぶ御来賓椅子席を本堂に並び終えると、落慶法要が実感となって伝わって来たものです。その他、今日は来賓用リボンネーム書きもしましたが、本当に細かい仕事が次々に出てくるものです。明後日には多くの僧侶が加担に来てくれますが、それまでに出来るだけ設えしておきたいと頑張っています。
午前中には野町・少林寺にも行ってきました。金沢市内のホテルはどこも満室で、兼務住職先の少林寺にも法要関係者が宿泊する事になっています。台風21号の本土接近がニュースで取り上げられていますが、今晩からは集中して天照大神様に落慶法要当日のお天気のお願いを申し上げたいと念じています。和尚の大好きな歌に「晴れて好し 曇りても好し 富士の山 もとの姿は変わらざりけり」というのが有りますが、やはりなんとか晴れて欲しいと願っています。稚児行列の可愛い子供たちの姿が目に浮かびます。どうか良いお天気に成りますように!どうか良いお天気に成りますように! 友峰和尚より
全国宗務所長会議も午前中に無事終了し、一路金沢に向かいました。落慶法要まで遂にあと4日となりましたが、台風の本土接近で当日の天候が心配です。和尚は晴れ男を自賛して来ましたが、参列者それぞれの主張を総合してみると、五分五分と言ったところでしょうか? 雨でも晴れでも、準備は怠りなく整えておきましょう。備えあれば憂いなしです。落慶法要挙行の最大の意義は「報恩謝徳」に有りますが、地鎮祭に始まったこの度の本堂修復工事とふれあいパーク霊苑改葬工事も感謝の心なくして成就し得ないものです。振り返ってみれば沢山の方々の法縁によって無事円成となるわけですから、落慶法要後の祝賀会は本当に大切な宴だと思っています。これまでの長きに渡って和尚を支援して下さっている御来賓方々には感謝の言葉もない程です。今と言う 今こそ今が 大事なり 大事の今が 生涯の今だと自覚しながら、落慶法要への最後の準備に入りましょう。
さて、京都での三日間は大変気分転換になりました。落慶法要が間近に迫っている事など誰も知る由もありません。いつの時でも、関係者のみが緊張感の中に有るのかも知れません。その緊張感こそが自分の心を前進させるエネルギーで有る事を知るこの頃です。友峰和尚より
今日は京都大本山妙心寺宗務本所に全国宗務所長協議会に来ています。寳勝寺から刻々と状況連絡メールが入る中での所長会ですが、久しぶりに仲間と会える事に喜びを感じます。和尚ぐらいの年齢になるとお互いの情報交換が一番有り難く、特に会議後の会食などは胸襟を開いての充実した歓談の場となっています。寳勝寺では、落慶法要を目前にしてふれあいパーク霊苑の植栽が行われたそうですが、一年を通して花咲く霊苑がテーマとなっているだけに植栽は大切です。聞くところによれば中本会長と霊苑関係スタッフも加わっての植え込みだったそうで、本当に有り難く感じています。
ふれあいパーク霊苑 植栽作業のようす
落慶法要の22日は天気予報では小雨だそうですが、今から当日まで天晴れ(あっぱれ)祈願をして、何としても稚児行列が無事に円成できるよう全身全霊でご祈祷したいと念じています。今日の京都は流石に冷え込んでいて京都盆地特有の寒さを肌で感じるほどで、学生時代に妙心寺法堂で凍えながら坐禅をした時の事を思い出していました。さて寳勝寺落慶法要準備を気に掛けながらの所長会ですが、明日は早朝に全員で妙心寺開山堂に拝塔(はいとう)する為、心より感謝の真を捧げたいと念じています。「初心忘るるべからず」で、六年前、寳勝寺に初めて着任した時の事を思い出し、落慶法要の円成に向かって精進したいと思います。頑張りましょう!頑張りましょう!南無観世音菩薩 友峰和尚より
「寿 日々是好日」 渓仙 書