和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1484話 】
2017年 09月 10日 談

久しぶりに気温が上昇し30度を超える残暑日となりましたが、皆様、お元気にお過ごしでしょうか? 和尚の健康状態も一進一退ながら少しずつ回復に向かっています。ブログをご覧頂いている方々からお見舞いの言葉や御品をご恵送賜り厚く御礼申し上げます。どのお見舞いのお品も元気回復の為の心のこもった物ばかりです。まだ処方された薬に頼る日々ゆえに、回復したら一気に食べて元気モリモリ頑張りたいと思います。本日も羽咋から中越様御夫妻がわざわざお見舞いに来寺くださり、本当に感謝申し上げます。ブログにアップされた写真はいつも笑顔ですから、本当に和尚さんは具合が悪いのですか?と聞かれてしまいます。せめて写真ぐらいは元気印でいたいものですね。

午前九時半より行われた法要のようす

今日の朝一番に、本堂にて四九日忌の法要が営まれましたが、新しく誕生した宝勝寺ふれあいパーク霊苑に法縁を頂いた御家の皆様でした。とても素晴らしいご家族方々でした。和尚にもまた新たなご縁が生まれ始めています。午後からは福井県鯖江市の家族動物霊堂の月供養と、夕刻には見性院様(福井県勝山市)の通夜のお参りに出頭致しました。なかなか休息出来ませんが、こうして法務に参加できることに意義を感じています。やはり健康で働けることが大切です。温かい皆様のお気持ちを頂きながら一刻も早く全快させ、皆様とゆっくり歓談したいと念じています。友峰和尚より

中越様御夫妻とともに

寳勝寺檀信徒総代の須貝様と 御友人様とともに

友峰和尚のちょっといい話 【 第1483話 】
2017年 09月 09日 談

金沢寺町台まちづくり協議会主催・第30回「寺町寺院群を巡る会」が午後2時過ぎより卑山にて催行されました。これまでにも2回行われましたが、今回は74名が参加され、これまでで一番多い参加人数となりました。金沢に来て6年になりますが、地元市民の皆様との交流も以前とは比べものにならないほど増えており、寺カフェの利用者も増加の傾向に有ります。

寳勝寺の歴史や建物についてのお話しをしているところ

今日の和尚のお話は、お寺の歴史とともに今、最も話題の中心となっている「終活」について色々な角度から話してみましたが、参加者の方々も同世代から80代位の方が多かったため、リラックスムードの中で進めることが出来たようです。勿論!現在「ふれあいパーク霊苑見学会」が開催中とあって、未来霊苑としてのお墓状況なども話題に取り入れてのお話となりました。

熱心にメモをとる参加者の方々

最後には楽しいお話しも交えながら・・・

金沢市歴史建造物整備課の方々が来られていました

広告パンフレットをお渡しし、霊苑見学会御案内のようす

毎日新聞社の取材を受けました

本日は毎日新聞の記者・久木田様の取材もあり、昨日のテレビ出演に引き続いてのマスコミ対応でした。本当に有り難いことだと感謝するばかりです。一般社会において今、現実に起きている諸々の問題は「少子高齢化社会」の加速による歪みのようなものですから、参加された皆様にとっても身近な問題として聞いて頂けた事と思います。爽やかな秋風のそよぐ好天気の中、参加された皆様がふれあいパーク霊苑を見学しながら帰って行かれました。本日はご来寺下さり誠に有り難うございました。また金沢市歴史建造物整備課の職員の皆様には後片づけ等ご協力頂きましたこと厚く御礼申し上げます。

霊苑内を見学される皆様

友峰和尚のちょっといい話 【 第1482話 】
2017年 09月 08日 談

霊苑の 萩 が咲き始めました

秋晴れの清々しいお天気となりましたが、やはり初秋の日和は格別なものを感じるものです。やや感傷的な気分になるのもこの時期なのかも知れませんね。午前中には金沢市歴史建造物整備課担当者の方と山本製材㈱・寺西氏との現場打ち合わせと視察が行われましたが、寳勝寺建造物最後の修復箇所でも有る庫裡の全面修復工事が来年度行われる予定となっており、今日はその前打ち合わせをしました。この工事が終了しますと、寳勝寺は全ての修復が完了します。それに呼応するかのように大安禅寺の諸堂全面修復復元工事が始まろうとしています。歴史的建造物は後世にまで伝えていかねばなりませんね。

庫裡玄関側を調査されているようす

 

本堂裏側の トタン板 外壁の調査のようす

 

寺内での打ち合わせのようす

午後からは久しぶりに地元HAB北陸朝日放送「2時はドキドキ」の番組に生出演しましたが、テーマが「終活」だっただけにリラックスしてお話しが出来ました。最近は中央各局のテレビ番組の中でも「終活」に関するものが多く放映されるようになっており、この事からも如何に多くの方々が人生の終焉に対して真剣にその準備を模索しているかが理解できます。初めが有れば必ず終わりが有る事は「無常」の世の習いです。「朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり」論語の一節ながら、かくありなんと日々を過ごして参りたいものです。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第1481話 】
2017年 09月 07日 談

秋明菊

終日雨模様となりましたが、これも秋雨前線の影響だとか。いつの間にかセミの鳴き声が途絶え、ガチャガチャと秋の虫の鳴き声に替わっています。落慶法要を来月に控え今日の寺カフェは臨時休業しましたが、いまだ体調が思わしくなく午前中は掛かり付けの病院に行き診察してもらいました。どうやら季節の変わり目に生じる症状のようです。

明日、HAB北陸朝日放送「2時はドキドキ」に生出演します!

明日はHAB北陸朝日放送の人気ローカル番組「2時はドキドキ」に出演予定のため午後2時から放送のテレビ番組を見ていましたが、明日の番組内容が「終活」だそうで、なるほどその領域なら和尚の出番ですね。今日も「ふれあいパーク霊苑」の見学会に多くの方が来寺されていましたが、人々の終焉の地でも有る「墓地」も、昔とは違って「生前墓地」が主流になりつつあります。例えば夫婦墓地、自分墓地、グループ墓地など、祖先を祀る永代墓地とは別に、個別に墓地を求める方が増えてきているようです。また最近になって定着しつつある「樹木葬」なども人気です。いずれにしても、従来の祖先を祀る考え方が変化しつつあるのは事実のようです。

さて前々より懸案となっていた厨房の自動食器洗い機ですが、友人の御縁を得て今回導入する事にしました。最近は和尚も加齢と共に腰をかがめることが困難になっているため、やむを得ず自動器械に頼ることとなりました。やがてはロボットの導入もそう遠い日ではなさそうです。以前「三種の神器」と言われた冷蔵庫・洗濯機・掃除機、近年それらがロボット化する傾向を見せていますが、世の中チョボットでも良い方向に向かう事を願うばかりです。友峰和尚より

御縁をいただき、さっそく業者の方が来てくれました

友峰和尚のちょっといい話 【 第1480話 】
2017年 09月 06日 談

法要が行われました / 宝勝寺ふれあいパーク霊苑にて 

午前2時に試合開始となったW杯アジア予選最終戦・サウジアラビアと日本との一戦を観戦しましたが、応援の甲斐も無く1-0で敗れてしまいました。先日のオーストラリア戦で見せた若きアスリート達のパワフルな闘いとは随分違った展開となり、何とも悔いの残る試合となってしまったようです。当然の事乍らアウェーということや気温の高さなども有って選手にかかる負担も大きかったことを思えば、尚更の事若きこれから活躍を期待される選手達を思い切って登用して欲しかったと思います。それにしましてもアラブの王様が90パーセントのスタンド席券を自国民の為に買いとったと言いますから驚きでした! 和尚はとうとう一睡もせず本日の法務に専念しましたが、来年のW杯ロシア大会を期待したいと思います。

    

供養終了後 参拝者の方とお話ししているところ

今日も10月22日落慶法要のお稚児さん募集申込みが有り、募集締めきり定員まであと僅かとなってきて嬉しい悲鳴を上げております。法要が近づくにつれ色々な電話の問い合わせが増え、その対応に追われる毎日です。午前中には「五木寛之の金沢新小景・寶勝寺ふれあいパーク霊苑」が再放送されました。雨の中、霊苑を見学されている方や既にお求めになった方が和尚を訪ねて下さいましたが、本当に有り難い事です。また野町・少林寺を訪ね、先代住職の奥様との交流も大切にしています。

石川県観光連盟 新井様との打ち合わせにて

さて秋雨の一日となりましたが、9月長月の呼称は「秋雨前線」による長雨を指して付けられたともあります。何かと気候が目まぐるしく変化していく季節、どうか皆様、くれぐれも御身お大事にお過ごしください。和尚の身体はどうやら幾つあっても足らないような毎日となっています。ピコ!友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第1479話 】
2017年 09月 05日 談

酔芙蓉のつぼみ / 寳勝寺境内にて

今日は火曜日でお寺は休寺日となりましたが、朝一番に日中友好の朝顔の水やりをしていましたら、ご高齢の御婦人お二人が山門前で深々とお辞儀をされ合掌して入って来てくれました。そのお姿はまるで後光が差しているように美しく、山門がいっそう輝きを増すようでした。合掌に礼拝とは本当に頭の下がる光景でした。

ヤブランの花が咲き始めました / 宝勝寺ふれあいパーク霊苑にて

近年どうして祖先や神仏に対する畏敬の念が失われつつあるのか、その原因は自分の心に有るのではないだろうかと感じたものでした。「坊主の無信心」とは古来よりの格言ながら、うかつにも我が寺の山門をくぐる際に日々礼拝して入って来たかと問われれば、皆無に近い状態だったと反省です。そもそも寺院の伽藍配置は人間の身体を形どったもので、山門は「産門」とも書かれるように命の生まれいづる場所を言い、参道は「産道」とも書くそうですから、極めて神聖な場所という事になります。「人の振り見て我が振り直せ」とはそういうことだと思いました。しかしながら合掌する人の姿ほど美しく感じるものは有りませんね。太陽に向かって合掌! 山に向かって合掌! 祖先の墳墓に合掌! お友達に向かって合掌! 夫婦お互いに合掌! 出会いふれあい和み合い、ゆくゆくお互い拝み合い!合掌!合掌!・・・・さあさあ、皆で合掌を合唱しましょう! レットイットビー!レットイットビー! 有るがままに!そのままに! 友峰和尚より

「福 日々是好日」

友峰和尚のちょっといい話 【 第1478話 】
2017年 09月 04日 談

中部緑地㈱の中野部長とともに 霊苑の吹き流しを修理中

ブログをご覧いただいている皆様!御仏の御加護を得てか和尚の身体も無事回復に向かっています。病気の原因が何であったかはっきりしませんが、健康が如何に大切か身に染みて感じました。身体が回復していくのに合わせ、午後からは早速来訪者との対応にあたりました。本日は東京より㈱いせやの田中社長様並びに渋谷専務様が挨拶に来て下さり、心より感謝申し上げました。そもそも「ふれあいパーク霊苑」のご縁の始まりは㈱いせや様が経営されている「薔薇の花咲く霊苑」でした。今日は懐かしくお話しさせて頂きましたが、視察にお伺いした時は余りにも美しい霊苑に驚きと感動を覚えたものです。あれから5年が経ち、いま金沢寺町に東京と同じく四季の花咲く「ふれあいパーク霊苑」の完成を見た事に不思議な御法縁を感じ取っています。

㈱いせや 田中社長様、渋谷専務様とともに

ご挨拶後まもなくして、東京都港区にある興山社発行「月刊住職」の取材を受けました。最近は「終活」について何かと話題になっていますが、今回は寺院の墓地改葬における諸問題を検証するというテーマでした。長時間に渡る取材でしたが、㈱ココ・プランニングスタッフの方の協力も得て無事、取材を終えることが出来ました。

月刊住職 記者 杉山氏とともに

霊苑見学に来てくださった方々です

杉山記者の熱心な取材に対して敬意を表しますと共に、今回の記事が全国の御寺院様に少しでもお役に立てばと願うものです。さて元気も戻って来たようですから、こちらも明日からはパワフルな話に戻っていきたいと思います。友峰和尚より

桂岩寺坐禅会員の林氏とともに お稚児さんの話題で盛り上がりました

友峰和尚のちょっといい話 【 第1477話 】
2017年 09月 03日 談

豆萩 ほととぎす 下野

9月最初の日曜日、8月とは打って変わってゆっくりとした時間が流れる寺カフェの一日でした。やはり「長月(ながつき)」の言葉がぴったりの季節感が感じられます。和尚自身は相変わらず体調不良で安静に徹しましたが、8月の忙しさを振り返ってみると身体を壊すのも無理からぬ話です。自分が70歳の高齢者であることを強く自覚しなければならないと反省するばかりでした。午後には福井から中西大さんがお寺を訪ねてくれました。大安禅寺では何かとお世話になっている方ですが、10月の落慶法要のお手伝いの件で来られ感謝の言葉も有りません。遠いところをお訪ね頂き有り難うございました。

ブルーサルビア / 宝勝寺ふれあいパーク霊苑

お部屋にじっとしているのも退屈でしたが、一刻も早く現場復帰をしなければなりません。病んでみてわかる事が沢山有るものだと改めて感じました。妙心寺開基花園法皇様が言われた言葉に、「病みてこそ道心の起こる候 不幸はこれ道の幸いなり」とありますが、真にその言葉通りだと思います。自然の有り様が際立って美しく見えてくるのも、命の根源が自然そのものだからであろうと思います。

昨日のブログでアップしたつがいの蝶々の写真ですが、突然降って湧いたように見えて、いま霊苑内に咲き誇る色々なお花につられるように新しい命が生じているようです。やはり生命の神秘は無心無我の中から生まれることを感じ取った一枚の写真でも有ります。いつの時も感謝の心だけは持ち続けていたいものですね。友峰和尚より

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第1476話 】
2017年 09月 02日 談

とうとう、ついに、やっぱりと言いますか、昨晩、突然身体を襲ってきた言いようの無い懈怠感に身動きすら出来ない有り様。かといって救急車を呼ぶには偲びずただひたすら忍の一字で一夜を明けました。3日ほど前からどことなく身体の不調を感じていましたが、本当に不覚でした。恐らく8月のハードなスケジュールを終えていっぺんに疲れが押し寄せて来たのだと思います。今日は卑山お檀家様の年忌法要が予定されていたため回復が心配されましたが、そこはそれ「禅坊主の真骨頂」で一心集中して無事に遂行できました。

寳勝寺檀信徒様 の 年忌法要のようす

御親族皆様でお参り下さいました

法要が終わるや否や、かかりつけの病院に駆け込みました。先生の話では、慢性疲労による胃腸炎であろうとの事。とても親切な看護士さんに点滴を打ってもらい帰寺したものの再びダウン。嗚呼!なんたることか、健康の大切さをしみじみ感じた一日となりました。こんな話はちっともいい話ではないのですが、平成29年9月2日の記録として書き留めました。どうか皆様、くれぐれも無理をしないで健康第一にお過ごしくださるよう祈念いたします。

昨晩、テレビ金沢「花のテレ金ちゃん」の番組で「五木寛之の金沢新小景、寳勝寺ふれあいパーク霊苑」が放映されましたが、本当に素晴らしい映像と五木寛之氏のナレーションでした。ディレクターはじめスタッフの皆様に心から感謝申し上げます。今日の法要でも、檀信徒皆様が喜んで下さっている事が和尚にとってなによりの安らぎになります。身体の回復を待って一度ゆっくり休養したいと思います。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第1475話 】
2017年 09月 01日 談

昨晩行われたサッカーW杯アジア予選でオーストラリアを破り、来年6月に開かれるW杯ロシア大会に日本代表の出場が決まりましたが、試合を観戦していてやはり若き選手のスピード感あふれるプレーに圧倒されたものでした。熟練選手の技も重要ながら、サッカーはスピードとたゆまぬ攻撃が命のようです。これまでの試合にも世界各地で活躍するスター選手が起用されていましたが、今回は思い切った若手起用のチーム作りが日本を勝利に導いたと思います。また「攻撃は最大の防御なり!」の言葉の如く、今回の試合は特に攻撃の手を緩めない若き選手のプレーが目立った試合運びとなりました。攻めて攻めて尚攻めるパワフルな攻撃は相手に隙を生んでいきます。今回ほど頼もしく且つ安心して観戦した試合は有りませんでした。来年のW杯が本当に楽しみですね。

さて今日から9月、長月に入りました。各学校では一斉に夏休みが明け、寺町界隈は子供達の賑やかな声もぴたりと無くなった感が有ります。寺カフェはお休みしましたが、愈々明日から本格的に秋の観光に向けて始動したいと思っています。午後には野町・本長寺様(顕本法華宗)が落慶法要のお祝いに来寺下さり、同世代ということで時間の経つのも忘れて話し込んでしまいました。少しずつですが寺町寺院群の住職様との交流も広がり始めています。「禅宗は全宗」と心得て今後も多くの寺院との交流を深めていきたいと思っています。さて今晩は6時半より、テレビ金沢「五木寛之の金沢新小景」にて「宝勝寺ふれあいパーク霊苑」が紹介される予定となっています。こちらも地元の方々に少しずつながら受け入れられているで大変嬉しく思っています。取材を頂き本当に有り難うございました。友峰和尚より

ぐんぐんと大きくなっています 二株の酔芙蓉 / かつて山門前庭にありました

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