和尚のちょっといい話
あっという間に35℃を越える猛暑日となりました7月最終日。今日から寺カフェでは満を持して「カキ氷」を始めましたが、職員が描いたカキ氷の看板が功を奏してか注文が相次ぎました! 。まもなく旧盆を迎えようとしていますが、夏休み中とあって子供連れのご家族も多く見受けられました。
文房流晴心会 野口先生 と お弟子の丸子さん とともに
午前中に依頼されていたご祈祷を修行し、ちょうどご祈祷を終えた頃、福井より野口美智子先生と丸子信子さんが暑中お見舞いのご挨拶に来寺下さり感謝申し上げた次第です。携帯電話には熱中症情報が次々と入り常に警告音が鳴っていましたが、全室冷房の部屋もフル回転状態乍らじっとりと汗ばむ始末でした。
お暑い中をご来寺くださり 厚く御礼申し上げます
岡部様と お母様とともに
午後からは命日忌諷経を本堂で修行しましたが、幾分気温も落ち着き安堵したものです。高齢者の皆様にはくれぐれも熱中症には気を付けて頂きたいと思います。外にあっても室内に有っても、水分補給が大切です! 明日からは葉月に入ります。葉が生い茂る月! 外出した時には木陰に入って身体を休息させたいものですね。友峰和尚より
寺カフェの 夏メニュー
今月も残りあと一日となりました! 皆様に於かれましては連日の猛暑で大変お疲れのことと思いますが、心から暑中のお見舞いを申し上げます。7月はお盆月ということで、卑山では年々、ご先祖始め今は亡きご両親の霊供養をされる方が増えており本当に安堵しています。ふれあいパーク霊苑にも毎日参詣される御婦人もおられ、献花と線香の煙が絶える日は有りません。明後日から旧盆月に入りますが、和尚も地元・大安禅寺に戻り、盂蘭盆大施餓鬼会の準備に入りたいと思っています。
室内の 模様替え
江雲庵ご住職から頂いた ちりめんの飾り
手作りの小物コーナー
さて、8月「葉月」を迎えるにあたり、休寺日を利用して志納所やカフェの模様替えをしました。カフェメニュー看板も職員が書き替え、少しでも清涼感のある雰囲気づくりに心掛けています。今後もまだまだ続く猛暑だそうですが、これからは里帰りのご家族も急増する旧盆の時節、ゆっくりと寛いで頂ければと思っています。友峰和尚より
「谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館」外観 / 公式ホームページよりお借りしました
寳勝寺のある寺町5丁目に、建築家の「谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館」がこの度オープンしました。寳勝寺ふれあいパーク霊苑事務所より道路を隔てた対面に建造され、実に立派な建物ですが、谷口吉郎氏は昭和期の日本を代表する建築家で出光美術館など全国に多数の建築設計をされています。またご子息の吉生氏も現在活躍中の建築家で地元の鈴木大拙館などを手掛けており、今後金沢市内観光名所の一つとなりそうです。詳しくはホームページをご覧頂きたいと思いますが、寳勝寺カフェ利用の後に見学されてみては如何でしょうか。寺町界隈が少しずつ整備されつつ有り、古い町家なども次々とリフォームされ民泊施設や作家たちの展示場にもなっているようです。「谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館」のホームページはこちらからどうぞ → https://www.kanazawa-museum.jp/architecture/
第29回講座 住職学「日々是好日~つねに新しい瞬間~」
和尚は現在、野町・少林寺の法務遂行に力を入れていますが、こちらは「金沢の達磨寺」を目指して布教活動に入りたいと念じています。今年の秋頃にはフランス・サンリス並びにアメリカ・サラローレンス大学墨蹟禅画回顧展を少林寺本堂で開催したいと計画しています。今年の10月29日から30日には富山県高岡市の国泰寺に於いて、第29回講座 住職学「日々是好日~つねに新しい瞬間~」と題し、臨済宗青年僧の会主催の講座に講師として招かれていますが、これからの寺院布教活動の有り方や運営の工夫などのついてお話し出来ればと思っています。講座に参加された全国青年僧の皆様には是非、寳勝寺並びに少林寺現地見学を希望しており大いにご参加ください。友峰和尚より
酷暑の中 見事な花を咲かせる日中友好の朝顔
昨日来の雨も朝方には止んだものの、33℃を越える蒸し暑い一日となりました。暑さも手伝ってか午前中より避暑を兼ねたお客様で久しぶりに宝勝寺・寺カフェも終日賑わいを見せました。2015年3月14日の北陸新幹線開業以来右肩上がりを見せていた金沢市内観光でしたが、今年に入ってからやや減少傾向に有り、本日は5月の10連休以来の賑わいとなったようです。その北陸新幹線も2022年に福井県敦賀駅まで延伸される予定となっており、現在急ピッチで工事が進められています。敦賀まで開通すれば再び福井県内の観光地にも多くの観光客が足を運んでくれるものと地元では大いに期待されているようです。午前中には昨日に引き続き寳勝寺と少林寺で年忌法要が営まれましたが、高校野球と同じく猛暑の中、全力投球で法務遂行に当たっています。
寳勝寺檀信徒様の 年忌法要が修業されました
墓前でのご供養にて
さて、ここ1カ月間以上続けている食事療法の効果が表れ、法務遂行にも踏ん張りが効くようになって来ました。法要の法話の中でも食事と健康についての話題が俄然多くなってきているような気がします。昔から「腹が減っては戦はできん!」という言葉が有りますが、思うに「食べること」が主ではなく「腹がすくこと」の方が大切であるように思う今日この頃です。友峰和尚より
ご遠方より御参詣賜り 厚く御礼を申し上げます
日中友好の朝顔 開花の便りが届きました
北陸地方も台風6号の影響で午後より雨模様となりましたが、日中気温は昨日より下がって32℃ながら蒸し暑さには変わりありません! 空調の無かった子供の頃を思い出しますが、夜などは寝汗をかいて母からパウダーを身体に塗ってもらったことを懐かしく思うものです。
午前10時半より 年忌ご供養が修業されました
午前中には本堂で3回忌の法要が厳修されましたが、冷房フル回転の中での法要となりました。現在はふれあいパーク霊苑に法縁を頂く方々との法要が増えて参りましたが、回を重ねる毎にご家族との親交も深まり新たな布教活動の場とも成っています。禅宗の教理は「即心即仏」ゆえに、物故者の霊と一体になっての「読経三昧」を心掛けています。明日も引き続き年忌法要が予定されており、ご供養の大切さを身を以って感じるものです。
さて、岐阜県羽島市にお住まいの武藤様からも、LINEで日中友好の朝顔の開花の知らせが届きました。本当に見事な朝顔です! 寳勝寺の朝顔も日々成長を続けていますが、今のところ満開は8月下旬になりそうです。「楽しみは 朝起きい出て 昨日まで 無かりし花の 咲ける見るとき 橘曙覽」 友峰和尚より
坐禅開始の前に 木版を打ち鳴らします / 寳勝寺 7月度 木曜坐禅会
昨晩は月例の木曜坐禅会が午後6時半より開催されました。3名の参加者でしたが、「心頭滅却すれば火も自ずから涼し」の心境で坐りました。たった一枚の座布団に数時間坐るだけの事ですが、これがまたすごい集中力と創造力を生むのですから、「やめられない!止められない!やっぱ坐禅!」なんです。
人間はとにかく自分の外に安心を求めて行きますが、坐禅は「安心の本体になり切る」わけで、いわゆる心の意識をすべて捨てきる訓練でも有ります。禅の言葉に「放下着」(ほうげじゃく)と有るように、「何もかも意識を捨てきってしまえ!」と。もとより自分の心など知る由も無く、自分という心などもとより無いのですから、坐禅はひたすら身体と呼吸を整えるのみと言えます。世の中、簡単に思えることほど難しく感じるものは有りませんね。南無さん!!
午後6時半より 約2時間 の 静寂
今日は日中気温が37℃と、部屋の中にいても汗ばむような今年最高の気温となりました。午前中には卑山のお守りを製造されているグリーン産商株式会社(大阪市平野区)の幹部の方と営業の方が来寺されましたが、会長ご夫妻とはずいぶん長くご厚誼を頂いている素晴らしい会社です。 皆様もきっと色々なお守りを身に着けておられると思いますが、寳勝寺のお守りは御利益絶大です!! 寳に勝(すぐる)お守り! 是非身に着けて頂きたいものです。友峰和尚より
グリーン産商㈱ 高原氏と前田氏とともに
本日午後6時半より月例の木曜坐禅会が開催されます。9月からは野町・少林寺に坐禅場を移して木曜坐禅会を開催する予定をしています。禅宗に限らず坐禅修行は宗旨宗派を問わず実践の行として行われていましたが、現在では禅宗の看板的要素になっています。看板的要素ながら全国禅宗寺院でどれだけの禅寺が坐禅会を開催しておられるかというと、極めて少ないのが現実です。
珠洲市立珠洲焼資料館 の 大安様が 来寺下さいました
酷暑の中 倉庫工事が続いています
大安禅寺では毎回、約20名近い会員が第2・第4金曜日の月2回、午後6時半から坐禅修養に励んでいますが、この金曜坐禅会も約50年間続けられ、現在は副住職が坐禅指導に当たっています。会長の藤井さんは約30年近く参禅されており、また会員の中にも長く坐禅会に参加されている方が多くおられます。寳勝寺の木曜坐禅会は今年で6年目を迎えましたが、現在は6名の方が参禅されており、今後も会員数を増やしていきたいと願っています。少子高齢化社会の進む中で若者達の一層の奮起を期待したいのですが、大いに坐禅会に参加して頂き「自己研鑽」に励んでほしいものです。
北條様の御家にて 日中友好の朝顔 開花のお便りが届きました
さて、今朝方は玄関先に咲いた一輪の「日中友好の朝顔」に見とれてしまいました。 栃木県にお住まいの卑山総代・北條英俊様からもメールで開花の便りが届きました! 末広がりの朝顔の形に、未来への希望を持たせてくれる素晴らしい開花でした! 友峰和尚より
ふれあいパーク霊苑にて 中本会長御夫妻が来寺くださいました
北陸地方に梅雨明け宣言がなされ一気に気温が33℃まで上昇し、ようやくここに来て夏本番を迎えたようです。これまでとは一変して皮膚を刺すような照り付ける太陽に「日中友好の朝顔」も満を持して開花を始めました! 毎年大輪の花を咲かせる朝顔ですが、これまでの日照不足で成長がずいぶん遅れていました。これからは真夏の太陽を受け、葉っぱもツルも色を濃くしていくことと思います。
現在建設中の 倉庫 を視察されました
7月も終盤に入っており、令和元年の後半に向けての準備が急がれます。8月15日には大安禅寺で盂蘭盆会が厳修されるため、福井のお檀家棚経の予定を調整しています。さて、昨日は本来休寺日でしたが、法話のため休みを返上した代わりに本日休養していましたところ、午後には㈱ココ・プランニング中本会長ご夫妻が来寺下さり久しく歓談しました。
奥様と 記念撮影 のようす
今や千客万来の寳勝寺! 和尚は休息という言葉とはどうやら無縁のようです。明日は木曜坐禅会が午後6時半より開催されますが、「石中に火あり打たざればい出でず 人中に仏性あり修ぜずんば現れず」の禅語の如く、大いにご参加頂きたいと思っています。友峰和尚より
御来寺頂き 誠にありがとうございました
「一に掃除 二に笑顔 三四元気に おかげさま」と久しぶりに本堂内に響き渡った「宝勝和尚の楽く楽く法話」でした。今日は本来なら休寺日でしたが、地元高砂大学第99期生38名が来寺下さり、午前10時半より法話を致しました。この度「ふれあいパーク霊苑」に御縁を頂いた女性の紹介で開催されたわけですが、昨晩から本堂内の空調機をフル稼働しておいたため、涼しい室内で法話を聞いて頂くことが出来ました。因みに室外気温は約30℃と、蒸し暑い一日となったようです。
和やかな笑い声の響く 法話となりました
今年は新たな「楽く楽く法話と寺カフェのひととき」というパンフレットを作成し、東海北陸はじめ中部県内の旅行代理店に配送しているところですが、今後は楽しく元気の出る法話内容ををメインにして布教活動を展開していきたいと念じています。法話終了後には、本日の法話を拝聴下さったお隣りの承証寺住職と「寺活の有り方」について歓談したものです。さて僧侶は読経に坐禅と掃除が日々の修行ですが、今月の木曜坐禅会は7月25日、午後6時半開催です。皆様も大いに奮ってご参加ください。友峰和尚より
日中友好の朝顔 今年最初のお花が開花しました
一般社団法人全日本司厨士協会北陸地方本部 物故者法要 にて
午前11時より「一般社団法人全日本司厨士協会北陸地方本部 物故者法要」が大安禅寺・枯木堂で厳修されました。法要を前に、幹部の方々と愈好亭にてご挨拶をさせて頂きました。物故者法要も今年で24年目を迎えましたが、平成8年に花園霊苑に物故者慰霊塔が建立された時のことが話題になりました。朝方は小雨模様でしたが、法要が始まる頃には晴れ間の見える良いお天気となり、全国から参詣されている司厨士協会関係者皆様の物故者を偲ぶ思いが伝わって来るような厳粛な法要と成りました。
宇都宮様はじめ協会幹部の皆様方とともに
枯木堂での 法要のようす
花園霊苑内 供養塔の方角に向かい 参拝されているようす
法要後、大安禅寺の精進料理を召し上がられているところ
法要終了後、金沢に戻りましたが、寳勝寺に到着すると同時にお隣りの承証寺並びに西方寺御住職が来寺され、今年の9月28日土曜日 午後4時から承証寺様で「お寺でボサノバ」が開催されるとの報告を受けました。
寳勝寺にて 承証寺様、西方寺様と懇談しました
寺町に於ける青年僧の「寺活」の一環として毎年開催されていますので、皆様も是非ご参加頂きたいと願っています。さて、短い時間でしたが孫達に会うことが出来ました。金沢へ出発する際には手紙を貰いましたが、文章の内容は秘密!秘密です! 和尚の部屋に大切に飾っておきましょう!友峰和尚より