和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第2183話 】
2019年 08月 10日 談

地元 田ノ谷町お檀家様のお家にて 盂蘭盆棚経のようす

午前7時に地元お檀家様の盂蘭盆棚経に新命和尚並びに総代様を御伴(おとも)に出発しました。毎年恒例のお盆行事棚経ながら、お檀家様との交流を深める大切な行とも成っています。

地元棚経は今日と明日の2日間行われるわけですが、それが終わりますと愈々8月15日午前10時半より「盂蘭盆大施餓鬼会」を厳修する予定となっています。和尚が小学生のころから、父親に連れ立って棚経に回っていましたが、あれから約60年近くなるかと思います。今では自分の年齢が72歳となり、父と一緒に回っていた時のことがただただ懐かしく思います。

最近では金沢での法務遂行が増えてきている為、お檀家様ご家族とお話しする機会も少なくなっていましたが、本日はゆっくりと会話を楽しみながらの諷経となったようです。さて相変わらずの猛暑日が続いていますが、くれぐれも御身ご自愛ください。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2182話 】
2019年 08月 09日 談

大安禅寺諸堂修理事業 基礎工事のようす

台風10号が15日のお盆に本土直撃か!!なんて物騒な気象庁予報です。無事の通過を願いたいのですが、今日も相変わらず35℃を越える猛暑日が続いています。この猛暑のなか、卑山諸堂修理の基礎工事が着々と進められています。工事関係者皆様には心から猛暑のお見舞いを申し上げたいと思います。写真の如く実に丁寧な調査をしながらの解体工事となっています。どの部材にも番号が付けられ解体されていくため時間が掛かります。

現場監督の話によれば、創建当初の色々な建築構造が新たに発見されているとか、興味深々といったところです。8月15日の盂蘭盆施餓鬼会の席で檀信徒皆様には工事進捗状況の説明会が予定されています。

中村修二家 盂蘭盆棚経にて

さて今日は、日頃大変ご厚誼頂いている㈱アイソウシャ 会長・中村修二家の棚経に参りましたが、諷経終了後には中村幸雅社長も同席しての楽しい歓談の席と成りました。長女の六花ちゃんがお抹茶のお運びしてくれました。とっても可愛いお嬢様です! 家族っていいですね! お盆は家族全員でのご先祖供養を願って止まないものです。友峰和尚より

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第2181話 】
2019年 08月 08日 談

「 流 水 」 渓仙 書

もう言葉も無いほどの猛暑続きで日々熱中症が心配されます。日中気温も37℃と体温を越えていますから、外出時はくれぐれも気を付けて頂きたいものです。昨日に引き続き盂蘭盆棚経に新命副住職と出掛けましたが、車の冷房もフル回転ながら太陽の猛烈な日差しを浴びてなかなか涼しくならず、到着の頃にようやく効き始める始末! 昔の方はどのように過ごされていたんでしょうか?

本日は卑山総代・上田家の棚経に出掛けましたが、いつもながらの御夫妻の温かいおもてなしを頂き心から感謝申し上げました。読経後には上田総代ご自身手打ちの御蕎麦と奥様心づくしのお料理を新命と共に頂きました。ご子息もお手伝い下さり、お孫さんも加わって賑やかなひとときを過すことが出来、本当に嬉しく思いました。お盆の棚経は、御檀家様との懇親を深める場でも有ります。ご先祖のご供養とあわせ、今の無事に感謝しつつ棚経が続けられていきます。

上田保次郎総代

ご子息と、お孫さんたち

さてパリ・サンリス市「アートサクレ芸術祭」に出展予定だった作品の額装を斎藤表装店に依頼していましたが、夕刻、店主の斎藤公一氏が持参してくれました。作品を見ながら再び当時を懐かしく思い出していました。9月頃、金沢野町・少林寺で回顧展を開催したいと思っています。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2180話 】
2019年 08月 07日 談

昨晩は午後6時よりANAクラウンプラザホテル金沢にて全日本司厨士協会石川県本部会長・川本紀男氏の「フランス共和国農事功労章シュバリエ受勲祝賀会」が約300名の列席者のもと盛大に開催されました。

川本氏は㈱川本を経営されており、フランス料理・金沢プレミナンスオーナーシェフでも有ります。会場は熱気に包まれ素晴らしい祝賀会と成りました。因みに和尚と同席になったシャンソン歌手で金沢パリ祭実行委員会、薔薇美子音楽事務所代表の薔薇美子(そうびよしこ)さん並びに富山県砺波市、若鶴酒造㈱取締役・稲垣貴彦さんと交流を深める事が出来ました。

薔薇美子音楽事務所代表  薔薇美子(そうびよしこ)さん

若鶴酒造㈱取締役  稲垣貴彦さん

㈱若鶴酒造様より ”北陸唯一の蒸留所が造るクラフトハイボール「ハリークレインズ」”

 

この度は誠におめでとうございました

 

さて、本日は早朝に大安禅寺へ戻り、さっそく副住職と盂蘭盆棚経に出掛けました。㈱キタジマ 会長・北嶋幹補様ご夫妻より以前からお招きを頂いており、今日はお盆諷経の後にお茶席にて㈱キタジマ 社長の北嶋さおりさんも同席され、お孫さん御点前のお抹茶を皆様と一緒に頂きました。

北嶋幹補様・千代子様御夫妻と、さおりさんとともに

お部屋に飾られた 千代子様御手製のお人形

 

お茶室にて 孫のかおるさんが 御点前をご披露くださいました

 

「お・も・て・な・し」とは滝川クリステルさんのキャッチコピーながら、寺へ戻れば小泉進次郎さんとの結婚の臨時ニュースが流れていました! かおるさんの御点前完璧でした!とてもおいしく頂きました。本当に心からのおもてなしに感謝申し上げます。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2179話 】
2019年 08月 06日 談

いや~暑いですね! が日々の挨拶になっていますが、今日も36℃を越える猛暑日となりました。台風8号の北陸への心配は無かったものの、その影響から来る熱波には流石に熱中症を防ぐのが精一杯といったところです。本来火曜日は休寺日なのですが、夏休み中ということで観光客はじめご家族連れ皆様の休息所として寺カフェもいつもより早めのオープンでした。

 街の蝉時雨の中でのカフェもなかなか風流で、ましてやお寺の風情も相まって観光客の皆様には好評を頂いています。また最近では寺内での年忌法要が増えて来た為、カフェ利用のお客様にはご了解を頂いて読経していますが、これぞ本当の「寺カフェ」なのかもしれませんね。

さて本日は午後5時よりANAクラウンプラザホテル金沢に於いて、全日本司厨士協会石川県本部会長で株式会社川本 代表取締役社長・川本紀男氏の「フランス共和国農事功労章シュバリエ受勲祝賀会」にご招待を受け、出席することとなりました。少しずつですが金沢での親交が深まりつつある今日この頃です。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2178話 】
2019年 08月 05日 談

寺カフェの看板新調のため ヨシダ宣伝の吉田さんと打ち合わせ

皆様には猛暑のお見舞いを申し上げます。ニュースでは高齢者の熱中症患者搬送を伝えていましたが、特に農作業中の事故が相次いでいるようですから屋外作業には充分に注意して頂きたいものです。部屋の中でも30℃近くあるのですから、外に至っては恐らく37℃くらいになるのではと健康状態を危惧します。夏休み中という事で寺カフェは連日開業していますが、外国人観光客が目立つ一日となりました。

 

高倉さん御夫妻 が 夏のご挨拶に来て下さいました

 

ふれあいパーク霊苑 夏の庭

本日は午前・午後とも年忌法要とふれあいパーク霊苑納骨供養を修行しましたが、ひとたび外に出ると滝のような汗が背筋を滴り落ち、諷経を終える頃には全身汗びっしょりとなりました。まもなく大安禅寺の盂蘭盆会棚経の為に帰寺しますが、まだまだ盂蘭盆祖霊供養が続いて行きます。「読経三昧」の修行こそ無心無碍の境地に浸ることが出来ます。お経を唱える歓びを感じながら父母の恩に感謝する毎日です。友峰和尚より

玄関にて / 江雲庵御住職から頂いた風鈴

友峰和尚のちょっといい話 【 第2177話 】
2019年 08月 04日 談

大通りから見た 霊苑管理事務所

8月最初の日曜日も、昨日に引き続き35℃と猛暑に見舞われた一日となりました。寺カフェ利用のどのご家族方も汗だくで入ってこられ、冷房の良く効いた室内で長時間過ごしておられたのが印象的でした。先般、宝勝寺ふれあいパーク霊苑管理事務所の対面に完成した「谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館」ですが、本当に真正面に建造されたため、記念館からは宝勝寺ふれあいパーク霊苑事務所が良く見えます。

 

道路を挟んで正面に 「谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館」 があります

これまでは寳勝寺山門からが正式の寺カフェ入口でしたが、記念館完成と同時にふれあいパーク霊苑管理事務所前にも看板を設置したところ、事務所入口のほうからも観光客が入られるようになり、またふれあいパーク霊苑を見学される方もおられ有り難し!有り難し!といった状況です。

 

松浦建設㈱ 松浦弥社長御夫妻とともに

本日は、現在大安禅寺の全面修復工事を施工しておられる石川県能美市湯谷町の松浦建設㈱ 松浦弥社長御夫妻が暑中お見舞いのご挨拶に来寺下さいました。順調に基礎工事が進められているとのことで、大変感謝致しております。猛暑日の続く毎日ですが、皆様に於かれましてはくれぐれも御身ご自愛くださいますよう祈念申し上げます。友峰和尚より

羽咋市より 酒井様 と 児玉様が 来寺くださいました

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第2176話 】
2019年 08月 03日 談

吉田裕介君 真由さん御夫妻が ご両親と共に来寺くださいました

 

大本山妙心寺宗務本所発行の機関紙「正法輪」8月号が届きました。「臨済禅とは何か? 臨済宗における“業”の観念」と題して京阪教区梅松院・本多道隆副住職の文が掲載されており、さっそく読んでみました。和尚の法話の中でも人間の「宿業」について取り上げているのですが、そもそもあらゆる伝統仏教の原点は人間の「業」の問題に端を発しているだけに、どのように説いているのか興味深く読んだものです。

 

 

世間一般的には「あの人は業が深い」などと使われていますが、仏語としての「業」の意味は「人間の身・口・意の三業によって行われる善悪の行為」となっています。あの有名な一休禅師の墨蹟に「諸悪莫作 衆善奉行(しょあくまくさ しゅぜんぶぎょう)」と有るように、悪を為さず善い行いをせよというのが結論のようです。

 

 

さて自坊より依頼の色紙書きをしましたが、室内温度が34℃ともはや蒸し風呂状態の中での作業となりました。耳鳴りに肩凝りと「善行」を修する事の難しさを感じました。「言うは易く行うは難し」です! まさに自業自得の世界かも。友峰和尚より

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第2175話 】
2019年 08月 02日 談

    

連日の猛暑日で心身疲労に悩んでおられるご高齢者皆様には、心から猛暑お見舞い申し上げます! 大型家電スーパーでは扇風機も冷房機具も飛ぶように売れているとか! 家の中でも30℃は軽く超えている感じで、外気に於いては更に35℃と高く熱中症には十分気をつけなければなりません。高齢者の中には冷房を嫌う方も多く、しかしながら扇風機ぐらいでは焼け石に水状態ですから、本当に健康が心配されます。

 

㈱豊蔵組様から頂いた西瓜です、大変美味しく頂きました!

さて8月に入り、猛暑も影響してか寺カフェ利用の観光客の方が増えてきました。また本日は宝塚市より姉の長男・樗木克則さんが寺に寄ってくれました。仕事の関係で金沢に来られ帰りに寄ってくれましたが、約2年ぶりの御目文字でした。話題は「いとこ会結成」の件で、兄弟の従妹たちも皆成長しているため一度全員が集まろう!という提案をしました。和尚も72歳! 従兄妹も孫達も全員揃って参加し無事で有る事に感謝したいと今から楽しみにしています。友峰和尚より

甥の樗木克則さん が 和尚に会いに来てくれました

友峰和尚のちょっといい話 【 第2174話 】
2019年 08月 01日 談

今日から8月「葉月(はづき)」! 本当に連日の猛暑で木陰を探しながらの歩行となっています。月初めは寺町界隈も人通りが少ないのですが、夏休みという事も有って本日は観光客の姿が目立ちました。特にニュースでも今話題になっていますが、大型クルーズ客船が金沢港にも入港するため外国人観光客も目立つようになって来ています。

最近では寺カフェのお客様の大方が外国人旅行者で占められる日もしばしば見受けられるようになって来ました。日本を訪れる外国人観光客が2018年に約3千万人を突破したと言うのですから無理からぬ話です。

 

清野さんとともに

さて、午前中に少林寺御檀家の月参りに出掛けた後はしばし休息しましたが、明日からは旧盆の盂蘭盆会修行の準備に入りたいと思っています。午前中にはふれあいパーク霊苑スタッフで㈱ココ・プランニング本部職員の清野さんが東京より来寺下さり、久しく歓談しました。旧盆を迎え再び墓参の方が増えて来た今日この頃です。友峰和尚より

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