和尚のちょっといい話
久しぶりの雪景色
今朝方の気温がマイナス3℃と今年一番の厳しい冷え込みとなりました。外に出て見れば真っ白な雪に包まれた境内の風景が実に新鮮で大変気持ちの良いものでした。
北陸地方に住む者にとって、まったく雪のない冬には妙な不安さえ感じます。今日の雪景色を見てホッとしたのも事実で、立春を過ぎての雪景色には感動さえ覚えました。
西方寺御住職 と 中本社長、霊苑管理事務所スタッフの寺前さんとともに
今冬初めて 雪割り三角屋根が活躍中
新型コロナウイルス拡散の影響は遂に観光面にも及び、ニュースでは京都の各観光名所が閑散としているとか。金沢も同じで、寺町界隈も観光客の姿が激減したためしばらく寺カフェは休業することにしました。新型コロナウイルスから感染を防ぐには「徹底した手洗い」と「消毒」が有効と聞き、さっそく消毒に必要なアルコールなどを玄関やトイレに補充しています。まだ始まったばかりの新型コロナウイルス拡散だけに、観光客の休息所として今後も十分に気を付けて対応していきたいと気持ちを引き締めています。友峰和尚より
今冬、初めての本格的な降雪です
久しぶりに夕刻より小雪の舞う金沢市内、気温がぐんと下がり一辺に身震いするほどでした。庫裏(台所)横の小部屋の床が老朽化で全体的に沈み始めたため、この度、部屋全体を修復することにしました。寳勝寺は約400年の歴史を有する禅寺ですが、和尚が御法縁を得て8年前に寳勝寺に入寺以来、傷んだ箇所を徐々に修復しつつ5年前には本堂の全面修復工事を終えています。
床が腐り、危険な状態でした
天井の穴や 雨漏り箇所を修繕
少林寺檀信徒 宮崎様が来寺くださいました
さて立春を過ぎてから急に寒くなってきました。急性肺炎コロナウイルスも次第に広がりを見せています。金沢市内もその影響からかめっきり観光客の姿が少なくなって来ているように思います。インフルエンザの流行も心配される今日、皆様に於かれましてはくれぐれもお部屋を温かくしてお過ごしください。友峰和尚より
㈱ココ・プランニング 中本大資社長とともに
今日より立春、いつもの年なら「春が来た!」と小躍りするくらい嬉しいのですが、今年はまったく雪が無く、肩透かしを食らったような感じのする北陸地方の冬景色となっています。
節分祭祈祷会 ご祈祷のようす
昨晩は盛大に「節分祭祈祷会」と福引大会が行われましたが、驚いたことに地元地域の安全安心を守られている南警察署の署長はじめ本物の警察官が「鬼」を捕獲するという大ハプニングで会場が大盛り上がりと成り、大喝采を浴びました。
鬼やらいのようす
福井南警察署署員の皆様が 鬼を逮捕しに来られました!
毎年色々と工夫を凝らしての鬼退治ですが、今年は署長自らが素晴らしい演技を披露され地域の防犯を始め交通安全などへの心構え等を諭されました。福引大会には多くの大安禅寺奉賛会スポンサー会社様から提供された景品が並び、老若男女で埋め尽くされた会場には熱気が篭っていました。
福豆まき
豆撒きには南警察署署員の皆様を始め出演した鬼も加わり、「福は内!福は内!」の掛け声が堂内に響き渡り本当に素晴らしい「鬼やらい」となったようです。
福引大会
さて立春を迎え、気分を一新して法務に邁進して参りたいと思います。昨晩は本当に多くの方々のご協力に心より厚く御礼申し上げます。友峰和尚より
卑山 堀江重弘総代とともに
イノシシ被害が花菖蒲園内にも及び、今年の「花菖蒲祭」開催が懸念されます。園の周囲にはイノシシ柵が張り巡らされているのですが、最近ではその柵の下を掘り返して侵入するため手の施しようも無い状況で困っていました。そんな折、卑山檀信徒の堀江重弘総代が午前中に来寺され、「イノ用心」なるイノシシ避けのアイデア商品を持参されその説明を受けました。
イノシシを威嚇するオオカミの眼光 「イノ用心」
商品はテレビでも紹介された優れ物らしく、既に各ホームセンターで販売されているとの事。さっそく今晩試してみる事になりましたが、商品は地元市内にある「日本ダム株式会社」が開発されたそうです。大いにその効果を期待したいと今から楽しみにしています。
早速今晩設置することになりました。誠に有難うございました!
さて、今晩は夕方6時半より「節分会・諸願御祈祷会」が厳修されます。明日には法要と福引大会の様子をアップ出来ると思います。福は内!福は内!福は内!です! 皆様の無病息災と家内安全を御祈祷申し上げたいと念じています。友峰和尚より
明日は「節分会」が午後6時半より、大安禅寺枯木堂で盛大に修業されます。毎年恒例となっている年中行事ですが、厄除け祈願や諸願成就のご祈祷の後には福引大会が行われ、年々支援してくださるスポンサーも増え、豪華な賞品が並んでいるようですので皆様も是非ご参加頂きたいと思います。明後日が立春! 本格的な春を迎えるわけですが、今年は雪も無く、いつもの年より早い春の到来を感じるものです。
お檀家の稲場様とともに 年忌法要の打ち合わせを致しました
㈱ココ・プランニング 川面専務と清野さんとともに
午前中に寳勝寺の法務を済ませ、午後から節分会準備のため大安禅寺に入りましたが、町内の道路脇には節分会を知らせる旗がずらりと立ち並んでいました。和尚も今年は72歳の厄年に当たる為、御祈祷には力を注いで無病息災の祈願と感謝の心を捧げたいと思います。皆様のご来寺を心よりお待ち申し上げております。友峰和尚より
2018年2月3日 大安禅寺節分大祭のようす
昨晩は雷鳴とともに霰(あられ)が屋根瓦を激しく打ち付け北風が強く吹きましたが、今朝方、境内を見回ると少しだけ軒下に雪が積もっていました。ひんやりとした空気感の中にようやく冬を感じてなぜかホッとしたものです。
午前中に御檀家様の月諷経に出掛けた後は休息の1日とし、身体を休めることにしました。と言うのも、この時期はどういうわけか毎年体調不良となり決まって医者通いをしている様子で、大事を取っての休息でした。
振り返るに正月以後、休息らしい休息は取っておらず連日干支色紙描きをしていた為、腰痛に膝関節痛、頭痛に歯痛に肩凝りに悩まされる毎日でした。妻は日頃、体操教室に通っているおかげで身体の調子が大変良いとか。妻からの助言も有って努めてマッサージと軽い柔軟体操を始めたところです。NHK放送の健康番組ではしきりに身体を動かすことを推奨していますから、頑張って健康体を取り戻すべく精進して参りたく思います。
それにしても今年も干支色紙描き約600枚、貫徹する事が出来ました。感謝!感謝! 来年の干支は「丑」ですが、今年こそ早めに準備に入りたいと誓っています。友峰和尚より
大安禅寺本堂 の 現在のようす
天に向かってそびえ立つ足場が異様な風景を見せています! 本堂修理保存工事のための「素屋根」を組む作業が現在進行中で、写真の如く頑強な足場が作られています。今年は暖冬の影響もあって順調に工事が進んでいますが、通年ならば雪に悩まされる時期でも有りながら、その心配も無く間もなく本堂をすっぽりと覆う素屋根が掛けられ、愈々本格的な解体修復工事が始まろうとしています。
現場監督の東野氏、文建協の高木氏 と 大工棟梁の河野氏 です
今朝方は工事現場を視察しましたが、現場を担当監督する頼もしい三人衆が和尚を迎えてくれました。自坊を離れての生活が続いているだけに、工事現場視察は常に新鮮な感覚で映ります。雪のない状況は現場の方々には大いに助かっているようですが、今朝方は今年初めての雪景色となり、なんとなくホッとしたのも事実です。さて明日から2月、如月(きさらぎ)に入ります。2月3日の節分会を目前にして気持ちを引き締めて参りたく思います。友峰和尚より
庫裡中庭にて うっすらと積もった雪
大安禅寺 松雲の間にて 斉藤表装店の斉藤公一さんとともに
新型肺炎コロナウイルスの拡散に歯止めが掛からない状況下に有りますが、本日は急用で大安禅寺に帰山の途中、金沢駅が観光客で賑わう中、マスクを着用した方が多く見受けられました。和尚も用心の為にマスクを着用したものの、マスクだらけの周囲の風景には異様な感じさえ受けたものです。寺に到着と同時に斎藤表装店主・斎藤公一さんが先般お願いしてあった額を持参され、さっそく新命副住職夫婦に披露した後、2人に渡しました。
新命副住職夫婦に 結婚10周年の御祝額を贈りました
副住職が結婚して今年の5月に10周年を迎えるにあたり、副住職の師匠・妙心寺塔頭 東海庵住職・岫雲軒老大師(当時妙心寺専門道場師家)から拝受した手紙を表具してもらい、お祝い記念品としてプレゼントしました。また息子夫婦からは和尚72歳の誕生日プレゼントを貰い、歓びの1日となりました。人生には色々な記念日が有りますが、誕生日や結婚記念日は一生涯の記念日として大切にしたいものです。友峰和尚より
早朝の気温が8℃と、この時期に有っては暖かい日が続いています。雪国に住む者はやはり1回ぐらいは雪景色を見ないと落ち着きませんが、どうやらこのまま春を迎えるのでしょうか? 午前中にお檀家様の月参り諷経に出掛けましたが、どことなく春の空気を感じてしまいます。今年は雪の全くない北陸地方、タクシー運転手さんにとっては大歓迎だそうです。
金沢青年会議所 織田様 と 澤 様 とともに
金沢青年会議所の2名の方が来寺され、今後の色々な企画の提案を受けしばし歓談しました。以前、野町少林寺で茶道裏千家淡交会 石川青年部の方々が坐禅を体験されましたが、その際に参加されたメンバーの織田様が市内各企業の青年部の方々に坐禅体験を組み込んだ修練を提案したいとのことで、今の世相にマッチした新しい心身修練の方法を考えてみたいと思っています。
さて今日は卑山会計監査も行われましたが、会計事務所女性職員の方もこの時期は多忙を極めているそうで、経理は寺院運営の要でも有りますから貴重な意見を多く拝聴出来、感謝のひと時となったようです。友峰和尚より
新型肺炎コロナウイルスの拡散に歯止めが掛からず猛威を振るっていますが、本当に心配されます。国内でのインフルエンザの流行も重なり、一刻も早い終結を願うばかりです。外出する際には必ずマスクを着用していますが、ウイルスの感染状況が今ひとつ不明で不安は募るばかりです。日本には多くの外国からの観光客が来られているだけに自己防衛が求められているようです。
寺に篭り 干支色紙描きをしています
今日は寺カフェはお休みですが、2月3日(月)に開催される大安禅寺「節分会大祭」協力各社への御協賛御礼の品として和尚の干支色紙を差し上げており、最後の宿題の残り80枚を描いています。毎年恒例の事ながら老骨に鞭打っての作業、和尚の描いたネズミが大きな福を呼ぶように皆様の幸せを願うものです。福来る!! 友峰和尚より