和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1505話 】
2017年 10月 01日 談

今日から10月! 神無月(かんなづき)に入りました。素晴らしいお天気に恵まれた本日は「福井マラソン」が午前9時半スタートとなり、和尚は家族動物総供養のため福井市霊堂に向かいましたが迂回を余儀なくされました。近年のマラソンブームはますます盛り上がりを見せ、金沢マラソンも約1万3千人という参加数だそうです。スポーツの秋ですから大いに健康推進に尽力したいですね。和尚も毎朝のストレッチが欠かせない状況です! 朝一番には斉藤表具店の斎藤公一氏が、先般仕上げた達磨図の墨蹟表具のため来寺されましたが、その際に寳勝寺落慶法要のお手伝いも依頼しました。また本日は新命副住職が静岡県の曹洞宗寺院へ法話のため出向いている関係で、和尚が法務と「生き生き法話」をしました。

本日の「生き生き法話」のようす / 大安禅寺 本堂にて

すっかり秋めいて来た卑山を取り巻く木々の美しさには圧倒されます。「気づき」という言葉が有りますように、平生慣れ親しんでいる環境も金沢から帰郷すると全く違った感覚を覚えるものです。草花の一葉一葉の違いが新鮮な感覚として捉えられる自分に驚きさえ感じます。そう言えば、坐禅した後は五感が鋭くなっている事を自覚する時が有ります。やはり人間は「慣れ」ほど恐ろしいものは無いですね。常に心を「無」にしておくことの大切さなのかも知れません。自坊の法務を全て無事に終了し、再び寳勝寺に戻りました。「無事是貴人」有り難し有り難し。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第1504話 】
2017年 09月 30日 談

九月は「お彼岸月」ということで、大安禅寺では先般、秋季彼岸会にて御先祖の霊供養が厳粛に執り行われました。また金沢の「宝勝寺ふれあいパーク霊苑」でも集合墓に於ける霊供養が実施されましたが、父母の恩、祖先の恩を忘れては心の安心など得る事は出来ませんね。御先祖ご供養がまだの方はぜひ今からでも御供養頂ければと思います。このところずっと落慶法要準備の事務を進めていますが、本日は祝賀会場である「つば甚」に下見に行って来ました。「つば甚」は金沢で最も歴史有る料亭で、宝暦2年(1752)に創業され元々は刀のつばを作っていたそうです。犀川を眺める大座敷の大パノラマは絶景で、お料理も加賀料理を中心としたもので大変好評を得ているようです。扇谷支配人のご案内で控室なども見せて頂きました。寳勝寺から歩いて5分ほどのところに有り大変便利です。詳しくはぜひいちど「つば甚」のホームページをご覧頂ければと思います。

金屏風の前に設えられた 見事な盆栽 / つば甚にて

 

寳勝寺に戻ると、「かなざわ娘」の三名が来られて懇談しました。三人は地元の大学生で、「学生のまち金沢推進プロジェクト」の「かなざわ娘」をコンセプトに活動しているそうで、その目的は「かなざわ ちょっとした かわいい を紹介するアプリ」を作ることだそうです。

「かなざわ娘」の御三方です

卑山の「金沢銘菓三種盛りと金粉入りお抹茶のセット」を紹介しましたが、最近ではSNSやインスタグラムでも色々なおしゃれなお店を紹介するアプリが増えているようです。とっても面白いですね!和尚の学生の頃には考えもつかなかったことです。スマホやアイフォン、アンドロイドにタブレットなど、全く想像もつかなかった電子通信社会。若者達を中心にますます広がりを見せているようです。素敵な「かなざわ娘」さん、大いに頑張ってくださいな。和尚も応援してますよ。ピコ!! 友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第1503話 】
2017年 09月 29日 談

寳勝寺 二双の酔芙蓉

このところお天気が目まぐるしく変わっていきます。そう言えば「女心(おんなごころ)と秋の空」なんて言葉を聞いたことが有りますが、なるほど!って納得してしまいそうになります。昨晩はあまりの寒さに、夜中の2時ごろ突然目覚めて思わず冬布団を引っ張り出す始末! 朝には素晴らしい秋空が広がっていて、昨日の天気とは真反対でした。この時期は天候が激しく移り変わりながら冬を迎えるのかも知れませんね。

朝一番に少林寺お檀家様の月諷経に行った後は、本日も落慶法要準備に専念しました。御来寺下さる来賓皆様方の駐車場を確保する為、お隣りの承証寺様、西方寺様、金剛寺様、常松寺様にお願いに伺いました。また、お稚児さんにお配りする紅白饅頭の注文や稚児行列の通行許可証申請書、また警備や稚児安下所の事などについても寺町出頭ご寺院皆様と懇談しました。午後からはふれあいパーク霊苑での納骨諷経を厳修しましたが、本当に霊験あらたかな雰囲気の中での読経と成りました。

青空の下 お花畑の中での 納骨供養の儀 / 宝勝寺ふれあいパーク霊苑

夕刻には㈱ココ・プランニングの中本社長と打ち合わせをさせて頂きましたが、和尚の頭の中での落慶法要のシュミレーションが、少しずつ形となって来たような気がしています。会合を重ねる度、関係者方々から当日のお天気を祈願するお言葉を頂きますが、どうかブログをご覧頂いている皆様の絶大なる神通力を以って「快晴」にして頂きますよう心から宜しくお願い申し上げます。「晴れて好し 曇りても好し 富士の山 元の姿は変わらざりけり」 そんな心境で更に前進あるのみです。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第1502話 】
2017年 09月 28日 談

荒木芳栄さんを交えて パリ会のようす

10月22日に挙行される落慶法要まで、一ヶ月を切ってしまいました。今日は寶勝寺に入り法要の段取りをしましたが、次第に緊張感が増して来ました。法要の意義は「報恩謝徳」「報恩菩提」「愛山護法」に有りますが、当日御参詣下さる皆様へ「感謝の真」を捧げる大切な儀式でも有ります。どのような事業もそうだと思いますが、多くの方々の御法縁によって成就出来るものです。和尚との長きに渡るご法愛は勿論の事、今回の事業を通しての工事関係者皆様との新たなの繋がりも大きな支えとなっています。今回は短期間での大事業だった為、尚更の事しっかりと御先祖供養と共に落慶法要を厳修したいと念じています。午前中には、卑山木曜坐禅会会員の佐藤さんが来寺され、落慶法要のお手伝いの件で色々お願いしましたが、佐藤さんは茶道を趣味として日頃修練されているため当日には羽織袴のいでたちで接客に当たって頂く事としました。本当に有り難く思いました。

さて今日は随分と涼しい一日となりました。いっきに初冬を感じさせるほどの冷たい風が境内を吹き抜けていきます。9月も残り少なくなってきましたが、10月は「天高く馬肥ゆるの秋」、健康の月間でも有ります。和尚も身体作りに心掛けて行きたいと思っています。なになに? 天高く妻肥ゆる秋!って? なんもいえね~。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第1501話 】
2017年 09月 27日 談

墨画制作の最終日を迎えました。今日は移動日の為、なにがなんでも仕上げなければ寳勝寺に移動できないので頑張りましたよ! ところが更なる試練が待ち受けていました。またまた新たに達磨図の依頼が舞い込んできて、どうやら宿題は今後も続きそうな気配です。今日は、「寳勝寺本堂修復並びにふれあいパーク霊苑工事」に尽力下さった関係各社への、感謝を込めての御礼の墨書をしました。本当に久しぶりの墨蹟でしたが、書くに随って感を取り戻していったようです。

良い字とはなんぞや? の問いかけに答えるならば、「成りきる」に尽きるかと思います。何に成りきるかと言えば、象形文字でもある漢字の原点に成りきる! という事だと思います。午後1時頃、全ての作品が出来上がりました。万歳!和尚感激!!

墨蹟の合間の、いっぷくのようす

さて、昨日は孫達と、家内が主催するお茶のお稽古に参加して一服頂きました。「忙中に閑あり」でした。孫というものは不思議な力を持っているようで、実にリラックスしたものです。そして夕刻にはパリから一時帰国している女流画家・荒木芳栄さんを囲んでのパリ会が開催されました。参加者は勿論、6年前のパリ個展に一緒に随行くださり、煎茶のお茶会やいけばな展、ワークショップを開催された文房流晴心会・野口社中の皆さんです。笑いあり!感動あり!ハプニング有り!のパリ・メタノイアギャラリーでの個展開催でした。食事会の席では当時のビデオが流されましたが、心から懐かしく鑑賞しました。来年4月に予定されているパリ・サンリスでの個展にも出席できればと願っています。さて皆様、深まりゆく秋の風情を十分に楽しみたいものですね。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第1500話 】
2017年 09月 26日 談

どこまでも爽やかな初秋の朝を迎えました。約千二百年の歴史を有する霊地 大安禅寺の早朝の空気感を味わって頂くには、お寺に一泊して頂くしか方法は有りません。和尚のブログも今日で1500話を迎えることが出来ました。平成25年の10月に開始して丸4年が過ぎましたが、この4年間を振り返っても本当に色々な出来事が有りました。寳勝寺本堂の全面修復工事、しいのき迎賓館個展、二ューヨーク・サラローレンス大学個展、ふれあいパーク霊苑工事、寺カフェ開業、傳燈寺修復工事等々・・・。10月22日にはその集大成として寳勝寺落慶法要が営まれる予定となっています。

 

人生に「起承転結が有る」とは和尚の口癖ですが、何処が「結」なのか今のところ承知していません。これから大安禅寺が約10年かけて、重要文化財諸堂の全面修復工事が始まろうとしています。恐らくはこの大事業を成し遂げることが「結」であろうと思っています。誰もがこの「起承転結」の人生を歩んでいる事と思いますが、これを言い換えれば「冠婚葬祭」に当たるかと思います。成人式・結婚式・葬儀・年忌法要と、この4つのことを踏まえながら和合専一に過ごして行きたいものです。

 

 

さて、今日も悪戦苦闘しながら宿題の墨画に挑みました。昼食をパスしての孤軍奮闘でしたが、夕刻になって漸く仕上がったようです。禅画に合わせた禅語を書きしるしましたが、皆様!! 仕上がり具合は如何でしょうか? 達磨図を見つめ、その禅語を納得いただければ幸いです。明日が最終日!あな恐ろしや!あな恐ろしや! 宿題はいくつになってもプレッシャーですね。なんとしても完成させたいと意気込んでいます。友峰和尚より

     

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第1499話 】
2017年 09月 25日 談

和尚のアトリエは山際の小高い所に有り、野鳥の鳴き声や竹林からの涼しい風が通り抜ける別天地です。昨日に引き続き墨蹟や墨画に挑みましたが、身体の衰えを感じながらの制作でした。先日NHKの番組で「葛飾北斎」の特集を見ましたが、和尚も腰に持病があるため、北斎の晩年のシーンと同じく寝そべりながら筆を持っています。とてもとても人様に見せられた光景では有りませんが、なんだか筆が上手く走るので不思議に感じました。今日は達磨図を描いたわけですが、どれひとつとして同じ表情は無く、描くに従って次第に自分の顔に似てくるようで、腰の痛みまでもが達磨の表情に伝わっていくようでした。明日は讃(さん)を入れる予定で、出来上がり次第、表装に出したいと思っています。

 

午前中には、パリ在住の女流画家・荒木芳栄さんが卑山を訪ねてくれました。一週間ほど在福予定だそうですが、来年4月下旬にパリ郊外の中世都市・サンリスの教会で和尚の個展を計画しているとのことで、今から楽しみにしています。パリのギャラリー「メタノイア」で平成23年10月に個展を開催してから6年の歳月が流れましたが、そろそろまたパリで個展をしたいと思っていた矢先の話でした。今回はサンリスにある3か所の有名な教会での、6名の作家による催事らしく、今から楽しみにしています。

ポンピドゥー広場でのデモンストレーション / 平成23年 パリ個展にて

パリ市民の皆様が 作品に寄せ書きをしているところ / 平成23年 パリ個展にて

文房流晴心会 野口翠智先生の いけばなワークショップのようす / 平成23年 パリ個展にて

画像は「ギャラリーメタノイア」のサイトからお借りしました

 

2018年に予定されている サンリス 作品展のパンフレット

 

寳勝寺の事業も一段落したので、これからまた新たな墨蹟禅画制作に力を注ぎたいと思っています。朝打三千 暮打八百! 怠けていると一生があっという間に済んでしまいそうですから、残りの人生を大切に充実させながら歩んで行きたいものです。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第1498話 】
2017年 09月 24日 談

久しぶりに自坊大安禅寺のアトリエで作品制作に挑んでいます。これまで法務が多忙で依頼を受けていた墨蹟や墨画の作成が遅れていましたが、本日より集中して取り組んでいます。すいぶんと長く筆を持たなかったため、今日は筆ならしと試し書きで時間が過ぎて行きました。明日からは本格的に、依頼された達磨図を始め落慶法要記念品としての色紙を仕上げていこうと思っています。

「道」と付くものは毎日毎日の積み重ねが大切ですから、時間が空いてしまうと振り出しに戻ってしまう感が有ります。昔取った杵柄では話になりませんね。自分でも納得のいく作品を目指したいと思います。写真は今日の試し書きしたものです。指の感覚が少しずつ戻って来るようで安心しましたが、それでも緊張するものですよ。先日、文房流晴心会の秋季華展を鑑賞に行きましたが、野口美智子先生の作品を拝見し、その生け花のシンプルさに感動したものでした。墨蹟や墨画も同じことが言えますが、如何に線の無駄を省くかが作品の仕上がりに連動するものです。禅語に「色即是空」という有名な言葉が有りますが、作品の全体が「有って無き自然体」の姿を「シンプル」と言うのだと思います。言い換えれば「おしゃれ」とでも言いましょうか? 和尚もおしゃれな字や墨画を目指していきたいものです。

さあ頑張りましょう! 昨日は秋季お彼岸会でしたが、卑山の御詠歌御婦人部の奉詠も素晴らしくおしゃれでした! 境内から漂って来る銀木犀の甘い香りが素敵なアカペラと融合して堂内一杯に広がって行き、極楽浄土の趣でした。みんなみんなお洒落です。何々?和尚は駄洒落!ウン、だれじゃ!そんな事を云うのは! まあまあ気にしない気にしない!皆さん元気に頑張って参りましょう! 友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第1497話 】
2017年 09月 23日 談

平成二十九年度 大安禅寺秋季彼岸会・放生会 ご詠歌奉納

爽やかなお天気の中、午前10時半より秋季彼岸会に引き続き放生会(ほうじょうえ)が併せて厳修されました。今年最後の行事ということで例年より多くの方が参詣され、盛大な法要と成りました。法要中に焼香がなされますが、故人のお一人お一人を懐かしく感じていました。和尚は来年1月25日に70歳の古稀を迎えますが、これまで多くの檀信徒皆様にお世話になり、一年の行事を通して故人に対し心より感謝申し上げています。

放生会 / いけすの鯉に 水を注ぎ 供養しているようす

法要終了後、 世話人の方々が参列者に お供えした御餅を配っているところ

彼岸会の行事は、準備から法要執行までを檀信徒世話人皆様が担当されますが、この事も寺院と檀信徒との交流を目的として先々代から始めたそうです。近年の寺離れは寺院と檀信徒の交流不足から発生していることも事実で、卑山では一年間の行事を通して檀信徒との密接な法縁を大切にし今日に至っています。墓じまいや直葬に於いてもやはり、寺院側の交流不足がその原因になっていると思います。供養の本質や、祖先を奉じる事の大切さ、また家族との絆を深め核家族化を防ぐための努力なども、寺院に求められている事と思います。供養を通して何より感じるのは自分の心の安らぎです。「己こそ 己のよるべ 己をおきて 誰によるべぞ よく整えし己こそ まこと得難きよるべなり」 釈迦法句経の一説ですが、その「よく整えし」が御供養に当たると思います。あの世もこの世も自分の心の中にあることを悟れば、心は平安ですね。父母の恩と先祖の恩を忘れずに、日々を安らかに過ごして参りましょう! 友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第1496話 】
2017年 09月 22日 談

明日は秋季彼岸会が大安禅寺で厳修されますが、今日は寶勝寺で御依頼のあったお檀家ご先祖御供養をしました。ふれあいパーク霊苑にも多くの方が見学に来られていましたが、霊苑の評判も少しずつ広がりを見せて来たようです。午前中には、10月22日に挙行される落慶法要の引出物を求めて、金沢市内の銘品店を訪ねました。金沢と言えば金箔や九谷焼、輪島塗、山中漆器が定番ですが、今回は本堂全面修復落慶とふれあいパーク霊苑完成記念品という事で、色々吟味した結果、素敵な品を見つけてきました。やはり金沢は文化のデパート都市という事も有って、物産品も豊富で本当に目移りしました。今回選んだ記念品はきっと皆様に喜んで頂けることと思います。

さて、夕刻には大安禅寺へ戻らねばならないので、今日は分刻みで寳勝寺の法務を遂行しました。野町・少林寺兼務住職の登記のため法務局を訪ねたり、㈱豊蔵組の江川部長さん、香林さんと事務所創設補足工事の件で懇談したりと息つく暇も無いほどでしたが、落慶法要までちょうどあと一か月、お稚児さん募集も追加受付状況で嬉しい悲鳴を上げています。まだまだ準備不足の状態ですが、緊張しながら綿々密々に進めて行きたいと思っています。明日の秋季彼岸会には合わせて動物霊供養も行われますので、皆様のご参詣をお待ち申し上げております。友峰和尚より

江川部長様より、お彼岸のおはぎを頂きました。誠にありがとうございます。

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