和尚のちょっといい話

iihanasi_top

友峰和尚のちょっといい話 【 第529話 】
2015年 01月 29日 談

「嵐も吹けば雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに私は生きる ここに幸あり 青い空」 昭和31年に大ヒットした大津美子さんの曲ですが、成る程、戦後の国土復興を目指している最中でもあり、女性の皆様には特に共感を呼んだ名曲となりました。和尚は8歳、小学2年生の時でしたが、ラジオからよく流れていたこの歌がどこか懐かしく思われる今日この頃です。

DSC01939 (500x375)

着々と進む瓦ふきを視察中

最近では、天童よしみさんや氷川きよしさんがカバー曲として歌っていますが、男性がまだ女性から大いに頼りにされている時代でもあったようです。男の働きによって女性がバラ色の人生になるなんて、いまどきの女性はどのように思われるのでしょうか? そこで歌詞をちょっと、高橋掬太郎さまの許可を得ないで今風に変えてみました。「嵐も吹けば雪も降る 女の道よ なぜ険し 自分を頼りに私は生きる ここに酒あり 酔いの空」ってどうですか?「不謹慎」だって? ごめんなさい! では、三番の歌詞「命の限り呼び掛ける こだまの果てに待つは誰 君に寄りそい明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲」ですね。いつの時代にあっても、男性は女性の希望の星で有りたいと願ってやまないものです。しかしながら最近はどうも気候が「爆弾低気圧」とか「ゲリラ豪雨」とかで、暗雲立ち込める不穏な気候であることは何を暗示しているのでしょうかね?「気にしない気にしないって」友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第528話 】
2015年 01月 28日 談

「感性」とは「物事を深く心に感じ取る働き」と有ります。日常、「あの方は感性豊かなお人ですね」とか、褒め言葉としても使われていますが、「感性」を磨いていくことは「人間性の目覚め」にもつながって行くように思われます。人間ひとりが有する60兆にも及ぶ細胞いわゆるDNAには無尽蔵の膨大なデータが組み込まれていると言われていますが、ならばそれらの潜んでいるデータを自分の中に見出し、創造力をもって使いこなしてみたいものだ思います。一般的に人間は、外に向かって色々なものを求めていきますが、想いを完成させる全ての才能は本来、自分の中に潜んでいると言ったほうが分かりやすいかも知れませんね。今、寶勝寺ではトイレの工事が進められています。和尚にとって、トイレは「思案する場所」そして「瞑想する場所」としても最適の空間です。

DSC01932 (375x500)

㈱松浦建設の東野さまです。トイレの天井の髙さを確認中。

自分の持てる感性をフルに活かし、哲学出来るトイレ作りを目指しています。どのようなトイレが完成するかは後のお楽しみといったところです。四百年の歴史を有する禅寺のトイレで皆様も瞑想してみませんか? きっと心地よさに酔いしれる事必定です。間もなく「完成」です。友峰和尚より

DSC01933 (375x500)

友峰和尚のちょっといい話 【 第527話 】
2015年 01月 27日 談

「青春とは心の若さである」ドイツ生まれのアメリカの詩人サムエル・ウルマンの言葉です。今日のお客様は、そんなエネルギッシュな若者2人、須貝さんと中山さん。

DSC01916 (500x375)

歳も若いが心も若いご両名。須貝さんは広告宣伝会社の営業マン、中山さんは銀行マン、どちらもイケメンです。近年、若者を評して「草食系男子・肉食系女子」などと呼ばれ、超新人類としてなにかと話題を提供していますが、どちらであっても大差のないことで、要するに「生き生きしている」かどうかが若者に問われています。活力の源は言うまでも無く「心の若さ」が大切で、その「若さ」とは、ゴムのように柔軟で伸び縮みが自由自在、しかも伸びると強力に引き付ける力を発する心のことを指すのだと思います。加齢とともに心まで頑なになってしまっては活力を失ってしまいますね。柔軟な心を保つ秘訣は只一つ、「無心鍛錬」のみ。無心鍛錬とは「何にも思わぬ心境の鍛錬」だと思います。さて今日のお客様はご両名とも将来を有望視されている活力青年である事は言うまでもありません。大いに頑張って頂きたいものです。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第526話 】
2015年 01月 26日 談

一月もあっという間に終盤に入ってきました。今朝方は栃木県で震度4の地震が発生したことが報道されましたが、それに連動しているのか気温がぐんと上がって14度という暖かい一日となりました。和尚は、この時期は休眠期間と捉えて出来るだけ心身の休息を心掛けていますが、今日のように気温が急に上がりますと身も心もじっとして居れなくなり、それをコントロールするのが大変です。自分に「まだまだ」と言い聞かせながらの毎日です。「一年の計は一月に有り」と。じっくり、この一年の行動構想を練るための大切な一月!今しばらくは、世の中の動向を見定めてまいりたいものです。

20150125151158

大安禅寺の福豆作り

20150125151211

節分会を間近に控えて、大安禅寺では「福豆」が職員の手によって作られています。これがなかなか大変な作業ですが、黙々と進められています。鬼やらいの為の大切な煎り豆。さてさて皆様、果たして何処に鬼が潜んでいるやら、和尚にも見当がつかないこの頃です。「鬼は~」「鬼は~」いったい何処にいるのでしょうか?「鬼さんこっちだ、手の鳴る方へ」???????? 友峰和尚より

yjimage

友峰和尚のちょっといい話 【 第525話 】
2015年 01月 25日 談

IMG_4406 (500x315)

IMG_4398 (500x346)

今日は和尚の誕生日ですが、昨日は家族そして今日は職員皆様からお祝いして頂きました。和尚の生まれた昭和23年と言えば、あの「福井大震災」が発生した年でもあります。6月28日の夕刻、丸岡町を震源に大地を揺るがしたわけですが、その時、母親は私を抱き他の2人の兄弟の手を引いて、揺れ動く中を裏山の竹藪へと逃げたそうです。当然のことながら命からがらの避難だったそうで、家族全員の無事を父共々喜んだとのこと、なんという運命の年に生を受け、また奇跡的に無事であったことの幸運さに、父母への感謝を思います。

IMG_4935

お寺自体も大被害を受けたわけですが、建物の一部倒壊はあったものの、本堂と庫裡はかろうじて全壊を免れたことが生還につながったと聞いております。近年の阪神淡路大震災や東日本大震災等では多くの犠牲者の報告がなされています。母親から幾度か聞いた話ぐらいでは到底実感できなかった子供の頃でしたが、最近では本当に、母親が生後間もない自分を守ってくれたことが実感となって伝わってきます。自分の誕生日とは、父母への感謝の日でもあることをこの歳になって思うものです。友峰和尚より

IMG_4394 (500x464)

友峰和尚のちょっといい話 【 第524話 】
2015年 01月 24日 談

大寒だというのに、小春日和の陽気漂う素晴らしい朝を迎えました。皆様お元気にお過ごしでしょうか!兎角人間は自分の心の感情の働きを中心にして、全ての出来事を捉えているのがよく分かります。朝陽や鳥のさえずりから安心を感じ、台風や地震からは恐怖や怒りを感じ、花が咲くのを見て喜びを感じ、あらゆるものの消滅に接して悲しみを感じるなどですが、もし、人間に感情がなければ、「自然の営みは人間の感情に左右されて存在しているものではない」という事が理解できるかと思います。所謂、すべての存在は「あるがまま」で、人間もまた「あるがまま」の存在のひとりにすぎないと自覚した時、まるで宇宙の全てのスイッチを切ったが如く心の安らぎが広がって行きます。「無心」とは「自己の感情のスイッチを断ち切った状態」と言えるかもしれませんね。昨日の夜は金曜坐禅会が有りましたが、約20名の方が参禅されています。坐禅は「感情を呼び覚ます心のスイッチを断ち切る」訓練だとも思います。「元気」とは気を元の位置に戻すことと捉え、皆様も一度是非坐禅をしてみませんか?スイッチを切った暗黒の世界も、結構風流というものです。さて明日は和尚の誕生日! 67歳になります。数字の語呂合わせでは「むなしい」いやいや「ぶなん」とも読めますね。そうです、そうです、何事も日々「無難」でありたいと思います。今朝方、今は亡き母親の霊前で感謝の誠を捧げました。「世のなかに 一億人の母有れど わが母にして 勝る母なし」友峰和尚より

FullSizeRender

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第523話 】
2015年 01月 23日 談

IMG_9728 (500x494)

大安禅寺では早朝より、臨海消防署主催の防火訓練が地元消防団も加わって実施されました。文化財防火デーに合わせての訓練ですが、卑山の建物はほゞ全て国指定重要文化財になっている事から、これまでにも数年に一度、大がかりな訓練が行われて来ました。本日は、消防隊員皆様の勇猛果敢かつ敏速な訓練行動を拝見し、心強く感じたものです。

FullSizeRender境内に長く渡された消火ホース

IMG_9747土手に向かっての放水演習

IMG_9738 (500x354)

文化財の緊急搬出訓練

IMG_9725 (500x363)

新命副住職による消火器での消火訓練のようす

FullSizeRender

FullSizeRender (1)

寺の職員による、消火器での消火訓練のようす

「注意一秒、けが一生」なる言葉では有りませんが、常日頃から火災防止については緊張感を持って努力を続けています。「火の車 作る大工は無けれども 己が作りて 己が乗りゆく」なんて世語が有りましたが、火災防止も同じく火が出てからでは手遅れ状態となりますから、まずは「脚下照顧」を心掛けたいと意を強くした訓練でした。

IMG_9761 (500x375)

訓練終了後の住職挨拶

訓練後の所長様のご意見として、「大きな声で、火事だ!!火事だ!!と叫び知らせることが何よりも第一です。今日は、副住職の大声に感心いたしました」と。なるほど、大きな寺院を火災から守る為には、「大声を出す訓練」が肝要であることを知った訓練日となりました。さてさて、今日はサッカー・アジア杯準々決勝、日本対UAE戦が有ります。声を嗄らしてシドニー会場まで届くほどの大声で声援を送りたいと思います。ところで、声の大きい人に悪い人はいないそうですよ。そうなりますと尚更のこと、大きな声を出してご声援くださいね。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第522話 】
2015年 01月 22日 談

今朝方から世界の色々な地域での日本人のニュースが報道されています。シリアでは二人の日本人男性の拉致事件、オーストラリアでは錦織選手のプレーライブ、お隣韓国では日本人男性の行方不明捜査。電子社会の今日に於いては即刻ニュースとなって広がりをみせます。ひとたびスイッチを消せば何事もなかったように静寂の世界が其処に有ります。ひと昔前は、世界で起きている出来事などは時間差の中でしか知る事の出来なかったものでした。ここまで来ますと、これから益々発展して行くと思われる電子グローバル社会の中での行動には、「自己責任」という言葉が何人にも共通の課題となって行くようです。

IMG_4337 (1)

静かな時の流れを感じる中、お客様が来られました。地元で活躍されています畑孝幸県会議員様と藤田通麿様が、新年のご挨拶に来られました。自然豊かな大安寺地区、しかし、少子高齢化と過疎化がこの地域にも及んでいます。地元である大安寺地区住民の幸せ度を高める政治活動を切に願いました。さて「男は度胸、女は愛嬌、坊主はお経、議員は選挙」とか? ならば和尚はいよいよ「隠居」という事でしょうか? どっこい相撲やありませんが、国内では「遠藤」が人気を博しているやないですか!勝っても負けても人気力士の遠藤さん、やはり「一所懸命」が大切のようですね。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第521話 】
2015年 01月 21日 談

IMG_4332

ゆっくりする間もなく”節分会御祈祷札書き”が始まりました。卑山の御札の「御祈願文」と「依頼者名」は、一枚一枚、直筆で丹念に書いています。もうかれこれ30年以上に渡って続けられています。最近では中に入っている祈祷札も印刷のものが増えていますが、卑山の御札は現在も、歴史有る古い木版を使って手刷りしたものを使っています。一願一願、心を籠めての筆書きとなりますから、御札への思いもひとしおのものがあります。ブログをご覧の皆様も、希望される方が有りましたらお申し出ください。和尚が御札を書いていますよ。

IMG_4336

IMG_4330

祈願文は、「家内安全」「健康安心」「商売繁盛」「学業成就」「病気平愈」「交通安全」等々です。御札が出来上がりますと、2月1日に御祈祷してお渡しすることになっています。我々は日々、本当に沢山の神仏に守られて生かされています。色々な災難から家族や自分を守る為には、まずは「自分の心を見つめる」ところから出発です。御祈祷は「自分の心との遭遇」を第一義とし、清浄なる自分の心を起点にその波状効果をもって災難から身を守る法力でもあります。和尚も時々、自浄の御祈祷をすることが有ります。「成りきる!捨てきる!」為に祈祷太鼓を用いますが、実に爽快さを味わうものです。

IMG_4321

さて今日のお客様です。福邦銀行堀ノ宮支店渉外担当の坪川敏浩さんと、本店ライフパートナーの駒崎恵美さんです。坪川さんは日頃より何かとお世話になっている営業の方で、今日は駒崎さんと共にご来山くださいました。勿論の事、新しい商品の説明と勧誘に来られたわけですが、大変丁寧な説得力溢れる坪川さんの説明に聞きほれました。物腰柔らかく美しい駒崎さんとの掛け合いに圧倒されたものですが、ひとまず今日は説明を受けるのみとなりました。そうですね。今日あるのは、なにもかもが皆さんの「お金」です、いやいや「おかげ」です。どうか皆様、「お金と、おかげ」を大切に参りたいものですね。頂いた名刺には「ゆめプラザ」と有りました。ひょっとしてお二人さんと会ったのも夢の中だったのかも知れませんね。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第520話 】
2015年 01月 20日 談

5

年初めの責任役員総代会が、福井市内の上田総代様のお宅にて開催されました。と言いますのも、上田様の「ぜひ手打ちの蕎麦を御馳走したい」とのお申し出から、ほかの役員の皆様共々お言葉に甘えて上田邸を尋ねました。11時より責任役員総代会が開催され、新年度の行事を始めとして諸問題についての討議がなされ、会議終了後、早速に上田総代様御手製の手打ちそばが皆様に振舞われました。先般、年頭回礼のお参りの際にも手打ちそばを御馳走になりましたが、今日はまた一段と真心の篭った美味しいお蕎麦でした。

4

6

左から、上田総代様、藤田総代様、蒔田総代様 です。

3

上田総代様の奥様も自然主義派で、自ら多くの野菜やハーブを作っておられ、いつも手造りの美味しいお料理を頂いています。久しぶりに上田様ご夫妻を交えての懇談となり、話題も実に幅広く、そば作りから政治、骨董、ハーブのドライフラワー作り、そして音楽に至るそれはそれはエンドレスの盛り上がり状況となりました。上田総代様は御年78歳になられたとの事。健康上の理由で最近は外出されることも少なくなっているそうで、今回、ご自宅を希望されての会議となりましたが、楽しく皆様との懇親が出来た一日となりました。‏最近では持ち回りで総代様のご自宅での会議をすることが増えて来ました。これまで卑山の座敷で行ってきた会議も、ご自宅をお借りすることで随分と会議の雰囲気も変わって行きます。‏何よりも大切なことは、胸襟を開いて忌憚のないお話し合いとなることが一番ですね。‏出会い、ふれあい、和み合いです。‏今日の会議からお食事会、そして懇談の様子のお写真を御覧頂き、大安禅寺責任役員総代会の御報告といたします。‏さて矢の如く時が過ぎて行きます。懇親をした後は時を止めてスローライフと行きたいですね。時間を止めるとは心の動きをを止めるしかないようです。友峰和尚より

Copyright© 2014 臨済宗妙心寺派 太白山 寶勝寺 All Rights Reserved.

〒921-8033 石川県金沢市寺町5丁目5番地76号
電話:076-287-3870