和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第4678話 】
2026年 06月 08日 談

 

 

「一挙両得(いっきょりょうとく)」という中国の故事がありますが「両得」どころか「一挙全得」を感じるものです。と言うのも連日少林寺の堂内整備に当たっていますが掃除ならびに整理整頓がもたらす御利益はまさに「全得」で、部屋は綺麗になり多くの品物は有るべきところに収まり、昔から伝わる古文書や書籍の確認はその寺の歴史を知るところとなりますから「有難し」の一言です。

 

少林寺 庫裡

 

なにより自分の心が安らぐと同時にポジティブ思考に移行して一日の時間を有効に使えているという満足感に満たされ、さらに身体を使うことで全身の筋力トレーニングにもなります。掃除の一番の大切さは脳を使い知恵を働かせるところにあり、老化現象の防止にも役立つこと間違いなし!そもそも和尚は幼少の頃から掃除好きで部屋が汚くなると気持ちまでもが息苦しさを覚えるため、どこにあっても掃除を徹底しました。以前に「トイレの神様」という歌がヒットしましたがまさしくその通りで、坐禅も読経も説法も作務もみな心の掃除で限りなく無心無我の境地を生み、そのことが御利益を引き寄せるものだと思うものです。

 

昭和初期から使われている 食器棚

 

中国の禅僧・百丈懐海禅師の言葉に「一日作(な)さざれば一日食らわず」とありますが、人間は日々身体と智慧を怠りなく使い働かす事が老化を防ぎ生き甲斐にも連動していきますから皆様精進して参りましょう!

 

「 一日不作 一日不食 」

 

さて少林寺に於いても今後は写経会を開催して参りたく思っています。写経も心の掃除の手段です!皆様の多くの願い事も心の掃除から始めればきっと叶えられると思います。今日も一日頑張って参りましょう!お元気にお過ごしください。友峰和尚より

 

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