和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第3327話 】
2022年 09月 26日 談

 

いよいよ和尚も後期高齢者の仲間入りで、来年1月25日に満75歳を迎えます。9月19日(日)は敬老の日ということで本来なれば地元で盛大に敬老会が開催される予定でしたが、今はコロナ禍に有るため今年も中止となり、その代わりに敬老会入会お祝いの記念品が届きました。果たして喜んでいいのか悲しむべきなのかはさておき、大安寺地区敬老会代表様よりお祝いの品を頂いたので早速包みを開けてびっくり! 後期高齢者への「親切3点セット」ともいうべき御品でした。

 

 

まず一点目は「きざみとろろ」で、とろろ昆布がご丁寧に刻んである一品、なるほど食事の際、喉につかえないようにとの配慮だと思います。もう一点は海鮮ふりかけ「のどぐろご飯」、こちらは高級食材でとても栄養満点で「お体をお大事に」。さらにもう一点は蛍光反射テープ付きリストバンド!

 

 

そう言えば近年、高齢者の交通事故が増えており特に夜の事故が多いとか! 足首や手首に巻いてお使いくださいとの事ですが、つい先日、緊急入院した時には最初に手首につけられたのがリストバンドでしたからなんとも複雑な思いに駆られました。病院でのリストバンドには本人と分かるように「バーコード」が付いていましたが。そしてもう一点は「マスク」でした。おそらく歳を取ったらあまり無駄口はしないようにということでしょうか? いやいやそれは年寄りのひがみ根性でコロナ感染に十分気を付けてくださいとの思いやりだと自覚します。有難く頂戴しましたが、嗚呼なんたるチーヤ! 贈り物を頂いたのでそろそろ金沢に「ケイロウカイ!!」(かえろうかい)な。 友峰和尚より

 

本日の寺カフェお手伝いに来てくれていた 藤本さん

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第3326話 】
2022年 09月 25日 談

大安禅寺 駐車場から枯木堂を望む

 

清々しい秋の風情が漂う大安禅寺の風景には見入ってしまいましたが、午前中はアトリエでゆっくり過ごしました。この時期の草木の生い茂るアトリエ周辺の、少しずつ色付き始めた木の葉の匂いが和尚は大好きです。本日は金沢への移動日だったので外掃除は出来ませんでしたが、落ち葉を燃やすときの匂いも格別です。庫裏玄関前には多羅葉(たらよう)の古木があり沢山の実をつけていました。

 

多羅葉(たらよう)の古木

多羅葉(たらよう)の実

 

昔から実が沢山なるとその年は大雪になると言われており、どうやら今年の冬も豪雪に見舞われるのかも知れません。多羅葉はアフリカ原産のヤシ科の常緑高木で、大安禅寺の木も高さ15メートルぐらいは有ります。多羅葉は別名「葉書の木」と言われ、葉に字が書けるため葉書の語源ともなった木だそうです。またその隣では和尚の「誓詞の松」が元気に育っていますが、このたび庫裡を全面修復するというので移植を求められています。

 

「誓詞の松」

 

この「誓詞の松」は和尚が得度式(とくどしき)をした1959年(昭和34年)9月27日に自ら記念植樹したもので、今年で63年が経ちました。庭師さんに「大切な松の木だから移転しても枯らさないように」とお願いしましたが、なかなか難しいとの事です。さて自坊に戻れば色々難題が山積みですがひとつひとつ解決して参りましょう!!為せば成るものです。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第3325話 】
2022年 09月 24日 談

「大安寺中学校創立70周年記念講話」

 

午前11時より地元大安寺中学校において「創立70周年記念講話」を致しましたが、校長先生始め先生方そして記念事業関係者、中学生を含め約100名を越える地元の老若男女皆様を対象としての講話となりました。午前10時半に新命和尚の車で学校に向かいましたが、大安寺中学校の校舎に入ったのは本当に久しぶりで何もかもがタイムススリップするかのように懐かしさで一杯でした。聴衆者の皆様は日頃から親しくしている方々ばかりですが、同級生も何人かおられ本当に懐かしいことばかりでした。

 

 

 

講話の内容としては、地元の歴史を中心に約1300年の悠久の歴史を有する大安寺地区のこれからの発展のために、いま何が若者達に求められているかなどを具体的にお話ししてみました。今日問題視されている少子高齢化社会の加速する中での地域活性化は、まずは歴史をクローズアップしその魅力を若者達に知ってもらう事が大切だと強く思ったものです。しかしながら、近年全国各地で町おこしのイベントが開催されていますが過疎地に於ける村離れや少子化問題が常に悩みの種となっているようです。

 

 

今は電子社会、若者達にはモバイルやメタバースなどを駆使してリモートで世界に地元大安寺地区の素晴らしさを伝えていって欲しいと願ったものでした。さて自坊での休息も今日まで、明日には寳勝寺に戻りますが故郷でゆっくりと過ごす時間はやはり値千金です。11月には自坊に戻ってのんびりとした時間を過ごしたいと今から楽しみにしています。友峰和尚より

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第3324話 】
2022年 09月 23日 談

令和4年度 大安禅寺 秋季彼岸会並びに放生会

 

穏やかな日和の中での「大安禅寺秋季彼岸会並びに放生会」となりました。今年最後の年中行事でもあり、午前10時半より卑山御詠歌婦人部が御奉詠され多くの檀信徒皆様のご参詣のもと法要が厳修されました。

 

大安禅寺御詠歌婦人部 妙心寺派無相教会花園流御詠歌 奉納

 

 

朝方は小雨が降りましたが、そのことがいっそう爽秋の風情を濃くし、言葉では言い表せない程の有難い雰囲気が境内に満ち満ちていました。なによりも和尚の体調が順調に回復したことに対し、心から感謝の気持ちで法要に臨み無事に円成出来た事に安堵しました。「一期一会」の言葉の如くに、一回一回の法務には全力を尽くして遂行し悔いを残さぬように心掛けています。

 

各家先祖代々の戒名紙を香台の上で空じ 清めているようす

 

放生会にて 順番に 桶の中の魚に甘露の水を注ぎ 慈悲の行を行っている様子

 

 

 

秋季彼岸会 放生会の法話を致しました

 

世話役の檀信徒様から参列者の皆様へ お供えのお餅が配られているところ

 

開式の前 責任役員総代の藤田様・蒔田様とともに

 

 

 

明日は地元大安寺中学校創立70周年記念法話が午前10時より予定されており、行事終了後は法話の内容を吟味しながら70年前の出来事や自分の記憶をたどり当時を懐かしく振り返っていました。ここ数十年は過去を振り返る余裕も無かったほど駆け足の人生を歩んできたように思います。いちど立ち止まって「自分史」を見つめ直す時期なのかも知れません。「うかうかと 暮らすようでも瓢箪の まん中辺りに 締めくくり有り」との道語が有りますが、74歳が人生の真ん中と承知して今後も努力を続けていきたいと念じています。

 

北嶋幹補様御夫妻です

 

 

 

さて本日の夕刻に日頃より御厚誼頂いている北嶋幹補様御夫妻が来寺くださり、奥様の千代子様が制作された和尚と新命和尚と孫・永峰の親子3代人形が完成しこの度御寄贈下さいました!! さっそく床の間に飾りましたが、あまりの素晴らしい出来に感激!! 心が癒されます!本当に有難うございました。友峰和尚より

 

北嶋様御夫妻とともに

友峰和尚のちょっといい話 【 第3323話 】
2022年 09月 22日 談

 

久しぶりの 中国茶のお点前です

 

普段の生活リズムに戻るには今少し時間が必要かと思いますが、日々確実に健康回復に向かっています。「一病息災」とはよく言ったもので病気をすることによって健康に対する意識が向上しますから、食生活の改善に始まり体を動かす事の大切さを身に染みて感じています。以前は体力的な疲労を感じると栄養ドリンクやサプリメントを多用していましたが、健康維持のためと思い込んでいたのが全く逆に作用していた事を知り深く反省しました。いたずらに内臓を酷使し却って体に負荷を与えていた事が病気の原因だと自覚します。

 

 

現在は食事内容を見直し、カロリー計算しながら規則正しい食生活に切り替えたところ日に日に内臓が復活していく感覚を覚えるものです。まさしく「病みてこそ道心(どうしん)の起こる候 不幸はこれ道(どう)の幸いなり」で、「一病息災」を肝に銘じ一層の精進を続けていきたいと誓っています。健康=安心=幸せな日々である事を思います。

 

「 茶の心 古今に通ず 」

 

さて本日は大阪より、以前カフェのお手伝いをしてくださっていた長川さんが御挨拶とお見舞いを兼ねて来寺され、中国茶を淹れながら歓談しました。今までのコーヒーからお茶に切り替えて水分を取るようにしていますが、実に胃が楽で美味しく頂いています。「百薬の長」とは本来お酒を指しますがお茶もそのひとつ、中国茶と親しみながら健康快復を目指して参りましょう!友峰和尚より

 

長川さんとともに

友峰和尚のちょっといい話 【 第3322話 】
2022年 09月 21日 談

 

寳勝寺中庭 の 秋の風情

 

今朝方は昨日よりさらに気温が低下して実に16℃と夏掛け布団一枚では寒いくらいで、思わず押し入れからもう一枚掛け布団を取り出す始末となりました。日中気温も約22℃と肌寒さを感じながらも過ごしやすい一日となりました。

 

髙畠家 百ヶ日忌諷経を修業しました

 

お参りの後、故人のご息女・箕屋様とともに

 

午前中に百ヶ日忌諷経を修業した後は野町・少林寺に出向き、来る24日(土) 午後1時より開催される地元大安寺中学校創立70周年記念法話の原稿書きをしましたが、和尚の母校でも有るため地元の歴史や幼少期の想い出などを中心にお話ししようと思っています。

 

以前 寺カフェをお手伝いくださっていた 山口さん と 藤本さんとともに

 

 

 

永峰からの 敬老の日 お祝いはがき

 

さて23日はお彼岸会並びに放生会が自坊で厳修されますが、檀信徒祖霊ご供養に引き続き「生きとし生ける動物」たちの総供養も行われ、御供養後に鯉が池に放流されます。どうか万障お繰り合わせの上、御家族皆様でお参りくださいますようお待ち申し上げております。急に寒くなりましたが、くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第3321話 】
2022年 09月 20日 談

「 無尽蔵 」

 

台風一過、どうやら朝方には無事に通過したようで安堵しましたが、それにしても深夜から豪風が窓に吹き付けてもの凄い音を立てていました。ガタガタという音で目が覚め、その後は耳栓をして寝たおかげでぐっすり眠ることが出来たようです。目が覚めた時は身振りするほど寒くなんと約19℃を気温計が示しており、昨晩は30℃近くだったためその寒暖の差に驚きました!「暑さ寒さも彼岸まで」とは本当に上手く言ったものだと感心します。

 

 

さて昨日は敬老の日でしたが、和尚も来年1月に75歳の誕生日を迎え愈々「後期高齢者」の仲間入りとなり今後は「高貴高齢者」と成るよう精進して参りたく思います。さっそく自坊より連絡が有り敬老の日に因んで贈り物が届いたとか、なんとも複雑極まりない気持ちですが、孫達からのお祝いメッセージには眼を細めてしまいました。孔子の言葉に「七十にして心の欲する所に従えども、矩(のり)をこえず」と有り、その教示を自分に言い聞かせながら75歳を迎えたいと念じています。

 

 

自坊の御詠歌御婦人部からの退院お祝いメッセージの中に、「人生100歳まで和尚さん頑張って参りましょう!!」と有りました! そこで思い出しました「金さん百歳、銀さん百歳、野菜は白菜、和尚はめんどくさい」って! 排除されないよう頑張って参ります! 友峰和尚より

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第3320話 】
2022年 09月 19日 談

風に揺れ始めた 境内の白萩

 

台風14号の影響により金沢市は朝からどんよりとした厚い雲に覆われ、午後からは時折強い南風が吹き始めました。北陸地方沿岸を通過するのは午後9時頃になるということで、境内の多くの置物を片付け台風通過に備えました。午前中に澤田家満中陰忌法要が営まれた後、墓前にて納骨諷経が修業されましたが、風の影響も無くお陰様で無事に円成出来安堵したものでした。

 

澤田家 満中陰忌法要が修業されました

 

大安禅寺の「秋季彼岸会」ならびに「放生会」を23日(金) 秋分の日に控え、寳勝寺での法務を全て終えることが出来ました。一時は緊急入院となり大変心配しましたが、身体も復調して本当に感謝しかありません。彼岸明けの24日には「大安寺小中学校創立70周年記念」の法話が予定されており、そろそろその準備にも入りたいと思っています。休息の大切さを身に染みて感じているだけに、今後は休みを先行しながら法務遂行の計画を立てて参りましょう。9月も残すところ少なくなって参りましたが、皆様に於かれましてもくれぐれもお身体ご自愛くださいますようご祈念申し上げます。友峰和尚より

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第3319話 】
2022年 09月 18日 談

日中友好の朝顔 の 大きな種

 

三連休の中日を迎え金沢市内は毎年恒例の「ジャズストリート2020」が各所で開催されており、イベントに呼応するかのように県内外から多くの観光客で賑わいを見せています。気になるのは台風14号の進路ですが、明日19日の深夜に北陸地方を通過するとの予報です。現在は九州地方に上陸して猛烈な風雨に見舞われている様子が刻々とニュースで伝えられていました。今のところはっきりした進路は未確定ながら十分に気を付けたいと思います。

 

本堂にて 年忌法要が修業されました

 

この三連休は寺カフェを開業していますが久しぶりに寺内は賑わいを見せています。午前中には年忌法要が本堂で営まれ、昨日に引き続き桂岩寺様に補佐をお願いして無事修業することが出来、少しずつでは有りますが身体も本調子に戻りつつあるように思います。

 

「 心 清風の如し 」

 

北條家御墓前にて 祥月命日忌諷経を致しました

 

病気は「気」の病とは昔からよく聞く言葉ですが、「気」だけでは無いように思います。やはり日頃からの健康管理への高い意識が求められ「身、気、心」を整えるのに効果が有るのが「坐禅」だと思います。考えてみれば座布団一枚で健康が維持されるならこれほど安価なことは有りません。今日まで長きに渡り坐禅を続けて来て良かったとしみじみ思う今日この頃です。友峰和尚より

 

北條様とともに

友峰和尚のちょっといい話 【 第3318話 】
2022年 09月 17日 談

酔芙蓉が咲き始めました

 

無事である事の今に本当に心から感謝しています。本日の午後より墓前年忌法要が営まれましたが、退院後初めて法要に出頭し身体全体の無事を確認しました。もちろん一人ではなく桂岩寺御住職に補佐をお願いしての法務遂行でしたが、確実に回復に向かいつつあることを実感しました。今しばらくは桂岩寺様に法務補佐をお願いしながら徐々に復帰して参りたく願っています。

 

秋空のもと 年忌の御法要が修業されました

 

御家族の皆様とともに

 

 

法要終了後 桂岩寺様と懇談中のようす

 

「何事の おわしますかは知らねども かたじけなさに 涙こぼるる」とは高僧西行法師が伊勢神宮を参拝した折に詠んだ歌だそうですが和尚も全く同じ心境で、般若心経の「摩訶般若(まかはんにゃ)」と同じくやはり眼には見えない大いなる存在が我々をお守りくださっていることに感謝する日々を過ごしていました。病室で修した日々の坐禅の心境は、ひたすら祖先の恩と父母の恩への感謝の念でいっぱいでした。病みてこそ知る多くの方々の励ましの言葉と慈愛の心に改めて深く深く心より感謝申し上げます。本当に有難うございました。「妻共に 喜び分かつ 秋高し」友峰

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