和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第3224話 】
2022年 06月 15日 談

文房流晴心会野口支部 華展「花開きて世界に香し」 令和4年6月4日~7日まで開催 ~音楽が流れます♪~

 

先般6月7日まで大安禅寺で開催された文房流晴心会野口支部 華展「花開きて世界に香し」の動画をお送り頂きましたが、改めてそのダイナミックな生け込みと、ウクライナ国旗カラーの花材のバランスといい色合いといい「素晴らしい!」と感じ取ったものです。3年ぶりの華展開催で、野口支部の皆様もきっと満を持しての作品展示となったものと思われます。現在も花菖蒲や薔薇、クレマチス、紫陽花など多くの花が見頃となっているようですから是非ご観賞頂ければと思います。

 

 

 

さて、本日の午後には野口翠智先生のお弟子さんである北島さんが福井から来寺くださり、華展やお茶会のことなどの話題で盛り上がりました。北島さんはこれまで和尚と共にフランス・パリでの個展をはじめニューヨーク州サラローレンス大学での日本文化展ならびにフランス・サンリス「アートサクレ芸術祭」での華展・御茶会と墨蹟禅画展開催など、海外での全ての活動に参加くださっており、お茶を飲みながらの楽しい歓談の席となりました。もういちどフランスやドイツを訪ねたいと強く思った午後のひと時となったようです。友峰和尚より

 

北島さんとともに 御来寺くださり誠にありがとうございました。

友峰和尚のちょっといい話 【 第3223話 】
2022年 06月 14日 談

寳勝寺の酔芙蓉 (一重) 2022年6月14日撮影

 

北陸地方は今日から梅雨入りとなりました! 梅雨入り宣言が出された途端にどんよりとした厚い雲が空を覆い、時々小雨の降る一日となっています。寳勝寺の境内には2本の酔芙蓉の木がありますが、毎年大輪の清々しい花を咲かせています。今はまだ開花の時季ではありませんが、本日は地元金沢美術工芸大学で日本画を専攻しているという女子学生の方が卑山のホームページをご覧になり、その酔芙蓉の木を写生したいとのことで来寺されました。

 

2021年9月17日撮影

 

卑山の酔芙蓉は本当に透き通るような色合いで清楚さと涼しさを感じさせてくれます。成長すると枝が大きく伸びるため職員の手で毎年剪定されていますが、2本のうち1本は一重でもう1本は八重で、白からピンクへと色変わりする気品ある品種で参詣者の目を和ませてくれています。

 

9月中旬から10月上旬が見頃

毎年大きく枝を伸ばす 2本の酔芙蓉

八重の花

 

さて本日は久しぶりに休息日となりましたが、6月20日(月)には姫路・兵庫教区住職研修会の席で講話を予定している為、その準備に入りました。毎日が矢の如く過ぎ去って行く今日この頃となっていますが、充実した日々を過ごす事が出来ていることに感謝の毎日です。明日からは本格的な雨模様となるそうですが、今度は梅雨明け宣言の日を待ちたいと思います。友峰和尚より

 

酔芙蓉(八重)6月14日 現在生長中

友峰和尚のちょっといい話 【 第3222話 】
2022年 06月 13日 談

ふれあいパーク霊苑内 ヒメシャラの花が 満開です

 

強風の吹き抜ける一日となりましたが、皆様にはお元気にお過ごしでしょうか? 6月もあっという間に中盤に入って来ましたが、大安禅寺では土曜・日曜日と多くの参詣者で賑わいを見せたそうで大変嬉しく思います。

 

墓前での御供養諷経を修業いたしました

 

花菖蒲の開花状況を気にしながらの寳勝寺での法務遂行となっていますが、ラインを通じて映像や画像などで職員が現況を知らせてくれるので本当に有難く思っています。寳勝寺の薔薇も今では名残花となり、専属の庭師さんが毎日咲き終わった花の手入れに余念がない様子でした。7月のお盆を前にこのところ墓前供養が続いていますが、読経後には苑内の色々な花を観賞するのも楽しみのひとつとなっています。

 

御供養修了後、庭師の巻下さんとともに

巻下さん と 霊苑スタッフの久保さん  咲き終わった花の手入れをしています

薔薇は 次のつぼみが伸び始めています

 

さて、この月のお月様もとても綺麗で昨晩はくっきりと東の空に輝いていました。これまでお月様を眺める余裕すら無い「バタンキュウ」の日々を過ごしていましたが、少しずつ余裕を持ちながら法務遂行に当たって参りたいと念じています。皆様に於かれましても、くれぐれも御身ご自愛くださいますよう御祈念申し上げております。友峰和尚より

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第3221話 】
2022年 06月 12日 談

夏の花が咲き始めています / 寳勝寺玄関 沙羅双樹

 

北陸地方はいまだ梅雨入り宣言も無く穏やかな日和が続いていますが、朝夕の寒暖差には十分な注意が必要です。就寝時はけっこう気温も高く夏布団を使っていますが、朝方は15℃前後とかなり気温が下がり身体の調子を悪くする高齢者の方が増えて来ているそうですからご用心!ご用心!です。また関東地方では突然豪雨になったり雹が降ってくるという異常気象にも不安を覚えるものです。これからが本格的な梅雨時期に入るため、豪雨対策も不可欠のように思います。

 

ノウゼンカズラ

 

吉田裕介さん・真由さん御夫妻と ご両親が御挨拶に来寺くださいました

本堂にて 御祈祷を修業いたしました

 

キキョウ草

 

ふれあいパーク霊苑にて 墓前御供養諷経をいたしました

さて本日もご供養修業の一日となりましたが、ふれあいパーク霊苑内での霊前供養時は本当に清々しく、読経の声が苑内に浸透していくような感覚を覚えるものです。実は卑山霊苑を設計されたのは㈱ココ・プランニングのデザイナーでもある宮崎邦英氏ですが、開苑より約5年が経ちましたが時間が経過するほど霊苑の趣が進化していく感が有り、特に読経の声が四方八方に広がりを見せ音叉の様な響きになるのは設計上の工夫なのかも知れません。機会があれば是非和尚の読経の声を霊苑内で聞いて頂ければ納得出来るかと思います。素晴らしい霊苑環境での墓前諷経は、住職にとっても心から気持ちの入る毎日です。友峰和尚より

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第3220話 】
2022年 06月 11日 談

寳勝寺玄関の紫陽花 「墨田の花火」

 

寳勝寺玄関前の薄青色の紫陽花「墨田の花火」が今年も見事な大輪の花を咲かせ、寺カフェ利用客の目を引いているようです。政府の発表では外国人観光客に対し先ず2万人をコロナ対策から緩和し入国を許可するとの事ですが、実際には約1ヶ月後に効果が表れるとのこと。いまだに金沢市内には外国人観光客の姿はまばらですが大いに期待したいと思っています。

 

 

寳勝寺本堂にて 年忌の御法要を修業いたしました

 

本日は堂内での年忌ご供養法要修業と寺町1丁目・桂岩寺様大祥忌法要に出頭しました。桂岩寺様の先代御住職ならびに奥様には生前大変ご厚誼を頂きましたが、御両名様がご他界されて今年で大祥忌(三回忌)を迎え、本日はご法要に出頭し御焼香申し上げました。

 

桂岩寺様にて

 

 

本堂真前に飾られた遺影を拝顔し本当に懐かしく、いつも温かくお迎えして下さった時のお姿を想い出していました。これから7月お盆にかけて霊前供養が増えていきますが、「追善供養」の意義を説きながらご供養に専念して参りたいと念じています。さてどんどん日が過ぎていきますが、時節柄皆様に於かれましてはくれぐれも御身ご自愛くださいますようご祈念申し上げます。友峰和尚より

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第3219話 】
2022年 06月 10日 談

 

朝食前の日々のルーティンとして、妻が管理している通称「ケイコローズガーデン」動画を見ながら元気を出しています。今年の薔薇園も幾種類もの見事な花を咲かせ、この時期多くの観賞者が訪れているとのことで本当に嬉しく思っています。和尚の担当していた花しょうぶ園は現在は新命副住職が丹精込めて日々整備しているようで、こちらも今が見頃となっています。

 

大安禅寺 花しょうぶ園 2022年6月8日のようす

 

大安禅寺 ばら園 2022年6月8日のようす

 

「人生心の花を咲かせましょう」が和尚の法話のテーマとなっており、寳勝寺に於いても約120種類に及ぶ草木が参詣者の目を楽しませてくれています。7月下旬には卑山の風物詩ともなっている「日中友好の朝顔」が境内に登場し、上品な赤紫色でしかも大輪の見事な花を咲かせてくれます。

 

「日中友好の朝顔」 例年7月下旬開花

 

さて本日は久しぶりに大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が投打で大活躍し、第12号のホームランも打ちました。昨年より少し調子が悪いとのことですが、それとて仕方の無い事です。人間は誰しも1年1年体力が減退していく現実が有り、スポーツ選手はある意味日々体力との戦いが求められている厳しい世界と言えます。和尚などはとっくにスクラップ状態ですが、必死で現状維持を心掛けての今日なのです。当たり前の人生が当たり前で無くなる前に、しっかり精進努力を心掛けていきたいと願うものです。友峰和尚より

 

㈱ココ・プランニング 川面専務とともに

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第3218話 】
2022年 06月 09日 談

日中友好の朝顔の芽

 

このところ日中の友好関係が思わしくありませんが、今年も職員が恒例の「日中友好の朝顔」の種を発芽させプランターに植えた所、新芽がすくすくと育ち小さな双葉を広げつつあります。

 

 

朝顔の花弁がラッパのように大輪の花を咲かせるように、国家同士も本当に和合の精神で手を繋ぎ大きな輪を描いていって欲しいと願うものです。このまま順調に育てば7月下旬には見事な朝顔の開花を見せてくれるものと楽しみにしています。

 

金沢市本多町 瑞光寺にて 

 

さて盂蘭盆会を来月に控え、金沢兼務寺院の境内や墓域の整備に当たっています。本日は、先日墓域の草刈り作業をした本多町・瑞光寺に出向き、墓域と駐車場に除草剤を散布をしました。気温が高いほど除草剤も効果を表すため、今日明日と気温が上がり良い天気になるとの予報を受けて法務の合間に急きょ出掛けましたが、約1時間ほどで作業を終えることが出来安堵しました。

 

寺が運営している駐車場に 除草剤を散布しました

 

 

 

本堂と墓域への入り口部分

 

「住職とは十の職を有するから十職とも言う」とは和尚の持論ながら、流石に肉体労働作業に於いては「重職」となりつつあり、なんとか頑張り続けて来た我が人生にもどうやら肉体的限界が来ているように感じます。人生いろいろ~、和尚はよろよろ~っていうのもなかなか味わいの有る生き方なのかも知れませんね。友峰和尚より

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第3217話 】
2022年 06月 08日 談

寳勝寺境内にて ジャスミンが満開です

 

急に寒くなり朝方などは15℃前後とかなり冷え込むため風邪には十分注意が必要です。北陸地方はまだ梅雨入り宣言は出されていませんが、まるで梅雨寒のような気候が続いています。今年の梅雨入りは11日頃と予想されておりもうまもなくかと思われます。大安禅寺の花菖蒲は今週の土・日曜日あたりが見頃になりそうで、是非皆様にはお出掛け頂きご観賞頂きたいと願っています。

 

本堂南側にて 修復工事予定現場の視察

 

和尚は依然金沢での法務遂行が続いていますが、本日は金沢市文化スポーツ局・都市歴史推進課の職員の方に御来寺頂き、本堂南側の茶室ローカと引き戸修復工事予定の現場を視察して頂きました。ふれあいパーク霊苑からも参詣者方々に寺カフェを利用して頂く為の工夫でも有りますが、卑山は伝統的建造物群の指定を受けているため当局からの指導を受けながら進めていきたいと思います。

 

 

建物内からも視察していただきました

金沢市文化スポーツ局・都市歴史推進課の方々と 高倉さんとともに

 

紫陽花 「筑紫」が色づき始めました

 

午後には寺町1丁目の桂岩寺御住職が来寺され、6月11日に厳修される大祥忌法要の説明を受けました。6月に入り、日めくりカレンダーをめくる早さも増していくように感じますが、7月のお盆月を前にして盂蘭盆会案内状の準備も急がれます。「狭い日本、そんなに急いで何処へ行く」の交通標語では有りませんが、いつまでたっても時間との戦いが続いていく昨今となっています。願わくば「時間よ止まれ!!」って叫んでも止まるわけ無いね。頑張って参りましょう! 友峰和尚より

 

桂岩寺ご住職とともに

友峰和尚のちょっといい話 【 第3216話 】
2022年 06月 07日 談

 

寺町の 西方寺御住職・承証寺御住職とともに

 

金沢市寺町には約72の寺院が有り、平成24年12月28日に「国選定・金沢市寺町台伝統的建造物群」として保存地区となっています。本日は日頃「寺町台 寺活協議会」の活動をされておられる寳勝寺に隣接する承証寺並びに西方寺のご住職が来寺され、10月に開催予定の「寺町寺院宝物展」についての説明を受けました。今後の寺院運営や活用方法等については各宗各派の大きな課題として常に議題に挙がる項目となっています。

 

 

 

ふれあいパーク霊苑にて 年忌諷経供養を修業いたしました

 

午前中には墓前での年忌諷経供養が修業されましたが、ご供養の始まると同時にそれまで降っていた雨が上がり読経中には薄日が差し、ご供養が終了すると再び雨が降ってくるという実に不可思議な自然現象が起こりました。富山からのご親戚参詣者でしたが、御親族と故人の御徳の高さを感じ取ったものでした。「何者の おわしますかは知らねども かたじけなさに 涙こぼるる」と御歌にあるように、霊供養の大切さをしみじみ感得した一周忌墓前供養となりました。

 

河野秀一氏とともに

 

午後からは少林寺の御子息・河野秀一氏が来寺され現在の活動状況の報告などを受けましたが、本当に御法縁の不思議さを感じ取る一日となりました。「蛙の子は蛙」という諺が有りますが、仏飯を頂いた徒弟に於いては少なからずお釈迦様の弟子として「報恩菩提」の行を実践する事の大切さを思う今日この頃です。友峰和尚より

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第3215話 】
2022年 06月 06日 談

 

いま大安禅寺 枯木堂で「華展」が開催されていますが、中でもひときわ豪華絢爛で初夏の風情とともに清楚さを感じさせる文房流晴心会野口翆智先生並びに御社中の生け花の大作が訪れた多くの鑑賞者の眼を引いているそうです。

 

文房流晴心会野口支部 華展 「花開きて世界に香し」

 

お花のブルーとイエローはウクライナ国旗をイメージしていると思われ、扇形に広がりを見せる緑の葉は平和を意味し、戦争の終結と世界平和を願ってのこの度の華展テーマでもある「花開きて世界に香し」となっているのだろうと思うものです。また御社中皆様の生け花も見事で、約3年ぶりの卑山の華展開催に如何に作品に全力を注がれているか思い知ることが出来ます。

 

枯木堂に展示された いけばな作品

 

 

 

 

文房流晴心会野口支部 野口翠智先生 と 御社中の黒川翠江先生

 

 

新型コロナ感染拡大でここ数年色々な催事が軒並み中止されてきましたが、ようやく収束の兆しが見え始めこの度の華展開催決定となりました。開催期間が7日までと短いだけに、より多くの皆様にご鑑賞頂けたらと願うものです。

 

本日の 花しょうぶ園のようす

 

さて7月のお盆月に向けて目下金沢兼務寺院の掃除とその準備に当たっています。和尚も70歳を越え寺院護持について後継者を模索していますが、今はひたすら全力で法務遂行に集中しています。寺院後継者問題はこれからも宗派にとって大きな課題となっていくように思う今日この頃です。友峰和尚より

 

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