和尚のちょっといい話
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大安禅寺 本堂修復工事現場
金沢に戻る前に本堂の修復現場を見学に行きましたが、約300年を経た老木を一本一本慎重に接ぎ木をしながら丁寧に修復されています。写真の如く腐食した部分をその形に合わせてまるでパズルを解くかのようにピタリとはめ込む宮大工師の匠の技には驚きを感じます。何百年か後に再び修復される時には現在の修復工程が明るみになるわけですから、宮大工師としての根性を感じるものです。
腐食箇所に ピタリとはめ込まれた新しい木材
人間も同じく歳を取れば当然ながら身体全体のメンテナンスが必要ですから、悪くなる前の治療が健康維持に大きく影響するようで何事も「先手必勝」「転ばぬ先の杖」だと納得します。
工事の進捗状況は微速前進ながら、現場に立つとその意味が直に伝わって来ますから皆様にも是非いちど見学に来て頂きたいと思います。建造物に興味の無い方でも、悠久の歴史を有する現場の光景を目の当たりにすればきっと何らかの感慨深い感情が湧いてくる事必定です。なかなか体験できない三百年に一度のチャンスでもあるので是非御来寺ください。
さて本日は金沢への移動日となりましたが、午前中に境内の掃き掃除をしながら改めて「掃除」の大切さを思いました。約一時間程の掃き掃除をするだけで約四千歩の有酸素運動となり、ウオーキングより確実に身体能力の向上に貢献しますから掃除効果は素晴らしいですね。「一に掃除 二に掃除 三四掃除におかげさま!!」頑張って参りましょう!! 友峰和尚より
大安禅寺責任役員総代 吉田家の年忌法要が修業されました
大安禅寺境内一帯の早春の風情は言葉にならないぐらい爽やかで気持ちの良いものです。いつも帰山して直ぐ肌で感じるのは強い霊気で、澄み切った空気感に加え悠久の歴史の重みが伝わってきます。
霊気はある意味人間が生み出す「気」の集合体でも有り、約一千年前に泰澄大師が修験道場(しゅげんどうじょう)として田谷寺(たのだんでら)を開創して以来今日まで仏道修行の場として連綿と伝えられて来た故の霊気でも有るかと思います。午前中に御檀家 見寺家の二七日忌諷経ならびに卑山総代 吉田家の年忌法要を営みましたが、久しぶりの自坊での法務遂行となり心より故人の御冥福をお祈り申し上げました。
法要中のようす / 大安禅寺 枯木堂にて
さて今回は自坊でゆっくり寛ぐ間もなく金沢に戻りますが、加齢と共に故郷の良さが身に染みる今日この頃となっています。今日は天皇陛下63歳のお誕生日です! その御人徳を示すかのように終日素晴らしい快晴の天気となりました。
白山の頂がはっきりと見える 本日の青空
「大空に 舞い立つ田鶴の 群れ眺む 幼な日よりの わが夢叶う」とは1993年1月19日に当時皇太子浩宮さまと雅子さまとの御婚約会見が開かれましたが、その前1月14日の皇居宮殿「松の間」での皇室行事「歌会始」の際に浩宮皇太子殿下が詠まれた御歌です。雅子さまに対する素晴らしい思いやりの心の籠った御歌で和尚も感動しました。天皇陛下お誕生日にあたり心から祝意を表したいと思います。友峰和尚より
金沢市内は再び雪景色となりましたが、皆様に於かれましてはお元気にお過ごしでしょうか? インフルエンザの流行で学級閉鎖の学校が増えているようですから十分に気を付けてお過ごしいただきたいと思います。コロナウイルス感染状況はこのところ減少傾向にあるものの、まだまだ安心する所までには至っていないようですからこちらも感染防止の留意が必要のようです。
車窓から望む 白山連峰
一昨日は久しぶりに友人と夕食を共にしながら楽しい時間を過ごすことが出来ました。3月の法務予定表を見るとかなり入っており時間的余裕も少なくなっていくことを想定して、今月は積極的に休息してこれまでにご厚誼を頂いている方々と久しく懇親をしています。
大安禅寺 鐘楼にて
老杉の大木が並ぶ 旧参道にて
時々は人生を振り返り旧交を温める重要性を強く思うもので、当たり前の事ながら加齢を理由に親交が疎かになっていくことは決して良い事では有りませんね。何事も今日まで順調に事を運べたのも、これまでのご法縁と御厚誼ご支援あっての賜物だと感謝する次第です。さて依頼されていた墨蹟も無事に完成し大満足となりました。幾つになっても宿題は苦痛の種のようですね。友峰和尚より
3月21日(春分の日)午前10時半より「大安禅寺春季彼岸・涅槃会」並びに「御像祭(ごぞうさい)」の行事が厳修予定ですが、行事遂行に当たり花園流御詠歌講員方々の練習が妻の指導のもと連日続けられています。
妙心寺花園流御詠歌無相教会・大安寺講員皆様の練習のようす / 大安禅寺 松雲の間にて
「御詠歌(ごえいか)」と聞けば若い世代の方々には普段なじみの無い言葉かも知れませんが、「ゴスペル」とか「スピリチュアル」またイタリア語では「アカペラ」と言えば「なるほど!」と合点がいくことと思います。
日本スタイルの御詠歌は鈴(れい)と鉦(しょう)、独鈷(とっこ)を用い独特なリズムと詠歌で荘厳な雰囲気を醸し出します。そもそも御詠歌の源流は巡礼歌で一般的には「大和流御詠歌」が有名ですが、花園流は岩田貞雲流祖が独自の所作を生みだし手振りで唱える実に柔らかくまろやかな動作によって幽玄な心の安心を伝え、また鈴鉦(れいしょう)によってその法悦を広く響かせています。
現在は花園流無相教会として全国27教区に約1万人以上の会員が活躍されています。大安禅寺の御詠歌は先代住職の寺庭で和尚の母が結成し、現在は妻が講員の指導に当たっています。年中行事には欠かさず出頭されており、日頃の練習成果を如何なく発揮し素晴らしい歌声を堂内に響かせ荘厳な雰囲気を醸し出しています。仏教伝道には欠かせない御詠歌ゆえに心から感謝する次第です。大安禅寺御詠歌講員の皆様、本当にご苦労様です。友峰和尚より
大安禅寺松雲院から望む 向春の花菖蒲園
ふれあいパーク霊苑 奥の院の しだれ紅梅
北陸地方は夕刻より雪模様になるとの予報で境内の消雪パイプを点検して降雪に備えましたが、先般ここ数年ぶりの厳しい零下日が続いた際、凍結が原因で少林寺庫裡の給湯器が壊れ本日新しい給湯器を設置しました。
少林寺にて 凍結により壊れた給湯器を 新調しました
現在大安禅寺を本寺として金沢寺院4カ寺の兼務住職をしている関係上、問題が起きればいっぺんに緊張します。日頃それぞれの寺院のメンテナンスについて気配りはしていますが、出来事が大きくなると話は別で特に大雪や暴風雨対策などには頭を痛め、対応が遅くなればそれだけ被害も大きくなるので何事も即効対応が求められます。
ユキヤナギ の 芽吹き
全国臨済宗妙心寺派寺院の中には10カ寺も兼務されている住職もおられ、日頃からの寺院護持には大変苦労されていることと察するものです。また暖房器具や台所器具そして電気器具並びに空調機は約10年ぐらいで故障し使えなくなるのも問題で、昔の冷蔵庫などは約30年くらいは使えたものです。「使い捨て時代」の社会の中にあってスクラップ寸前の自分自身のメンテナンスの必要性をヒシヒシと感じる今日この頃です。友峰和尚より
墨蹟の落款捺しをしました
昨日完成させた墨蹟に落款を捺しながらその字体などの仕上がりを点検しました。書の出来の良し悪しはその時々の気候や身体の健康状態にも左右されるため、伸び伸びとした書体を確認できた時は大変嬉しく思うものです。時々、以前に書いた墨蹟を記録写真などで振り返って見る事が有りますが、明らかに字体が変化しているのがよく分かり、書の面白みを感じます。
「 春風 百花舞う 」
箕屋家 家内安全・災難消除の御祈祷を修業いたしました
箕屋様御家族の皆様とともに
午後からはお檀家様ならびに縁者御夫妻の厄除御祈祷諷経を修しましたが、幸いなことに2月3日の節分会の際に御祈祷された福豆をご家族にお分けすることが出来ました。
引き続き、吉田家 家内安全・災難消除の御祈祷を修業いたしました
吉田様御夫妻とともに
約2時間にわたる真言祈祷諷経でしたが、御祈祷によるお経の御利益を以て災難消除・身体健全を心より願いました。卑山では諸願祈祷を随時お受けしていますので、お気軽にお申し出頂ければと思います。「真理を行ずる者には必ず仏天のご加護有り!」 皆様のご家族が日々平穏無事で有る事を願って止みません。どうかご自愛ください。友峰和尚より
野町・少林寺にて 墨蹟を制作しました
静まり返った佇まいの堂中に春雨の音が響いている様はいかにも禅寺らしく、気持ちがシンプルに落ち着きます。野町・少林寺アトリエでの墨蹟制作の為に午前午後に掛けて出向きましたが、本日は墨磨(す)り機をフル稼働させて墨蹟に挑みました。昔は手動での墨磨り作業でしたが、今では文明の力を借りて機械で行っています。
どちらも 墨を磨る機械
一般的には墨汁が使用されますが、墨汁は書に自然な濃淡が生じにくいため手で入念に墨を磨り下ろすのが一番です。機械磨りも結構優れもので短時間に良い磨りあがりとなり大変重宝しています。長らく宿題となっていた禅語の墨蹟だっただけに、いっきに仕上げました。
一日を充実して過ごすには、やはり得意な分野の仕事をするのが安らぎます。昔から「好きこそものの上手なれ」という諺があり、寝食を忘れて挑むことが出来るものに出会うのは幸せなことですね。また「60の手習い」という言葉もありますが、書道は70歳でも80歳でも出来る実に楽しい習い事でも有ります。皆様も是非色々な分野にトライしてみては如何でしょうか。
アトリエにて 少林寺の奥様と歓談しました
そうそう、内孫の芭月の版画が入選したとのメールが送信されてきました! まだ4年生ですからこれからの成長が楽しみです。爺バカでとても嬉しく思った小さな呟きとなりました。お互いに頑張りましょう!! 友峰和尚より
内孫の芭月が 入選した版画を見せてくれました
金沢城外苑 大手堀
「筋力」と「勤力」とは一対不二の事だとつくづく感じます。加齢と共に日々減少していく筋力ですが、そのままにして何も対応しなければ当然のことながら歩行や体の動きが困難になっていきます。特に足の筋力低下は実にサイレントに進んでいくため気が付いた時には“時すでに遅し”ですから、和尚も意識して日々筋トレに励むよう努力しているところです。
兼六園
不思議なもので、筋肉はストレッチやスクワットなど僅かなトレーニングで少しずつ復活し、併せて「気力」も湧いてきます。勿論、坐禅を通して身体全体の“気”を整えることも重要で、瞑想と筋トレを並行して実践すればより理想的だと思います。「筋力」の低下が「勤務力」の低下にも連動することを実感する毎日ですが、本格的な春を迎える時節に入り大いに運動に専心したいと願っています。
霞ケ池
本日は素晴らしいお天気になり、さっそく6キロウオーキングに出掛けました! 足腰を鍛え心を爽やかに保ち、大いに「勤務力」を高めていきたいものですね。
最終的に予定より多めの兼六園梅園観賞コース約9キロの歩行運動となりましたが、兼六園は65歳以上無料なので本当に有難く常に利用しています。今日も沢山の観光客が雪解けの園内の景色を楽しんでいました。「梅は咲いたか桜はまだかいな~」と江戸端歌(えどはうた)が聞こえて来そうな早春ののどかな兼六園風景でした。友峰和尚より
本日の犀川の風景
キンギョソウ 美しく咲き続けています
「和尚のちょっといい話」の閲覧数が昨晩777777を示し大フィーバーと成りました。2012年の4月14日から書き始めたブログですが、約11年目にしてラッキー7の数字の連なる記念すべきゾロ目を示すとともに、本日の午前中には778378と更に100万人を目指して更新を続けているようです。
㈱ココ・プランニング 中本大資社長 と ㈱エムエムシー 大竹将人社長との 打ち合わせにて
そもそも金沢寺院に兼務住職として赴任したことを機に大安禅寺檀信徒皆様への現況メッセージとして書き始めたブログですが、最近では訪問者数も増えつつあるだけによりいっそう日々の心の安心(あんじん)として「ちょっといい話」を発信していきたいと願っています。
春の植栽の準備
和尚の基本理念は「一に掃除 二に笑顔 三四元気に おかげさま」ですから、幾つになっても心身の若さを保ち活き活きと過ごして参りたいと念じるものです。ふと気が付けば後期高齢者の我が身なれど、いつの時代に有っても「志(こころざし)」のモチベーションだけは失速しないように日頃から「気力!体力!決断力!」の三つの力を鍛えて参りましょう!!
さて2月も後半に入って参りました。昔から「2月は逃げる月」と言われ瞬く間に過ぎ去って行きます。一日一日を大切に、心安らかに過ごして参りたいものですね。どうぞご自愛下さい! 友峰和尚より
孫からの 手作りチョコケーキが届きました
「開けてびっくりチョコレート!」で孫達からの手作りチョコケーキが今年も届き、思わずニンマリしてしまいました。更に和尚の健康を気遣って糖質ゼロチョコも同封されており感激しきり。糖質制限食事は高齢者にとっては必須課題で、昨年10月より食事管理をしてきたおかげで血糖値も正常値近くにまで落ち着き、体力も日々回復し心から感謝しています。
糖質制限のチョコレートも届きました
少しでも油断をすればリバウンドしてしまう恐れがあるため、食後の軽い運動やストレッチなどに重点を置いて欠かさず励行しているものの、やはりまだまだ運動不足を感じます。また健康管理については色々な方法を模索していますが結論として運動不足の解消が健康快復には一番重要なポイントだと思う今日この頃です。
安田様とともに
昨晩からの雪も今朝方には小康状態となり時折日が差すお天気となりホッとしました。運動は運動でも除雪作業はかなりの重労働となるため、大雪にならない事を祈るばかりです。さて日々のニュースはコロナ禍、鳥インフルエンザ、トルコ・シリア大地震、ウクライナ戦争、大自然災害、気球問題等、緊急の救済を必要とする事項が多く、世界全体が不安を増長する社会の中に有るが故に、人類の世界平和を強く念じ「永大平安」を願うものです。友峰和尚より