和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1208話 】
2016年 12月 08日 談

dsc01600-500x375金沢市歴史建造物整備課・新保様に、改葬工事現場を御視察頂きました

今日の6時半からは今年最後の木曜坐禅会が開催されます。我が禅宗の宗旨は「坐禅三昧の境に有り」と言い切っていいほど大切な行の一つです。今年の3月に開始して早10回目となりますが、参加者はどの方も真剣に参禅されています。

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坐禅の効能をよく効かれますが、その答えは「超気持ちいい!」心境を味わえるということに尽きます。その「超気持ちいい」心境とは? なんにも無い、所謂無心の境地のことです。毎日毎日、凶悪事件や恐ろしい事故のニュースを見聞きしていますと否が応でも心に影響を及ぼすものです。「見ざる、聞かざる、言わざる」と他人事のように過ごすわけにも行きませんから、皆それぞれに「安心する方法」を工夫して実践している事と思いますが、そこは「坐禅」が一番だと和尚は思います。来年こそは皆様、是非是非坐禅に参加してみて下さい!

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さて今日は息子夫婦が孫達を連れて寳勝寺に遊びに来てくれました。昼食を共にしましたが、実に楽しい食事会となりました。食後は寳勝寺に戻りしばし休息をして帰山しましたが、新命和尚もこのところ法務が忙しく、その合間をぬっての訪問でした。

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孫達と過ごす時間は本当に嬉しいものですね。「じいじ、じいじ」と呼んでくれる孫達の声はこれまた「安心の法」なのかも知れません。今晩は坐禅会ですが、どうやら「にやにや」した坐禅になりそうです。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第1207話 】
2016年 12月 07日 談

今日は以前から依頼されていた墨蹟の宿題に全力を挙げました。一人アトリエに篭っての努力でしたが、夕刻にはどうやら終了することが出来ました。久しぶりに筆を持ったため指も思うように動かず、悪戦苦闘の時間がいたずらに過ぎて行くばかりでしたが、最終的にはどうやら満足のいく作品に仕上がったようです。

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人間の身体神経の感覚は、間が空くと元に戻ってしまうようです。毎日毎日の修練が必須の様だと反省しきりの一日でした。もっともっと時間の余裕が欲しいのですが師走月ではそうもいかないようです。ちょっと愚痴になってしまいました。

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昨日は大安禅寺の花園流御詠歌講の御婦人皆様が練習をしていましたが、この時期、書院に響き渡る御詠歌の声の中に一年の終わりを感じさせてくれました。この一年間、御詠歌講の皆様には本当にご苦労様でした。心から感謝申し上げます。檀信徒皆様方始め多くの方々との御法縁にも感謝申し上げたいと思います。そしてこのブログをお読み頂いている多くの方々にも感謝申し上げたいと思います。皆様のおかげで和尚も元気に日々頑張ることが出来ます。本当におかげさまです。 友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第1206話 】
2016年 12月 06日 談

大安禅寺はすっかり初冬の景色に変わっていました。静まり返った境内の落ち葉がなんとも郷愁を誘うものです。今朝方まで京都に居ましたが、この時期の市内はどこもかしこも観光客で溢れ返り、駅などは特に騒然とした感じでしたから、自坊に戻った時のあまりの環境の違いのギャップには驚くばかりでした。人々の心は住む場所によって随分と季節の感じ方も違うのだと、真冬を目前にして思ったものです。

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昨日は妙心寺での会議でしたが、各県から出席された本山役職者との歓談の時間ほど有意義なものは有りません。不思議な程に心が温まるものでした。70歳ぐらいになりますと日々、行動するにも思考するにも極めて億劫になりがちです。それはまわりに仲間が少なくなっているからなのかも知れません。その点、本山の役職に有ると仲間たちから色々な刺激を受けて結構励みになるものです。

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午後からは宿題の墨蹟書きの為、久しぶりにアトリエに入りましたが、部屋は何処もかしこもカビだらけで、使わなくなった部屋の荒れ様にはこれ又驚くばかりでした。明日は年末の大掃除をしたいと思いました。「部屋さん!留守ばかりして本当にごめんなさい!」やはり掃除から出発しましょう!明日はお掃除と墨蹟三昧の一日になりそうです。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第1205話 】
2016年 12月 05日 談

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寳勝寺檀信徒 額家 御先祖供養 / 寳勝寺にて

大本山妙心寺宗務本所で開催された「僧侶育成審議会」に出席しました。午前中、東京より御来寺下さったお檀家様のご法事を修業し一路京都に向かいましたが、寳勝寺では新命副住職が修行仲間と打ち合わせ会議を開いており、慌ただしい中での出発となりました。師走に入った途端、その言葉通りに毎日走り回っている感があります。本山妙心寺での僧侶育成審議会は今日で2回目の出席でしたが、全国の末寺の後継者不足は我が宗派に於いても深刻な問題となって来ています。

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大本山妙心寺 法堂 / 妙心寺公式サイトより

寺で無くとも、各家や会社などでも後継者の問題で頭を悩ませているようです。我々の宗旨では、後継者を育成することは釈尊の法を相承させる事であり、それを師資相承とも言いますが、それが故に更に難しい状況とも言えます。禅宗とりわけ我が臨済宗は今でも、一人前の禅僧になるためには甚だ厳しい修行過程があり、そのことが後継者育成に立ちはだかって悩ましい現実となっています。 会議を無事に終了して、久しぶりに京都での休息を楽しむ事が出来ました。京都は和尚にとって格別な聖域です。明日からまた頑張って参りたいと気持ちを新たにしています。友峰和尚より

dsc01591-500x375御来山、誠にありがとうございました / 寳勝寺にて 額様御夫妻とともに

友峰和尚のちょっといい話 【 第1204話 】
2016年 12月 04日 談

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傳燈寺 参道にて

師走最初の日曜日、和尚は傳燈寺に出向き再度建物の状況を確認に行ってきました。天気予報では午前中は雨という事でしたが、曇り空ながら温かさを感じる日和で最近の気候はどうも不気味さを感じます。地震速報も日常茶飯事となりつつありますが、やはり油断は禁物です。来年の干支は「酉」ですが、一体どのような歳になるのかを調べて見ましたら、どうやら良い方向に発展する運勢だとか? あくまでも占いですが、今年は申年で「荒れる」との運気予測が全くにその通りになってしまいました。皆様もこの一年を振り返って思い当る節が多くある事と思います。来年の二月、節分までが申年ですからまだまだ気を緩める事など出来ません。来年は良い運気と手放しで喜ぶわけにもいきませんが、そう信じて精進努力して行きたいものです。

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そもそも「鶏」と干支の「酉」とは全く関係ないそうですが、掛詞(かけことば)でいけば「とり込む」とか「刈りとり」とかで「実りある年」という意味合いを感じます。「酉」の漢字も「酒の壺」を意味して、「収穫した多くの実を入れる壺」で縁起が良い年になる事を念じたいと思います。皆様の干支はなんですか?「え~と」なんて言わないで下さいよ? さて、運勢はどうであれ和尚は一所懸命に酉干支図を描き続けています。まだまだ思うように描けません、鶏になりきって描いてみたらバタバタと落ち着きの無い鶏になってしまいました。その姿とは「滑稽格好(こっけいかっこう)」(こけこっこ~)うんわかるかな~わかんね~だろうな~だろうな~? 友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第1203話 】
2016年 12月 03日 談

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暖かな陽ざしの降り注ぐ霊苑改葬工事現場です

「天地(あまつち)や 無言の経を 繰り返す」 嗚呼!いい句ですね。 かの二宮尊徳先生の御言葉です! 和尚の大好きな句の一つでも有ります。和尚は今、臨済宗妙心寺派金沢各寺院の再興に日夜努力しているのですが、如何せんどのお寺も維持存続が困難で早急の立て直しが求められています。いずれも加賀藩主の命によって建立された寺院ですから、廃藩置県以後の今日に至っては寺院経営は成す術もなしとといったところです。されどこのまま放っておくわけにもいきません。そこで常に二宮尊徳先生の言葉に立ち返り、「無言の経」を実践するのみです。そのような悩みとは裏腹に、金沢市内の各観光地や土産物店は今、活気を呈しています。今日は朝一番に地元大学生の今村さんより、お寺の在り方についてのインタビューを受けました。

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「観光地化される金沢でのお寺の多様性について」という質問に対し、寺院の理想的法務活動などをお話してみましたが、現実的には和尚もいまなお暗中模索の状態です。価値観多様化の現代社会において、これからの布教活動の在り方を問われているのだと思います。皆様はこのようなテーマについてどうお考えでしょうか? いちどディスカッションしてみたいものです。インタビューの途中には野町公民館館長の越田様が訪ねて来られ、「金沢城下、野町・弥生の街道を愛する会」のぶらりマップに寶勝寺カフェを掲載したいとのお申し出でした。とっても有り難いことです。

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出会い・ふれあい・なごみあい! 越田館長様はつい先日、大安禅寺で新命和尚の生き生き法話を聞いて来たところだとか 。縁とは不思議なものですね! 今年も多くの方々との出会いがありました。まだまだ続く、コマーシャルの後!でしょうか?  どうやら人とのご縁はまだまだ続きそうですね。ピコ!友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第1202話 】
2016年 12月 02日 談

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傳燈寺御本尊 釈迦如来坐像

12月とは思えないほど清々しい日和となりました。もうこれからは今日のようなお天気は望みようも無いかも知れません。午前中には傳燈寺に出向き、本堂や庫裏の建物の現況を点検してきましたが、ひっそりとした佇まいの中に有って静けさより寂しさが伝わってくる感じでした。傳燈寺町の西川区長様からはその後の寺の管理等についてお話を聞かせて頂き、帰り際には自家製の大きな「なめこ」をお土産に頂きました。寳勝寺に戻って本山妙心寺関係の申請書類を整え、芳斉町の高巌寺様、野町の少林寺様を引き続き訪ねました。高巌寺様の御住職は90歳というご高齢ながら元気に住職を務めておられます。また少林寺様も御住職と先住職の奥様にお会いして久しぶりに歓談させて頂きました。

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滋賀北陸教区の宗務所長を拝命して5年になります。教区無住寺院対策に於いて色々努力をしていますが、限界も見え始めています。後継者育成という大きな使命を受けているのですが、年々増え続ける無住寺院には為すすべも有りません。前々より感じていることですが、今こそ雛僧教育育成の懇切丁寧なる指導の出来る臨済宗学院設立が求められています。「三つ子の魂百まで」の格言通り、何事も小さい時からの敬虔な気持ちが僧侶にとって一番大切だと思います。最近、子供の頃に父親が優しく教えてくれたお経の練習を思い出します。将来お坊さんになりたいと思う心もやはり父の影響が大きく、深い愛情と僧侶への魅力を感じた瞬間だったのかも知れません。さて、一日があっという間に過ぎて行きます。師走とは真に走り去って行く月だと感じています。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第1201話 】
2016年 12月 01日 談

今日から師走! とうとう今年もあと一か月を残すのみとなりました。マーケットに買い出しに行きましたが、もう既にお正月用縁起物の注連縄やお餅のコーナーが設けられているのには驚きました。そしてその近くにはクリスマスプレゼントのコーナーが有り、流石に師走!って感じでした。自坊の大安禅寺では年末大掃除が始まっているとか、寳勝寺もそろそろ取り掛からねばあっという間に大晦日になってしまいそうです。今日は早朝より本寺から依頼された志納所用色紙書きをしましたが、このことすら心が忙しなく感じるものです。新命副住職の「生き生き法話」もあと少しで今年の法話は終わりますので、和尚の志納所用色紙書きもどうやら今日が御用納めとなりそうです。新命和尚にはこの一年間、本当にご苦労様でした! 来年の干支図色紙は現在も頑張って描いています。

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さて師走の「師」とは僧侶を指すのだそうですが、御多分に漏れず和尚も午前中はお檀家様の月参りに出掛けました。まだ忙しいとまではいきませんが、色々な年度末の法務遂行が山の様に有りますからこれからが忙しくなりそうな気配です。しかしこの月の一番大切な法務は何といっても「お掃除」です。一に掃除、二に笑顔、三四元気におかげさま!!さあ皆様、これからは大いにお掃除しましょう。身も心も大掃除です。頑張って参りましょうか! 友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第1200話 】
2016年 11月 30日 談

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来年の干支の色紙を描きながらこの一年を振り返っています。「昔は日記、今はブログ」ということで、和尚もブログを書き始めて丸三年以上になりますが、過去のブログを振り返ってみると随分と日常生活が変化していくものだと感心してしまいます。毎年同じ事を繰り返しているように思うのですが、やはり「日進月歩」の言葉通り、確実に心境の変化が伺えるものです。未来に於いてその時々の感情までも記録できるスーパーコンピュータが発明されれば、もっとリアルな過去が再現されるのかも知れませんね。NHKの大河ドラマでは有りませんが、歴史考察を当時の古文書や絵図から想像してストーリーの信憑性を高めていくわけですが完璧再現とまでは行かないようです。人間のその当時の感情を知るには残された手紙や記録をもとに深層心理を想像するしか手立ては有りません。それにしても日記やブログまた写真などは、自分史を語る上での貴重な記録となる事には違いないようです。

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現場総監督の香林氏です

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過去のブログを読み直してみるのは本当に面白いものです。時々ニヤニヤしながら読み返しています。楽しかった事、苦しかった事、悲しかった事、感動した事、面白かった事など、文章から知る自分だけの世界に浸っています。和尚のブログを読んで下さっている皆様方にもっと面白く読んでもらう為にはまだまだ修行が足らないようです。更なる豊富な経験が求められているようです。師走を明日に控えての和尚の反省の弁でした。ピコ! 友峰和尚より

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1199話 】
2016年 11月 29日 談

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寳勝寺ふれあいパーク改葬工事 会議のようす

11月も残りあと1日となり、愈々12月師走を迎えます。誰もが口々に1年が早く過ぎて行くと言われるわけですが、それも電子社会の発展による影響が大であると思われます。昔々のように電話もテレビも無い時代は日々の情報も少なく、限られた範囲だけの世界観でした。しかし今やグローバル社会、世界のニュースがリアルタイムで届けられる中にあっては、時間の経過も早く感じられるのかも知れません。

dsc01556-500x375隣接する寺院 承証寺様との打ち合わせ

さて「寳勝寺ふれあいパーク霊苑改葬計画」も昨年の今頃、本格的に始動したわけですが、一年を過ぎて改葬工事も順調に進められています。今日は東京より㈱ココ・プランニングの中本会長様、社長様、高田様、宮崎デザイナーが来られ、工事関係者方々との現場視察と報告会議が行われました。この一年間、和尚のブログの中で工事の進捗状況などをお知らせしてきましたが、ここに来て次第にその全容が形となって見えてきたようです。

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現場視察のようす

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井戸掘削中の作業員の方と

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ブログをご覧の皆様も、金沢に来られましたらぜひ未来型霊苑の工事風景を御覧頂きたいと思います。後期高齢化社会が進む中での独居老人宅の増加や少子化問題に対応して行く為の未来霊苑計画でも有ります。黄泉の国と家族達の心を結ぶ新しい試みでも有ります。午前中には卑山総代の須貝様ご夫妻がご挨拶に来られましたが、楽しい時間を過ごすことが出来ました。檀信徒の方々が来られるのは本当に嬉しいものですね。また寺カフェが多くの方々との交流の場になって来ている事を有り難く思う今日この頃です。友峰和尚より

dsc01542-500x375須貝総代様ご夫妻とともに

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