和尚のちょっといい話
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乙女椿 / 宝勝寺境内
気温が低いとテンションも低くなり、何をするにも動作も俄然遅くなるのは加齢が原因なのでしょうか? 日曜日ということもあっていつもより早めに起きて本日の法務の準備に入りましたが、急激な気温の低下には翻弄されます。
岩住家 三回忌祥月命日忌法要を修業いたしました
午前10時半より本堂に於いて岩住家三回忌祥月命日忌法要が修業され、和尚と同年代の方々の追善供養がこのところ続いており自分が如何に高齢者であるかを自覚する日々です。「いつまでも 有ると思うな 親と金」なんて言葉を聞いたことがありますがこの言葉は江戸時代からの格言だそうで、その意味は“いつまでも親や他人を頼らないで努力しお金も倹約をしなければ直ぐに使い果たしてしまう”という戒めの言葉であることは誰もが承知するところながら、昔から子供を持つ親の苦労は変わらないようです。親が他界すると気づくことが沢山あり、やはり一番に思うのは子育ての苦労とお金の苦労だったに違いないと今更ながらに自省の念に駆られます。
夕方 霊苑にて御縁を頂いているパトリックさんと、御息女とともに
日本経済成長の鈍化と支払給与の横ばいが長く続く社会に於いて若者世代の未来が心配される今、超長寿社会を迎え高齢者を支える面でも負担が増加していきますから心が痛みます。子供達や孫達の成長を常に祈りながら、今は亡き両親に感謝する毎日です。友峰和尚より
大安禅寺先代實道和尚の祥月命日忌
並びに 亡き母〈二三枝〉微妙院、亡き姉〈日出子〉拈華院の追善供養法要
昨日は時々カミナリが轟きいよいよ冬将軍の訪れかと心配しましたが、本日は比較的に穏やかな日和となり午前9時より宝勝寺本堂に於いて大安禅寺先代實道和尚の祥月命日忌並びに亡き母〈二三枝〉微妙院、亡き姉〈日出子〉拈華院の追善供養法要を自坊より新命和尚が出頭して厳修されました。また自坊からは孫達が、滋賀県からは娘と孫達も勤労感謝の日の祝日ということで休みを利用しての久しぶりの再会で終日楽しんでいました。
娘 と 孫達
本日は日頃寺カフェでお手伝いをお願いしている大学生の皆さんに堂内の掃除と各部屋の整理整頓作業をして頂き、作業終了後には孫達も含め応接間にて和合の茶礼をしながら和やかな歓談の席となったようです。孫同士がお互いに会うのは8月のお盆以来だったようで、短い月日の経過ながら日々成長を遂げていく孫達の姿には驚きの眼を持って見守っています。自分の若い時には全くに気づくことの無かった成長の過程なども、孫達を注視していると手に取るように見えて来るのも不思議な感覚です。
大学生のスタッフ達と 和合茶礼をしました
孫たちを交えて 懇親のひととき
さて明日からは年末大掃除の準備に入りたいと思っており、法務遂行と合わせ滞ることのないよう進めて参りましょう。えっ!もう年末大掃除ですか?と思われるかも知れませんが、12月は臨時の仕事が多く入る月でもあるので少しずつ丁寧に進めて参りたく念じています。本当に掃除ほど気持ちの良いものは有りませんね。頑張って参りましょう! 友峰和尚より
「 平安長久 」 令和乙巳 渓仙 書
宝勝寺境内 冷たい霙雨の風景
気候が一変して霙(みぞれ)混じりの冷たい土曜日の朝を迎えましたが、皆様にはお元気にお過ごしのこととお喜び申し上げます。北陸地方のこの時期の気候は急変しますから要注意です! 昨年は庭の雪囲いを済ませていましたが今年は暖冬で油断をしていました。天気が回復次第、作業に入りたいと思います。
玄関 屋根からの落雪除けの三角屋根
土曜日の宝勝寺はいつもですと寺カフェを開業するのですが、今月初めより電柱地中下工事が山門前道路で行われているため臨時休業しています。電柱が道路から見えなくなるのは大変嬉しい事で、宝勝寺より六斗の広見までの道路がすっきりした感じになり寺町界隈が金沢市内の新たな観光地を目指して道路の整備が進んで行くようで竣工を楽しみにしています。
中 庭
さてあと約1週間ほどで12月、師走月に入るとは本当に驚くばかりで今朝方の冷たい雨とともに愈々本格的な冬入り宣言ということでしょうか。明日は天気も回復するとの予報で、午前9時より先代實道和尚祥月命日忌並びに亡き母・微妙院月命日忌追善法要修業を卑山で予定しており、自坊から新命和尚と孫達をはじめ滋賀県からも娘と孫達が来寺予定となっておりこちらも楽しみにしています。
雨の中に時折太陽が差し込む 北陸の晩秋らしい日和
12月の「師走」の意味は駆け込みの法要が続き僧侶が忙しく走り回る姿から「師が走る」で師走となったそうです。もちろん大掃除も始まり誰もが忙しくなる月でも有りますから、「師」は全ての人を指しているのかも知れませんね。本当に1日1日を大切に過ごして参りたいと願っています。寒さには十分にお気をつけてお過ごしください。友峰和尚より
この度の兵庫県知事選挙ではSNSを使った空中戦ということが言われ情報を拡散する手段として大きな役割を果たしたようですが、いまや電子社会に於いて避けては通れない必要不可欠の必需品となっています。AIすなわち人工知能を持つコンピュータの性能が大きく向上したことで“機械が学ぶ時代”に突入し、AI技術の進歩はあらゆる分野で活躍の場を広めていますが、今後は選挙すらも選挙期間無くして立候補した時点でAIが当落を判断する日が来るのかも知れませんね。いずれにしましてもSNSで拡散される生成AIを使って作られた動画での真偽不明の情報を如何に正しく判断するのか、悩ましい問題提起ともなって来ているようです。
さてAIの進化とともに半導体の日進月歩の発展で情報処理のスピードが益々アップしていきます。和尚が常に心掛けている「気力、体力、決断力」の鍛錬も「生きた化石化」しないように、日々精進努力あるのみです。AI以上に人間が持つ最大の宝物は「思いやり」と「慈悲心」であることを自覚する今日この頃です。寒さが一段と厳しくなって参りました。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より
すっかり落葉した枝垂桜と、赤く色づいた柿の葉
今朝方も気温4℃と冷え込みましたが、和尚はどちらかと言えば寒いほうが過ぎしやすく感じます。昔は11月に入ると初雪が降ったものですが、年々暖冬のせいか遅くなっているようです。午前中に墳墓開眼供養が修業され、読経中に筋状の雲が幾重にも風に流されていく様は晩秋の風情を思わせるに十分でした。ふれあいパーク霊苑内の木々はすっかり紅葉し、薔薇の花も名残の花を咲かせています。
午前10時半より 墳墓開眼供養諷経を修業いたしました
11月23日(土)は大安禅寺先代住職・實道和尚(父)の祥月命日忌に当たり、今年は新命和尚はじめ家族全員が宝勝寺での法要に参詣することになっているため午後より本堂はじめ各部屋の徹底した大掃除をしました。また令和8年5月16日の新命玄峰和尚晋山式の際には實道和尚37回忌追善法要を合わせて執り行う予定をしています。
さて昨日の午後に宝勝寺に法務遂行のため移動しましたが、山中の大安禅寺も街なかの宝勝寺も悠久の歴史を経た禅刹としての風格を感じるものです。創建当初からの禅寺としての佇まいに深い安すらぎを覚えるものです。毎日楽しみにテレビ観戦している大相撲11月場所も早や11日目、日々全力で闘っているお相撲さんの姿にも長い歴史を感じる今日この頃です。友峰和尚より
大安禅寺 境内の掲示板
大安禅寺の境内から
思わず身震いするような気温4℃と随分と冷え込んだ朝を迎えました。午前中に卑山藤田通麿総代が来寺くださり、現在進行中の本堂工事現場を文建協高木主任並びに松浦建設(株)の中島現場監督の案内のもと視察されました。
藤田通麿総代とともに 本堂修復工事現場を視察いたしました
「御成り(おなり)の間」
和尚も久しぶりの見学でしたので本堂の内部を具に見て回りましたが、「御成り(おなり)の間」(福井藩主が来寺された際に座る部屋)では長年墨蹟などの表具でお世話になっている表具店「春陽堂」の斎藤公一さんが下地の段取りをしているところでした。
「春陽堂」の斎藤公一さんと
本堂の土間はすっかり完成しており見事なまでに復元され、本堂内陣の間も欅の縁板も復元されており見事な光沢を見せていました。建築に興味のない方でもきっと感動されること間違いなしで、約350年の歴史を充分に感じさせてくれる、歪みのない木目の素晴らしい欅の縁板です。皆様には是非いちど現場を観て頂きたいと願うものです。
本日は京都から来寺された重要文化財記録写真専門のカメラマンさんが早朝から庫裡(台所建物)内部を始め外郭の撮影をされており、第4期修復工事となる庫裡修復工事の準備が進められていました。工事関係者の話として、すべてのお堂が竣工を見るのにあと約10年の歳月を要するとの事でした。
藤田総代と 愈好亭にて
松雲院の玄関
さて境内を取り巻く山々はすっかり紅葉して晩秋の風情を醸し出し、松雲院の前庭は枯蓮が冬の到来を告げるかのようでした。短い滞在時間でしたが久方ぶりに工事現場を視察することが出来、修復工事も順調に進んでいるようで大満足でした。これも偏に皆様からの多くの御支援のおかげと深く感謝申し上げます。和尚も更に精進努力して参りたく念じております。友峰和尚より
大安禅寺 本堂修復工事の現場
冷たい雨模様の天気に一変して冬の到来を告げているような朝を迎えました。このところの異常気象とも思える暖かさから急激な寒さに戻ると意外にホッとするものです。今日は移動日となり午前中に自坊に戻りましたが、現在進行中の本堂修復も順調に進められ土間の復元工事がすっかり完成しており、今から約350年前創建当初の姿に復元されました。
なんとも不思議な感覚に襲われそうになるほど見事な風景をみせています。修復工事見学会の折には是非とも皆様に復元現場を観て頂きたいと願っています。建築に興味の無い方でもきっと感動されることと思うものです。本堂全体の竣工は来年の年末頃になるそうで、令和8年5月16日(土)に本堂落慶法要と新命副住職玄峰和尚の晋山式挙行を予定しています。
自坊に滞在する時間も限られ精力的に予定事項をこなしているものの、相変わらず時間に追われる状況が続いておりこのような事態も年末に近づいているという実感の中にあります。11月も矢の如くに過ぎて行き、1年を振り返る重要な月でもあるので悔いを残すことの無いよう丁寧に法務遂行を進めて参りたく念じています。さて、皆様はこの時季如何お過ごしでしょうか?気忙しさを増していく今日、くれぐれも御身体には十分に気をつけてお過ごしください。友峰和尚より
ふれあいパーク霊苑 家族動物共葬墓“夢の輝”
暖かい日曜日の朝を迎えましたが、天気予報では明日から急激に気温が下がり寒さが戻るそうですから体調には十分気をつけて頂きたいと思います。追善供養の日々が続いていますが本日も午前午後とも墓前での年忌法要ならびに開眼納骨供養が修業され、午前10時からはこのたび新たに設置した「家族動物共葬墓」での初めての尊霊供養が修業されました。
長年家族同様に暮らしてきた動物達と一緒に埋葬する共葬墓で、本日は穏やかな日和のなか納骨之儀が修業され、愛犬シェリーとともに埋葬されました。また引き続き集合墓 宙(そら)の御墓前にて水上家三回忌が修業され、午後からも墳墓開眼供養諷経を修し終日報恩菩提と追善供養の一日となったようです。
晩秋の霧雨の中で 墳墓開眼法要が修業されました
本日の法要に御加担くださいました 豊財院様
ほととぎす、おとめつばき
大安禅寺檀信徒 の 藤田様ご夫妻です
午後3時過ぎには大安禅寺の地元より、いつもお世話になっているお檀家で精進料理「阿吽(あうん)」を運営されている藤田様ご夫婦がご挨拶に来寺くださりゆっくりと歓談しましたが、色々とお気遣いを頂き本当に有難く感謝申し上げました。
誠にありがとうございました
瑞光寺樹木剪定の打ち合わせ みなと石材の中町社長とともに
一日を振り返ると本当に沢山の方々との出会いが有り、ふれあいが有り、和み合いが有ります。お寺は御法縁を結ぶところゆえの仏縁だと心より嬉しく思うものです。今日も一日本当に有難う御座いました。友峰和尚より
少林寺にて 小原家 亡父42回忌 亡母11回忌の年忌法要を修業いたしました
現在金沢市野町の少林寺を兼務住職していますが、平成29年(2017年)に就任して以来7年が経ちました。それ以前も代務として法務遂行に当たっていましたが最近ではお檀家様との交流も進み、ようやく全体を把握できるようになっています。本日は午前10時より、少林寺檀信徒・小原家の年忌法要を厳修しましたが、施主の小原様は兵庫県にお住まいで御子息御家族は千葉県在住ということもあって小原家の菩提寺でもある少林寺を孫達に紹介しようと、今回遠路遥々ご家族皆様で参詣された次第です。
穏やかな秋空のもと お墓参り
少林寺墓域での墓参を済ませた後は応接間にてしばし懇談しました。宝勝寺霊苑を見学したいとの要望で宝勝寺に向かい、ふれあいパーク苑内を見学されたのち卑山応接間にて休息して頂きました。
少林寺の奥様も来られ 久しく和合茶礼をいたしました
和尚の 亡き姉の長男・克則さんと
鍋島家三回忌墓前供養諷経 を修業いたしました
昨晩は宝塚市から甥の克則さんが宝勝寺に宿泊し、朝一番に本堂にて先般逝去した母親〈日出子、和尚の姉)の位牌入魂の儀と合わせ両親の法要を修業しました。また午後からは卑山墓域での年忌法要が営まれ、終日穏やかな日和と共に心の休まる一日となりました。「極楽は 東にあらで 西になし 北みち探せ みんな(南)身に有り」です。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より
ふれあいパーク霊苑 秋のバラが咲き続けています
宝勝寺ふれあいパーク霊苑入り口の 六道地蔵尊
「朝露に 濡れし地蔵に 読経して」と一句詠んでみましたが、この時期の地蔵さんは何処となく寂しさを感じます。宝勝寺ふれあいパーク霊苑の入口に六地蔵と後方には幾体かの地蔵が祀られており、霊苑に参詣される方を迎えています。そもそも地蔵尊佛はその字が示すように「豊かな大地をお守りする道祖神」として一般的に親しまれていますが、常に民衆に寄り添い人々を六道の苦しみから救う菩薩でもあります。
六道とは「地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上」を言いますが、昔から人間は他界するとこの六道を輪廻する、所謂「輪廻転生」を信じていたわけですがその六道から救いの手を差し伸べるのが地蔵菩薩と言われており、今日まで多くの方々に信仰されて来ました。村の入り口には六道地蔵尊が祀られていることに気づく方も多いかと思いますが、宝勝寺の地蔵尊は歴史も古く創建当初から祀られていたものと思われます。
真っ赤に紅葉した ヒメシャラの木
午後1時半より 野中家 納骨法要を修業いたしました
地蔵尊の特徴はその優しい御顔にあるかと思います。卑山の霊苑に参詣される方が立ち止まり合掌されている姿はなんとも心が休まるものです。さて本日も午後から本堂にて野中家の納骨法要を修業しましたが、穏やかな日和の中での読経となりました。18日頃からは急激に寒さが戻るとのことですから皆様に於かれましてはくれぐれもご自愛ください。友峰和尚より