和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第2990話 】
2021年 10月 24日 談

 

昨日に引き続きご法要修業の一日となりましたが、本日は実に清々しく爽やかな供養日和となりました。午前中には卑山お檀家様の年忌法要が執り行われ、現在はコロナ感染状況も落ち着き御家族お揃いでの参詣は本当に嬉しく思うものです。

 

 

本堂にて お檀家様の七回忌法要を修業いたしました

 

 

久しぶりの歓談  静岡県から墓参に来られた御夫妻とともに

午後からも遠く静岡県より昨年他界された御母堂様の墓参に御夫婦で来寺され、お寺にご挨拶に寄られましたが、久しぶりの御目文字にしばし歓談しました。日々御法縁の広がりを見せていく寳勝寺ですが、和尚が寳勝寺住職に就任して早10年の歳月が流れました。“桃栗3年、柿8年”なれど、就任まる10年を迎え一気に仏縁の成せる多くの出会いに感謝している次第です。「出会い、ふれ合い、和みあい ゆくゆくお互い拝み合い」 実に懐かしい和尚の法話のキャッチフレーズです。いつの時代でも人との出会いほど不思議なものは有りませんね! 今日も明日も新たな出会いを楽しみに努力有るのみです。頑張って参りましょう!! 友峰和尚より

観音草

友峰和尚のちょっといい話 【 第2989話 】
2021年 10月 23日 談

亡き両親の 月命日追善菩提供養諷経 をしました

今日は大安禅寺先代住職・實道和尚の月命日忌で法名は<特贈再住妙心大安第十九世周侃道禅師大和尚>、また母の月命日が22日で法名は<微妙院一糸文慧禅姉>です。午前中に父と母と合わせて追善菩提供養諷経を厳修しましたが、先住職の實道和尚は昭和63年(1988)の11月23日に齢81歳で遷化されました。昨年は父の三十三回忌でコロナ禍の中、大安禅寺枯木堂にて家族のみで修業しましたが、改めて33回忌報恩法要を厳修したいと思っています。    

色づいた紅葉のもとでの 年忌御供養

午前午後ともふれあいパーク霊苑での墓参法要が修業され、改めて「追善菩提供養」の大切さを身を以って感じるものです。要するに心の故郷、言い換えれば魂の根源でもある霊界こそ「大いなるもの」の存在ゆえに、祖霊供養はそのまま自分の心の故郷に通づと言えます。   さて、いつの間にか着衣は冬着に替わり、季節の移り変わりの早さに驚くばかりです。光陰矢の如し、時人を待たず! 嗚呼!恐ろしや!恐ろしや!待った無しの人生!です。油断は禁物! 「今までは 他人のことやと思うたが 俺が死ぬとは こいつぁたまらん!クワバラ、クワバラ」 一休禅師の言葉が身に染みる今日この頃です。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2988話 】
2021年 10月 22日 談

2014年10月22日 NY州 サラ・ローレンス大学にて

文房流晴心会野口支部の皆様とともに 作品展の準備をしていました

 

「宝勝和尚のちょっといい話」も第3000話に向かってあと12回となりました。11月3日の“文化の日”がその記念すべき日になるというのも不思議な話しです。約8年間に渡って毎日ブログを書き続けて来たおかげで、一年一年を有意義に過ごす事が出来たように思います。

 

2016年10月22日 飛騨高山よりお越しの皆様と 記念撮影をしました

 

ブログは自分史のようなもので、その日その日の出来事に対応する自分の姿や行動が如実に記録され、時々以前の同じ日のブログを振り返りながら出会った方々との思い出を回想することも多くあります。

 

2017年10月22日 宝勝寺ふれあいパーク霊苑並びに本堂落慶法要が厳修されました

 

ブログはある意味、自分の「文化」でもあり、多くの出来事に対し色々工夫を凝らしながら物事を完成させていくプロセスなどは実に面白く、常に進化していく状況はまさしく「文化」そのものであると思うものです。

 

2018年10月21日 宝勝寺ふれあいパーク霊苑 開苑一周年記念法要

 

2019年10月22日 「重文諸堂修理工事浄財勧募推進委員会」

2019年10月23日 大安禅寺修復工事現場にて 藤田通麿氏とともに

2020年10月23日 羽咋市にお住まいの 中越様御夫妻とともに

 

さてその11月3日の文化の日に第3000話を迎えますが、次は第4000話を目指して更に精進努力を続けて参りたく思います。継続は力なり!!自分の日常の行動を自省しながら更なるステージアップを目指して頑張って参りましょう! 友峰和尚より

文房流晴心会野口支部  生花 / 寳勝寺本堂 落慶法要

友峰和尚のちょっといい話 【 第2987話 】
2021年 10月 21日 談

旧福井藩 越前松平家永代廟所にて / 大安禅寺山内

BSーTBSの取材班がテレビ番組「日本遺産」の収録のため大安禅寺松平家永代廟所の撮影に来寺され、収録された映像は来年1月ごろ放映されるとのことです。現在、卑山諸堂は文化庁指導のもと「令和の大修理」中で、重文修理保存工事が完了するのはまだ7年先になります。平成20年6月9日に諸堂全体が国指定重要文化財に指定され、松平家永代廟所も併せて重要遺跡文化財として登録されました。 福井藩松平家廟所は、福井の名石・笏谷石(しゃくだにいし)約1300枚が敷き詰められており、高さ約4メートルの福井藩初代・松平秀康はじめ歴代藩主並びに奥方の墳墓が立ち並び荘厳な雰囲気を感じさせています。廟所は大安禅寺本堂より裏山約300メートルほど登った所に有ります。皆様も是非いちどはご参詣頂ければと願っています。  

金澤伝燈寺里芋研究会 事務局の千田さんとともに

さて、本日は先般「金澤伝燈寺里芋収穫奉納祭」で大変お世話になった事務局の千田美保さんが伝燈寺里芋を持って御挨拶に来寺くださり、しばし歓談しました。千田さんの大活躍で大祭が無事に円成出来たことに対し感謝の意を伝えました。

金澤伝燈寺里芋 の 親芋

取材依頼の手続きでお世話になった ㈱伝広社の吉田氏とともに

大安禅寺と伝燈寺には深い仏縁があり、本当に因縁の持つ不思議さを感じています。いまだ余韻の冷めやらぬ「金澤伝燈寺里芋収穫奉納祭並びに弁財天御祈祷祭」ですが、改めて金澤伝燈寺里芋研究会の皆様には大変お世話になりましたこと心より厚く御礼申し上げます。友峰和尚より

10月16日 早朝 西川氏の里芋畑にて

友峰和尚のちょっといい話 【 第2986話 】
2021年 10月 20日 談

観音草のつぼみ / 寳勝寺玄関にて

冷たい雨の降りしきる一日となりましたが、皆様にはくれぐれも健康管理に十分気を付けて頂きたいと願っています。阿蘇山が突然大噴火したとのニュースが飛び込んできましたが、人的被害が無かったとのことで安堵しました。このところ頻発する地震や急激な気象状況の変化にも関係しているのではないかと思われます。兎に角防災対策には日頃から気配りが不可欠になっているように思うものです。本日は早朝、妻とともに期日前投票に出向いた後、金沢に向かいました。道中、雨の降りしきる中を選挙カーが通り過ぎて行きましたが、この一週間あまりは国政選挙の話題でもちきりとなりそうです。

「伝統的建造物」のプレートが設置されました

さて先日寳勝寺の山門や庫裡玄関入り口に、寳勝寺が伝統的建造物群の建物である事を示すプレートが金沢市役所の関係業者の手によって設置されました。まもなく観光キャンペーンも開始されるとの事で、そろそろ寺カフェ開業の準備に入ろうと思っています。そういえば金沢駅構内にはこれまでの風景と違って多くの人が行き交っていました。賑わいが戻り活気あふれる街の光景が見れるのも、そう遠くはないようです。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2985話 】
2021年 10月 19日 談

午前8時半から福井市内で衆議院議員選挙地元代議士の出陣式が行われる為、妻の運転で会場に向かいました。現在コロナ禍という事で、参加人数を限定して開催されたようです。

決起集会 会場にて

素晴らしいお天気に恵まれ、決起集会会場の佐佳枝廼社(さかえのやしろ)には既に大勢の支援者が集合しており、到着後先ずは神前にてお参りしました。佐佳枝廼社は徳川家康公と旧福井藩・松平秀康公が祀られており、別称「越前東照宮」とも言われており大安禅寺とは深い御法縁を頂いています。

 

稲田朋美氏

 

自坊に戻りさっそく鐘楼や本堂の修復工事現場を視察しましたが、順調に工事が進められている様子にて大変嬉しく思っています。さて久しぶりに過ごす自坊での時間ですがそれも今日まで、明日は寳勝寺に戻らねばなりません。しばしの滞在でしたが孫達との団欒が心を癒してくれました。

鐘楼 修復工事現場の様子

 

 

孫たちと 団らんのひととき

 

故郷大安禅寺の山々はすっかり晩秋の気配を醸し出し、色づいた木々がなんとも郷愁を誘う趣でした。いいですね!本当にいいですね!自然の風景は無条件で心が癒されます。明日から再び法務が忙しくなりますが、故郷で過ごす時間を大切にしたいと思います。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2984話 】
2021年 10月 18日 談

わたぼうしが出来始めた 酔芙蓉

10月も後半に入っていますが急激に気温が下がり北海道では雪景色とか。つい先日まで夏日だったことを忘れてしまうほどです。ゆっくりする間もなく次の法務に集中しなければなりませんが、いよいよ明日衆議院議員総選挙が公示されるというので急きょ地元代議士応援のため自坊に戻ることになり、さらに慌ただしさを増して来ています。今月29日(金)には愛知県名古屋市で開催される「愛知西教区住職研修会」に講師として招かれており、こちらの準備も時間との戦いとなっています。

 

㈱豊蔵組 の 江川部長が来寺くださいました

㈱河原市石材 の 河原市社長とともに

 

ふれあいパーク霊苑 秋の薔薇が 満開

 

髙倉さんとともに

本日は金澤伝燈寺里芋収穫奉納祭に御協力くださった企業並びに個人方々に当日御祈祷された伝燈寺里芋を送付するための準備をしましたが、本当に有難く感謝しながらの作業となりました。来年の春には「伝燈寺里芋豊穣祈願祭」を予定していますが、これから地元ブランド「加賀野菜」のひとつとして仲間入りできることを願っています。さて随分と冷え込みが厳しい毎日ですが、皆様におかれましてはくれぐれも御身ご自愛くださいますよう願っております。友峰和尚より

のじぎく の つぼみ

友峰和尚のちょっといい話 【 第2983話 】
2021年 10月 17日 談

  昨日とは一変して雨模様の寒い朝を迎えましたが、気温がなんと13℃と今年一番の冷え込みとなりました。昨日との温度差があまりにも大きいため着る物も急きょ冬物に替える始末、やはり異常気象としか思えません。  

ふれあいパーク霊苑にて 墓参諷経を修業致しました

  それにしても昨日は本当に素晴らしいお天気に恵まれ、無事に伝燈寺大祭を円成出来た事を心から感謝したものです。今日はどっと疲れが押し寄せ、それに加えての急激な寒さで体調を整えることが難しい状況でした。ふれあいパーク霊苑での墓参諷経の間にも冷たい風が吹き抜け、参詣者の方々も身を縮めてのお参りとなったようです。  

寳勝寺檀信徒 安田様が 来寺くださいました

桂岩寺様 とご友人の方とともに

  午後からは御来寺下さった方々との歓談の席となりましたが、つくづく御法縁のもつ不可思議さを感じた一日となりました。この度の伝燈寺弁財天と和尚との縁もしかりですが、古より今日まで途切れる事のない仏縁には“不思議”としか言いようのない、眼に見えない因縁を感得するものです。さて明日からは再び寳勝寺での法務遂行に集中して参りたいと念じています。友峰和尚より  

友峰和尚のちょっといい話 【 第2982話 】
2021年 10月 16日 談

午前9時より 金澤伝燈寺里芋掘り体験

雨が心配されましたが、朝起きて見れば神々しいほどに素晴らしいお天気となり朝日が大祭をお祝いしてくれるかのように伝燈寺境内を照らし出していました。午前7時には寳勝寺を出発し到着後さっそく法要の準備に入りましたが、地元の方々もすでに集合しておられ午前9時より開始される子供達による「金澤伝燈寺里芋掘り体験」の段取りなどに当たっていました。

多くの新聞社、テレビ局の方々が 取材に来てくださいました

里芋掘り体験会のようす

市内外より約20名様の親子が、里芋掘りを体験されました

午前10時より「金澤伝燈寺里芋収穫奉納祭並びに弁財天御祈祷祭」が御来賓の方を始め地元里芋研究会関係者皆様の御出席のもと修業されました。伝燈寺弁天窟・弁財天の御利益は絶大で、あらゆる場面で奇跡を感じ取った今回の大祭修業でした。

午前10時より 「金澤伝燈寺里芋収穫奉納祭並びに弁財天御祈祷祭」

受付にて

伝燈寺本尊 釈迦如来坐像

御来賓の 市議会議員様はじめ関係官公庁の皆様

開式の辞 / 金澤伝燈寺里芋研究会 会長 千田正智氏

金澤伝燈寺里芋収穫奉納祭

研究会並びに地元の子供たちによる 金澤伝燈寺里芋奉納

金澤伝燈寺里芋研究会 役員の皆様

 

引き続き弁天窟の真前にて 「弁財天御祈祷祭」

 

弁財天真前にて 弁財天陀羅尼経 御祈祷修行

参列者の皆様が 弁天窟に向かって御焼香されているようす

 

四弘誓願を御唱えし 大祭を無事円成いたしました

御来賓の皆様からの ご挨拶のようす

行事終了後、研究会の皆様と終了茶礼をしました

 

御出頭くださいました桂岩寺様、宝光寺様、辰口寺様 お手伝いの髙橋さんとともに

なにより地元方々との親交を深めることが出来たことに感謝しています。今後は今回の御法縁を更に深めていきたいと念じています。「金沢伝燈寺里芋収穫奉納祭」に際し、地元報道関係者の皆様には丁寧な御取材と御報道を頂きました事に厚く御礼申し上げます。また大祭修業に際し、多くの企業並びに個人様からの御支援・ご協力を賜り深く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第2981話 】
2021年 10月 15日 談

ふれあいパーク霊苑 広告番組の収録が行われました

愈々明日「金澤伝燈寺里芋収穫奉納祭並びに弁財天所願祈祷祭」が午前10時より開催されます。本日は素晴らしい秋晴れの良いお天気となりましたが、なんとか明日まで続いてくれることを祈っています。午前中には地元石川テレビのパブリシティ収録の撮影がふれあいパーク霊苑内で行われましたが、本当に清々しい秋風の吹く中での収録となりました。

清々しい 秋空のもとでの収録のようす

テレビ局スタッフの皆様とともに 茶礼をしました

伝燈寺にて 引き続き大祭の準備

本日は午後3時から伝燈寺に於いて大祭のリハーサルが予定されていた為、午後より伝燈寺に向かいました。すっかり会場の準備は終了しましたが念には念を入れよで細かい部分まで点検しました。

 

 

地元新聞社の取材を受けられる 研究会の皆様

寺町 桂岩寺ご住職

氷見市 宝光寺ご住職

式典のリハーサルが行われました

富山県氷見市・宝光寺ご住職と金沢寺町・桂岩寺ご住職も出席され里芋研究会の千田会長を始め会員皆様と一緒にリハーサルをしましたが、ようやく法要の形が整い、あとは明日の本番を待つばかりとなりました。明日は伝燈寺大弁財天女神の御利益を頂き無事に円成出来る事を心から願っている次第です。友峰和尚より

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