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第442話
今回の個展の最後を締めくくった今日の大学生との懇談は最高でした。グリフィス教授の計らいで、特別講師として迎えられました。学生の皆さんに坐禅指導、お経の実践、また大安禅寺のホームページを利用してのお寺の紹介、そして学生さんとの禅に関しての質疑応答、最後に全員に色紙をプレゼントして、色紙に書いてある禅語の意味をグリフィス教授が丁寧に説明されました。学生の皆さんが大変喜ばれ、授業が終了すると多くの方が記念写真を希望され和やかな雰囲気の中で終了することが出来ました。
一番驚いたのは、この日グリフィス教授から直接頂いたサラ・ローレンス大学長様からの感謝状です。野口翠智先生!ビッグプレゼントですよ! 今回の「禅文化展」開催に対する認定書で、写真のごとく皮で作られた額の立派なものです。和尚にとっても生涯を通じて大切な記念の品物となりました。グリフィス教授と家内とともに喜びを分かち合いました。


「Certificate of Recognition Noguchi Suichi」
「Certificate of Recognition Yūhō Takahashi」
一日も早く野口先生にお届けしたいのですが、今しばらく楽しみにお待ちくださいね。野口社中の皆様、大学側から今回の茶華道展は素晴らしいものだったと絶賛の言葉を頂きました。帰国したら皆さんと共に喜びを分かち合いたいと思っています。それからグリフィス教授が、野口先生から頂いた越前焼の陶器作品を大変喜ばれていました。何もかもが新鮮な体験でした。今は全て成し終えて感謝の中にいます。今日は大変気持ちの良い一日でした。不思議な話です、ニューヨークが自分の故郷のように思う気持ちでいっぱいです。縁に導かれての約20日間、本当に本当に充実した時間を過ごすことが出来ました。心から感謝申し上げます。友峰和尚より
宝勝寺 本堂屋根修復 11/7

日増しに風雨冷たくなる近頃ですが、宝勝寺では連日、着々と屋根修復工事の準備が進められています。寺内では、内陣や奥位牌壇も全面ビニールシートに覆われ、徹底した防護がなされています。また屋根の上では引き続き、職人さん達によって足場を組む作業が行われています。




工事の無事安全をお祈りしつつ、、、
第441話
ホワイトプレーンズ市・カンブリアホテルでの朝を迎えました。久しぶりの雨でゆったりとした時間を過ごしましたが、今日は夜の7時からサラ・ローレンス大学でグリフィス教授の宗教学授業に同席して、学生達と禅について懇談します。今回の禅文化個展は色々な目的を持っての開催でした。特に、禅仏教の心を伝えるために墨蹟禅画展、墨蹟デモンストレーション、坐禅、書道教室、懇話会、読経、華展、華道教室、茶道教室、また野口先生始め日本から参加された皆様を交えての学生との懇話会等、盛り沢山のカリキュラムを遂行しながら日本の文化の伝道に努めてきました。今日は最後の授業でもあり、学生達との懇親を含めた質疑応答を楽しみにしています。約20日間に渡ったニューヨークまた各州訪問での体験が、和尚の今後の活動をどのような方向性に導いてくれるかは分りませんが、少なからず、今までに経験したことのない世界での色々な体験が必ずや生かされていくことを念じて止みません。毎日が緊張の連続で、このブログも日々の日記のようなものになってしまい、読んでくださっている皆様には面白くもない物だったことと思います。
サラ・ローレンス大学にて、グリフィス教授の宗教学授業に参加しました
学生たちと話していますと、心は本当に楽しく、自分がまるで今大学に通学しているかのような錯覚さえ起こします。自分の歳を忘れ、何かを学ぼうとする気持ちが自分でも嬉しく、そんな時、今回の個展・茶華道展開催の意義を見出す思いです。
人生、常に何かに向かってチャレンジすることは新しい自分の発見でもあると思います。自分との出会いの旅が続きます。法句経に「己こそ 己のよるべ 己をおきて誰によるべぞ よく整えし己こそ 真(まこと)得難きよるべなり」とあります。恐らくは人生の最後の最後までが自己を見つめる旅であることを思う今日この頃です。友峰和尚より
サラローレンス大学展回顧「第1回 墨蹟パフォーマンス動画」10/25
サラローレンス大学個展、10月25日に行われた第1回目の「墨蹟パフォーマンス」。ジンさんが撮影された動画です。ぜひご覧ください。
(写真撮影:加賀 好さん)

第440話
昨日はグリフィス教授の家に泊まり、奥様のサラさんとともに朝食をとりながらこれまでの出来事を色々と話し、楽しいひと時を過ごしました。流石にここまで来ますと、楽しかった事、面白かった事、またハプニング等、話の内容は多彩でした。
グリフィス教授のお家にて、奥様のサラさんとともに
奥様のサラさんは、イエール大学院で仏教とりわけ仏像を専門に研究されており、現在は曹洞宗関係の仏典の翻訳をされているそうです。とても穏やかで親しみを込められての流暢な日本語には圧倒されます。サラさんの案内で近くの町にあるカンブリアホテルまで車で送って頂きチェックインした後、妻と三人で近くのカフェで町の説明など聞きました。とても素敵なホテルです。
カンブリアホテルにて / ニューヨーク州・ホワイトプレーンズ
昨日まではアメリカ大陸の奥地ベルモントの深い山中に居ましたが、今日は一変して大都会に移動し、なんともかんとも不思議な感覚が続いています。夫婦が二人きりになったのは今日が初めて。これまた摩訶不思議な雰囲気で、まるで二人でアメリカ旅行に来たような感覚となったものです。このような経験が出来るのも偏にグリフィス教授との40年にもわたる御縁が導いてくださっているものと感謝しています。これまでに多くの外国の方々と交流を深めてきました。70歳近くになった今日、イギリスのお友達、パリのお友達、アメリカのお友達などなど交流を更に深めつつある現状に、縁のなせる業そして機が熟す機縁を感じます。世界は実に広大で、その国々の歴史も文化も生活習慣も何もかもが違いますが、心の有りようにおいては各国共通ですね。人々の悩みもまた共通しているものが多く見受けられます。今回のニューヨークでの個展開催とその後の研修を兼ねた旅は、和尚にまた色々なテーマを与えてくれました。禅の精神は最近、アメリカでも再びクローズアップされてきています。文明社会が進めば進むほどマインドフルネスの必要性を痛感します。今、新命副住職が色々と模索を始めている禅の実践と布教活動ですが、大いに結構なことだと思います。認知症カフェ、ヨガ、祈祷等、どれもがマインドフルネスの実践ですね。禅がもっとオープンに活用されんことを思います。さて野口美智子先生始め御社中の皆様、その後お元気にお過ごしでしょうか? ニューヨークでの茶華道展の効果は出て来ましたでしょうか! 世界の中心都市ニューヨークでの試みは和尚も人生最後のチャレンジでした。今またニューヨークの凄さを改めて感じていますよ。現場に来なければ実感できない世界です。仏教の聖地インド・ブッタガヤを訪れた時、仏陀は和尚に告げられました、汝すべからく己を知るべしと。有りがたいメッセージでした。二度無い人生です。宇宙を創造するすべてのものに感謝しつつ残りの時間を過ごして参りたいと思います。有り難うございます。友峰和尚より
第439話

ベルモントでの朝を迎えました。広い農場に馬が放牧されていて、とても長閑な風景を見せていました。明日は雪になるという予報でした。今日は午後からニューヨークへ戻ることになり、午前中に支度を整えて一つの荷物を郵便局から日本に送った後、グリフィス教授の運転する車でニューヨークへ向かいました。途中、コネチカット州在住のメアリーさんと夕食を共にする約束をしていた為、ハートフォードで高速道路を降りてメアリーさんと再会、一緒に食事をしました。
個展にも来てくれたメアリーさん、故郷コネチカットで再会
ニューヨークへ戻ると簡単に言いましても、広い広いアメリカ大陸ですから平均時速120キロぐらいで、何時間もかけての移動で流石に腰がきしむ思いでした。グリフィス教授のお宅に着いたのが午後の9時半でした。運転するのは只一人グリフィス教授ですから、本当におつかれさまでしたと労いの言葉を掛けるのが精いっぱいで、大変お疲れになったことと思います。今日だけで500キロ以上走ったという事でした。明日からは再びニューヨークでの生活に変わります。サラ・ローレンス大学での学生との懇話も残されているので、頑張って締めくくりたいと思っています。友峰和尚より
第438話
北陸観音霊場巡礼の事が大安禅寺のホームページに出ていましたが、国が変われば人間の行動の何もかもが違ってくるのが実感として伝わってきます。ただ一つだけ、心の安心を求めている行動には共通点を見出します。ニューヨークでの個展に参加くださった加賀容子様の巡礼されているお姿が有りましたが、環境の急激な変化の中での巡礼の旅だったと思います。帰国しましたら心境などお聞かせ頂くことを楽しみにしています。
大自然の中での休息
ベッキーさん手作りのアップルパイは、すべて自家栽培
ホームページのおかげで、海外に居ても大安禅寺や寶勝寺の現在の状況がよくわかるので安心して毎日を過ごすことが出来ています。本当に有り難い事です。寶勝寺のホームページに初めて墨蹟パフォーマンスの動画が掲載されました。このこともより一層リアルな感じで皆様にお伝えできることと思います。緊張の連続だった毎日でしたが、改めて動画を見るとその時の緊張感を思い出します。スタッフの皆さんが色々サポートして下さっている事もわかりました。
自坊の大安禅寺を守っている玄峰副住職はじめ職員の皆様にも感謝いたします。アメリカでの滞在も残り少なくなってきました。今日はベルモントから車で再びニューヨークに戻ります。サラ・ローレンス大学でもう一度グリフィス教授の授業に参加し、学生達との懇話会を持って今回の禅文化個展の最終といたします。しばしのスローライフを味わったベルモントでの休息でした。友峰和尚より
サラローレンス大学展回顧「第2回 墨蹟パフォーマンス動画」10/28
サラローレンス大学個展、10月28日に行われた「墨蹟パフォーマンス」。ジンさんが撮影された写真と動画です。ぜひご覧ください!
(写真撮影:Gene Foulk氏)
「虎」
宝勝寺・本堂屋根修復11/4
昨日までの雨が上がり、肌寒い快晴の朝を迎えております。本日は午前9時より、本堂に沢山のブルーシートが運び込まれ、各所の保護が進められています。
この度は屋根の修復工事ということで、相当のホコリやススが落ちてくることが予想されます…。昨年末の第1期工事で塗り直された白壁も、すべて防護されました。
寺内の様子を見に来られた、瓦屋さん。「大変だな~…」とひと言。
昨年の工事初期の事が思い出され、いよいよ屋根修復が始まることを実感致しました。明日は、寺内では引き続き防護の為の作業が続けら、また足場を組む職人さんが来られるとのこと。慌ただしくなって参りました。
サラローレンス大学展回顧「いけばな展」
サラ・ローレンス大学個展「いけばな展」です。リアルタイムで御紹介出来なかった写真とともに、どうぞご覧ください。
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