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第505話
大安禅寺の参道を除雪中
「備えあれば憂いなし」「先手必勝!」などなど、北陸に住む者にとって厳冬を乗り切るためには絶対不可欠の格言です。それに加えて「油断大敵」でしょうか。一難去ってまた一難、明日から再び大雪になるとの天気予報でしたから、次の降雪に備えて現在の残雪を溶かしておかなければと、好天気の午後から除雪機を使っての作業となりました。文明の力はお寺にとっても実に有りがたい存在です。
「看よ看よ!この除雪車の働きを!」 しかしながら何事もそうですが「タイミング」が大切で、除雪するにしてもタイミングを誤ると大変な作業となってしまいますから、そこんところは長年の経験がものを言うというものです。さて、午前中には新命和尚と分担しての年頭回礼に出ましたが、久しぶりに卑山の責任役員総代様・上田家にお参りに出かけました。年頭のお参りは一家揃っての読経となり、真に有りがたし有りがたし。
読経後は上田様ご自慢の手打ち蕎麦に奥様の心の篭った御手料理を頂きました。流石にブログではお味までお届けできないのが残念です。趣味で御蕎麦を打たれる方も多いと思いますが、上田さまの手打ち蕎麦は出汁作りから始まり薬味に至るまで実に完全無欠です。写真に撮ってみましたが、御蕎麦は二種類の手打ちソバにてこれまた完璧でした。本当に御馳走様でした。
「新年の 読経親しむ 手打ちそば」友峰
一句出来ました。御蕎麦を頂きながら上田総代様と久しく広範囲な話題で花が咲いたのは言うまでもなかった正月5日目でした。友峰和尚より
第504話
「笑う門には福来たる! 怒る門にはホスピタル!」って調子でお正月4日目を過ごしましたが、和尚的には例年に無いほどの、のんびり・ゆっくりで過ごすことが出来ました。と言いますのも、何か昨年までのお正月とは違った感覚を感じ取っているのです。アベノミクス効果が元旦より現れ始めたというのでしょうか。やはり景気が良くなる兆しというのは、周りの景色から良い気を感じ取ることだと思いますから、その意味ではなんとなく明るい気配を感じ取っています。真に不思議な現象です。特別自分が浮かれているわけでもないのに、お正月にお会いする方々からは福気を頂いています。なるほど!!なるほど!!「笑う門には福来る!」の通り、なぜか体の中から笑いが自然に生じてきます。お笑い番組に影響されたわけでもありませんよ。今年はきっと、福の神様が和尚の体に宿ったに違い有りません。
さてさて「何が出るかはお楽しみ、ハイ、ハイハイハイ お楽しみ!」そういえば随分と久しぶりに大休息をした感覚が有りますね。お正月は神様がくださる「強制休息日」なんだと。初めて、笑う事の出来る健康状態は大休息によって生じるのだと知りました。友峰和尚より
新年あけましておめでとうございます。
新年あけましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。年末からの大雪で、寳勝寺もすっぽりと雪に覆われてしまいました。3日の夕刻には、郵便屋さんの年賀状を届けて下さった足跡が残るのみの境内で、雪除けに専心しました。
ふかふかの雪を、ママさんダンプで運びます
本堂付近は、屋根からの落雪で、小高い丘のような雪山が出来てしまいました。お正月休みにもかかわらず、ご近所の家々も皆様、除雪に励んでおられます。平成27年のお仕事始めは除雪からスタートとなりました。
第503話
正月明けから三日続きの雪となりましたが、それでもお正月気分は依然持続中で、のんびりムードの終日を過ごしました。今日は年賀状の整理ということで、一枚一枚、裏も表もしっかりと読ませていただきました。一年に一度の各人様の消息を知る唯一のお便りなれど、やはり嬉しいものですね。添え書きも短いながら思いの篭ったものばかりで、親近感を感じさせてくれます。御一人御一人の姿を思い浮かべながらの拝読でしたが、なかには思い出せない御方もあり、なんとも申し訳なく思うものもあります。これまでには沢山の方々と出会ってきたわけですが、年賀状は簡潔にしかも確実にその人を身近なものにさせてくれる効能があるようで、極めて大切なものであることを再認識しています。いつも年の暮れになって慌てて作成してきた年賀状でしたが、来年の年賀状は家族情報満載のものにしたいと反省いたしました。毎日書いている和尚のブログも情報の一つだけに、多くの方々に読んでいただけるよう頑張って行きたいものです。何よりも嬉しく感じるのは家族揃っての写真ですね。またお孫さんの写真などもいいですね。
年賀状はまだまだシンプルなものが多いですが、近未来には3Dの年賀状が登場するかも知れませんよ。親戚や友人たちの消息を知ることは本当に、こころからほっこりするものです。昨年は多くの新たな出会いを頂きましたので、初めて頂いた年賀状に早速お返事を書くことが和尚の初仕事となりました。明日からは年頭回礼(檀家様への新年のお参り)が始まります。檀信徒の皆様、本年もよろしくご法愛賜りますようお願い申し上げます。友峰和尚より
第502話
大雪となりました元旦二日目、皆様に於かれましてはお健やかにお正月をお過ごしの事と思いますが、まるで時間が止まったかのような静けさです。実に心安らかなゆったりとした休日ですね。何もかもが冬眠しているようなお山の中の禅寺の風情を楽しんでいます。今年のテーマが「遊戯三昧(ゆげざんまい)」ですから、まさに「あるがまま」の心境です。お正月のテレビ番組では、現在活躍されている若き芸術家などを紹介、放映されていますが、普段はあまり取り上げられないために興味深く見ています。和尚なども書道に格別な思いが有ったわけではなく、父の書を書く姿を普段から見たり手伝っている内にいつの間にか書いていたというようなものですから、やはりDNAを感じる時があります。父の書はとても味わいのある書体で、子供心に「うまいなっ」と思っていたものです。今でも父の書を床の間に飾って在りし日の父を書から偲んでいます。今年は昨年にも増して書道に力を入れて行きたいと念じています。さて、昨年の暮れに、ニューヨークのサラ・ローレンス大学、大山小百合先生より御手紙と生徒からの沢山の御葉書を頂きました。
「和尚感激!!」です。個展開催の折、日本語1クラスの学生さんに書道を教えましたが、その時の生徒さんからの新年のメッセージと感謝の言葉が綴られた心温まる年賀状でした。もしこのブログを大山小百合先生がご覧頂いていましたら、生徒の皆さんに「ハッピーニューイヤー!」とお伝えください。先生始め学生皆さんのご来寺をお待ちしていますよ。個展開催のご法縁が実って行くことを切に願う元旦となりました。友峰和尚より
第501話
新年あけましておめでとうございます。大晦日から一変して銀世界の元旦の朝を迎えました。なにもかもが洗い清められた感の新年となりましたが、本年も御法愛のほど宜しくお願い申し上げます。何度経験してもお寺でのお正月は全くに格別なる心境を得るものです。除夜の鐘を撞き、その音色が山々にこだまして、その余韻を残す中での目覚めとなりますが、本当に気分が一新しますから不思議ですね。「新年!!」という感じです。
新年の御祈祷
古来より何百年もの間、連綿として続けられて来た新年の行事ですが、これこそが「仏法」の真理だと思います。ご祈祷の後に新年法話をいたしましたが、何と言いましても「家内安全、健康安心」が大切なことかと思います。一年を無事に過ごすことの困難さとまた無事に過ごせたことの喜びと感謝が大晦日と元旦に凝縮されるようです。除夜の鐘撞きにも多くの方が参加してくださいました。一撞き、一撞きされるその姿には喜びと感謝の心が感じ取られました。どうか皆様にとりまして、今年一年無事に過ごされますことを心より御祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。友峰和尚より
大晦日です。

静かな大晦日です。本堂内は工事中で防護シートに包まれているため、台所の中央と、韋駄天様の真前に鏡餅をお供え致しました。平成26年も年中行事や催事をはじめ毎日を無事に送ることが出来ましたこと、本当に感謝いたしております。来る平成27年はまた新たな出発点として精一杯尽力して参りたいと思っております。来年も何卒よろしくお願い申し上げます。
第500話

とうとう大晦日を迎えました。本日は23時50分より、行く年 来る年の除夜の鐘を撞きますので、ブログをご覧いただいている皆様、是非ご参加ください。ブログも記念すべき第500話を迎えました。来年の干支は「羊」ということで、その「羊」に因んで「遊戯三昧(ゆげざんまい)」という禅語を来年1年間の法話の題材としましたが、今日は午後より、その言葉の揮毫を致しました。「遊戯三昧」の意味は以前のブログでもお話ししましたが、御仏たちが、こだわりや捉われを捨てた自由自在な心の働きを見せる様子を表わしたものです。羊が群れを成して悠々と草を食む姿からそのような言葉を選んだわけですが、本当に心からとらわれの無い、心安らかな日々を過ごして参りたいと念ずる次第です。
除夜の鐘をひと撞きひと撞きしながら108の煩悩を打ち払いたいわけですが、煩悩は無尽蔵に湧いてきますから108回撞いたぐらいではとてもとても断ち切れないのが本音ですね。幸いに鐘の音色と共に煩悩が幾重にも幾重にも消滅して行くという事ですから、そのひと撞きに値打ちがあるというものです。これこそ「本音!!」綺麗にお掃除の行き届いた鐘つき堂での御祈祷です。皆様方の今年から来年に向けての幸せを祈願する祭事ですので、大いに御参加下さい。年明けの0時15分より本堂にて家内安全、健康安心の御祈祷並びに和尚の新年法話をいたします。この一年間、皆様方には本当に御法縁と御厚誼を賜りましたことに深く感謝と御礼を申し上げます。皆様、良いお年をお迎え下さい。友峰和尚より
第499話
愈々今年も残すところあと一日、今日は最後の最後のお掃除デーでした。「一に掃除 二に笑顔 三四元気に おかげさま」この一年も掃除で始まり掃除で終わろうとしています。今年の三月に二人目の新しい命、内孫誕生に始まり金沢市しいのき迎賓館とニューヨーク、サラ・ローレンス大学での個展開催そして寶勝寺本堂全面修復工事開始と実にめでたい事柄の連続でしたが、何より健康で一同無事に過ごせたことを喜んでいます。「安閑無事」こそ、めでたしのめでたしですが、つらつら世の中を感ずるに喜んでばかりもおれなかったこの一年。特に全国的に波及した天地災害の被害はすさまじい物が有りました。こうしている間にも里帰り中の交通事故の悲惨なニュースが流れて来ます。一時として安心できない世の中、だからこその「お掃除」です。常に心の塵を払い、万全の体制にしてスタンバイしておくことが不足の事態に対応できる唯一の状態でもあろうと考えます。皆が無事であることを祈るばかりです。元旦から大荒れの天候になるとかで、大雪に対してのさらなる対策のため融雪装置の点検も大切なお掃除の一つ、掃除はまさに人間の持てる全知識、知恵を有効に使うための手段でもあります。明日の大晦日にはおトイレ、お風呂場、玄関、台所の掃除を徹底してこの一年を締めくくり除夜の鐘祈祷祭に臨みたいと思っています。
それでは皆様! 大きな声を出して言いましょう! 「一に掃除 二に笑顔 三四元気におかげさま!!」「俺がオレがの我を捨てて おかげお蔭の下(げ)で暮らせ!」です。皆様、除夜の鐘を衝くこともお掃除ですぞ。皆様の参加を願っています。友峰和尚より
門松が立ちました!
年末年始の悪天候の予報が信じがたいような、晴れの朝となりました。寳勝寺では今日も早朝から本堂屋根修復工事が進められており、瓦屋さんの車両が列をなして新しい屋根瓦を搬入されています。そんななか、山門脇に準備されているこちらの植物・・・、到着を心待ちにしておりました! 大安禅寺御用達・小森庭園の末政さまより寳勝寺へ御寄進賜りました一対の門松の為の、松竹梅、南天、ハボタン等々です。
今朝は住職により、寳勝寺山門に門松が組み立てられ、豪華に設えられました。
竹の高さを調整しながら、砂を投入しておられます。
梅、松、南天、葉ボタン等々、枝振りとバランスを見ながら挿していきます。
もう片方の門松とのバランスを調整
徐々に雨天になりましたが、黙々と進んでいきます。門前通りには妙立寺様を参拝される多くの観光客が往来し、門松の設置を興味深くご覧になりお正月の雰囲気を味わっておられる様子でした。
最後に、鉢の周囲をムシロで包み、棕櫚縄で留めます
隙間なく敷き詰めます
豪華な門松が完成しました!
山門には注連縄をお飾りし、準備が整いました。その後、住職が山門至福のお経を唱えられました。
静かにお経を唱えられる住職。既に雨が降り始めていました。
末政さまには、立派な門松を御寄進頂きましたこと心より厚く御礼申し上げます。
お昼には、前田様ご夫妻が年末のお墓参りの為お越し下さり、住職と久しく御歓談下さいました。前田様にはいつもご遠方より御来山下さり、また、ご法縁を頂いております事に深く感謝申し上げます。
ひととき激しく降った雨も、お墓参りの際には不思議と治まり、年の瀬の心温かなご供養をなされました。大変おつかれさまでございました。
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