和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第549話 】
2015年 02月 18日 談

昨日の続きで、人生の「終活」の準備ですが、葬儀式の最後に弔電を読み上げますが、これほど電子機器の発達した時代ですから、弔電の後には、故人が生前に収録しておいた参列者への感謝の動画付メッセージなど放映すると良いのではないかと思いますね。また遺言として、自分の葬儀はこうして欲しいなどの希望動画を収録しておくのも一つの方法かと思います。これまでのような短い人生時代とは違って、長寿社会ゆえに、兎にも角にも「自分の事は自分で演出し終わる」ことが大切なように思いました。さて、一夜明けて今日は、妻が自坊の大安禅寺で教えているお茶席に招かれました。

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生徒さんは檀信徒の元美人の奥様方です。和尚にとって久しぶりのお茶席でした。ゆったりとした時が流れて行きます。「忙中に閑あり」です。利休居士の心が伝わって来るような味わい深いひとときを過ごすことが出来たようです。友峰和尚より

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友峰和尚のちょっといい話 【 第548話 】
2015年 02月 17日 談

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先代住職・東慶和尚津葬の儀(告別の儀)が滋賀県東近江市、齢仙寺様にて本日執り行われ、和尚は滋賀北陸教区宗務所長として出席しました。齢仙寺様の現住職は、和尚の大学時代の親友です。各本山の老師様はじめ教区内は勿論、全国から多くの僧侶の出席のもと厳粛な葬儀が執行されました。

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94歳での旅立ちでしたが、生前には今で言うところの「終活」をすべて自分で済ませておられたとの事。式次第の何処までがそうかは存じませんが、素晴らしいお葬儀でした。うん、そうですね。和尚もこの頃、ふと思う時が有ります。自分の最期の式をどのように成すべきか! そんなことは副住職に任せておけばいいというわけにも行かない超高齢化社会。本日のお葬儀を通して学ぶべきものが沢山ありました。一番に思ったのは、焼香に来てくださっている多くの方々への「感謝のおもてなし」の仕方でした。成るほど! 超高齢化社会を迎える中でのお葬儀は、生前にお世話になったことへのお礼と感謝を込めた葬儀儀式へと変わって行くであろうと思ったものです。

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さて、皆様はどのように思われますでしょうか? まだ考えるには早い!ですか?‏ 「備えあれば憂いなし」だと思いますよ。「南無観世音菩薩」 友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第547話 】
2015年 02月 16日 談

「出会い・ふれあい・和み合い」から始まる和尚の一日です。今朝一番のお客様は、卑山・大安禅寺総代の藤田通麿様でした。総代様の訪問は実に有りがたく、近年は和尚も金沢での法務が増えて来ているため、大安禅寺檀信徒皆様の近況を聞いたりまた色々な積もる話もあって、時間を超過しての懇談となりました。

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大安禅寺責任役員総代の藤田通麿様とともに / 大安禅寺応接室にて

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午後からは、越前町厨(くりや)の料理旅館「かねとも」に宿泊されたというお客様5名様が、かねともの社長様と共にご来山! 名古屋からお越しのパワフルな御婦人方で、大いにお話しも盛り上がりました。お寺は大勢の人の集まってくる処でありたいものです。

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好天気に恵まれた一日、和尚も自坊で大いに羽を伸ばしたいがそうも出来ず、午後からは、法務のため滋賀県の寺院へと出発しました。なにもかもが縁に委ねての行動ですが、「住職」は「自由職」と勝手に承知しながらの67歳での働き、今の言葉で言うなら「フリーター」ということでしょうか? それもこれも後継者あってのおかげです。「継続は力なり」とは自分の事ではなく、「後継者の存在力」と悟ったものでした。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第546話 】
2015年 02月 15日 談

 

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少林寺の檀信徒さまとともに / 少林寺応接間にて

時代の変遷とともに住職の仕事も多様化していくようですが、やはりいかなる時代に有っても一番要の仕事は「読経」であろうと思います。故人の冥福をお祈りすると共に存命者の安心をも願う為には、「読経力」にかなうものは無いと思うのです。本日は少林寺に於いて午前と午後とにご法要が営まれました。どのような慰めの言葉より「読経」の法力が現世と来世の橋渡しをし、安心の道を導き出すように思います。

DSC02343午前の御法要のようす

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午後の御法要のようす

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私の師匠が生前、修行中の弟子たちに徹底させたことは「読経」でした。来る日も来る日も、早朝の3時より2時間あまり「絶叫マシン」の如きお経の特訓を指導されました。和尚は今、その時のことが懐かしくまた涙の出るほど有りがたく感じています。「坊主はお経だぜ!!」「檀家さんに喜んでもらえるようなお経を唱えろ!!」との今は亡き師匠の言葉を胸に、今尚「読経修行」の毎日です。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第545話 】
2015年 02月 14日 談

バレンタイン、イブの日の午後9時に水道工事設備屋さんが寶勝寺北側トイレを完成させてくれました。トイレの無い不自由な生活が一週間続き、その間は近くのコンビニ店を利用させて頂いて居たわけですが、昨日の夜に一部完成を見たわけで、一夜明けてその名も「バレンタインデー記念トイレ」から「バレトレ」と名付けました。実に有りがたいプレゼントでした。

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最近のトイレは男女共有のものが復活しつつあるとか、理由は「性同一性障害者」の方々に配慮しての広がりだそうで、寶勝寺のトイレも観光地内のトイレだけに男子使用便器を併設した物を一か所設けました。社会情勢の変化と様々な要求に応えながらの工事進行となっています。高齢の参拝者に対応するための「バリアフリー」対策も各寺院に求められていますし、車椅子やいす席などの設置も必要となって来ています。寶勝寺の本堂修復工事も玄関式台工事へと大詰めを迎えています。北陸新幹線開業の初日切符が今日から予約販売となりましたが、それに合わせて更にスピードアップしながら修復完成に向けての努力が続けられている今日この頃です。友峰和尚より

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友峰和尚のちょっといい話 【 第544話 】
2015年 02月 13日 談

「千客万来チョコ持て来い!」っていうわけでもありませんが、今日はバレンタインイブだそうです。どなたさまが決めたのか存じませんが、チョコ屋さんにとっては誠に有りがたい日ということですから、今日は大いにチョコ売り上げにご協力して頂きたいものです。

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北條さまが来山され、和尚手作りのうどんを一緒に頂きました。

和尚も今更「愛の告白チョコ」を受ける立場でもありませんが、たとえ「義理チョコ」でもチョコ大好きの和尚にとって、頂けるのは大変嬉しい事です。妻からは勿論、孫や日頃ご厚誼くださっている方々から頂けるのも喜びに堪えません。

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寺カフェをお手伝い頂いている高倉さんです。

昨日はお二方様の大変お美しい女性から、御本人様お気に入りのチョコレートを頂きました。本当に有り難うございます。「妻チョコ、孫チョコ、友チョコ、義理チョコ…」 思えば子供の頃、チョコレートは貴重で夢のようなお菓子でしたね。その頃を思い出しながら「ちょこっと」づつ頂きたいと思います。

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そんな「あま~い」心に反して今日は寒い寒い一日となりました。「寒の戻り」でしょうか? 尚更のこと、口の中いっぱいに広がるチョコレートが、心に暖か味を与えてくれるようでした。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第543話 】
2015年 02月 12日 談

「毎日、毎日僕らは鉄板の、上で焼かれて嫌になっちゃうよ・・・」なんて、むかし流行った「およげ!たいやきくん」の歌詞ですが、改めて聞いてみると、中々どうして今の時代にも合っているように思います。シングル盤売り上げナンバーワンでギネスブックにも登録されるほどのこの歌、曲も良いが歌詞も面白く、人生哲学的で心にグッとくるものが有ります。皆様も今いちどYouTubeで聞いてみては如何でしょうか? 元気が出てきますよ。また、最近では、三代目 J Soul Brothers の歌「R.Y.U.S.E.I.」で、ランニングマンのパフォーマンスが若者達に人気を博しています。これも「およげ!たいやきくん」に似て、ランニングスタイルの振り付けが面白さを加味しています。長い景気不況の中で閉塞感のある今日、「リュウセイ」の如く立ち止まることなく走り続けていくことの中に、若者と共に新しい未来を感じ取って行きたいものです。とはいえ和尚はとてもとてもランニングは出来ませんから、ウォーキングスタイルで「リュウセイ」を踊ってみたいと思いますよ。和尚の格好を想像するに「様にならんわい!」「たいやきの方がまだましかも」…

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さて、今日は「たいやき」ならぬ「チョコレート」が、郵便小包で寳勝寺に届きましたよ。内孫の瑞月から、ひと足早くバレンタインチョコレートです。

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お手紙付きのサプライズプレゼント!思わず「ランニング」してしまいました。バレンタインデーの孫からの贈り物、是は誠に「めでたい」一日となりました。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第542話 】
2015年 02月 11日 談

「就活」から始まった「活」言葉も、ここに来て蔓延し始めています。「婚活」「妊活」「美活」「終活」等々ですが、要するに「活」がキーワードで、じっとしていては何にも始まらないというわけです。自分の事を自分で行動して、結果を生み出していくのは当たり前のことだと思います。それを総じて「生活」と呼んだのだと思います。我々が生きて行くためには並々ならぬ「活力」が必要ですね。「活力」となるエネルギーの源は、「元気 根気 やる気」で、その出どころとなる場所は人間の「臍(へそ)のチョット下あたり」です。そこを「臍下丹田(せいかたんでん)」と言います。今日から臍を鍛える「臍活」を始めて頂くと、なにごともスムーズに運ぶこと必定ですぞ。「へ~そう」友峰和尚より

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㈱トムソーヤの高田さまと、西野登記測量事務所の西野さまです。

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墓地改葬計画の打ち合わせが行われました。

友峰和尚のちょっといい話 【 第541話 】
2015年 02月 10日 談

「人 物 金」、人間の悩みの大半を占める「根源惑縁(こんげんわくえん)」です。「惜しい、欲しい、可愛い、憎い」の感情と、「人 物 金」との関わりから無尽蔵に生み出される「苦悩」と「喜び」、それらの煩悩は反面、生きる力をも生み出していきます。仏教での「煩悩即菩提」と言われる由縁ですね。「岩もあり 木の根もあれど さらさらと たださらさらと 水の流るる」って心境であれば、向かうところ敵なしということでしょうか?ちょっと難しかったでしょうか? たまには哲学してみるのも風流というものです。

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さて、今日は式台(玄関)工事の打ち合わせが有りました。「玄関」とは禅語でもあります。所謂「心の関所」でもある入り口だけに、吟味して作りたいと思います。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第540話 】
2015年 02月 09日 談

久しぶりの雪模様となった金沢市内。やはりこの時期、北陸の風情は雪景色が一番です。いっきに春が来るのかと思いきや、なかなかどうして気候は昔通りのリズムのようです。妙な話ですが、雪が降るとどことなくほっとした気分になるのは和尚だけでしょうか? 今しばらくはゆっくりしたいと思います。今日も終日、寺に引きこもっての法務となりました。間もなく彼岸会ということで、寶勝寺檀信徒皆様への行事案内状と共に、送付用の干支色紙描きに専念したわけですが、ここに至ってもまだ干支描きが続いているわけで、これまでに四百枚近くの羊の絵を描いてきた為、最近ではスラスラと筆が勝手に動くようになっています。なんとも人間の身体の不思議さを感じ取っています。

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指先の動きと脳の働きを思う時、心が描かせるのか? 指が描くのか? 脳が描くのか? それとも何でしょうか? 頭で他の事を考えていても、指先も筆も勝手に動いて行き、羊の絵が仕上がっていきます。いったい誰が絵を描かせているのでしょうか? 嗚呼とても不思議です。パソコンを打ったり、ピアノを弾いたり等々、すべてが各の如しですから、本当に人間の能力の神秘性を感じ取っています。
 山頭火の歌に「指五本有る嬉しいな」というのが有ります。こんなに素晴らしい人間の身体、使っても使っても使い切れないですね。本当に「もったいない」その一言です。友峰和尚より

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