和尚のちょっといい話
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乙女椿が咲き始めました
陽春の実に爽やかで穏やかな気候がこのところ続いており、法務も順調に遂行されています。午前11時より藤原家御尊父様の一周忌(小祥忌)祥月命日忌法要が墓前で修業されましたが、雲間より太陽の光が集合墓「宙(そら)」に差し込み故人の恩徳を感じたものです。苑内の草木もいっせいに新芽をつけ、時折吹き抜けていく風の中に甘い匂いを届けてくれます。

春雨も上がり 暖かな空気に包まれての年忌御供養諷経を修業いたしました


宝勝寺 庫裡の前のしだれ桜が咲き始めました

孫の永峰と 犀川沿いの桜見学
本日は春休みを利用して妻が孫の永峰を連れて宝勝寺にやって来ました。久しぶりに孫と過ごす時間を大切にしていますが、到着後はさっそく犀川沿いの桜見学に出向きました。最近の暖かさの影響もあってか満開となっており多くの外国人観光客も花見に訪れていましたが、ニュースでは全国有名観光地はどこも海外からの旅行者で賑わいを見せているそうで金沢の観光地も例外ではなさそうです。

満開となった桜並木を背景に 記念写真を撮りました
孫もしばらく滞在するとのことで、「じいじ」としては明日からの計画を色々立てながら孫との会話を楽しんでいます。普段はなかなか時間が無く孫との交流もあまり出来ませんでしたが、ずいぶんと成長したものだと感心するばかりでした。

㈱ココ・プランニング川面専務と清野課長との 打ち合わせ


さて午後からはふれあいパーク霊苑スタッフの方々と会合を持ちましたが、禅語にあるように「話し尽す山雲海月の情」の心境でした。須らく日々「縁に隋(したが)い、感に赴いて周(あまね)からずということなし」で感謝の毎日となっています。季節の変わり目でもあります、くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より


おかめ桜の若木 / 宝勝寺玄関
今日から4月卯月(うづき)に入りました! いよいよ令和8年新年度の出発ですが、午前中に少林寺お檀家総代・宮﨑家の月参りに出向いた際には明らかに新入社員と思し召し新調した背広を着用された青年達が歩道を颯爽と歩いていました。毎年繰り返されるこの時期の光景ながらこちらまでも気持ちを新たにするものです。

「 春風百花舞 」 渓仙 書
宮﨑寒雉(みやざきかんち)家は加賀藩御抱えの釜師のお家で、宮﨑幽斎氏<第14代 宮﨑寒雉氏>は金沢茶道会の重鎮でもあり仏間を始め茶室はいつもきちんと整えられており、幽玄な雰囲気を醸し出しています。本日は愚僧の書「春風百花舞う」の軸が床の間に飾られており宮﨑様のお気持ちを大変嬉しく思ったもので、昨日は犀川沿いの桜の花見に行ってきたところでしたので猶更でした。

長く大安禅寺でお世話になった、文化財建造物保存技術協会の大川氏です

転任のご挨拶に 来寺くださいました

胡蝶侘助

少林寺檀信徒の太田様 年忌法要日程の打ち合わせをいたしました
さて大安禅寺では玄峰和尚の晋山式の準備が粛々と進められているとの事ですが、晋山式を前に法系等を吟味すべく事務整理をしました。和尚はお釈迦様より86代目に当たり、臨済宗の開祖・臨済義玄禅師からの法系「血脈(けちみゃく)」は48世で、大安禅寺開山・大愚宗築禅師よりの法系「血脈」は20世になります。

ちなみに玄峰和尚は大安禅寺第23代目住持に就任することとなり、大愚宗築禅師の法系「血脈(けちみゃく)」としては21世となり、お釈迦様より87代目を継承することとなります。この間、約2500年経ちますが、仏法が脈々として今日まで受け継がれている事を証明するものでもあります。法系図については印刷して大切に保管しておき、後世に引き継ぎたいと思っています。

瑞光寺檀信徒 咲川様が来寺くださいました
今年は野町・嵩岳山少林寺の再興に微力ながら尽力して参りたく念じており、和尚の最後の法務活動になるかと思っています。先ずは「掃除」から出発です!「総持(そうじ)は尚、妙薬の如し よく諸々の悪病を療治す」です。頑張って参りましょう!お元気にお過ごしください。友峰和尚より


犀川沿い桜並木 ~ゆう散歩~
まるで梅雨入りしたかのように霧のような雨模様となった朝を迎えましたが、気温は高く寝起きはずいぶんと楽になったものです。火曜日は休寺日ということもあってのんびりと過ごしたいところですが、午前9時から予約しておいた歯科医院に出向き治療を終えた後は犀川沿い桜並木の「ゆう散歩」に出掛けました。金沢市内の桜が満開になるのは4月5日頃と予測されていますが、この所の急激な気温の上昇で開花が早まっているようです。


宝勝寺から蛤坂を降りるとすぐに犀川に出ますが、かなりの年数を経た桜並木が堤防に沿って現在約八分咲きでしょうか、本日の春雨を受けて実に清楚で可憐で、蕾すらも愛らしく淡いピンクの色を輝かせています。


令和8年3月31日 犀川沿い桜並木~ゆう散歩~ <和尚の声が流れます♪>
思わず動画を撮ってみましたがやはり実際に観賞する感動には及びません!日々の仕事の疲れから心身共々いっぺんに癒される心地で、「何もいえね~」境地を味わいました。



色々な悩みや心配など多々あろうかと思いますが、たとえ一瞬でも自分を忘れる事が出来るなら素晴らしいことです。曹洞宗の開祖・道元禅師の言葉に「仏道を習うとは自己を習う事なり 自己を習うとは己を忘るる事なり・・」と諭されていますように、桜の観賞は十分に己の存在を忘れ心の底から癒されるものです。福井市足羽川堤防沿いの千本桜並木も有名ですが、お時間御座いましたら是非満開の桜を見学した後は宝勝寺カフェで御休息ください。皆様のご来寺を心よりお待ち申し上げております。

野田屋茶店でひと休み

さて「ゆう散歩」は和尚の健康管理の一環ですが、これからはウオーキングの季節とも言えますから今後も頑張って参りたく念じています。皆様とともに「人生、心の花を咲かせましょう!一に掃除 二に笑顔 三四元気に おかげさま」です!お健やかにお過ごしください。友峰和尚より


全国各地で桜が満開となり春休みを利用して御家族で花見見物に出かけ賑わいを見せていますが、宝勝寺のおかめ桜も満開となっています。犀川沿いのソメイヨシノ桜は4月5日頃満開になると予想されていますが、今から楽しみにしています。


本日はなんと日中気温が約24℃と汗ばむ気候となり、急激な暑さに卑山カフェを利用される観光客の方がいつもより多いように見受けられました。早朝はまだ肌寒く感じる気温ですが、夕刻にはほどよい春の風を受けながら本堂裏庭でゆっくりお茶を頂きました。

庭造りをしたのは3年前になりますが、今ではすっかり草木も落ち着き周りの風景にも良く溶け込んでいるようで大変気に入っています。やはり手作りの庭は愛着があり、最近では癒しの空間として外国人観光客の方にも茶室から眺める庭の風景は人気を博しているようです。

本日は寺カフェを開業しましたが和尚は休息日とし、終日自由な時間を満喫しました!カフェお手伝いの地元金沢美大生さんにお願いし、カフェの仕事の合間をみながら和尚のパソコンでの事務作業を手伝ってもらっていますが本当に助かっています。日々色々な書類が未整理のままに積み重ねられていくのを悩ましく感じながら、学生さんのデジタル事務処理能力には本当に驚くとともに感謝する次第です。さて随分と暖かくなって来ましたが風邪が流行の兆しを見せています。どうかくれぐれもご自愛ください。友峰和尚より


源平しだれ桃
実に穏やかで暖かい気候となっていますが、皆様にはお健やかにお過ごしのこととお喜び申し上げます。弥生三月も瞬く間に過ぎ去った感じで、愈々ピカピカの一年生の入学式そして新社会人としての門出を迎える四月「卯月(うづき)」を迎えようとしています。

気温の上昇とともに何故か自分までもが新しい人生に向かって出発をするかのような気力の充実を全身に感じます。和尚にとっては一年を通して四月は特別な月に思うもので、「日々是新たなり」との禅語がありますが全くにその通りで疑う余地もありません。

北山家 墳墓開眼納骨法要を修業いたしました

午前十時半より北山家御母堂様と御主人様の開眼納骨供養が本堂で修業されましたが、子供達や孫達そして御姉妹が多く参詣された霊前御供養となり本当に心から追善供養諷経を申し上げました。法要終了後に応接間にて参詣者皆様とひととき懇談いたしましたが、和尚にとっては自分の家族のように思うものです。今月の霊前供養を無事に全て円成することが出来、安堵すると共に神仏に深く感謝申し上げました。


午後からは宿題となっていた色紙書きをしましたが、久しぶりに筆を持つと忘れかけていた感覚が戻って来るのを覚え安心するものです。今年の干支色紙描きもすでに終了していると思っていましたが続編で再び描き始め、六月までに依頼されている禅語や禅画の色紙書きも今日より開始しました。


「ローマは一日にしてならず」の諺ほど大げさではありませんが、法務の間に少しずつ色紙書きを続けて参りたく念じています。さてさて、いつまで頑張ることが出来るかは神のみぞ知るですね。それでも頑張って参りましょう!くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より


本多町瑞光寺 伊藤家御母堂様の位牌入魂並びに納骨法要にて
金沢市内の日中気温が約20℃と、実に春らしくぽかぽかと気持ちの良い暖かい土曜日の一日となりました。午前中に本多町瑞光寺に於いて伊藤家御母堂様の位牌入魂並びに墳墓納骨之儀が執り行われましたが、法要の前には突然現れたヤモリの子供に、東京から参詣されていたお孫さん達が珍しさも手伝ってしばし盛り上がりを見せていました。

お堂に現れた 小さなヤモリ

聞くところによれば小学5年生のお孫さんは小動物が大好きだとか、法要が始まるとヤモリは座布団の下におとなしく身を潜め、境内ではしきりにウグイスが美声を轟かせ読経に合わせてコラボする感じで、墓前納骨の際には太陽が神々しく差し込み故人の恩徳と深い法悦を感得したものでした。

芦原家 御主人様の三回忌法要
午後1時半からは宝勝寺本堂で芦原家御主人様三回忌法要が修業され、御令嬢様も法要に合わせオーストラリアから帰国されて家族揃っての追善供養となり、和尚も心から故人の御冥福をお祈りすると共に大変嬉しく思ったものです。また夕刻には藤沢家墳墓開眼納骨供養諷経を修し、喪主様と故人を偲びながら懇談させていただきました。

藤澤家 墳墓開眼納骨供養諷経を修業いたしました

最近では法要後に御家族皆様と集合写真を撮ることが多くなってきましたが、御法縁の広がりを見せていくのは住職冥利に尽きます。皆様!互いに切磋琢磨して頑張って参りましょう!桜の満開ももう間近に迫っています。人生、心の花を咲かせましょう!!お健やかにお過ごしください。友峰和尚より

芦原家御家族の皆様とともに

おかめざくら / 宝勝寺本堂裏庭

メジロ
宝勝寺本堂裏庭のおかめ桜が現在八分咲きとなっていますが、早朝より数羽のメジロが蜜を求めて来ています。一見ウグイスに似ていますが、目のまわりが白いところから“メジロ”と名が付けられているそうで、なんとも愛らしい姿には暫し見入ってしまいました。

ちょこちょこと飛び移り、花の蜜を吸っています


このところ堂内での法要が続いている事も有り日光浴を兼ね庭に出てゆっくりとお茶を飲む時間を楽しんでいますが、この時季、小鳥達のさえずりを聞くのもなかなか心が和みます。「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて 冷(すず)しかりけり」とは道元禅師の御歌ですが、四季折々の風情と親しむことが「あるがままの仏の世界」。自然の有り様の姿の中に自分の心をそっと閑に置いて、自己を観察してみては如何でしょうか。意外と心安らいでいる自分を発見するものですね。

オナガ / 少林寺の防犯カメラに映っていました
和尚のこのところの日課は祖霊追善供養の読経と参詣者との懇談です。仏教を少しでも身近なものと知って頂き、御法縁を頂ければ坐禅体験の修道へと導いていきたいと願っています。坐禅は無我の境地を実地体験して頂くことで、お釈迦様や歴代の祖師の皆様と親しく無我の境地を語れるところにあります。皆様も大いに坐禅にトライして頂きたいと思います。

西村家 御両親の一周忌法要を修業いたしました
さて午後からは西村家御両親の年忌法要を修業しましたが、御両親の御法名授与並びに葬送之儀の導師を和尚が務めさせて頂いただけに、生前のお元気な御姿を偲び心からご冥福をお祈り申し上げました。三月も残り少なくなって参りましたが、皆様にはお健やかにお過ごしくださいますようご祈念申し上げております。友峰和尚より


クレマチスの新芽 / 宝勝寺中庭
今朝方の気温は10℃と幾分寒さを感じるものの、気持ちはほっこりとして陽春の匂いを感じ取っています。昨日は久しぶりに傳燈寺の仏像調査に出向きましたが、やはり寺院が山間に建てられておりしかも約600年の悠久の歴史を誇るだけに街なかの宝勝寺とは全くに異次元の空間で、境内を散策するだけで深い安らぎを感じました。特にこの時季の谷合から吹き込んでくる柔らかな風の中に春の到来を待ち兼ねていたかのように新芽の息吹が伝わって来るようで、ときめきを覚えたものです。

沈丁花

ふれあいパーク霊苑にて 新木家 納骨供養諷経を修業いたしました
本日は午後から集合墓「宙(そら)」での納骨供養諷経が修業されました。いつの間にか故人の墓標プレートが幾段にも増え、釈尊の教えである「諸行無常 諸法無我 一切皆苦 涅槃寂静」の四法印の理(ことわり)を感じ取りながら故人のご冥福をお祈り申し上げました。近年の葬送儀の状況も以前とは異なり、身寄りの無い御方が他界される事象も増えつつあり猶更のこと懇ろに故人のご冥福を心よりお祈り申し上げています。

引き続き 泊家納骨供養諷経を修業 / 集合墓「宙」の御真前に献香されているところです


和尚も気がつけば齢78歳!「一期一会」の言葉をしっかりと捉え、強い信念と不退転の信力をもって更に精進しながら前進して参りたく思います。「よろしく身を困窮に投じて実才を死生の間に磨くべし」とは勝海舟の言葉、愚図愚図していては何も始まりません!即、アクションあるのみです!皆様、和尚とともに頑張って参りましょう!友峰和尚より

薔薇 美子(そうび よしこ)様とともに

少林寺にて 石川県立歴史博物館学芸員の方による仏像調査が行われました
金沢寺町寺院群には約70余りの寺社仏閣が立ち並んでいますが、各寺院には悠久の歴史を有する貴重な仏像が多く祀られています。このたび石川県立歴史博物館学芸員の中井夏帆さんが宝勝寺の仏像を調査され、引き続き本日は午前中より少林寺並びに瑞光寺、伝燈寺の仏像調査に入りました。

平安時代の作風を残す 仏像

本尊釈迦如来坐像の頭部をはずし、内部を目視調査されているところ


瑞光寺の仏像は3年前の元旦に発生した能登半島地震で破損しましたが、調査では平安時代の作で大変貴重な仏像らしく今後の修理が待たれるところです。少林寺の本尊釈迦如来坐像や伝燈寺本尊釈迦如来坐像も同じく鎌倉時代の仏像の歴史を知る上で極めて重要な仏像との事で更なる調査が進められます。

能登半島地震で破損した観音像を調査されているところ

つづいて伝燈寺に移動し、調査が行われました

伝燈寺の調査中には堂内掃除を始めお焚き上げ諷経並びに伝燈寺歴代祖師諷経を修業し、いつも寺院護持のお世話を頂いている西川氏にご挨拶したのち囲炉裏の間で暫し歓談しました。金沢兼務寺院それぞれの詳しい歴史調査も求められており、寺院再建も含め少しずつ進めて参りたく念じています。

山中の伝燈寺 爽やかな森の空気

西川氏に御加担いただき、お焚き上げ供養諷経を修業しました



伝燈寺の椎木から採れたシイタケをいただきました


作業が終了された後、伝燈寺歴代祖師祖霊供養諷経をいたしました




お参り後の茶礼にて
さて先日は大安禅寺春季彼岸会の早朝に今年初めてウグイスの鳴き声を聞きましたが、本日も伝燈寺でウグイスの鳴き声を聞き本当に気持ちが和みました。春は鶯です!とてもいいですね♪法法法華経!法法法華経!元気に頑張って参りましょう! 友峰和尚より


犀川沿いの桜並木 / ゆう散歩
本格的春の到来を示すが如くに暖かく穏やかな気候となっていますが、皆様にはお健やかにお過ごしの事とお喜び申し上げます。桜の開花情報が全国各地から届いてきますが、金沢の桜が満開になるのは4月8日頃との予報ですから楽しみにしているところです。

午前中に、日頃よりご厚誼を頂いている宝勝寺の近くの現代写真スタジオ店主・加茂正光氏の御尊父様が御逝去されその葬送之儀に出頭させて頂きましたが、89歳まで精力的に活動され沢山の素晴らしい作品を残されたとの事で宝勝寺で撮影された写真も生前に頂きました。和尚の「ちょっといい話」のポートレート写真は喪主の正光さんが撮影してくださいました。



金沢にご法縁を得て約15年目を迎えていますが親しい方々も御高齢を迎えつつあり、江戸時代の作家・井原西鶴は「物には時節あり 花の開閉 人の生死なげくべからず」との言葉を残されていますが、やはり人間にとって別れは実に寂しい思いに駆られるものです。



さて本日は火曜日ということでお寺は休息日となり、午後からはゆっくりとした時間を過ごしました。和尚も加齢に伴い最近では大休息の大切さを身に染みて感じ取っています。


人生80歳を超えられた元気で活躍されている高齢者の御姿を拝見しながら「後期高齢者」を「高貴高齢者」と漢字を置き換え更なる精進努力あるのみと己を鼓舞しています。人生百歳!百歳!老いも若きも元気に頑張って参りましょう!友峰和尚より



