和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第4581話 】
2026年 03月 03日 談

 

 

3月3日は桃の節句で女子の健やかな成長と幸せを祈る日本の伝統行事で、平安時代には厄払いのため貴族たちの「曲水の宴」で人形(ひとがた)を水に流し、その事がのちの雛人形を飾る文化へと結びついたそうです。長女が生まれた際には雛祭りの初祝いに七段雛飾りを買い求め毎年書院に飾って家族でお祝いをしましたが、今では「お暇様」となり現在は丁寧に保管されています。

 

 

近年ではコンパクトな親王飾りが主流となっているようですが、上段から順に飾りつけをしながら子供達とお祝いした時のことを今では懐かしく思い出します。和尚の幼少の頃は母親が必ずひなあられやちらし寿司を作ってくれ、おやつの少なかった時代だけに本当に嬉しく思ったものでした。

 

 

乙女椿 / 宝勝寺境内

 

先日発表された日本における昨年の出生数が約70万人になり減少傾向が進んでいるとの事、因みに昭和23年の和尚が生まれた年の出生数は約270万人でした。「子供は国の宝」ゆえに、子供達の健やかな成長を心より祈念したいと思います。

 

紫陽花 墨田の花火

 

さて今日は朝から冷たい雨模様となりましたが、それでも境内の草木の風景は確実に春が近づいています。今は卒業のシーズンですがまもなくピカピカの1年生が元気に通学する姿を和尚はいまから楽しみにしています。皆さん元気に頑張って参りましょう!友峰和尚より

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第4580話 】
2026年 03月 02日 談

 

 

この世の中、人とのご縁ほど不可思議なものはありません。本日の午前中に少林寺檀信徒の桑島氏よりお電話を頂き直ぐに来寺くださいましたが、日頃より新聞や専門雑誌等を閲覧し特に気づいた重要な事柄を箇条書きにしてまとめた資料を頂きました。

 

少林寺檀信徒の桑島様が来寺くださいました

 

毎回ご来寺くださるたびに世相や政治経済などの色々な意見や論点を記したレポートを頂いてきましたが、本日は自分の疑問が透き通るかのような心より納得できる資料を頂いたものです。昔から「縁は異なもの味なもの」と言われますように、男女の縁ばかりでなくこれまでに幾度も衆生縁の不思議を感じてきた和尚の人生ですが、普段より自分に問いかけている問題に対しその答えを持った方が現れ、すぐにシンクロして問題が解決するのは禅語でいう「一即一切」の表れとだと自覚するものです。

 

昨日 少林寺総代 宮﨑家の月参りにて

 

昨日は午前中に少林寺総代・宮﨑家の月参りに出向きましたが、床の間には今から400年前、江戸初期の初代・宮崎寒雉師からの歴代の茶釜が五点並べられていました。どの作品も夫々に趣の違った風格を感じさせる名品で、これらの作品も作者の「一即一切」の精神が直に伝わって来るようでした。和尚も沢山の墨蹟を書いて参りましたが更に精進して「宇宙双日無く乾坤只一人」の心境で精進して参りたいと願っています。

 

江戸時代(1633~)釜師初代宮﨑寒雉からの 歴代の茶釜

 

 

 

本日13時半より 松原家 墳墓開眼供養諷経を修業いたしました

 

さて本日は午後から墳墓開眼納骨供養が修業されましたが、常に尊霊と共に感謝の心で諷経に臨みました。穏やかな気候が続いていますが、皆様にはくれぐれもご健勝にてお過ごしください。友峰和尚より

友峰和尚のちょっといい話 【 第4579話 】
2026年 03月 01日 談

 

 

歌手・島倉千代子さんの大ヒットした歌謡曲に「人生いろいろ」が有り、その歌詞の中に「人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ・・・」と有りますが、その歌詞を引用すれば「人生いろいろ~♪ 和尚はよろよろ~♪」と歌いながら本日は融雪パイプの後片付けや除雪機の納庫作業をしました。

 

融雪のため境内に巡らせてあった 長いホースを片付けました

 

長い冬のあいだ決してジッとしていたわけではありませんが、あまりの筋力の減退には開いた口がふさがりません!よろよろどころか実際はよれよれの姿なのかも知れず、このところ順調に老化現象が進んでいると我ながら感心しました。

 

 

おかげさまで綺麗に片付けられた境内は冬から解放され実に清々しい風景を取り戻したようで気分は最高です!本当に不思議な感覚を覚えるものですが、冬季間大変お世話になった除雪機や融雪パイプに感謝の気持ちを込めながら片付けました。

 

境内 の 利休梅

 

ガラス工芸作家の高橋ナオミさんが 御挨拶に来寺くださいました

カフェお手伝いの美大生 佐藤さんを交え、和合茶礼中

 

 

現在 金沢市内で開催されている 個展のご案内に来てくれました

 

 

さてこれからは春本番を迎えますが、足腰の筋力強化の為にも外作務を励行して参りたく思います。御高齢者の皆様!足腰の老化は突然襲ってきますから、日々自分の出来る範囲で少しずつ筋力増強のストレッチを励行いたしましょう!和尚共々元気に頑張って参りましょう。友峰和尚より

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第4578話 】
2026年 02月 28日 談

昨晩はWBCサムライジャパンの大谷翔平選手が試合前打撃練習でファンの度肝を抜く11発の特大アーチを描きながらホームランウイングに打球が飛び込みましたが、観客からは驚きとともに盛大な拍手が送られました。先般のりくりゅうペアの金メダル演技といい、本当に並々ならぬアスリート達の日々の努力と精進の積み重ねが多くの人々の感動を呼ぶ姿となることを改めて思うものです。

 

「 刻苦光明必ず盛大なり 」 大安友峰 書

 

またそのような活躍する姿を見ることにより大いに我々も励まされ、新たなチャレンジ精神を生み出す原動力ともなります。世界中に蔓延する不安感と閉塞感を感じる現代社会に於いて、オリンピックや各種スポーツそして音楽・芸術などの文化活動を通じ人間としての本質と向き合う重要性の大切さを思う昨今です。

 

宝勝寺檀信徒の安田様が、少林寺を訪ねてくださいました


さて、和尚もアスリートの若者達より大いなる生きる力を頂きました。今やらねばいつ出来る!俺がやらねば誰がやる!と深く自省して日々頑張って参りましょう。本日は少林寺に出向き、書簡を送るための事務に専念しました。忙中に閑あり!静まり返った部屋でひとりきりになるのも有り難し。感謝の毎日となっています。友峰和尚より

 

バラの新芽 / ふれあいパーク霊苑

友峰和尚のちょっといい話 【 第4577話 】
2026年 02月 27日 談

宝勝寺本堂の しだれ紅梅 と しだれ白梅

 

このところ暖かくて穏やかな日々が続いていますが、皆様には恙なくお健やかにお過ごしの事とお喜び申し上げます。首を長く長くして待ちわびた早春の風景が実に心地よく和尚の気持ちを和ませてくれます。幾つになっても長い冬の季節から解放されるこの時季を一番嬉しく感じるもので、心の底から新たなエネルギーとファイトが生じ新しい仕事へのアイデアが湧いてくるのを感得します。

 

紅梅はまもなく満開を迎えます

白梅も 毎年元気に咲いています

 

最近では少林寺にも観光客が見学に来られるようになり、今年は4月から少林寺に住持し観光客を対象とした坐禅指導と墨蹟制作に専念し、10月頃には墨蹟禅画展を開催して書画の大書もやってみたいですね。

 

福邦銀行金沢中央支店の堀口さんが来寺くださいました

 

人生は何事も須らく「実践を要す」でぐずぐずしていては埒が明きません! 連合艦隊司令長官・山本五十六元帥の言葉に「やって見せ 言うて聞かせて させてみて 褒めてやらねば 人は動かじ」と有りますが、このような言葉も近年は風化しつつあるように思います。また「打てば響く」という言葉もありますが、本当に師匠の日々の叱咤と如意(にょい)の一撃を涙が出るほど有りがたく思い起します。

 

少林寺の梵鐘 江戸時代初期の1677年 初代・宮﨑寒雉 作

 

さて少林寺の梵鐘は江戸時代の卑山お檀家で釜師の初代・宮崎寒雉作で、「打てば響く」ほどに幽玄な響きを今に伝え、秋頃のお茶会開催の時にはその梵鐘の音色もお楽しみください。今日も一日お健やかにお過ごしください。友峰和尚より

 

霊苑内の ゆきやなぎ

友峰和尚のちょっといい話 【 第4576話 】
2026年 02月 26日 談

「金沢美術工芸大学卒業制作展」 / 金沢21世紀美術館 市民ギャラリー

 

卒業シーズンを迎え金沢市内では色々なイベントが行われており、昨日は「金沢美術工芸大学卒業制作展」が金沢21世紀美術館で開催されているため見学に行って来ました。

 

 

 

 

卑山カフェをいつも手伝ってくれている栗原優佳さんがこのたび製品デザイン科を卒業されますが、『「小さな挑戦」から自分の可能性を見つけるサービスの提案 』と題して卒業作品が展示されており、アイデアと言い実に将来性を感じさせる制作発表内容で感心したものです。他にも卒業生の多くの作品を見学しましたが、そのレベルの高さには驚くばかりでした。会期は28日までで、お時間が御座いましたら是非ご見学頂けたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

本日は午前中に京都より香老舗・松栄堂スタッフの村林さんが来寺され、日頃より卑山で使用している各種お香の注文をしました。寺カフェを開業していることもあり各部屋の香り付けにお香を焚いていますが、御参詣の方やお客様から大変好評を頂いています。

 

京都香老舗・松栄堂の村林氏と

 

お香の値段も近年の物価上昇に比例して以前より随分と高くなってきました。それでも皆様に好い香りを感じて頂くことも大切で本当に心から癒されるものです。寺町の桂岩寺住職が涅槃団子をお届けくださり松栄堂さんと一緒にお香談議になりましたが、寺院とは切っても切れないお香の話題だけに大いに盛り上がりを見せた和合のひとときとなりました。

 

桂岩寺御住職がご来寺くださり お香談義

 

さて昨日は美大生の制作作品を見て驚き、本日はお香の値上がりを聞いて驚き、また先般は若きオリンピック選手の大活躍を見て驚き、和尚の心臓が持ちません! 人生日々色々な驚きがあるものだとつくづく感心する今日この頃です。どうかくれぐれもお健やかにお過ごしください。友峰和尚より

 

中庭 の 蝋梅

友峰和尚のちょっといい話 【 第4575話 】
2026年 02月 25日 談

 

「 春風福寿を生ず 」 大安友峰 書

 

日本代表選手が大活躍したミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックが閉幕となり、オリンピックロスを感じる間もなく3月5日から3月17までWBC2026ワールドベースボールクラシックが東京を皮切りに開催され、また大相撲3月場所がエディオンアリーナ大阪で8日から初日を迎えます。スポーツファンにとっては興奮冷めやらぬ日々が続くわけですが、本格的な春のシーズンを迎え和尚も俄然気持ちが高揚するのを覚えるものです。

 

「 山中 歴日無し 」 大安友峰 書

 

「 一樹春風両般有り 南枝は暖に向かい北枝は寒 」 渓仙 書

 

昨日は3ヶ月定期健診で病院を訪ねましたが、検査結果は如実に運動不足を示していました。長い長い冬季間中の運動不足を解消するためにも、今後はアウトドアでの体力強化に励みたいと今からワクワクしています。

 

「 花を弄すれば 香り衣に満つ 」 渓仙 書

 

さてこのところ寒暖を繰り返す不順な気候となっており、高齢者の方々にはくれぐれも体調管理には十分に気をつけてお過しごください。「継続は力なり」です!ジッとしていては何も始まりませんね。まずはアクションを起こして「元気・根気・やる気」の3Kで頑張って参りましょう!友峰和尚より

 

金沢市 しいのき迎賓館展にて / 生花 文房流晴心会野口支部  (2014年3月)

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第4574話 】
2026年 02月 24日 談

 

霊苑 奥の院のしだれ紅梅

 

2月のことを「逃げる」とも昔から言い、3月は「去る」で因みに1月は「往(い)ぬる」と言われています。いずれも「早く過ぎ去っていく」の意味で本当にアッという間に今年も3月を迎えようとしていますが、若い頃は人生はまだまだ有ると余裕を持っていましたがいつごろからか急にスピードアップするかのように日々が過ぎ去って行きます。

 

 

日本のお伽話「浦島太郎」ではありませんが、気がつけば最早残された時間がありません!今更驚いても詮無い話ながら加齢とともに寸暇を惜しんでの法務遂行となっています。

 

正午過ぎ 玄峰副住職が来寺しました

書類の準備中

 

本日は新命和尚が来寺し、来たる5月16日の晋山式に伴い住職請願の書類を整えるため金沢兼務寺院各総代様のお家を訪ね、本山妙心寺へ提出する申請書類の説明をさせて頂きました。

 

少林寺総代 中山様のお家にて

 

つづいて少林寺総代・宮﨑様のお家にて、申請書類に御署名とご捺印を賜りました

 

また午後からは卑山須貝総代ならびに瑞光寺の伊藤総代が来寺くださり、申請書類の説明をさせて頂ました。和尚は宝勝寺兼務住職として平成23年6月30日に就任し、そののち少林寺、瑞光寺、傳燈寺の兼務住職をしてきましたが、このたび大安禅寺住職を退任するにあたり本年5月より宝勝寺の正式な住持として就任しまた少林寺、瑞光寺、傳燈寺を兼務することになります。今後は金沢寺院の護法護持に尽力して参りたく思っております。

 

夕刻 須貝総代御夫妻が宝勝寺へ来寺くださいました

 

 

つづいて、瑞光寺の伊藤総代が来寺くださいました

本日はお忙しいところ 誠にありがとうございました

 

さてフィギュアスケートペア・金メダリストの“りくりゅう”こと木原龍一選手と三浦璃来選手が夕刻に帰国し出場選手達の記者会見がビッグニュースになっていましたが、本当におつかれ様でした。しばらくはオリンピックロスに落ち入りそうな予感です。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

宝勝寺山門 胡蝶侘助

友峰和尚のちょっといい話 【 第4573話 】
2026年 02月 23日 談

 

 

文豪トルストイ原作の「戦争と平和」という映画がむかし有りましたが、現在もなお世界の各地で紛争が収まる事なく続いています。ミラノ・コルティナ冬季オリンピックも閉幕となり、「平和の祭典」とも言われるオリンピックですがその半面紛争により参加できない国も多くあり、争いの無い平和な世界になることを祈るばかりです。一見穏やかで平和に見える日本国も混沌とした国際情勢の中では予断の許さない状況に立たされており、国家の安寧を願って止みません。

 

 

本日は先代實道和尚の月命日忌でもあり、父が遷化された歳に近づくにつれ報恩感謝の念に駆られる昨今で、本当に人生は光陰矢の如く余りの時の過ぎゆく早さには驚くばかりで、慌てて仏教書を読み返す毎日となっています。

 

宝勝寺山門の 満作 (マンサク)

 

まもなく3月「弥生」を迎えますが、子供達の卒業シーズンでもあり和尚も気持ちを新たに今年の目標に向かって力強く邁進して参りたく念じています。また宝勝寺境内の草木も初々しい新芽を膨らませ春の到来を告げています。皆さん!ウオーキングを励行しながら日々の健康作りを第一に元気に頑張って参りましょう!友峰和尚より

 

 

友峰和尚のちょっといい話 【 第4572話 】
2026年 02月 22日 談

境内の 枝垂れ紅梅 が咲き始めました

 

暖かい朝を迎えいっぺんに春がやって来た感じでした。気候良し!気温良し!で気持ちまでも軽やかになります。心の何処かにまだ降雪を心配する微妙な感覚を残しながら、やはりこの時季に暖かさを体感出来るのはとても嬉しいものです。まもなく鶯の初鳴きが聞けると思いますがその日を楽しみに待ちましょう。

 

津幡町より 吉田家御家族の皆様が御参詣くださいました

学生時代、大安禅寺をお手伝いくださっていた吉田君御夫妻 と 長女の楓奈(ふうな)さんです

 

本日は三連休の中日とあってカフェ利用の観光客の方が多く来られ賑わいを見せていましたが、午前中に日頃よりご厚誼を頂いている地元・津幡町にお住まいの吉田家御家族の皆様がお二人目のお子様誕生のご挨拶に来てくださり、御家族の健康祈願御祈祷を修しました。午後には卑山霊苑のバラや植栽を管理されている庭師の巻下さんが韓国から来日された御友人御夫妻と来てくださいましたが、本日はその他にも多くの方々と歓談するなど寺院としての面目躍如の交流の場となったようです。

 

御両親と 次女の陽南(ひなみ)さんと

 

 

 

千樹園の巻下さん と 韓国から来日された御友人御夫妻とともに

 

この時季の禅語に「湘潭(しょうたん)雲尽きて暮山出で 巴蜀(はしょく)雪消えて春水来る」とあるように、北陸の霊峰白山が実に神々しい姿を見せ、雪解け水が犀川に注ぐ春の風情は文句なしです。3月3日は桃の節句「ひな祭り」です、卑山職員の姉上が手作りの雛人形を送ってくださいました。

 

 

キャンディーズの「もうじき春ですね~ちょっと気取って見ませんか・・♪」 春一番の歌声が聞こえてきそうな一日となったようです。まもなく春本番を迎えます、皆様お元気にお過ごしください!友峰和尚より

 

本日は御参詣くださり 誠にありがとうございました

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