和尚のちょっといい話

iihanasi_top

友峰和尚のちょっといい話 【 第4753話 】
2026年 08月 22日 談

 

少林寺にて / 暑い中にも独特の清涼感がただよう 禅寺本来の雰囲気

 

8月「葉月(はづき)」も残すところあと1週間ほどとなりましたが、皆様に於かれましては日々恙なくお健やかにお過ごしのことと思います。今年は北陸地方の梅雨明け発表が8月4日(火)と昨年より1ヶ月遅れとなったこともあり、暑さに対応する気持ちの切り替えがままならずこのところの猛暑続きには閉口気味となっています。今後もまだまだ残暑厳しき日々が続くとのことですから、体調管理に十分に気をつけながら今年の後半に臨みたいと念じています。

 

 

明日の午前10時より少林寺にて太田家御尊父様の13回忌(称名忌)法要が修業予定で、午後より法要の設えに参りました。先般には本堂の襖はじめ障子戸を新調したことで堂内は荘厳さを増し、空調機を増設したため四季を通して過ごしやすくなり年忌法要等にも今後は大いに活用していきたいものです。

 

応接室の下間に設えた 臨時の接客用テーブルです

 

本日は土曜日ということで寺カフェを開業しましたが、子供達の夏休みも終盤に入って寺町界隈からは家族連れの姿が少なくまた観光客の方も少ないようでした。夜ともなればカフェの部屋もお庭も和尚のお気に入りの場所となり、人気(ひとけ)の無くなった茶室から庭を眺める時間を毎日楽しみにしています。

 

 

季節の移り変わりをじかに感じる和尚唯一の休息時間ともなっており、窓を全開し自然の空気を部屋に取り入れ一服のお茶をいただくのはとても癒されるものですね。幼少の頃は庭先でよく行水(ぎょうずい)をしたものでした。そうそう「行水の 捨て所無し 虫の声」という俳人・鬼貫の一句が思いだされますが、なんとも初秋を感じる良い句ですね。さて、「明日ありと 思う心に ひかされて 今日も空しく 夕暮れの鐘」とならぬように、一日一日を大切に過ごして参りたく思う今日この頃です。今日も一日お元気にお過ごしください。友峰和尚より

 

Copyright© 2014 臨済宗妙心寺派 太白山 寶勝寺 All Rights Reserved.

〒921-8033 石川県金沢市寺町5丁目5番地76号
電話:076-287-3870