和尚のちょっといい話

iihanasi_top

友峰和尚のちょっといい話 【 第4746話 】
2026年 08月 15日 談

 

 

令和8年度 大安禅寺盂蘭盆会 大施餓鬼会

 

8月15日の「盂蘭盆(うらぼん)」はインドの古い言語 サンスクリット語の“ウランバナ”に由来し、その意味は「逆さに吊り下げられた苦しみ」で、お釈迦様の弟子 目連尊者(もくれんそんじゃ)が餓鬼道で逆さに吊り下げられた母親の苦しみを救うために15日の<自恣の日(じしのひ)>に僧侶へ供物を捧げて追善供養をし、母親が餓鬼道から救われたという説話から、仏教行事として15日に先祖や尊霊を迎えて供養する行事を言います。

 

 

 

手向けられたお花でいっぱいの 寳勝寺ふれあいパーク霊苑

 

今日はその本日で、早朝よりふれいあいパーク霊苑には次々と墓参者が来られ色とりどりのお花が墓前にお供えされ、墓域はお花一色の極楽浄土を現出しているかのようでした。

 

 

日頃より御法縁をいただいている少林寺御檀家 岩城家の御母堂様が昨日早朝に齢93歳でご逝去され、本日は午後6時より通夜が執り行われるためその準備に入りました。故人の御夫君のお葬儀も和尚が導師を務めており、御息女の米沢様御夫妻とは普段より温かいご厚誼を頂いておりつい先日には東京在住の御親戚 松原様と寳勝寺に御挨拶に来られ親しく懇談させていただいたところでお盆中にご逝去されたことに深い御法縁を感じ取ったものでした。金沢市内各兼務寺院のお檀家様との御法縁も最近では親交を深めつつあり、明日の葬送儀の導師として心より追悼の一偈を奏したいと念じています。

 

 

例年15日は大安禅寺盂蘭盆会に住職として出頭していましたが、今年は玄峰和尚が初めて導師を務めるため和尚は金沢に留まり寳勝寺に在寺してお盆の法務遂行に当たっていることもあり、お檀家様との御法縁の不思議さを感じるばかりです。

 

 

 

盂蘭盆亡者追薦施食回向文の中に、「縁に随い 感に赴いて 周(あまね)からずということなし しかも常に菩提の座に処し給う」と有りますように、その意味は「私たち衆生の信心に仏が応えてくださり広く行き渡らない所は無く しかも常に仏の世界に住しておられます」と。いわゆる仏の身は我々のこの世界に満ち満ちており、あらゆる人々の前にその姿を現されていることに深く感謝するものです。盂蘭盆会にあたり、どうか御家族御一同様が仏縁を通して常に平穏で日々幸せであることを心よりお祈り申し上げる次第です。猛暑が続いておりますが皆様にはくれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

Copyright© 2014 臨済宗妙心寺派 太白山 寶勝寺 All Rights Reserved.

〒921-8033 石川県金沢市寺町5丁目5番地76号
電話:076-287-3870