和尚のちょっといい話
![]() |

初秋を思わせる 爽やかな朝
故郷に戻れば日課となっている早朝の境内散策ですが、見慣れた風景ながら気持ちが和むのを覚えるものです。江戸時代、藩主の永代菩提所としての寺院を新たに建立するにあたっては地形や方角や環境並びに土地の歴史など、詳しく調査したのちに建立されたことを深く感じ取る事が出来ます。和尚の幼少期には深く知り得なかった建立時の様々な創意工夫のようすが修復現場から直に伝わってくるのを覚えます。年齢を重ねるとはまさに歴史の真実を知る事なのかも知れませんね。

松雲院へつづく 参道の萩

松雲院玄関に 木製手すりと階段が設置されていました


「敬天愛人」 「無一物中無尽蔵」 / 松雲の間にて

大安禅寺 藤田通麿総代です
本日は自坊での二日目を迎えましたが朝一番に藤田通麿総代が残暑お見舞いのご挨拶に来寺くださり、お互いの健勝を喜びながら四方山話に花が咲きました。和尚が晋山して以来このかた微に入り細に入りずっと支えてくださった事に感謝申し上げながらの懇談の席となり、充実した時間を過ごすことが出来たようです。

藤田総代と 床の間の墨蹟を拝見いたしました

前妙心僧堂師家 岫雲軒雪丸令敏老大師 真筆

妙心寺派第三十六代管長 霧隠軒山川宗玄老大師 真筆


藤田総代様と / 本日は誠にありがとうございました


玄峰住職と 福井市足羽の臨済宗妙心寺派寺院 瑞源寺様にて

藤田総代をお見送りをした後、玄峰住職とともに福井市内の瑞源寺様にご挨拶に出向きました。瑞源寺様も旧福井藩第五代藩主の菩提寺でもあり、市内の閑静な場所に建てられている古刹で福井県指定有形文化財となっています。御住職と久しぶりに歓談しましたが、玄峰和尚の晋山式には式典の総監として大変お世話になった次第です。

瑞源寺・花房禅祐住職 に 御挨拶申し上げました




昨、5月16日の 晋山式 並 本堂落慶法要にて 「総監」をお務めくださいました





大安禅寺開山堂を視察 / さらに調査が進められています
かなり損傷が酷く、ぎりぎりのところでの修復工事となっているようです

窓から見える 夏の終わりの空と異次元世界

さて、故郷で過ごす時間も限られてはいますがなによりゆっくりとした時間を過ごせるのは本当に有り難く、感謝・感謝・感謝で合掌です。帰り際には一羽の野鳥が開けっぱなしにしてあった部屋の窓から飛び込んで来てバダバタと喘いでいたのでそっと逃がしてやりました。

茶室やアトリエ、ベランダの大掃除
ところが今度はセミが入って来てガラス窓から出られず暴れているのを捕まえて逃がしてやりましたが、大安禅寺がいかに自然の中に建てられているかを感じ取る瞬間でもありました。いいですね!素晴らしい環境です!ホッコリとした時間も束の間、一路金沢へと帰山の途につきました。大休息の後は大活動あるのみです。皆様、頑張って参り参りましょう!! 友峰和尚より

茶室 愈好亭にて 「 松濤 」


