和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第3848話 】
2024年 02月 29日 談

3月を目前に 厄除開運・諸縁吉祥の御祈祷を修業いたしました 

 

本日は4年に一度の「うるう年」でグレゴリオ暦では西暦年号が4で割り切れる年を言うそうで、今日生まれた方の1歳の誕生日を迎えるのは来年2月28日午後12時に歳をとるそうです。それはそうとして本日は数字の語呂合わせから「肉」また「ニンニク」の日だそうで、我々仏教の世界では「忍辱(にんにく)」の日でもあり「耐え難きを耐え忍び難きを忍ぶ」日であろうかと思います。肉とニンニクは相性が良いですから、このところの寒さを凌ぐためにも是非ニンニク焼肉を食して元気を出して頂きたいと思います。

 

藤本さん、高倉さんと、ガラス工芸作家の髙橋さんです

 

午後からは日頃寺カフェでお手伝いくださっている方々が偶然にも同じ時間に来寺され、一緒に和合の茶礼をしながらそれぞれに近況の話題で盛り上がりしばし歓談しました。

 

 

藤本さんはこの度全国大会で特別賞を受賞したとのことで賞状やトロフィーを見せてもらいました。彼女は現在長野県農業大学校で農業技術等を学んでいますが、これまでにも「農業大学校等意見発表会」の長野大会、関東大会で第1位を受賞しており、これからの農業開発を担う若者として大きな期待が寄せられています。

 

 

若者達の農業離れが急速に進む今日の農業事情に於いて、近未来に向けての農業改革と農産物並びに果樹園の発展の為にも頑張って欲しいと願っています。また高橋ナオミさんもガラス工芸作家として金沢を拠点に活躍しており、今年も多くの作品展が開催予定になっているとのことでした。それぞれに人生の生き方も考え方も行動パターンも違いますが、自己の信念に基づいて努力を続けている姿を嬉しく見守っています。

 

 

さて明日から弥生3月を迎えますが、寒さは依然として毎日厳しい状況が続いています。されど「弥生(やよい)」と聞くと気持ちも幾分軽くなって春の到来を待ち遠しく思うものですね。髙橋さんの話では伝燈寺では今朝方に今年初めてウグイスが啼いたそうですからなんともほっこりしました。

 

近況を報告しあう 午後のひととき

 

「梅は咲いたか 桜はまだかいな 柳やなよなよ風しだい~」どこからか小唄が聞こえて来そうな長閑な一日となったようです。春はもうすぐそこまでやって来ているようです!くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

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