6月, 2021年

第2857話

2021-06-13

「伝統加賀友禅工芸展」 / 石川県立美術館にて

梅雨入りしたような蒸し暑く時々小雨降る一日となりましたが、皆様お元気にお過ごしでしょうか? 石川県に出されていたまん延防止等重点措置も今日までで明日からは一斉に解除になりますが、引き続き感染防止には気を付けていきたいと思います。

加賀友禅技術保存会会長 中町博志氏とともに

先般、シャンソン歌手の薔薇美子さんが来寺下さった際、現在石川県立美術館で開催中の「伝統加賀友禅工芸展」の入場チケットを頂き期限が今日までということでしたので、昨日さっそくに鑑賞に出掛けました。昨年末に薔薇さんのご縁で寳勝寺に於いて「川のほとり芸術サロン」会員の方々が集まり「楽く楽く法話」をしましたが、その際、加賀友禅作家の中町博志先生をご紹介下さいました。今回の工芸展では保存会会員として出品されているとの事でしたが、会場では訪問着や振袖、羽織などの数々の素晴らしい作品を見学する事が出来、改めて加賀友禅の伝統的技術に接することが出来ました。

中町博志氏の作品 訪問着「春めく」

作品を仕上げる工程や モチーフとなった花のお話などを伺いました

中町博志氏の作品 訪問着「 檜 扇 」

加賀友禅保存会会長の中町氏の説明を頂きながら、着物を着る機会がもっともっと増える事を願ったものでした。我々も僧侶として日々着物を着ることが多いのですが、着物の着心地の良さを多くの方々に知って頂きたいと思うものです。さて、皆様は日頃着物をお召しになりますでしょうか? 日本の伝統的着物を日常に普及させるために何か良い方法はないものでしょうか? 皆様のアイデアを待ちたいと思います。友峰和尚より

 

 

第2856話

2021-06-12

大安禅寺花しょうぶ園

連日良いお天気の夏日が続いている金沢市ですが、日々ワクチン接種者が増えていく昨今、少しずつコロナウイルス感染の心配から解放されつつあります。もっと若い方にもどしどし接種を願いたいのですが、政府のワクチン確保が難しいのでしょうか? ワクチンの安全安心を優先しての接種ゆえに止むを得ない事情も多々あると思いますが、コロナウイルス感染の早期収束を願うばかりの毎日です。

さて大安禅寺の花菖蒲も満開に近くなっているようで、薔薇や紫陽花も含め境内は花一色となっているようです。皆様には是非ご観賞いただければと思います。金沢各寺院での法務遂行のため自坊になかなか戻れないジレンマを抱えての日々ですが、心の中では満開の花園の姿が映し出されています。

「人生心の花を咲かせましょう」と言い続けて半世紀が過ぎて行きました。普通の花ならとっくに散って枯れ枝になっているかも知れませんが、心の世界はエンドレスですから永遠ですね。今が幸せと感じ取る心が大切で、その事が日々を幸せに導いてくれること間違いなしです。さて明日は久しぶりに雨模様となるとか、愈々梅雨入り宣言も間近に迫っているようです。友峰和尚より

第2855話

2021-06-11

寳勝寺玄関にて

東京オリンピック開催が約1ヶ月後に迫る中、ワクチン接種全国拡大のニュースと並行して毎日報じられています。菅総理大臣は今年の11月までには全ての国民の接種を終えると宣言しましたが、何故に東京オリンピック開催日までに我が国のワクチン接種を終えることが出来なかったか大変悔やまれるところです。「ワクチンとラクチン」は一体のものですから少しでも早く接種スピードを上げて頂き、国民を安心させて頂きたいと願っています。

薔薇美子様 と 米田志津子様とともに

既に2回の接種を終えた方にお会いすると、「本当に安心した」との言葉が返ってきます。最近の挨拶も「ワクチン接種しましたか?」で一日が始まり、いつもの気候の挨拶は後回しとなっているようです。それにしても不思議としか言いようが有りません! 世界中の人々がマスクをしている姿です。誰が誰だかわからない?まさに混沌とした世界の様相となっていますが、今が踏ん張りどころ「忍の一字は一生安寧の護符なり」と心得て感染防止に日々努めて参りましょう!

さて本日もシャンソン歌手・薔薇美子様が来寺され、お友達を紹介してくださいました。出会い・ふれあい・和みあいの御法縁が広がりを見せていく今日この頃です。友峰和尚より

薔薇さんが出演される 東京 2021「パリ祭 ~シャンソンの祭典~ 」のリーフレットです

第2854話

2021-06-10

沙羅双樹のつぼみ

寳勝寺境内の風景写真の何処を切り取っても絵になるほど初夏の風情を十分に醸し出しています。おおよそ120種類にも及ぶ草木が境内全体に見事に育っていますが、本堂裏にも梅や桜、椿、槿、もみじなどが仮植えの状態となっており何処に移植しようかと思案しているところです。

姫檜扇水仙

金糸梅

そもそも4年前に代々墓を改葬した際、現在の「ふれあいパーク霊苑」を開設するに当たって墓苑設計者である宮崎邦英氏は「自然の風景の息遣い」をモチーフにして「未来の住処」と「永遠の命」を感じさせる、美しく且つ癒される空間をデザインした霊苑になっています。現在は薔薇の花が主役となっていますが、四季を通して色々な草花が咲き、参詣者にとってもきっと心が休まることと思います。

網代様とともに / 少林寺にて

さて本日はツアーコンダクターの網代様が御来寺下さり、今後の寺院運営の為の活用方法についての懇談がなされました。現在、金沢4寺院の住職をしていますが、年齢がかさむと同時に管理運営が難しく感じるようになっています。網代様から色々なアイデアを頂きながら、寺院本来の役割を果たしていきたいと願うものです。友峰和尚より

薔薇(そうび)さん と 高倉さんとともに

 

第2853話

2021-06-09

今日もアメリカ大リーグエンゼルス・大谷翔平選手の大活躍で特大2ランに2塁打に四球と連日見事な活躍ぶりの中での勝利でした。普通ならそろそろ休息も必要かと思われるのですが、毎回レギュラーとして出場を続けている事にも驚きを覚えます。投げて良し!打って良し!走って良し!守って良し!の選手など見たことも聞いたことも有りません。野球を知らない人でも「大谷翔平」の名前ぐらいはきっと知っている事と思います。

今やゴルフにテニスに野球にと日本人アスリートは世界中で大活躍をしていますが、奇しくも今年の7月には東京オリンピック開催が予定されています。「観戦したいが、感染したくない」とは皮肉なことで日本語ほどややこしい発音は有りません! 普通に聞けば「かんせんしたいが かんせんしたくない」って「一体どっちやねん!」「はっきりしぃや!」と言いたくなるくらいジレッタイ状況が続いています。大谷翔平選手のホームランのように、打った瞬間にホームランと分かるような明確な決定打が求められている東京オリンピック開催の決定是非の決断を願うものです。さてこのところ大変暑いお天気が続いていますが、熱中症には十分に気を付けてお元気にお過ごしください。「負けたらあかんでー」友峰和尚より

第2852話

2021-06-08

柏葉紫陽花 / 寳勝寺中庭

全国的に高齢者のワクチン接種が進んでいるようで、和尚の周辺でも既に2回の接種を終えた方が出てきました。また各会社の社員に対する接種も今後は急速に始められるとの報道を聞き、今年の年末にはどうやら全国的感染拡大も収束に向かうのではと期待感を深くしています。一番気にかかるのが東京オリンピックの開催ですが、日増しに賛否両論の論戦の場が広がりつつ有り、開催日があと1ケ月あまりに迫り混沌とした様相を見せ始めているようです。

寳勝寺檀信徒 平野家の中陰忌法要を修業致しました

本日は休寺日でしたが、卑山の歴代住職と縁のあるお檀家御母堂様の中陰忌のご供養を修業しました。和尚で寳勝寺二十一世の住職となりましたが、現在ふれあいパーク霊苑「奥の院」に歴代住職の祖霊が一堂に祀られており、堂内諷経の後、代々墓にもお参りしました。

御墓前での御供養

平野様、安田様とともに

穏やかな日和の中での墓参となり、奥の院の草花もいっそう生き生きとして約四百年の法灯護持に安堵しているかのようでした。また本日は地元テレビ局、HAB北陸朝日放送の情報番組「とくとくミィ5ch」で 宝勝寺ふれあいパーク霊苑の特集が放映されましたが、「バラ咲くふれあいパーク霊苑」の美しくまた癒される素晴らしい映像でした。一人でも多くの方々にご縁が広がりを見せることを念じたいと思います。友峰和尚より

 ヒョウタンボク / 寳勝寺中庭

第2851話

2021-06-07

大安禅寺 花しょうぶ園

昨日の日曜日には大安禅寺花しょうぶ園と薔薇園に多くの地元の方が来園されたとの報告を受け、大変嬉しく思ったものです。毎年恒例となっている「花しょうぶ祭」は中止されていますが、園内は日々綺麗に整備をしてある為、咲き競う色々なお花を愛でて頂き少しでも心を癒して頂けたらと願っています。お花が一番見頃となるのは次の土日頃と思われますので、是非ご来園頂けたらと思います。

大安禅寺 バラ園

北陸地方は未だに梅雨入り宣言が成されておらず、此処一週間も良いお天気が続くとのことで今日などは日中気温が28℃と夏日となり、まるで梅雨明け宣言が成されたような錯覚をします。

西方寺様 (天台宗) と 桂岩寺様 (曹洞宗) とともに

午後には寺町・桂岩寺様、西方寺様のご住職が来寺下さり臨時の寺町談義の席となりました。お互いに随分と長い期間の御無沙汰が続いていただけに久しぶりに楽しい時間を過ごすことが出来たようです。ようやくコロナ感染者も減少傾向に有りますが、コロナ感染を気にせずに十分に意見交流の出来る日が来ることを願うばかりです。友峰和尚より

第2850話

2021-06-06

好天気の日曜日とあって朝からふれあいパーク霊苑墓参の方が次々に訪れお花と線香を手向けていましたが、墓前に手を合わせて合掌する姿には心から有難く感謝するものです。

墓前にて 年忌法要修業

仏法とは何ぞや?の問いに即答するならば、父母の恩を思う「慈恩」に尽きると思います。「父母の恩、祖先の恩」を思う心こそが「仏性」そのものだと思うのです。仏教の教えに「無我」という言葉が有りますが、その言葉を平易に言えば「おのれ無きものに安らぎ有り」だと修行中に師匠が口癖のように朝夕言っていましたが、近頃思うに「あるがままの心の実践」が「おのれ無き心」だと合点するものです。

午後から 少林寺墓苑の除草をしました

要するに縁に従って為すべきことを直ぐに実行する中に「仏性の働き」を感じます。さて言うは易く行うは難し!です。両親から授かった大切な命を縁に従いながらしっかり活かしていきたいと念じています。友峰和尚より

第2849話

2021-06-05

ジャスミン が 咲き始めました

最近になってお檀家様より「今年の盂蘭盆会は行われるのでしょうか?」という問い合わせを受けるようになりましたが、昨年はコロナ禍の中、金沢寺院4ケ寺とも無事に厳修し今年も昨年同様に感染防止を徹底して盂蘭盆会を修業する予定をしています。ふれあいパーク霊苑合同慰霊祭は事務局関係者で修業し、盂蘭盆会翌日に法要の模様を配信する予定をしています。

都忘れ、紫蘭 / 霊苑「奥の院」の植栽

昨年2月頃から新型コロナウイルスが発症し全国的に感染が拡大する中、多くの年中行事が中止され葬祭や法要修業などにも影響を与えてきましたが、ワクチン接種者が広がりを見せていく状況下では、今年は年中行事始め年忌法要、墓前供養を再開しています。

寳勝寺檀信徒 佐々木家年忌法要 並びに 墓参諷経にて

本日は快晴の清々しい日和のもと、寳勝寺お檀家・佐々木家の年忌法要と墓参諷経が行われました。感染予防を考慮して御家族での法要となりましたが、「追善供養」の本意は「追福修善 供給資養(ついふくしゅうぜん きゅうくしよう)」を短くしたもので、“善行を修し故人の霊に対しお供え物やお経を唱えその功徳の力によって冥福を祈ること”であり、ご家族全員でお経を唱え法要後には墓前にてご供養を修し、報恩菩提の仏心を修した一日となりました。

佐々木家の皆様とともに

「ほろほろと 鳴く山鳥の 声聞かば 父かとぞ思う 母かとぞ思う」とは奈良時代の高僧、行基(ぎょうき)の歌でありますが、年月が過ぎても父母を慈しむ気持ちに変わりはないようです。友峰和尚より

第2848話

2021-06-04

「新生ワクチンは世界を救うのか!」 / NHKクローズアップ現代 HPより

ワクチン2回の接種日が決まりましたが、多くの方がワクチンについての有効性や危険性を危惧されており政府主導で国民に分かりやすく説明してほしいと願うものです。先般5月27日午後10時より放送のNHKクローズアップ現代「新生ワクチンは世界を救うのか!」で、ワクチン開発の立役者・カリコ博士と山中伸弥教授の番組が放送され和尚も是非ワクチンを接種したいと確信した内容でした。ワクチン接種に不安を覚える方は是非クローズアップ現代の番組を検索してご覧頂きたいと思います。

カリコ博士は今回の新型コロナウイルスワクチン<mRNA>開発の立役者で、いま問題視されている変異ウイルスにも効果が有るそうで、人間の唾液にも抗体が出来ることで注目され次期ノーベル物理学賞並びにノーベル平和賞の候補者とも目されているそうです。和尚も偶然この番組を見ることが出来ましたが、映像からもカリコ博士のお人柄の素晴らしさを感じることが出来また山中伸弥教授(京都大学IPS細胞研究所所長・ノーベル物理学受賞)との対談でも一層ワクチンに対する信頼性を確信したほどでした。

カリコ博士と山中伸弥教授 の対談のようす

何かと分からないことの多い新型コロナウイルスの感染拡大だけに、NHK放送局にはもう一度放送して欲しいと願います。和尚がワクチンの接種を終えましたら、その後の経過報告をしたいと思っています。さて雨模様の一日となりましたが、少林寺と寳勝寺での事務遂行となりました。北陸地方の梅雨入り宣言もいまだ出されていませんが、気候不順の折、皆様におかれましてはくれぐれも御身ご自愛くださいますようご祈念申し上げます。友峰和尚より

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