和尚のちょっといい話

iihanasi_top

友峰和尚のちょっといい話 【 第2865話 】
2021年 06月 21日 談

「 松涛 」 / 斎藤公一氏が額装された 和尚の墨蹟 (2003年)

本日は気温30℃を超える真夏日となりましたが、皆様お元気にお過ごしでしょうか? 梅雨入り宣言が北陸地方にも出されてはいるものの、昨日に引き続きとても良いお天気となっています。

斎藤家満中陰忌法要にて

午前中には、和尚の墨蹟などの表具制作で日頃よりお世話になっている斎藤表装店(春陽堂)・斎藤公一氏のお父様が先般逝去され、本日は枯木堂にて新命副住職も出頭し満中陰忌法要を修業しました。斎藤表装店とは和尚の父でもある先代實道住職の頃より三世代に渡ってご厚誼を頂いており、店主の斎藤公一氏とはフランス・パリを始め多くの墨蹟展開催に於ける表装をして頂いています。

斎藤公一氏ご家族とともに

法要終了後は隠寮にて故人を偲びながらご供養の茶礼をしました。久しぶりに自坊での法務遂行となりましたがやはり格別な気分を味わうもので、妻と妻の友人と一緒に松雲の間で昼食をしながら古刹の初夏の風情を満喫した一日となりました。また部屋の軒先には新命和尚が手掛けた風鈴の涼しげな音が花しょうぶ園に響き渡っていました。友峰和尚より

開山堂渡り廊下 の 風鈴

Copyright© 2014 臨済宗妙心寺派 太白山 寶勝寺 All Rights Reserved.

〒921-8033 石川県金沢市寺町5丁目5番地76号
電話:076-287-3870