和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第3752話 】
2023年 11月 25日 談

 

再び来年の干支「辰の図」の色紙描きを始めましたが、描けば描くほどに画風が厳しい龍の姿に変わっていく始末!これではとても目標の500枚を描くことが出来ません!なんとか一筆描きの龍図を考案しなければと焦るばかりです。年賀ハガキ用の干支図は先日妻に自坊へ持ち帰ってもらいましたが、毎年約100枚程は年内に縁故の方々へ送付している関係上、更なる努力が求められています。

 

「 龍翔萬年の寿 」 令和甲辰 渓仙 書

 

言い換えれば現在描いている龍の図は和尚の限定オリジナル作品とも言えます。決して上手ではありませんが渾身の力を込めての作品でもあるかと思います。きっと和尚の龍図を見ていると本物の龍が現れるかも知れません。

 

 

 

 

 

しかしながら龍の姿など今日まで一度も見たことが無いのです。毎日描き続けているうちに、夢の中でもいいから現れてくれないかと毎晩期待して床につくのですが未だに姿を現しません! とすれば「アレ」が現れるまで頑張って描き続けるしか「アレ」は出現しないのです。ひょっとして今晩「アレ」が夢に現れるかも知れません!「アレ」が現れたら皆様に必ずご報告しますよ。

 

 

さて飛び石連休の土曜日は先ず先ずの天気となり、朝から寺カフェは観光客で賑わいを見せました。先般完成した本堂南側茶室縁側にも赤毛氈を敷いてお客様に開放致しました。

 

 

茶室全体がとても良くなり、枯淡な雰囲気がいっそう増した感じがします。まもなく師走月を迎えますが、お時間御座いましたら是非御来寺くださり一年の疲れを癒しゆっくりとお寛ぎ頂ければ幸いです。友峰和尚より

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