和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第3286話 】
2022年 08月 16日 談

越前和紙の墨蹟を 額に納めました

 

今朝方は盂蘭盆会を無事に円成出来た事に安堵しました。卑山藤田総代様より「お盆が過ぎホッとしております」とのメッセージを本日頂きましたがまったくに同感で、加齢とともに年中行事に出頭する事が大変に思いつつ無事に終了出来た事に感謝するものです。

 

金井学園理事長・金井兼様ご夫妻とご家族皆様 とともに (昨日のようす)

 

不思議なことに、年中行事を終えると次の日には何もかもが違った世界に見えるのは何故でしょうか? やはり祖霊を迎える準備の中で少なからず無意識的に緊張感が潜在するのかも知れません。お盆は地獄の釜の蓋が開くほどですから霊魂が現世に戻られるにもエネルギーが必要ですし、迎える側にも責任が伴いますから盂蘭盆会の行事遂行にはそれだけ精神力が必要なのだと思います。

 

俐歩(りあむ)くん と 初御目文字です

 

昨日は本当に久しぶりに多くの参詣者を迎えての法要となり大変感謝したものでした。また併せて「父母の恩 祖先の恩」に深く思いを馳せた一日となりました。今日は終日ゆっくり養生しましたが気持ちは清々しく、「一期一会」の人生を深く思う一日となったようです。

 

 

さてお盆も過ぎて如何お過ごしでしょうか? 和尚はまもなく4回目のワクチン接種日を迎えようとしていますが、皆様にはいまだコロナ禍にあってくれぐれも御身体ご自愛くださいますようご祈念申し上げております。安閑無事にてお過ごしください! 友峰和尚より

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