和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1409話 】
2017年 06月 27日 談

  新命副住職が不在の為、昨日に引き続き本日も「生き生き法話」をしましたが、一ヶ月に渡った花菖蒲祭を無事に終えて堂内はまるで時間が止まったようなゆったりとした雰囲気に包まれていました。法話を聞いて下さっている皆様も笑顔満載でのんびりと寛がれている様子で、なんとも昔々にタイムスリップしたかのような雰囲気で最高の気分でした。いいですね! 本当にのんびりゆっくりが大切だと思います。

自坊に戻ると心の広がりを感ずるものですが、ひと言で言えば「無心を味わう」ということなんでしょうか。そういう心境を説明するのは至難ですね。法話中にも文房流晴心会野口社中の皆様が生け花の後片付けをされていましたが、生け花が撤去された堂内もこれまた寂しいものでした。「お花の力」とでも言いましょうか、日本古来の伝統的文化でも有る「生け花」の素晴らしさを思い知る瞬間です。撤花後は書院にて野口先生を囲んで慰労の茶礼が行われていましたが、そこに和尚も参加させて頂き、会中(えちゅう)開催のお礼の言葉を述べさせて頂きました。

文房流晴心会野口社中の皆様とともに / 大安禅寺 書院にて

期間中、色々な流派の御社中の皆様には大変お世話になりましたが、十分なお礼の言葉も掛けられず大変申し訳なく思っております。皆様のお蔭で多くの参詣者の方々にご満足いただけた事と思います。心から深く感謝申し上げ御礼の言葉といたします。本当に有り難うございました。

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