和尚のちょっといい話
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宝勝寺山門前庭 / 胡蝶侘助
寳勝寺春季彼岸会も無事に円成し、今朝方はウグイスの声とともに爽やかな朝を迎えました。寒の戻りとあってここしばらくは気温の低い日々が続くそうですが、気持ちは随分と軽くなり桜の開花を待ち遠しく思います。

自坊では15日、16日と2日間にわたり、現在進行中の重文建造物保存修理工事の広報の一環として福井県ならびに福井市の支援を受け「365年を光で紡ぐ通」のイベントが開催されました。デジタルアートなどや展示物を通じ大安禅寺の歴史や宝物や建物を知って頂くためのイベントで地元から多くの方が参加されたそうで嬉しく思っています。今後も修復工事の進捗状況に合わせながら文化財保存の大切さを広報していく予定となっています。

15日に開催された デジタルアート夜の部にて



さて来る20日(木)午前10時半からは「大安禅寺春季彼岸会・涅槃会ならびに御像祭」が厳修される予定となっており、その準備に入ってるとのこと。当日は地元托鉢で頂いたお米を使っての五色団子が年に一度だけ公開される大涅槃図の前にお供えされ、また開基堂の福井藩第四代藩主・松平光通公を祀る霊廟厨子も御開帳される予定となっています。

大安禅寺 托鉢で頂いたお米で作った 涅槃団子
皆様には是非ご家族お揃いでご参詣賜りますよう御来寺をお待ち申し上げております。本日は自坊への移動日となり、宝勝寺の彼岸会を無事に終え清々しい気持ちでの帰山となりました。皆様に於かれましてはくれぐれもご自愛ください。友峰和尚より


宝勝寺ふれあいパーク霊苑にて / 春季彼岸御供養諷経
小雨模様の朝を迎えましたが、穏やかな日和の中で午前10時半より(株)ココ・プランニング中本大資社長はじめ川面専務、霊苑管理事務所職員、須貝総代御夫妻並びに檀信徒皆様がご参詣のもと「令和7年度 春季彼岸会」が厳修されました。

令和7年度 寳勝寺春季彼岸会


三界萬霊塔ならびに歴世塔の御真前にて

奥の院・檀信徒各家御墓前にて 春季彼岸御供養諷経を修業いたしました




春季彼岸会 追善の一偈

本日は先般御浄財御寄進により新調した曲禄2台と観音帽子を披露し、御寄進賜った檀信徒皆様、奉賛各企業様の御芳名を掲げる中でのご法要となりましたが、今回は参詣者が少なかったため改めて盂蘭盆会の際にご披露したいと思っています。午後からは卑山檀信徒・平野家御尊父様の納骨之儀が執り行われ、また終日ふれあいパーク霊苑には多くの参詣者が墓参に来られていました。

須貝総代 引き続き 参列者皆様が御焼香をされました




法要終了後の法話にて 新調した曲録と観音帽子を 皆様にご披露いたしました


御寄進者の御芳名を 本堂に掲示させて頂きました

曲録とあわせて新調した 観音帽子(かんのんもうす)

和尚の勧めにより 曲録の座り心地を体験していただきました






応接間にて 和合の茶礼をいたしました / 本日は御参詣くださり、誠にありがとうございました
大安禅寺では昨日に引き続き本日もイベントが開催されており、自坊からその様子の映像と写真が送信されて来ました。地元新聞の記事掲載や報道各社の取材も有って大変賑わいを見せているとの事で嬉しく思っています。

大安禅寺にて 「 ~令和の大修理×デジタルアート~ 歴史の彩り」

多くの御来場者でにぎわう中 デジタルアートのイベントが開催されました

さてお彼岸会を終えるといっきに春本番を迎えていきますが、「暑さ寒さも彼岸まで」と流石に寒の戻りも今日までということで、皆様はスノータイヤの取り替えをすでに済ませましたでしょうか? スノータイヤを外すと本当の春を迎えた気分になるものですね。和尚はまだしっかりとスノータイヤですよ。慌てない!慌てない!少しの降雪でもスリップしますから用心に越したことは有りません。「注意一秒、怪我一生」ですから油断しないようにお元気にお過ごしください。友峰和尚より


寒の戻りで急激に気温が下がり、身震いするほどの気候となりました。午前10時より本堂にて上嶋家満中陰法要並びに墓前にて開眼納骨供養が修業され、昨日とは一変してずいぶん冷え込み北風が吹き込む中での開眼納骨之儀となりましたが、苑内は厳粛な雰囲気に包まれました。

上嶋家 満中陰忌法要並びに開眼納骨供養諷経を修業いたしました



春季彼岸会法要の準備
明日は午前10時半より卑山春季彼岸会が執り行われる予定のため、午後からは本堂の設えと檀信徒皆様をお迎えする為の各部屋の準備を致しました。ふれあいパーク霊苑には土曜日ということもあってか終日多くの方が墓参に来られ、お花を手向けたあとの線香の煙が苑内に流れ彼岸会が間近に迫っていることを自覚するものです。

昨日に引き続き吉井くんが 最後の御挨拶に来てくれました


さていつも卑山にお世話を頂いているPREの高倉さんが庫裡玄関入口の屋根雪除け用三角屋根を取り外してくださり実に玄関がすっきりし、明日のお彼岸会に間に合い大変嬉しく思いました。

夕刻には これまでカフェをお手伝いくださった菅波君が大学院卒業の御挨拶に来てくれました

ご卒業おめでとうございます!

俄かに忙しくなって参りましたが、お彼岸を過ぎますと気温の上昇に合わせいっきに桜の季節到来です!人生心の花を咲かせましょう!桜花無尽蔵!大いに春を満喫したいものですね。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より


ここ数日は穏やかな暖かい気候となっていますがそれも今日まで、明日からは再び寒の戻りで寒くなるそうです。それでも確実に春に向かって日々新鮮な空気感を感じています。本日は午後より川尻家三回忌墓前追善供養が修業され、故人の御徳を示すかのように快晴の爽やかな日和の中での読経となりました。

穏やかな日和の中で 三回忌墓前追善供養を修業いたしました


寳勝寺檀信徒の安田様が 法務のご依頼にて来寺くださいました


吉井君 と 吉浦君 です
さて今は卒業シーズンということで、大学在学中に卑山寺カフェのお手伝いをしてくださった吉井君と吉浦君が卒業式を終え、報告と挨拶に来てくださいました。愈々4月より新社会人として出発するわけですが、大いなる夢と希望をもって社会に貢献するよう奮起して欲しいと願っています。

大学4年間、頑張ってくれました
それにしても二人の初々しくも清々しい姿を大変嬉しく思ったものです。「刻苦光明必ず盛大なり」で、上杉鷹山の「為せば成る 為さねばならぬ 何ごとも 成らぬは人の 為さぬなりけり」の言葉をはなむけとして送りたいと思います。

今後の励みとなるように それぞれ禅語の額を贈呈しました
いいですね!和尚も卒業式をこれまでに何度も経験しました。次なる卒業式はいつのことでしょうか?誰か教えてくれませんか!「思い出しては涙をこぼし 語り出しては袖しぼる」 なんとも涙もろくなった今日この頃となっているようです。お二人さんご卒業おめでとう!万歳!万歳!万々歳!! 友峰和尚より

< 河口湖から望む富士山の写真 >
「お富士山さん 霞の衣 ぬがしゃさんせ 雪の肌(はだえ)が 見とうござんす」とは江戸の高僧・白隠慧鶴(はくいんえかく)和尚の一句ですが、この時季の富士の姿は絶景です!「晴れて良し 曇りても良し 富士の山 元の姿は 変わらざりけり」とは幕末の剣客・山岡鉄舟(やまおかてっしゅう)の一句です。どちらの句も富士山を讃えた歌ですが、日本国の象徴のような富士山はどこから眺めても素晴らしい姿を見せてくれます。

今朝の宝勝寺境内

(株)豊蔵組顧問の江川氏 と (株)ココ・プランニング川面専務とともに

特に早春の富士は全山が雪に包まれ、新緑の緑とコラボして言葉を失うほどです。和尚も何度か富士山を遠望しましたが登ったことは一度もありません。一生涯でいちどは登頂してみたい富士山ですが、どうもその夢は叶わないようです。

春季彼岸会に向けて 境内清掃中
まもなく桜が満開になりますと更に富士山とのシチュエーションはその美しさを増し実に圧倒されるものです。さて、本日は春季彼岸会を16日(日)に控え、職員とアルバイト学生さんが境内の掃除と整備作業に汗を流しましたが、週明けは寒の戻りで雪マークが出ているものの日増しに春めいて来た今日この頃となっています。友峰和尚より


明日には咲きそうです 白梅
なんと気温が17℃と実に過ごしやすい暖かい1日となりましたが、皆様に於かれましては恙なくお元気にお過ごしの事と思います。午前中にココ・プランニング川面専務並びに清野職員と会合を持ちましたが、ふれあいパーク霊苑の新しい区画工事についても準備が始まっています。

中西家 一周忌祥月命日忌のご法要が修業されました
まもなくお中日、お彼岸を目前に控え霊苑に参詣くださる御家族連れが増えて参りました。午後からは中西家一周忌祥月命日忌のご法要が本堂で修業され、法要後は応接間にて故人を偲ばれておられました。

源平しだれ桃

JTBの小川さんとの打ち合わせ


引き続き 高倉さんと 防犯カメラ設置の打ち合わせ
一日を通し御来寺くださるお客様との応対が徐々に増えつつあるようで、暖かくなるに連れ人の動きも活発になって来たように思います。6月に予定されている渡欧での墨蹟展と坐禅指導並びに華展・茶会の研修旅行の第3回目の打ち合わせを地元旅行代理店の方と1時間あまりしましたが、大方の日程が決まり安堵しました。7月、8月はお盆月を迎えるため今回は短期での計画となっています。今年の秋には少林寺での墨蹟禅画の展示も計画されており、そろそろ法務の合間に作品制作に取り掛かりたいと願っています。

山門前庭 の 沈丁花

つばき 胡蝶侘助
さてこのところの暖かさで山門前の庭に植栽された木々がいっきに成長し胡蝶侘助や沈丁花も小さな蕾を広げ始めていました。「もうすぐ春ですね♪ちょっと気取ってみませんか♪」ってキャンディーズの「春一番」のメロディーが聞こえて来るようでした!もう50年も前のヒット曲ですが、今でも新鮮に蘇ってくるようです。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より


伊豆市 かわづざくら
暖かくなると気持ちがいっぺんに楽になります。午前中に庭掃除をしましたが、気温も14℃あり汗をかくほどでした。つい先日に伊豆の方では早咲きの桜が満開となっているというニュースを見ましたが、午後から卑山須貝総代御夫妻が来寺くださりその伊豆市狩野川堤防の河津桜を見学に行かれたとかで、満開の桜並木の写真を見せて頂きまた伊豆名産のワサビやシイタケ、苺など盛りだくさんにお土産を頂きひと足早い春を満喫したものでした。金沢市犀川堤防の桜並木の開花は4月初めとのことで今から心待ちしています。

須貝総代御夫妻と 桜談義中
さて大安禅寺では3月15日(土)午後16時から21時までと3月16日(日)午前10時から午後16時まで、「デジタルアートイベント~365年を光で紡ぐ通~」の開催が予定されており、現在「令和の大修理」として諸堂修復工事が進められているその広報の一環としてのイベントですので皆様には是非ご参加頂きたいと思います。入場料は一般500円(高校生以下無料)とのことで大安禅寺へお申し込みください。


春季彼岸会が近づき卑山ふれあいパーク霊苑墓参の方も増えて来ました。「春彼岸 菩提の種を 蒔く日かな」と一句詠まれた方がおられますが、彼岸会にも是非ご参詣くださいますようお待ち申し上げております。友峰和尚より

大安禅寺 本堂修復工事現場のようす
大相撲三月場所が昨日より始まりました! 初日いきなり新横綱・豊昇龍に土がつき波乱の幕明けとなりましたが、地元河北郡津幡町出身の大の里は若隆景を破り白星スタートとなり、俄然応援にも力が入ります。入場チケットは全て完売だそうですから大相撲の人気度を伺い知ることが出来ます。



和尚も随分と以前に名古屋場所を桟敷席で観戦したことがあります。直に桟敷席で観戦するのとテレビで観戦するのとでは格段の差が有り、関取の息遣いなどが聞こえて来ますから半端ありません!またお相撲さんの髷の匂いも独特ですから相撲ファンにとってはたまりませんね。三月場所は大阪で完売ですから七月名古屋場所のチケットを早々に申し込みたいと思っています。


お彼岸会が近づいて来ましたが、大安禅寺諸堂修復工事も順調に進められているとの事で来たる3月20日の春季彼岸会で帰山した際に現場を視察するのを今から楽しみにしています。

さて宝勝寺春季彼岸会は3月16日(日)午前10時半より修業予定となっていますが、そろそろ法要の準備に入ろうと思っています。「暑さ寒さも彼岸まで」どうかお健やかにお過ごしください。友峰和尚より


穏やかな日曜日の朝を迎えました。「一日作さざれば一日食らわず」とは百丈懐海禅師の言葉ですが、本当に身に染み入る言葉です。人生も残り少なくなればなるほど一日一日を充実させて生きていかねば空しく一生を過ごす事に繋がりかねません。

壊れた散水パイプを修理中
この「充実」という言葉ですが、要するに余すことなく自分の身体手足を活かして使い尽くせという事だと思います。最近では立ち上がるにも「よいしょ」とひと声掛けなければ身体が思うように動きません!なんとも不甲斐なさと情けなさを感じ取りますが、じっとしていればなおさら強張りますから寸暇を惜しんで身体を動かし頭を常に使うことの大切さです。

本日は天気も回復し今後暖かくなるとの予報でさっそく境内に設置してあった融雪パイプやホースの後片付けと、明日は廃棄物処理業者が来られるというので寺まわりの不用物を仕分けし倉庫の掃除をしました。

融雪に使用したホースを片付け

倉庫周辺の掃除をしました


冬のあいだ設置されていた融雪パイプがいっせいに無くなり実にすっきりとした感じで、春の到来がまた一歩近づいたようで気持ちが楽になります。和尚の座右の銘である「一に掃除 二に掃除 三四掃除に 五に掃除」です。掃除の作務ほど有難く感じるものは他に有りませんね。日々頑張って掃除をして参りましょう!友峰和尚より


今年初めて朝方の気温がマイナス2℃となり境内の残雪がカチカチに凍っていました。日中も気温が上がらず、終日冷え切った寒さ厳しい土曜日となったようです。

宝勝寺檀信徒 津田家 春季彼岸御祖霊供養を修業いたしました

午後1時半より日頃から御厚誼を頂いている卑山御檀家の津田様が来寺され、春季彼岸御祖霊供養諷経を本堂にて厳かに修業した後ふれあいパーク霊苑奥の院にて墓前御供養諷経を修しましたが、幸いに穏やかな好天気のもとでの祖霊追善供養となりました。

冷たい風にも春の気配を感じる中での 彼岸のお墓参り



津田家御祖霊の墓前で 御焼香される様子

本日は御参詣を賜り 誠にありがとうございました

気象庁の予報では週明け頃からいっきに気温が上がるとのことで、庭師達によって卑山霊苑の北陸冬の名物「雪吊り」取り外し作業が手際よく進められ苑内もすっきりした風景が戻ったようです。土曜日ということで寺カフェを開業し少しずつ観光客が増えて来たように思いますが、これから卒業シーズンを迎え卒業旅行先の観光地としても若者達の姿が増えていくものと思われます。

「 春風 福寿を生ず 」 令和乙巳 渓仙 書
さて3月に入り法務も次第に増えてきました。桜の開花情報をよく耳にするようになってきた今日この頃ですが、まだまだ寒さ厳しき折くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より


