和尚のちょっといい話
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今日はお釈迦様のお誕生日、甘茶をお供えして降誕会のご供養を致しました
昨晩深夜に福井県議会議員選挙の当選が決まり、後援会連合会会長としての職責を果たし心から安堵しました。SMSを通して応援して頂いた方からお祝いのコメントを頂き本当に嬉しく思いました。金沢での法務遂行の為、選挙事務所には顔を出すことが出来ず残念でしたが、議員候補者からもお礼のメールが届き涙の出る思いでした。加齢と共に涙腺もゆるくなって来たのかも。一夜明けて流石に選挙応援の疲れがどっと出たのか身体が重く、なかなか床から出れない始末。そこに卑山総代様から次々に応援労いのお電話を頂き、心より感謝申し上げました。
誕生佛に甘茶をかけ、お参りしました
ふれあいパーク霊苑 青空のもと
集合墓 宙にて 法要を修業いたしました
霊苑でのテレビ取材打ち合わせ
さて今日からはサンリス市「アートサクレ芸術祭」に向けて気持ちをがらりと切り替えて頑張って準備したいと思います。午前中には地元テレビ局の取材を受けました。また午前11時からはふれあいパーク霊苑で法要が営まれましたが、身体は重いが気分は爽快でしっかり法務を遂行できました。今回の選挙では本当に多くの方々から絶大なる支援を頂きましたこと、心より感謝申し上げ御礼の言葉といたします。本当に有り難うございました。友峰和尚より
ご親族皆様の参列のもと 御供養が修業されました
天気予報では雨という事でしたが午前中は穏やかな日和となり、予定されていたふれあいパーク霊苑での御供養も無事に修業する事が出来ました。金沢市内の桜の名所はどこも満開となり多くの花見客で賑わいを見せたそうですが、寺カフェは「花より団子」とはならず時折お客様が休憩に訪れる程度でゆったりとした日曜日となったようです。福井県議会議員候補の選挙応援も無事に終了し、この一週間の疲れがどっと出た感じで、終日身体がおもだるく午後には遂にダウン! 暫らくの間休息をとり夕刻には回復しましたが、加齢と共に無理が効かなくなっていく身体に歯痒さを感じたものです。
さて愚痴は言うまい! この17日より渡欧する為、出国日までしっかり身体作りをしたいと思います。毎日の法務内容が目まぐるしく変化していきますが、今のところ順調に進められています。今日は渡欧に備えて今、大流行の音声翻訳機「ポケトーク」が届き早速テストしてみましたが、翻訳機もずいぶん進化したもので瞬時に音声で翻訳するため、海外旅行者にとって大変優れものとなっています。
同時通訳機 ポケトーク
英語は勿論のこと、約72か国語が会話と同時に音声翻訳されるとは「鬼に金棒」といった所でしょうか? 明日4月8日は「降誕会(ごうたんえ)」、お釈迦様のお誕生日です。別名「花まつり」とも言います。明日早朝に甘茶でお祝い申し上げたいと思います。友峰和尚より
明日はお釈迦様のお誕生日です
寳勝寺にて 檀信徒様の七回忌法要が修業されました
昨日に引き続き暖かい好いお天気の土曜日となりました。金沢市内は花見の観光客で賑わい交通渋滞が発生していました。犀川沿いの桜並木もほぼ満開状態で、多くの家族連れがお弁当を広げていました。明日からは天気が崩れるそうですから今晩は夜桜見物に出かけてみたいと思ったものの、今は県議会議員選挙の真っ只中! 午後からお檀家様の年忌法要を営み、修業後は一路福井に向かいました。
明日が投票日ということで、地元議員候補者の決起集会が夕刻事務所前で行われる為の帰福でしたが、本日は多くの方々に電話で応援をお願いしました。どの御方も良いお返事と励ましの言葉を下さり、本当に有り難く感謝致しました。人事を尽くして天命を知る!で連合後援会会長としての職責を全うし天命を待ちたいと思います。候補者が後輩なら尚更の思いがあります。
「一期一会」
さて、議員が選挙なら和尚はお経!です。午後からの年忌法要には全身全霊で臨みました。一期一会の出会いの中でのご供養となりましたが、つくづくご縁の不思議さを感じる今日この頃です。勝った負けたの世界から離れてみれば、満開の桜が心地よい春風を受け大笑しているかのように思えた一日となりました。友峰和尚より
よく晴れ渡った暖かい一日となりました! 金沢市内の桜も気温上昇を受け一気に開花しました。明日には兼六園の桜も金沢城の桜も満開になると思います。朝一番にお檀家様の月参りに出掛けましたが、外国人観光客の方が目立ちました。
やはり気温が上昇すると気分も軽やかになるものです。昨晩は地元議員候補の決起集会という事で満席の会場で連合後援会会長としてご挨拶いたしましたが、多くの支援者の熱気を受け大変力強く感じたものです。選挙もあと2日間を残すのみとなりましたが、最後まで人事を尽して頑張っていきたいと念じています。
「 道 」 渓仙 書
さて今日の禅語は「道」です。人生には色々な道が有りますが、「九十九曲がり 細山道を直に通らにゃ 一分が立たぬ」という禅問答が有ります。さてさて皆様ならどう答えますか? お前さん、禅宗坊主ならさっさと通ってみよ!と言うのです。なんだ坂!こんな坂!急な坂! 色々な坂が有りますが、「まさかの坂」が怖いのです。 油断は大敵! 道を「どう」と音読みしますが、どう通るのか「直心これ道場」なり! 一歩一歩前進するしか方法が無いようです。友峰和尚より
相変わらず寒暖を繰り返す不安定な気候となっていますが、今朝方は紅葉の新芽が初々しく朝日に照らし出され輝いていました。暫らくその光景を見ていると、驚いたことにコリスがアトリエ前のベランダに姿を現し、しばし留まって日向ぼっこをして去って行きました。コリスの生息が確認できたのは40年ぶりのことだと感動したものです。
和尚の子供の頃はよく見かけましたが、近年はその姿を見かけることも無く絶滅したのかと思っていました。そう言えば先日、台所にイタチが入って来て、こちらも驚きました。自然界が昔の姿に戻りつつあるのでしょうか? 今は知事選、県議会議員選挙の真っただ中! 連日地元議員候補の応援に奔走している最中だけに、本当に心が癒されました。
午後からは諸堂修理事業・第2回定例会議が開催されましたが、施工業者との連絡事項の打ち合わせという事で新命副住職に委ね、サンリス市「アート・サクレ芸術祭」土産の色紙書きに専念しました。じりじりと開催日が迫って来ています。和尚の主な墨蹟やオブジェはすでに送っており、あとは現地布教活動の一つとして行われる墨蹟大書用の備品等を残すのみとなっているようです。
「 和 」 渓仙 書
さて今日の墨書は「和」です。古来、この言葉の本当の意味は「神のお告げ」を指しますが、一般的には「なごむ、やわらか、なかよし」という意味で使われています。5月1日からは新しい元号「令和」となり、大いに和を大切にしていきたいと願うものです。友峰和尚より
アトリエに差し込む朝陽 / 大安禅寺にて
知事並びに県議会議員選挙も中盤戦に入り熱を帯びてきましたが、和尚も地元議員候補の応援の為に弁士として毎夜各会場を回っています。よく言う話ですが「一票の重み」とはどれくらいあるか? 皆様はお解かりでしょうか? 選挙投票用紙一枚の重みでは有りません!60キログラムあるのです。なぜかと言えば、米一俵の重さは60キログラムだからです。「一票の字が違うではないか?」と言われますが、そのような事より一票の重みを感じ取って欲しいのです。
片岡正明先生、藤田通麿総代との茶礼にて / 愈好亭
今年から18歳以上の方に選挙権が有り、今までとは異なった選挙戦が繰り広げられています。言い換えれば、若者達の票が候補者の当落を決定します。選挙の当落は票を開けてみなければ分からないというものの、これまでの選挙戦と同じ戦い方では若者の票を得ることはできないと思います。
「 夢 」 渓仙 書
政治とは何か? 候補には選挙公約を丁寧に説明して頂き、一人でも多くの若者たちに投票していただきたいと弁士をしながら思うものです。さて今日の禅語は「夢」です。儚い夢ではなく、希望に満ちた夢です。人生は常に大いなる夢を抱きながら歩んでいきたいと願うものです。友峰和尚より
新しい元号「令和」が発表され一夜が明けました。ニュースでは新元号について多くの有識者や市民方々からの意見を募る番組が多く見受けられましたが、大方の人が喜んでおられたようです。今朝方から雪模様の天気となり境内がうっすらと雪化粧され、新しい元号を祝福するかのようでした。
「れい」という発音の字は多く有り、例えば「霊、礼、零、玲、麗、黎、嶺、鈴、齢・・・」など、どの漢字も「こころ」を表す意味が多いようです。また「和」という漢字も、古来より日本は「和」「大和」の国として色々な所で使われており、特に人の名前に於いては人気があります。「和を以て貴しとなす」とは聖徳太子の言葉乍ら、高度成長を遂げた日本経済の今に於いて「こころ」の原点に還る意味で「令和」の元号を慶んでいます。令和を「和たらしむ」とも読めるため、核家族化の進む現代社会の中で”和”を大切にし、新しい時代を迎えることへの意義は大いなるものを感じます。さてそこで今日の禅語です。「 静 」です。 静とは”落ち着く”の意味、「静心」です。心静かに自分をおもんみる一日としたいものですね。友峰和尚より
「 静 」 大安渓仙 書
このところ議員選挙応援の関係で金沢ー福井間を往復する日々が続いており、電車で通勤されるサラリーマン方々の気分を味わっています。自分の人生で思いもしなかった生活リズムですが、これも宿命なのかもしれません。ただひたすら今を一生懸命に生きている事には違いないようです。
今日4月1日は日本国の記念すべき新元号が発表されるという事で、午前11時半から今か今かと固唾を飲んでテレビ画面を見つめました。その場所がなんと車中で、それも福井市立郷土歴史博物館の駐車場で華蔵寺住職と一緒に食い入るように画面を見たものです。真に不思議なご縁で現在「大安禅寺の名宝」展が開催されており、まもなく宝物の入れ替えが行われるというのでさっそく見学に行く途中の出来事でした。
福井市立郷土歴史博物館学芸員・藤原さんとともに
新しい元号は「令和」と発表され心から嬉しく思いました。今年から大安禅寺の諸堂大修理工事が始まっただけに、より一層感慨深く感じたものです。元号発表後は学芸員の藤原さんの案内で寺宝を鑑賞いたしました。始めに卑山開山和尚・大愚宗築禅師像にお参りした後、学芸員の素晴らしい説明を聞きながら新鮮な気持ちで数々の宝物を拝見しました。
大愚宗築禅師御像の真前にて
華蔵寺御住職です
展覧会は5月6日まで開催されるという事で、皆様にも是非ご鑑賞いただきたいと願っています。今日は新しい元号を聞き不思議と心が躍りました。5月からは気持ちを一新して新たな人生の第一歩を踏み出したいと念じています。友峰和尚より
昨晩はもの凄い雷の音に目が覚める始末。今朝方は突風を伴ったアラレが地面を打ちつけ、寺カフェの看板はことごとく吹き飛ばされるという大荒れの天気模様となりました。午前中にお檀家様の年忌法要に出掛けましたが、時折強く吹く風に車体が揺らぎ地震かと思うくらいでした。午後にも霊苑での開眼供養が予定されていましたが、あまりの強風のため本堂内での法要となりました。
堂内にて 墳墓開眼供養を修業しました
一瞬の晴れ間に、墓前にて / 参列者皆様と 故人の御徳を偲びました
日曜日と有って金沢市内観光を楽しむ観光客が強風を避けるために卑山カフェを利用されていました。このところハードな法務遂行が続いており和尚も少々疲れ気味、一服したいものの休息する間もなく頑張っています。新しい元号が明日の午前中に発表されるというので、何処となしかそわそわしてしまいます。昭和、平成の次は「永盛」でしょうか? 元号はさておき、明日はエイプリルフール、騙されないように一日を過ごしたいものです。友峰和尚より
ゆきやなぎ / ふれあいパーク霊苑にて
選挙カーのスピーカーから流れる「お願いします!」の声が終日鳴り響く一日となっています。午前午後とも「ふれあいパーク霊苑」での開眼供養諷経を修行しましたが、心配された雨も「法雨(ほうう)」と成って故人の慈悲の心を感じる風情となりました。
ふれあいパーク霊苑にて 開眼法要を終え
3月最後の土日ですが、どちらも新年度を迎える前の霊前供養が予定され、年度末の慌ただしさを感じます。ニュースでは4月1日の午前中に新しい元号が発表されるとか、最近は生年月日を西暦で言う若者が増えていますが、和尚などは元号でしかピンと来ません! 和尚は西暦何年生まれですか?と問われると戸惑う世代かも? どうかお許しを。
「武 一即一切」 渓仙 書
さて今日の禅語ですが「武 一即一切」です。武とは「こころ」を表します。普通には矛(ほこ)を止めると習いましたが本来の意味は「こころ」です。一即一切とは見るもの聞くもの触れるもの全てが自分と一体であるという意味です。言い換えれば「あるがまま」の姿です。武士道とは己を捨てきった生き方を言うのかも知れませんね。あるがままに過ごして参りましょう! 友峰和尚より
あけびの花 / 寳勝寺境内にて